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今日の買い物

  • 2008/05/30(金) 23:59:14

「TVアニメ バンブーブレード 公式ガイドブック」(JIVE)

表紙はレッドブレイバーを背にした珠姫。
裏表紙はシナイダーを背にした凛。

オビには、「ブレイバーもいっぱい載ってて、とてもいい本です」「テンション上がってきたぜ!」との推薦の言葉(?)。そして本書紙面の一部を縮小画像で紹介しているのだが、かなり内容が詰まっていそうである。

充実の内容が期待できそうなので購入。

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バンブーブレード 24話「剣と道」

  • 2008/03/20(木) 21:07:07

【感想概略】
今回は、前回描かれた各人の抱える問題及び剣道部の危機が解決されるお話である。

前々回の関東大会の敗退へのショック、および剣道部所属者による暴力沙汰の発生により、剣道部及び部員たちはそれぞれ問題に直面してしまっていた。

珠姫は初めての敗北を受け止めきれず迷走。苦痛から逃れるため、苦痛の原因となった剣道そのものを、仲間もろとも切り捨てようとする。
都は勝ちたい相手との差が努力してもまるで縮まらないと思えることに絶望し、努力を続けることに疑問を抱き、ダンくんにまであたってしまう。
キリノは剣道部活動停止の危機を一人で抱え込み一人で解決しようと一人苦悩する。

苦悩する仲間の姿に、仲間たちも心を痛める。
ダンくんは都の気持ちを十分理解できなかったと苦悩。
これまで都の稽古に付き合ってきた聡莉も、部に顔を見せない都を心配する。
サヤは、仲間を大事に思うあまり自分一人で全てを背負い込もうとするキリノに、心を痛める。

それぞれの問題を、仲間の支えも得て乗り越えていく人物たちの内面が描かれ、おもしろかった。


なお珠姫の敗因について、個人的には勝ちをあせって自分を見失ったという、気迫と集中力の問題が主な敗因かとおもっていたのだが、今回のお話を見ると、そもそも凛の強さが珠姫を上回っていたことこそが、珠姫の敗因のようである。

本作では、剣道の試合の勝敗を左右するのは、まず剣道の腕、そして試合への気迫と集中力であり、自分の力を出し切れることも含めての強さであり、たとえ格下の相手でも、気迫と集中力に劣れば、敗れてしまうものと描いている。
これまで聡莉や都、そしてキリノは、試合中に集中力という点で問題を抱えてしまい、勝利に手の届かない姿を何度か見せている。そして珠姫はこれまで隔絶した強さを見せており、集中力に劣ることさえなければ、敗北はないのではと思えた。

だが珠姫と凛の試合を思い返すと、いくら珠姫が勝ちを焦っているとはいえ、凛は珠姫を圧倒していた。凛はただでさえ強く、ましてや集中力で劣る状態で勝てる相手ではなかったということのようである。

なぜ凛の強さは珠姫を上回っていたのかであるが、凛の才能は珠姫に匹敵するところがあるのかもしれないが、それ以上の要素として、凛はこれまで敗れるたびに自分を客観的に見つめなおし、自分の弱点を克服すると同時に、長所を伸ばしてきたと思われる。
敗れたことがあるからシナイダーは負けないという凛の言葉は、このことも指すようである。

一方、珠姫は、負けたことが無いので、自分の敗因及び相手の勝因を分析しようがなく、何故負けたのか自分の短所を客観的に見つめなおしようもなく、自分の弱点を克服する必要に迫られることがなかった。
これが凛の珠姫の差のようだが、つまり珠姫には、これからまだまだ強くなる可能性が大きいということに思える。
珠姫の強さは、持って生まれた才能、才能を磨く日々の鍛錬、そして試合への集中力と気迫であるが、凛に敗れたことにより、次回以降、珠姫はさらに成長するようである。

気になるのは、凛の真意である。
もしかしたら、かつての凛も負け知らずであり、初の敗北に打ちのめされ、立ち直るのに苦労したことがあるのかもしれない。
凛の真意は、いかに珠姫が強くとも絶対負けないことはありえず、だから珠姫を大事に思えばこそ、珠姫に敗北するとはどういうことかを、そして敗北を教訓としてさらに自分を磨くことができることを伝えたかったのかもしれない。

珠姫への凛の真意が描かれるも楽しみである。

【珠姫、敗北を乗り越える】
珠姫に敗北を受け入れ、乗り越えるきっかけを与えたのは勇次であった。
関東大会の前、珠姫は勇次に、負けるとどんな気分がするのか尋ねたのだが、そのときは答えが聞けなかった。

この問いに勇次は、改めて答えた。
今の珠姫と同じ気持ちであり凄く悔しい、そしてもっと頑張って次は勝とうと思う、そうして勝つことが出来れば悔しさよりもっと大きな喜びがあるのだと。

これまで負けたことの無い珠姫は、何とそれまで「悔しい」という気持ちを抱いたことがなかったのである。
さらに負けたことが無いので、日々の鍛錬を欠かすことはないが、自分の長所短所を分析して自身をより高める必然に迫られることがなく、自分より実力が上の相手に勝つための努力というものは、全く必要がなかった。

勇次の言葉に珠姫は、敗北を受け入れ、自分の中の悔しいという気持ちを認め、凛に敗れた弱点を克服することを決意する。

珠姫は、凛との試合の最大の敗因は、凛の方が剣道の腕が上であることと結論した。
試合では珠姫は勝ちに焦っていたかもしれないが、集中力以前に、そもそも実力で凛に劣っていたというのである。
特に、凛の上段は手強く、改めて上段に勝つ方法を学ばねば凛には勝てないと判断する。

そして珠姫は、上段使いに勝つ方法を求めて最終的にコジロー先生の元へ辿り着き、コジローへ教えを請い、コジローの心をも再生させるのである。

【剣道部活動停止の危機】
剣道部活動停止の危機は、暴力沙汰を起こした外山と岩佐が自発的に退部届を提出したことで回避された。
この二人、キリノに借りを作りたくないのだという。

キリノは、部員が事実上自分一人になっても決してあきらめず、前向きさを失わず、とうとう再び部を盛り上げてしまった、まさに不屈の精神の持ち主である。
外山と岩佐も、どんな悪環境でも剣道部を盛り上げることを絶対にあきらめないキリノには舌を巻き、キリノのことは認めざるを得なかったようである。

実は外山と岩佐、剣道が嫌いではないことが今回明らかになった。
もしかしたら外山と岩佐には、フレンドリーなコジロー先生の指導はあまり適しておらず、むしろ以前登場した林先生のような厳しい顧問の方が、外山も岩佐も自分の長所を良い方向へ伸ばせたのかもしれない。

この二人、剣道部を再生させたキリノの姿に、再生した剣道部の新しい部員たちの姿から、何かを得たようである。

バンブーブレード 23話「嘘と沈黙」

  • 2008/03/11(火) 23:59:46

室江高校剣道部、危機に陥る!キリノ、決断を迫られる!
珠姫、初の敗北を受け止めきれず!

【感想概略】
前々回、珠姫に初めて、一番好きなもののことを語り合える友達ができた。
前回、珠姫は初めて剣道で敗れた。

そして今回、珠姫は初の敗北をうまく受け止めることが出来ずに苦悩し、都はダンくんとの間に溝を感じ、室江高校剣道部はいままで目を背けてきた問題を突きつけられ、活動停止の危機に直面するお話である。
なかなか難しいテーマを扱ったお話で興味深く、人物たちの内面が描かれ、おもしろかった。

【キリノとサヤ】
キリノは、納得のいかない状況に追い込まれ、自分だけでなく一年生たちをも巻き込んでしまう決断を迫られてしまっている。

そして、キリノと一緒にいるサヤは、キリノに何もできない。
決断するのはキリノであり、サヤは助言はできても、キリノに代わって決断はできないのである。
だがそれでもサヤは、キリノと一緒に悩み続ける。
苦しむキリノの側から離れようとしないのである。
助けることができないのなら、一緒に苦しむことをえらぶサヤは、何ていい友人なんだろうとおもう。

【珠姫について】
珠姫は、前回、「ブレードブレイバー」について深く語り合える友人・鈴木凛と剣道試合で対戦し、敗北した。
これは珠姫にとって、ほとんど初めての敗北だったようで、冷静に受け止めることがなかなか難しい様子である。

一見、いつも通り淡々としているようだが、勇次との稽古では一本をとってもどこか精彩がない。
家の道場で稽古相手をつとめても、その試合振りは荒々しく、何か苛立っているかのようである。
珠姫父は、しばらく剣を置くことを珠姫に勧める。
珠姫のことをよく見ている珠姫父は、何ていいお父さんなんだろうとおもう。

本作では剣道試合を、自分の実力を出し切る場として描いている。
今の自分を出し切ることができれば、たとえ負けても悔いはなく、むしろ敗北から何らかの教訓を見出し、技術だけでなく精神的な成長の糧とできるものと描いてきた。

この意味では、前回の凛との試合では、珠姫は必ずしも今の自分を出しきれてはいなかった。
それどころか勝ちに焦るあまり、本来の自分を見失っていたようである。

前回の試合結果は、珠姫にとって内心では腹立たしいものだったかもしれない。
だが凛にしても、全力を出し切る珠姫と対戦できなかったのであり、必ずしも納得のいくものではなかったようにおもう。

剣道部に入るまで、珠姫は、好んで負けたいとは思わないが、勝ちにもこだわらず、誰かのためにという執着もなく、ただ目の前に試合に集中してたように思える。
言わば、仲間を持たない一匹狼の強さである。

ところが、剣道部に入り、珠姫を受け入れてくれる仲間ができ、仲間たちに好意を抱き一緒にいることを望むようになり、仲間のために勝ちたいという、勝ちへの執着が生まれた。
それまでの自分には無かった大事なものが出来てしまい、もはや一匹狼として無心で試合に集中することが出来なくなってしまったということのようである。

だが、仲間のために勝ちたいという気持ちは、実はキリノもサヤも同じである。
キリノやサヤの場合は、仲間のために勝ちたいという気持ちはかえって試合への集中力を高め、むしろ自分を出し切る力となるものと描かれている。

これが、珠姫が乗り越えていくもののようである。

そして、珠姫は、凛に対して負の感情を抱いてしまっているようで、部屋に飾っている凛とのツーショット写真を伏せてしまっている。
だが、写真を伏せても仕舞わないところを見ると、凛を好ましく想う気持ちも強いようである。
珠姫は、凛へのわだかまりを、どのように乗り越えるのだろうか。

次回に注目したい。

バンブーブレード 第20話「ブレイバーとシナイダー」

  • 2008/02/19(火) 23:59:57

珠姫、アトラクションショーでブレードブレイバーに没頭!
ブレイバーのライバル・シナイダーに情熱を傾ける少女・凛との出会い!

【感想概略】
今回の「バンブーブレード」は、珠姫が中心のお話である。
いつもは何事に対しても淡々としているように見える珠姫。
だが、「ブレードブレイバー」及び戦隊ドラマのこととなると眼の色が変わる。
今回のお話では、珠姫の熱い一面が描かれ、ふだんの常に平常心を崩さない姿とのギャップが可愛らしく、そして好きなものに情熱を傾ける珠姫の心には共感するものをかんじた。

そして、新たに登場した謎の少女・凛もまた魅力的であった。
上品で落ち着いた和風美少女である凛。
何かに熱くなるとはとても見えない凛であるが、ブレイバーのライバル・シナイダーの大ファンであり、好きなものへの情熱の熱さは底知れない。

凛と珠姫の間にどのようなドラマが展開されるのか。
次回も楽しみである。

【シナイダー、散る】
冒頭は10年前。
特撮戦隊ドラマ「ブレードブレイバー」に見入る6歳くらいの品の良い女の子からはじまる。
女の子の眼前で繰り広げられるのは、ブレイバーのライバル・シナイダーの最後である。

ブレイバーを互角の戦士と認めるシナイダーは、我が身を顧みずに、敵であるはずのブレイバーを救う。
ブレイバーは、シナイダーの助けを受け、強敵を倒した。
だがシナイダーは深手を負い、もはや最後の時を迎えようとしていた。

シナイダーを、ブレイバーは抱きかかえ、何故と問う。
するとシナイダー、「お前たちを倒すのは、この俺だからだ」と不敵に笑う。
ブレイバーの腕の中で、シナイダーは散っていった。

シナイダーの死を、ブレイバーは心から悼む。
シナイダーの散り様は、そして互いを認め合う者どうしの敵味方を超えたその姿は、女の子の心に何かを残した。

この女の子こそ、鈴木凛の幼き日の姿であった。

【珠姫、アトラクション前日に昂揚】
そして現在。
週末、勇次は珠姫をアトラクションショーに誘う。
ブレードブレイバーがゲスト出演すると聞き、瞳を輝かせて承知する珠姫である。
前の晩は頬を紅潮させてベッドの上を転がり、床についても興奮してなかなか眠れない珠姫であった。

そしてアトラクション当日。
アトラクション会場の位置が咄嗟には分からない勇次を、すいすいと案内する珠姫。
下調べは万全であった。

【珠姫、アトラクションへ行く】
アトラクションショーの主役は、今年の戦隊ヒーローである。
子どもたちばかりの会場に苦笑する勇次。
一方、珠姫は真剣な眼差しでアトラクションに集中、周りのことは全く眼中になかった。

熱心に見入る珠姫に、この戦隊に興味があるのか尋ねる勇次。
すると珠姫、「基本的にはおもしろいんだけど、」と前置きすると、ドラマ部分及び特撮について前年の戦隊ドラマも踏まえて深い分析を披露する。
どうやら「ブレードブレイバー」だけでなく、戦隊ドラマそのものに並々ならぬ情熱を傾けている珠姫である。

【ブレイバー登場】
今年の戦隊ヒーローの危機に、いよいよブレードブレイバーが登場。
大興奮の珠姫と子どもたち。

その最前列に、高校生くらいの少女が陣取っていた。
落ち着いた真剣な眼差しで、アトラクションショーに無言で集中する少女。
司会者にブレイバーを応援してねと声をかけられると、「わたし、シナイダーしか応援したくないんです」と静かにこたえる少女である。

【珠姫、クイズ大会で謎の少女と熱戦】
アトラクションの後、ブレイバーも出演する新作映画を公開予定と発表された。
眼を輝かせる珠姫。
最前列の少女は、冷静な表情をくずさないが、シナイダーも登場と聞くと顔色を変える。

そしてクイズ大会である。
賞品は、歴代戦隊ヒーローに登場した数々のキャラクターの限定版人形である。
子どもたちに混じって珠姫は迷わず出場。
最前列の少女も出場である。

クイズ大会がはじまると、珠姫と少女は、子どもたちそっちのけで全力で戦う。
戦隊ドラマの知識の深さは二人とも拮抗。
もはや早押し対決の様相を見せるが、クイズ大会は二人の引き分けである。

すると司会者、歌で勝負をつけると言い出した。

【珠姫、歌で勝敗を決するが…】
歌と聞いた途端、あぶら汗を流す珠姫。
どうやら歌はあまり得意ではないらしい。
一方、少女は勝ったような笑みを浮かべる。

そして、シナイダーの歌をうたいはじめる少女。
その歌唱力はアトラクションショーの余興をはるかに超えており、その歌声に子どもたちは眼を輝かせ、司会者は度肝を抜かれた。
少女の歌は、95点を記録した。
一方、珠姫は45点。
少女の優勝である。

敗北に、何よりブレイバーの人形に手が届かなかったことに落ち込む珠姫。
すると先ほどの少女が、珠姫に優勝賞品の人形の入った手提げを差し出した。
少女は腕に、シナイダーの人形を抱いている。
わたしがほしいのはシナイダーだけという少女に、珠姫は戸惑うが、勇次に「もらっておきなよ」と勧められ、深々と頭を下げて礼を言い、人形を受け取った。

【珠姫、凛と再会】
珠姫が自宅に帰ると、玄関で何とレッドブレイバーの出迎えを受ける。
実は「ブレードブレイバー」でアクションを担当していたオザワ剣友会の代表・オザワは、珠姫父の友人であった。

かつてオザワは、殺陣の研究のため、剣友会の若手を連れて珠姫父の道場に通っていたのである。
そして今度の新作映画の撮影の間、また珠姫父の道場で世話になるという。
思わぬ父の人脈に驚いた様子の珠姫。

そしてオザワは、スタッフではないが熱心に通っているという少女を珠姫に紹介する。
この子もブレイバーの大ファンなんだ、と紹介するオザワの言葉を、「違いますよ。わたしが好きなのは、シナイダーです」と訂正するのは、何とアトラクションショーで出会った少女・鈴木凛であった。

珠姫は驚き、凛をじっと見つめた。。
だが凛は不思議そうな顔をすると、「どこかでお会いしましたか?」と尋ねる。
凛は珠姫のことを全くおぼえていなかった。
どうやら凛は、人の顔をおぼえるのが、極端に苦手なようである。

【予告】
次回「川添珠姫と鈴木凛」
予告ナレーションでは、凛がシナイダーについて語りまくっていた。
ブレイバーに情熱を傾ける珠姫と、シナイダー命の凛。
この二人の間でどのようなドラマが展開されるのか、楽しみである。

「バンブーブレード」未見分エピソードを視聴開始

  • 2008/02/07(木) 23:51:44

アニメ「バンブーブレード」の視聴を開始したのは、13話からである。
最近、未見である1~12話の録画DVD-Rを借りたので、早速見始めた。
まずは4話まで見たのだが、従来のスポーツものとはまた異なるキャラクターたちとお話でおもしろい。

1~2話の頃の室戸高校剣道部は、弱い者いじめを好む根性曲がりの生徒が部を仕切り、荒んでいて雰囲気が悪かった。
この状態から、今の、和気藹々とし、まじめさと楽しさを両立した剣道部を作り上げたキリノはたいしたものだと思う。

初期の珠姫は、18話あたりと比べると部員たちへの情の篤さが少し違うようである。

また都は、時たま凄みのオーラを放つが、自分では裏表を使い分けているつもりはなく、ただダンくんの前では一番可愛い自分でいたいだけなのだろうと改めて思った。

初めの頃のエピソードを見ると、いろいろと発見があり、現在放映中のエピソードがよりおもしろくかんじられる。

はやく5~12話を見たいところである。

バンブーブレード 第18話「大会とその後の室江高」

  • 2008/02/06(水) 23:59:51

室戸高校と東城高校の対戦の行方は?!

【感想概略】
今回は、インターハイでの対戦の行方が描かれ、再び日常に戻った室戸高校剣道部が描かれたお話である。

インターハイでの見所は、珍しく激しい感情を見せ、小西を打ち負かすことに強く執着する珠姫、激しい怒りを見せる珠姫に一切事情を聞かず珠姫を受け入れるキリノであったとおもう。
そして、キリノが敗れたことを惜しいと思いつつも、剣道はあくまで人間の成長の助けとなるものと考え、剣道の強さや勝ち負けよりも、部員たちの人として成長を大事なものと思う、コジロー先生の考え方には共感をかんじた。

インターハイの後、室戸高校剣道部は日常に戻るのだが、日常に戻った途端暴走しまくるサヤ、稽古におけるまじめさ楽しさと先輩後輩の穏やかな人間関係を自然体で調和させるキリノの人徳、試合での勝ち負けよりも珠姫の心の成長を大事に思い、入部してからの珠姫の人間的成長を喜ぶ珠姫父、意外な特技を見せるダンくん、部員たちの個性が反映されまくって混沌世界と化す道場、父を思いやる珠姫、などなどが描かれ、おもしろかった。
「バンブーブレード」では、日常を大事なものとして描いているところも好きである。

【珠姫とキリノ】
前回、珠姫は、東城高校剣道部の小西の罠により、足首を負傷した。
勝つためには、どんな卑怯な手段も躊躇せず、剣道を冒涜しているとしか見えない小西に、珠姫は激怒した。
珠姫は、本気で小西を打ち負かしにかかり、鬼気迫る試合をみせ、小西に強烈な突きを叩き込む。
だが、何かに気付いたコジロー先生が立ち上がった。

そして今回、コジロー先生は、怪我を理由に珠姫を棄権させた。

珠姫は納得しない。
珍しく激しい感情を見せ、小西を打ち負かすことに強く執着する。

コジロー先生が珠姫を棄権させたのは、試合の勝敗より珠姫の健康の安全を優先させたからである。
だが珠姫は、小西を打ち負かすことを邪魔されたことに怒りを覚え、敵を見るような目をコジロー先生にむける。

コジロー先生は珠姫に尋ねる。
何故、怪我のことを黙っていたのか。
何故男子にしか使わないと決めているはずの突きを放ったのか。

コジロー先生の言葉に、珠姫は、怒りを晴らすために力を行使したことへの後ろ暗さをおぼえはじめた。
珠姫は答えられない。

すると、キリノが珠姫に近づいてきた。
キリノは珠姫に、何故、とは聞かない。
ただ珠姫を誉め、いたわった。
キリノは、一切事情を聞かず、全面的に珠姫を受け入れた。
キリノの振る舞いは、珠姫にとって救いになったとおもう。

ただ珠姫を受け入れるキリノに、珠姫は自分を取り戻した。
その途端、珠姫は床に座り込んでしまう。
実は珠姫、立っているのがやっとだったのである。

【代表戦 キリノの試合】
室戸高校と東城高校の対戦は、団体戦では決着がつかなかった。
このため、代表戦で勝敗を決することになった。

代表として試合に臨むのはキリノである。

キリノは気迫溢れ、集中力が極限まで高まっている。
これで負けるとはとても思えない。
だが、キリノ母の退院を知ると緊張の糸が切れ、いつもの注意散漫なキリノにもどってしまい、敗れてしまう。
室戸高校剣道部は、ここで敗退した。

本作では、剣道の強さを、自分の持っている技、気迫、集中力を出し切れることと描いている。
実力を出し切れることも、強さなのである。

前回のキリノとサヤの勝利は、実力を最大限に発揮してのもの、聡莉と都の敗北は、逆に自らの不注意や動揺によって実力を十分に出せないためのものだった。
そして今回のキリノの敗北は、緊張の糸が切れてしまい、実力を自分の中から引き出すことが出来なくなってしまってのものであり、コミカルに描かれておもしろいのだが、リアリティをかんじた。

(以下2008/02/07追記)

【小西について】
インターハイのお話で気になる人物と言えば、やはり小西である。
小西は勝利することに強く執着し、勝利のためには卑怯な手段を躊躇しないという、「バンブーブレード」には珍しいアクの強い人物である。

だが小西は、珠姫に敗れ、激しい精神的ショックから立ち直れないようである。

今回の小西の回想によると、小西は、周囲から、常に勝つことを期待されているという圧力をかんじていたようである。
これが、たとえ卑怯な策を用いても勝とうとした理由の一つのようである。

自分が一度上げた成果にこだわってしまい、周囲の期待に応えようとし、もし期待に応えられなければ、自分は価値の無い人間と見なされ、人間性まで全面否定され、見捨てられるのではという恐怖を抱いてしまい、無理をしてしまうことは、誰にでもあり得ることである。

特に小西の場合、自分が評価されるのは剣道が強いからだと思い込み、強くない自分など誰にも相手にされないのではと思っているようにみえる。
小西が、弱った相手を嬲り、嗜虐的な笑みを浮かべるのは、自分より弱いものを捌け口にしているのかもしれない。
あの卑怯さからは、負けたら見捨てられるという恐怖心の強さが逆に伺えるようにおもえる。

だが、小西ファンの少女たちは、小西が事実上敗れても、小西を慕い続けている。
東城高校剣道部の部員たちも顧問も、小西が珠姫に手も足もでなかったことに失望している様子は無い。
小西のまわりの人々は、たとえ小西が剣道の強さを失っても、小西の人間性を否定することはないように見える。

このまま小西が退場するのは、惜しい気がする。
小西のことをもう少し深く描いてほしいところである。

(以下2008/02/11追記)
【大会後の室等高校剣道部】
室戸高校剣道部にとってのインターハイが終わった。

対戦には敗れたが、部員たちも、顧問のコジロー先生も、悔いは無さそうである。
剣道とは身体と心を鍛錬するスポーツであり、勝ち負けだけを競うものではなく、対戦では未熟さを含めた今の自分たちを出し切れたのであり、敗れたとはいえ悔いはないということのようである。

試合ではキリノのために闘うサヤは格好良かった。
だがサヤは、キリノの言った「剣道部のテーマソング」という言葉に暴走。
キリノの言葉を、テーマソングを作って欲しいという意味と解釈し、徹夜でテーマソングを作り上げた。
部員が集まっての昼食では、サヤは寝不足の不気味な笑みを浮かべ、聡莉だけでなく都まで恐れさせる。
だがここでキリノは、剣道部のテーマソングはブレードブレイバーの歌と発表する。
茫然自失のサヤの書いた譜面は風に飛ばされ、サヤは譜面を追って噴水に飛び込む。

人に何か頼まれたと勘違いしてはりきり、勘違いに気付いて全てを無かったことにしたくなるサヤの姿には、共感するものを抱いた。

そしてサヤは、その日の部活を欠席するのだった。

ところが、足を怪我した珠姫は、部活に顔を出した。
怪我しているんだから休んでいいんだぞ、という言葉に、珠姫は上手くこたえられないのだが、剣道部のみんなと一緒にいたいことが、珠姫の出席した理由なのだとおもう。
コジロー先生は、それではと珠姫に剣道の指導を頼むのだが、嬉しそうな珠姫の表情が印象的であった。

【予告】
次回「アルマジロとセンザンコウ」
予告ナレーションによると、次回はアニメオリジナルのお話のようである。
楽しみである。

バンブーブレード 17話「光と陰」

  • 2008/01/30(水) 23:58:32

珠姫、倉庫から救出されるが?!
室戸高校剣道部、インターハイ県北予選で東城高校と対戦!

【感想概略】
今回は、インターハイ県北予選のお話である。
試合で見せる室戸高校剣道部員たちのそれぞれの内面の描写、本作の大きな見所の一つである剣道ならではの迫力と緊張感がかんじれられる剣道試合の描写、各人の個性が現れた室江高校剣道部の試合ぶり、卑怯な策略を躊躇なくふるう東城高校の大将・小西の悪辣さ、珠姫と小西の試合の行方、などなど、おもしろかった。
今回最大の見所はやはり、本気になった珠姫の鬼気迫る試合ぶりであろう。

【珠姫、負傷】
前回、東城高校剣道部・小西のファンの少女たちによって、珠姫は倉庫に閉じ込められた。
そして今回、珠姫を助けたのは何と、この小西だった。
小西は、ファンの少女達の迷惑行為を謝罪、珠姫を案内して走った。

だが突然、珠姫の足元にたくさんのテニスボールが転がってきた。
急いで走っていた珠姫はよけきれず、ボールを踏んで転倒。
この時、片足の足首をひねってしまう。

倒れた珠姫に手を伸ばす小西。
だがいたわる言葉とは裏腹に、小西の顔は、まだ10代とは思えぬ悪の凄みを放っていた。

この小西、勝つためには如何なる卑怯な手段もためらわないという、凄まじい高校生だったのである。
しかも痛めつけた相手を嬲ることが好きらしく、苦痛と怒りで表情を歪ませる珠姫を、傲然と見下ろし、嘲りの笑みを浮かべるという凶悪さである。

小西にはどのような過去があって、悪辣な策略を躊躇わぬようになったのか、気になるところである。

珠姫は、試合開始までに室戸高校剣道部に合流した。
珠姫が試合に間に合ったことを喜ぶキリノたちは、本当にいい仲間だと思う。

そんな珠姫を、小西は薄ら笑いを浮かべながら横目で眺めていた。

【先鋒 聡莉】
まずは聡莉の試合である。
聡莉は、剣道の実力は大変高い。

が、この試合は厳しいものとなった。
昼ごはんを食べ過ぎて、腹痛に襲われたからである。

聡莉は、腹痛が一時的に治まるとその開放感からかえって気力充実、相手を圧倒する気迫を放ち、鋭い攻勢に転ずる。
が、腹痛がぶりかえしてくると動くことすらままならなくなるということを繰り返す。
こうして聡莉は、事情の分からない者の目には、何を企んでいるのか分からぬ得体の知れない試合ぶりを見せた。

いかに腕が立つといえども、コンディションが悪ければ、格下の相手にも勝利はおぼつかないという描写は、コミカルながらもリアリティがかんじられた。

【次鋒 都】
焦りと勝ちへの執着にとらわれていた都だが、前回のダンくんの言葉で自分を取り戻し、焦らず自分の出来る精一杯の力を尽くす。
落ち着いて試合に集中することで、今の実力を効果的に発揮する都の試合ぶりは、不注意で体調を崩して苦戦した聡莉とは対照的である。
だが試合中、都は礼美の姿を見ると硬直、その隙に一本をとられ、敗れてしまう。

都の試合は、まさに平常心が勝敗の行方を左右したものであり、剣道における平常心の大事さがかんじられた気がする。

【中堅 サヤ】
聡莉は引き分け、都は敗れ、決して士気を盛り上げる試合展開ではない。
劣勢に萎縮しても無理はなく、これ以上負けを重ねられないと焦りを抱いても不思議はない。
そして平常心が揺らげば、たとえ腕が立っても、実力を十分に発揮できずに苦戦し、敗れることすらあり得る。先ほどの聡莉と都のようにである。

だがサヤは、萎縮するどころか、かえって気迫と集中力が高まっている。
サヤの心の大半を絞めるのは、キリノを楽にするために試合に勝つ、という一点である。
サヤの気迫と集中力は研ぎ澄まされ、本来の実力を存分に発揮。見事勝利をおさめる。
キリノのためなら自分の全てを出し尽くしても惜しくはないというサヤは、何ていい子なんだろうとおもった。
そして、ここまでサヤに大事に思われるキリノは幸せ者である。

【副将 キリノ】
サヤの勝利が士気を大いに高める中、キリノは試合に臨む。

コジロー先生によると、普段のキリノは仲間に気を配るあまり、注意散漫になりがちだという。
だがキリノ母の過労入院が一段落したこと、そしてキリノのために奮戦するサヤの姿に、キリノの気迫は高まり、その集中力は極限に研ぎ澄まされた。
横溢する気迫と高度な集中状態のなか、キリノは実力を引き出し、勝利するのである。

キリノの剣道の上での弱点は、キリノの人間的魅力から来るものだが、人間性を見失わずに弱点を克服して実力を発揮するキリノの姿は格好良く、そして興味深かった。

【大将 珠姫】
いよいよ珠姫の試合である。
対戦相手は、卑怯な罠で珠姫を負傷させた小西。

そして試合がはじまると、小西はいきなり珠姫にぶつかり、負傷した足に圧力をかける。
小西は、足首を捻った珠姫に負ける気がせず、自らの勝利を疑わない。

だが、心身を鍛錬するスポーツであるはずの剣道を冒涜する小西の振る舞いは、珠姫に強固な意志を抱かせた。

珠姫は、本気の闘いを開始する。

まずは、凄まじい気迫を放つ。
その鬼気迫る眼光、圧倒的な気迫の圧力。
小西はわが目を疑い、同時に珠姫に恐怖を抱く。

そして次の瞬間。
珠姫は凄絶な気合を放つ。
裂帛の気合は観戦者たちの度肝を抜く。
試合会場は一瞬で静まりかえった。

珠姫の気合を浴びた小西は、珠姫とのあまりの格の違いを瞬時に悟った。
珠姫には全く隙がない。
どこへ打ち込んでも返り討ちにされてしまう自分が、小西には見える。
もはや勝利への確信などない。
それでも小西は、足首を捻った珠姫になら勝てるはずだと自分を鼓舞。
即座に作戦を組み立てる。

が、次の瞬間。
珠姫は、一瞬にして小西の間合いに踏み込み、猛烈な突きを叩き込んだ。
もはや一本を取るという目的を超えたスピードとパワーから生み出される強力な破壊力。

小西は倒れ、容易に立ち上がれない。
大丈夫か尋ねる珠姫。
だが小西は珠姫に、圧倒的な強者への恐怖をおぼえる。

二人は改めて向かい合う。
珠姫は激しく痛む足をかかえつつも気迫みなぎり、小西を倒すという一点に精神が集中している。

だが、珠姫の様子がおかしいことに仲間たちは気付き、試合の行方よりも珠姫の身を案じる。
そして、コジロー先生が立ち上がった。


【次回】
コジロー先生は、珠姫の足の負傷に気付いたようである。
コジロー先生はどのように行動するのであろうか。
そして、室戸高校剣道部の試合の行方はどうなるのか。
楽しみである。

バンブーブレード 15話「初合宿と初銭湯」

  • 2008/01/15(火) 23:58:41

室戸高校剣道部、他校と合同合宿!

【感想概略】
原作未読。13話から視聴開始。
今回は、他校との合同強化合宿のお話であった。

この合宿、泊まる場所は学校であり、行なうことは剣道の稽古であり、極めて真面目な部活動である。
それでも、両校の部員たちはとても楽しそうであった。
同年代の生徒同士で並んで夕食をとり、デザートを差し入れしてもらい、枕を並べて床につき、帰宅時間を気にせずにおしゃべりすることが、とても楽しそうである。
その楽しさを見ていて追体験でき、おもしろかった。

珠姫たちが合宿を楽しく過ごせるのは、虎侍先生が面倒を見ているというのも、大きいと思う。
もし、もっと厳格な先生が監督していたら、消灯までの時間、部員たちはあれほど羽を伸ばすことは出来ないのではないか。

また、両校の女子部員たちが楽しくにぎやかに過ごす一方で、男子部員二人は虎侍先生と、早々と床につく。
その対照的な姿は、何やら物悲しくはあるが、確かにジェントルマンの振る舞いであり、立派だとおもう。

【キリノについて】
今回、いつも天真爛漫なキリノの内面の一端が伺えた。
夜、屋上で稽古をしているキリノのもとへ現れた珠姫に、キリノは心からの笑みを浮かべ、本心を告白する。
珠姫のおかげで剣道部が変わった、今、剣道部が楽しいのは珠姫のおかげと礼を言うキリノ。

前回の回想を見ると、当初、剣道部の部員は事実上キリノ一人だけだったようである。
珠姫という、高校生のレベルを超えた強さを備え、その上強さにおごらず謙虚さを失わない部員が加わったことは、剣道部にとって大きなことだっただろう。

だが、先輩より強い後輩である珠姫に、そして他の部員たちに居心地の悪さを感じさせないキリノも、たいしたものに思える。
そして、後輩である珠姫の力を素直に認めることができ、自分の本心を素直に言葉にでき、後輩である珠姫に素直に感謝を伝えることのできるキリノは、立派であり、なんていい子なんだろうとおもった。

【珠姫について】
キリノに心からの感謝を告白された珠姫。
珠姫も、入部して楽しいことをキリノに伝えたいようなのだが、上手く表現できない様子である。

珠姫は、感情がストレートに表情へ表れず、内心をどう表現していいのかよく分からないのであり、感情の動きが乏しいという訳ではないようである。
自分の気持ちを表現しようとするが、上手く表現できず頬を赤らめる珠姫は、可愛らしかった。

なお、普段はあまり強い感情を見せない珠姫だが、好きな特撮ドラマ「超剣戦隊ブレードブレイバー」には並々ならぬ情熱を見せ、タイマー録画をセットしたDVDレコーダを絶対触らないよう、父に釘をさす。
この時の珠姫の目には、大事なものを守ろうとする強い意志がかんじられた。

そして、合宿の朝。
特撮ドラマの始まる前にはしっかりと目がさめ、テレビの前に正座し、大音量で特撮ドラマを真剣に視聴する珠姫。
その表情は決然と凛々しく、瞳の中には情熱の炎が燃え盛っていた。

珠姫は、喜びや好意といった感情を表現するのは苦手だが、情熱は自然とにじみ出てくるようである。
そして、他の部員が目をさまし、特撮ドラマを視聴しているところを見られても決して恥じず、堂々としている珠姫は立派であった。

【珠姫の父】
今回、珠姫父もいい味を出していた。

珠姫父は、合宿に男子も参加することを心配。
だが、珠姫はそもそも父が娘を心配していることが分かっていない様子である。

思い余った珠姫父は、ついにはこっそり学校へ潜り込んで様子を伺い、珠姫が男子と話をしているところを見ると、鬼の怒気をたちのぼらせる。
この時、珠姫は、誰かに見られている気配に気付くのだが、これは戦国時代や江戸時代の剣客に通ずる、鋭敏な知覚というものなのだろうか。

ほとんどストーカーの珠姫父であるが、最後には娘が楽しそうなことを見届けて帰路につく。
合宿の雰囲気から、心配することはなさそうだと思ったようであり、珠姫父は、娘おもいのいいお父さんだとおもった。

【町戸高校剣道部】
室戸高校剣道部とは、また違った味が出ており、おもしろかった。
特に、灰色狼のようなワイルドな少女・横尾と、礼儀正しい常識人のため部員たちの恨みを買ってしまう小夏、気の弱い少女・西山、などが特に印象的であった。

【次回】
今回のラスト、帰宅したキリノは、茶の間で倒れている母を見つける。
キリノはどうなるのであろうか。
次回も注目である。

バンブーブレード 第14話「さとりんの決意ともぎゅもぎゅ」

  • 2008/01/08(火) 23:58:47

キリノとサヤ、聡莉を剣道部へ誘うが撃沈!
都、聡莉の剣道部勧誘へ動く!
聡莉が剣道を遠ざける真意は?!

【感想概略】
前回「バンブーブレード」をはじめて視聴、おもしろかったので、今回も見た。

今回の影の主役は、聡莉、そして都である。
聡莉と都という、全く異なる個性が接触を持ち、人間関係を築きはじめる二人の内面の動きが描かれ、おもしろかった。

なお、珠姫の今回の行動で最も共感を抱いたのは、合宿前に見たいテレビ番組をチェックし、タイマー録画する姿である。
その気持ちはよく分かるとおもった。

【聡莉について】
まず、聡莉である。
聡莉は剣道の経験者であり、その実力は高い。
本人も剣道が好きなのだが、高校では剣道から遠ざかっていた。
ところが前回、聡莉は他校との練習試合に参加。
そして珠姫との互角稽古の中で、剣道の楽しさを再発見した。

早速キリノとサヤは聡莉を剣道部へ熱心に誘う。
聡莉と剣道をしたい、というのが、キリノとサヤの純粋な気持ちなのだろう。
が、聡莉は諦めたような笑みを浮かべ、決して首を縦にふらない。

聡莉が剣道を遠ざけようとする理由。
一つは勉強のためである。
そして最大の理由は、親から高校入学後は剣道を止めるよう言われたことであった。

聡莉は何て真面目な子なんだろう、なんて親想いのいい子なんだろうとおもった。

親の言葉で剣道を止めるのは、親を敬愛し、そして親の意向に逆らうことで親を悲しませたくないと思えばこそである。
聡莉の剣道再開の最大の障壁は、勉強ではなかった。
親を悲しませたくないという気持ちだったのである。

都の説得(洗脳?)で、剣道は勉強の障害ではなく、むしろ学習効果を高めるとの認識を抱き、そして親の説得に成功し、晴れて剣道部へ入部した聡莉である。

一見すると都に手玉にとられたように見える聡莉だが、都の言葉を受け入れるのは、心の奥底では剣道をやりたいという気持ちを強く抱いていたからだろう。
そうでなければ、いかに都が言葉巧みであっても、聡莉をその気にさせることは出来なかっただろう。

【都について】
そして都である。
都は、一見すると、冷淡で情の薄そうな印象を与える
聡莉の説得に苦闘するキリノとサヤへ向ける都の目は、傍目には冷ややかにみえる。

だが、都の内心は、決して聡莉に冷淡ではない。
都は、誰に頼まれたわけでもないのに聡莉を尋ねる。
そして、キリノやサヤとは全く異なるアプローチで聡莉の本心に接近する。
聡莉が剣道を遠ざけようとする理由を論破し、剣道部へ誘うのである。

都がここまでするのは、本心では聡莉を好ましく思い、好きなことを無理矢理あきらめ、不自然に自分を抑圧することで、苦しんでほしくないと、思えばこそである。

都の腰に抱きつく聡莉を邪悪な目で見下ろし、心の中で「(聡莉は)いいパシリになる」などとつぶやき、偽悪的に振る舞う都。
ここら辺は、心の中でまで照れ隠しでワルぶる都が、可愛らしかった。

今後、聡莉と都はどのような人間関係を築いていくのか。
是非描いてほしいところである。


次回は合宿のお話のようである。
楽しみである。

バンブーブレード 13話「先生たちと生徒たち」

  • 2007/12/25(火) 22:42:50

高校剣道部の女子部員たちを描く同名マンガ作品のアニメ化作品。

【感想概略】
原作未読。アニメ初見。
深夜に放映していたのをたまたま見た。
初見のため、よく分からないところもあるのだが、登場人物が魅力的であり、剣道試合の描写は大変迫力があり、先生方は良心的な大人、教育者として描かれており、おもしろかった。

【珠姫、東、キリノについて】
主人公・珠姫(たまき)は、小柄でおっとりしているが、竹刀を振るうと滅茶苦茶強い。
そして、強さに天狗にならず、嫌味なところの無いのは偉いと思う。

珠姫と互角稽古をした少女・東(あずま)もおもしろい。
この東、剣道部ではないのだが、剣道の経験者であり、能力は非常に高いのである。
東は、剣道部の少女・キリノから言葉巧みに誘導され、珠姫と戦い、剣道の魅力を再発見するのである。

東を誘導したキリノは、邪悪な笑みを浮かべ、謀略のタネを明かす軍師のようであった。
が、実は友だち思いであり、それが東と珠姫を互角稽古するよう仕向けた真の理由であった。
照れ隠しで策略家ぶるあたりは、可愛らしかった。

【林先生と虎侍先生】
練習相手の高校の顧問・林先生も、いい味を出していたと思う。
自分は、厳しい指導しか出来ないと言う林先生。
自分自身が厳しい指導を受けたことしかなく、それ以外は出来ないというのである。
だが、たとえ一週間で辞めてしまったとしても、その一週間から何かを学んでほしいという林先生である。

人間は、教育を受けると、「教育の内容」だけでなく、「教育の手段」も学んでしまうという(よくよく思い返すと、自分でも、人に何かを教える立場にたった時、過去に学んだ方法を参考にしているとは思う)。

珠姫たちの顧問・虎侍先生は、かつて林先生の指導を受けていたようである(もっとも、林先生の行なう「厳しい指導」とは、「練習メニューがきつい」というもので、決して鉄拳制裁教育を行なっている訳ではないのだろう)。

にも関わらず、虎侍先生は厳格な指導方針に拘ってはいないようである。
虎侍先生はこれまで、剣道以外の様々な教育を受けてきたと思うが、それらの教育を受ける中で学んだ「教育の手段」を、剣道の指導に応用しているのだろう。
これまで学んできた教育の手段を柔軟に応用し、独自のアレンジを加えるというのは、大したものだと思う。


アニメ「バンブーブレード」は、次回以降も視聴の予定である。


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