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ラストエグザイル 銀翼のファム【第3話】「Light Square」

  • 2011/10/31(月) 00:29:58

【感想概略】
今回は、まずアデス連邦指導部、アデス五大将軍とルスキニア総統、および皇帝サーラの実は仲の良い姿が描かれていたのだが、前回まで険しい表情ばかりのルスキニア総統が皇帝サーラの前では穏やかな表情を見せる姿には、心和むものがあった。
そして主人公サイドでは、ミリア王女がファムとの絆を深める姿が描かれ、空族が生まれた理由がジゼルの口から語られ、ミリア王女と打ち解けたファムが自らの夢、幼い頃にジゼルと一緒に見たヴァンシップの大レース「グラン・レース」をもう一度開催し、平和の空を飛びたいというおもいを目を輝かせながら語る姿が描かれ、おもしろかった。

そしてファムの新たな目標は、心機一転のミリア王女のため、「死神戦艦」シルヴィウスを盗むことなのだが、このシルヴィウスとは、前作では主人公たちが乗船していた「シルヴァーナ」の発展型と思われ、前作で「シルヴァーナ」の艦載機のパイロットだったタチアナ・ヴィスラが艦長を務め、その相棒だったアリスティア・アグリューが副長を務めている様子である。
ファムたちとタチアナたちがどのように出会い、どのような物語を繰り広げていくのか、楽しみである。


【アデス艦隊VSノトス艦隊】
今回は、アデス連邦艦隊と周辺国の一国、ノトス国艦隊との激戦からお話がはじまった。

アデス艦隊を率いるのは、アデス連邦五大将軍の一人、オーラン将軍である。
オーラン将軍率いるアデス艦隊は、敵艦隊に包囲されつつあり、普通ならば壊滅の危機である。が、実はこれは敵をおびき寄せる罠であり、追い詰められながらもオーラン将軍は冷静である。
そして五大将軍の一人・ソルーシュ将軍が高速艦隊を率いて突撃、オーラン艦隊とともに敵艦隊を逆包囲し、大打撃を与えるのである。

【老将サドリVS死神戦艦シルヴァーナ】
一方、別の地域の空では、五大将軍の最年長、老将サドリが「死神戦艦」シルヴィウスを追撃していた。
このシルヴィウスとは、前作では主人公たちが乗船していた船「シルヴァーナ」の発展型と思われる。
だが敵艦シルヴィウスの逃げ足は早く、姿を見失ってしまう。
するとサドリは、最早これ以上の追撃は無意味と判断、引き際の見事さを見せるのである。

【ルスキニア総統とカイヴァーン将軍、首都に帰還】
そしてトゥラン王国の王都を壊滅させたルスキニア総統と五大将軍のカイヴァーン将軍は、作戦が一段落すると艦隊を率いてアデス連邦首都モリヴァリードに帰還した。
そして連邦元首・皇帝サーラに復命するのである。

ルスキニア総統とカイヴァーン将軍の前に姿を見せた皇帝サーラは、何と10歳くらいの少女であり、サーラは二人の無事な帰還を心から喜んでいる様子である。

カイヴァーン将軍はサーラに、大事な兵を損ねたことを詫びた。
するとサーラは「カイヴァーンがいっぱい頑張ったこと、分かっているから…」とねぎらった。
幼くも聡明な主君の温かい言葉に、大感激のカイヴァーンである。

そしてサーラがねだると、カイヴァーンはサーラを肩に載せて立ち上がるのだが、これにサーラは大喜びであり、皇帝とはいえ、まだまだ歳相応の幼さを見せるのである。

【ヴァサント将軍、エグザイルの「鍵」について問う】
皇帝サーラに付き従うのは、五大将軍の一人、ヴァサント将軍である。
このヴァサント将軍は、美貌の女性であり、どうやら皇帝サーラの秘書的立場でもあるようである。

ヴァサント将軍は、ルスキニア総統がどこでエグザイルの作動キーのことを知ったのか問うのだが、この場ではウヤムヤになってしまう。
ルスキニア総統には、まだまだ秘密がある様子である。

【皇帝サーラ、民をおもう】
皇帝サーラは、ルスキニア総統、カイヴァーン将軍、ヴァサント将軍と地図を囲み、トゥラン王国攻略作戦の復命を受けていた。

そしてサーラは、トゥランの地に元々居住していたのはどのような人々かヴァサント将軍に訪ね、現在ゴーニア地方に住む人々が本来の住人と聞くと、ゴーニアは昨年は不作で大変だったはずであり、早く麦の大地を返してあげてほしいというのである。

これにはルスキニア総統、カイヴァーン将軍、ヴァサント将軍も大感激の様子である。
特にルスキニア総統は、民をおもうサーラの言葉に、柔らかな笑みすら見せるのである。

【ミリア王女、ファムに八つ当たり】
前回、リリアーナ王女奪還に失敗したファム、ジゼル、ミリア王女は、空族の集落・カルタッファルへ無事帰還していた。
だが敬愛する姉を取り返せなかったミリア王女は、ファムをひっぱたき、なぜ姉を助けてくれなかったのかと責め立てた。

これにファムはあえて反論せず、抵抗もしないのだが、ミリア王女の怒りはおさまらない。

見かねたジゼルはミリア王女の前に割って入り、「お気持ちはわかりますが、あの状況では…」となだめた。
ミリア王女はジゼルに喰ってかかりながらも、ファムを責め立てることは止めるのだが、ファムへの怒りはおさまらない様子である。
ミリア王女も、頭ではリリアーナ王女の救出は無理だったと分かっているが、誰かを恨まねば正気でいられないというところだろうか。

【ファムとミリア王女、リリアーナ王女の銀杯を追う】
空族の集落・カルタッファルでは、空族たちは捕獲したトゥラン旗艦ラサスを分解、艦船の部品及び積荷を売りさばき、活気づいていた。
これはリリアーナ王女との契約なのだが、ミリア王女は、悲痛な表情で商いに盛り上がる空族たちを眺めていた。
そして、空族たちが取引する戦利品の中に、リリアーナ王女愛用の銀杯を目撃するのである。

これにミリア王女は居ても立ってもいられない。
近くのヴェスパに飛び乗り、姉の銀杯を買った空族の船を追いかけようとするのだが、ミリア王女に操縦など出来ない。それどころか、下手に動き出せば危険であり、空族たちが集まってきて危ないから降りるように説得するのだが、ミリア王女は聞く耳を持たない。

すると騒ぎを知ったファムが現れ、ミリア王女に後部席に移るように言い、自分が操縦して目的の船を追うというのである。

(続く)

ラストエグザイル 銀翼のファム【第2話】

  • 2011/10/23(日) 23:47:43

【感想】
今回は、旗艦ラサス及びトゥラン残存艦隊を率いてルスキニア総統の座乗艦を奇襲するリリアーナ王女の勇姿が描かれ、父王に取りすがるミリア王女を見て「父」というもの、「親子」というものに複雑な表情を見せるファムの姿が描かれ、ミリア王女とトゥラン国王の親子の絆と、民を守る王族の務めのためなら自らの心を殺して父王を死地に残すミリア王女の姿が描かれ、アデス連邦側にもかつてのギルドの関係者と思われる人物がいて重要な役割を果たしているらしい姿が描かれ、リリアーナ王女が捕らえられたことを知ると自らの危険を顧みずファムたちに救出を懇願するミリア王女の姿が描かれ、あまりの無謀な頼みに一瞬言葉を無くすが、即座にリリアーナ王女救出を決断するファムの姿が描かれ、ファムのその決断を迷いなく受け入れるジゼルの姿が描かれ、ルスキニア総統座乗艦の艦内に突入、さらに狭い艦内をヴェスパでブリッジまで疾走するという自殺行為のような飛行を繰り広げるファムとジゼルの姿が描かれ、互いに躊躇なく命を預けあうファムとジゼルの絆の強さが描かれ、アデス連邦が周辺諸国を滅ぼす理由がルスキニア総統の口から語られ、リリアーナ王女を何らかの発動装置として利用して巨大宇宙船「エグザイル」をトゥラン王都の上空に降下させ、トゥラン側の砲撃に対し、エグザイルは巨大な触手で攻撃を開始、トゥラン王都を国王と守備軍もろとも壊滅させる姿が描かれ、人物は魅力的に描かれ、戦闘描写は迫力があり、おもしろかった。

次回、リリアーナ王女救出はならず、エグザイルという桁外れの力を目の当たりにしたファムとジゼル、ミリア王女はどのような動きを見せるのか、物語はどのような展開を見せるのか、注目であり、楽しみである。

ラストエグザイル 銀翼のファム【第1話】

  • 2011/10/17(月) 00:11:01

前作が好きであり、小林誠のメカデザインが好きであり、村田蓮爾のキャラクターデザインが好きであり、お話が面白そうなので視聴。

【感想概略】
キャラクターは魅力的に描かれており、航空戦艦とヴェスパ及びヴァンシップという戦闘機との空中戦闘描写は迫力があり、お話はテンポよく展開し、絵はきれいであり、戦闘機械の数々は緻密かつ航空戦艦は重厚に、小型飛行機械は軽やかに描かれており、ファムとジゼルの日常の描写は微笑ましいと同時に作品世界の奥行を感じさせるものであり、大変面白かった。

前作の人物・ディーオが登場し、相変わらずの飄々とした姿を見せて活躍したところも、うれしいところである(ディーオを演ずるのは前作に引き続き野田順子さんである。私は野田順子さんが好きなのだが、最近は私の見る作品ではお見かけすることが少なかったので、野田さんのご活躍を拝見でき、これもうれしいところである)。

オープニング、エンディングは歌も映像も良く、ちょっとした時間があると何回も見ている。


【空族、はぐれ戦艦を捕獲」
今作の舞台は地球、時代はどうやら前作から2年後のようである。

この時代、地上には多くの国々が割拠、そして空族と呼ばれる人々が活動していた。この空族とは、空中戦艦を捕獲、部品にばらして転売しており、一種の海賊のようなもののようである。

そして物語の主人公ファムは空族の少女であり、相棒の少女ジゼルとともに小型飛行機械ヴェスパを駆って大空を舞い、先陣を切って仲間とともに戦艦を狩るのである。


【アデス連邦、トゥラン側を奇襲】
この時代、各国はアデス連邦の軍事的圧力の脅威にされされていたが、トゥラン王国はアデス連邦との和平交渉の設定に成功。病床の父王の名代としてリリアーナ王女とその妹ミリア王女は和平会談の場である聖なる湖グラン・レイクで、アデス連邦のルスキニア総統を待っていた。

ところがアデス側に和平の意思はなく、王女姉妹を護衛するトゥラン艦隊を奇襲、猛攻を開始した。
アデス艦隊は恐ろしく強く、トゥランの空中戦艦は次々と撃沈されていく。アデス側の目的、それはリリアーナ王女とミリア王女の捕獲であり、二人の座乗する旗艦ラサスを追い詰めていく。

その時、ファムとジゼルの駆るヴェスパを先陣に空族たちが姿を見せるのだが、アデス側は特に驚いてはいない様子である。この時代、戦闘が開始されるとどこからともなく空族が現れ、戦艦を狩ることは珍しくないようで、アデス側としては、アデス軍はこれだけの大艦隊なのだから、空族の弱小戦力など全く相手にしていないようである。

だがファムとジゼルは砲弾飛び交う戦場に突入、旗艦ラサスに接近すると信号を送って脱出協力を打診。するとリリアーナ王女は即座にファムの申し出を受け入れた。

するとファムとジゼルは豪胆にもアデス艦隊を奇襲、仲間の空族たちもこれに続く。
空族は煙幕でアデス艦隊の視界を奪い、偽りの発光信号でアデス艦隊に同士討ちさせ、大損害を与えていく。

一方リリアーナ王女はファムの奇策を躊躇なく実行。ディーオの操舵で旗艦ラサスは自沈を偽装、敵の目を欺き、戦場の離脱に成功するのである。
ここら辺、ファムの知略と戦闘の迫力、空飛ぶ機械の数々の飛翔感、リリアーナ王女の決断力と度胸が素晴らしかった。

だがルスキニア総統はあくまで冷静であり、艦隊を立て直すと、トゥラン王国の王都へ進軍を開始する。これは、空族の奇策で大損害を受けたといっても、戦力では依然としてトゥラン王国軍を圧倒しているとの判断からと思われる。このルスキニア総統、もし戦力が十分でないと判断したら、一度撤退して改めて大軍を編成して再度万全の態勢で攻め込むタイプに思える。

そしてリリアーナ王女も、残存艦隊をまとめ、王都へ急行するのである。

次回、お話はどのような展開を見せるのか、ファムとジゼル、リリアーナとミリア、ディーオ、ルスキニア総統はどのような活躍を見せるのか、楽しみである。