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クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 第8話 「ビキニ・エスケイプ」

  • 2014/11/23(日) 20:27:17

今回は、アンジュの妹シルヴィアに対する強い想いが描かれ、そしてヒルダの本当の人間性の一面が描かれ、クリスがヒルダを大事に思う気持ちは本物である姿が描かれ、ロザリーの情に篤く涙もろい姿が描かれ、モモカのノーマであっても差別せず相手を思いやる姿が描かれ、おもしろかった。

【アンジュ、妹シルヴィアを案ずる】
前回のラスト、アンジュの妹シルヴィアから助けを求める通信がモモカの元に入った。
そして今回、アンジュはシルヴィアのことが気になって仕方がなく、第一中隊の演習にも身が入らない。一方ヒルダもまた、何か考えているようで、ロザリーに話しかけられても全く反応しない。そして離陸した第一中隊のパラメイル群は、ローゼンブルム王国の慰問団の航空機群とすれ違う。

ローゼンブルム王国は代々アルゼナルの管理を任されており、慰問団の団長はアンジュの旧友、ミスティ王女である。
まもなく、年に一度のマーメイド・フェスタが開催される、そのために来訪した慰問団なのだという。

【マーメイド・フェスタ開催】
アンジュはサリアから、マーメイド・フェスタについて説明を聞いていた。
それは、人間がノーマに休むことを許した唯一の日である。
この日は海辺の砂浜に様々な露店が数多く立ち並び、イベントが開催され、ノーマたちは水着姿で祭りを楽しむのである。

アンジュはフェスタについてサリアの説明を聞くと、「奴隷のガス抜きって訳ね」と率直な感想を口にする。
アンジュはノーマは奴隷であり、自分もまた奴隷と認識しているのだが、以前はノーマを虫呼ばわりしていたことを思うと大きな変化だとおもう。そしてアンジュは、いつまでも奴隷の運命を大人しく受け入れはしないように思える。

【アンジュ、キグルミで変装】
アンジュはビーチパラソルの日陰の椅子に腰掛け、モモカとフェスタを眺めるのだが、やはりシルヴィアのことが気になり、浮かない表情である。アンジュとしてはシルヴィアを助けに行きたいが、その方法がない。

その時、モモカにエマ監察官からマナの通信が入った。
慰問団の団長ミスティ・ローゼンブルムがアンジュに会うことを強く希望しており、連れてきてほしいという。ミスティは、皇女だった頃のアンジュの旧友である。

だがアンジュは、いまさら会ってどうするのか、わたしを笑おうというのかと言い、近くに置いてあってペロリーナのキグルミを着ると、モモカに付いて来るなと言い、人混みの中に紛れてしまう。
そんな二人の様子を、ヒルダが鋭い目つきでうかがっていた。

【クリス、ヒルダを案ずる】
クリスは、最近ヒルダの様子がおかしく、フェスタにも顔を見せないことを心配し、ロザリーに相談していた。ロザリーは、目の前で繰り広げられる子豚のレースに熱中しつつも、ヒルダが理解し難い振る舞いをするのはいつものこと、話しかけてこないのは一人になりたいからであり、そういう時は一人にさせた方がいい、放ってけば元にもどるだろうという。
ロザリーがヒルダに干渉しないのは、ヒルダを信頼しているからに思えた。だがクリスは、ロザリーの言葉に必ずしも納得できないようである。

【アンジュ、女の子を助ける】
祭りに賑わう砂浜を、アンジュはペロリーナのキグルミ姿でうろつく。
一方、エマ監察官はミスティ王女に強く言われ、アンジュを探しまわるのだが、まさかペロリーナがアンジュとは見抜きようがなく、アンジュの作戦は大成功である。だがキグルミ内の環境は過酷であり、アンジュは汗まみれになりながら「暑い、蒸れる、酸っぱい…」と思わずつぶやく。

目の前には、メリーゴーラウンドが回っており、小さな女の子たちが木馬や馬車に乗って目を輝かせている。その時、目の前の回転木馬でトラブルが発生、小さな女の子が木馬から落下、アンジュはとっさに女の子を受け止めた。
行儀よく礼を言う女の子に、アンジュはシルヴィアのことを思い出さずにはいられない。

【アンジュ、駐機場に隠れる】
アンジュは涼を求めて航空機の発着場に辿り着いた。
ひと気の無い発着場では、二人の女性がデッキチェアで横になり、愛しあおうとしていたのだが、アンジュは二人を気迫で圧倒し、追い出してしまう。

そしてアンジュは、キグルミの頭部を脱いで顔に風を浴び、デッキチェアに横になってようやく人心地つく。だがやはりシルヴィアのことが頭を離れない。
かつてアンジュはシルヴィアを乗せて乗馬した時、シルヴィアは落馬してしまった。シルヴィアの足が不自由なのは、この事故が原因らしいのだが、シルヴィアは決してアンジュを責めず、それどころか責任を感じて押し潰されそうなアンジュを気遣ってくれた。

何気なく周囲を見回したアンジュは、駐機する航空機にローゼンブルム王家の紋章が描いてあることに気づいた。

【アンジュ、ミスティ王女を脱走準備に協力させる】
ミスティ王女のいる応接室の前に、キグルミの頭部をかぶった水着姿の女が現れた。
この怪しい女は、護衛達に襲いかかるとたちまち叩きのめし、ミスティの部屋に踏みいると、キグルミの頭部を外し素顔をさらした。この女は、もちろんアンジュである。怪しい扮装は、護衛を油断させるためだろうか。

ミスティはアンジュとの再会を喜ぶと、アンジュへの想い、そしてアンジュがノーマなどということは簡単には信じられず、どうしても確かめずにはいられないということを熱く語りはじめた。実はミスティ、かなり情熱的なお嬢さんである。

するとアンジュは自分はノーマであり、それが全てだと言い、話を切り上げてしまう。そしてナイフを片手に笑顔で、脱走を手伝ってほしいと言うのであった。

【大運動会がはじまる】
砂浜では、フェスタ最大のイベント、大運動会がはじまった。
この大運動会の優勝賞金は何と100万、参加者たちの意欲は尋常ではなく、ジャスミンの景気の良い司会進行の元、フェスタ最大の盛り上がりを見せるのである。

大運動会では、様々な競技が競われる。
まずは、水に溶ける水着でパン食い競争!
続いて、胸で卵を運ぶ競技である。サリアは胸のサイズのため苦戦、エルシャは有利に勝負を進め、ロザリーはせっかく載せた卵がポロポロと落ちてしまい、なかなか簡単にはいかない。

一方クリスは、それまで思い悩む表情だったが、何かを決意した表情を見せると、意外なバランス感覚の良さと俊敏さを発揮、素晴らしいプレイを見せる。これにはロザリーもサリアも、そしてジャスミンも、驚きを隠せない様子だ。

【アンジュ、武器を調達】
アンジュはミスティを連れて無人のジャスミンモールに現れると、ショッピングカートに次々と武器を積み込み、レジに大量の札束を放り込んだ。盗んだりせずちゃんとお金を払うという、結構律儀なアンジュである。武器を調達しながらアンジュはミスティに、シルヴィアについて聞いた。するとミスティは言う。
旧ミスルギ皇国の皇族は、国民を欺いていた罪で、いずれ処刑されると。

アンジュは武器を満載したショッピングカートにミスティを乗せ、駐機場に走りだした。

【ヒルダ、モモカを脅迫】
モモカは、ペロリーナのキグルミを着て姿を消したアンジュを探すのだが、なかなか見つからない。さすがのモモカも、アルゼナルに来て日が浅く、まだアンジュの行きそうな場所の見当を付けづらいというところだろうか。

フェスタで人が出払ってしまい、ひと気の無い廊下で、アンジュを探して歩くモモカの前に、ヒルダが現れた。そしてヒルダは、モモカに銃をつきつけて航空機の発着場に連れて行き、機体の操縦を要求するのである。マナの力があれば、航空機も操縦できるという。これはマナの力により、機械の操作方法も頭にダウンロードでき、操縦できるということだろうか。

【アンジュ脱走】
モモカは、自分が従うのはアンジュリーゼさまだけと言い、ヒルダの要求を受け入れようとしない。

するとそこに、ショッピングカートに大量の武器、そしてミスティを載せたアンジュが姿を見せた。アンジュとヒルダは銃を向け合うが、ヒルダはアンジュも脱走が目的と知るとに共闘を提案した。
アンジュはヒルダに、あなたは信用できないと断る。
するとヒルダは言う。航空機の車輪はロックされており、ロックを解除しなければ機体が損傷する、自分はロック解除の方法を知っている、ここは協力しようと。

アンジュはシルヴィアのため、渋々ヒルダの提案を了承した。

早速ヒルダは管制室に忍び込み、留守番のオリビエを殴って昏倒させた。そしてフェスタのラストを飾る花火の打ち上げがはじまると、機体のロックを解除した。機体の発進音を花火の音でかき消す作戦である。
するとアンジュはモモカに、離陸するよう指示する。
モモカは、まだあの方が乗っていないといい、躊躇するが、アンジュに強く言われ、離陸開始した。

ヒルダは、機体が走りだしたことに驚き、必死に走って後を追う。
アンジュは後部ハッチからヒルダに厳しい目つきで言う。

あなたはやはり信用できない。
ヴィルキスの吸気口にブラジャーを詰めて墜落させた、後ろから撃つ、手下を使って嫌がらせをする、ペロリーナのキグルミがくさかった、などなど、これまでの恨みを列挙するのである。
これにヒルダは、「そんな昔のこと…」と言い、キグルミについては「最後の何!?」とツッコミをいれる。

ヒルダは決して諦めず、地面を蹴って驚異的な跳躍をみせ、後部ハッチに何とかへばり付いた。
後部ハッチを這い上がりながらヒルダは叫ぶ。
「このために、何年も、何年も待ったんだ!生き残るためならゾーラのオモチャにもなった、面倒な奴らと友達にもなってやった。なんだってやってきた。ずっと、待ってたんだ…この日を、絶対に帰るんだ、ママのところに!」

ヒルダの叫びを聞いたアンジュは、もはやヒルダを追い出そうとはしない。

ところが、さすがのヒルダも全力疾走と大ジャンプで無理をし過ぎたらしく、離陸時に機体が揺れるとバランスを崩し、足を滑らせた。
だがヒルダが機体から落下するその瞬間、アンジュはヒルダの腕を掴み、機内に引っ張りあげた。アンジュもヒルダも、互いの本当の人間性の一面を初めて知り、互いに対する心情がいろいろと変化しつつあるようである。
そしてモモカは、もう一人乗せるというアンジュの言葉を笑顔で承知した。

一方、アンジュ脱走という事態に、ジル司令をはじめとするアルゼナル首脳陣は苦い表情であり、ジル司令は「坊やに連絡を」とジャスミンに指示を出す。どうやら、タスクに連絡をとるようである。ジル司令たちとしては、自分たちの計画のためにはアンジュという手駒をまだまだ失うわけにいかず、人間たちの国で何事かを画策するということだろうか。

【クリス、大運動会で優勝】
マーメイド・フェスタの大運動会では、何とクリスが優勝、見事賞金100万を手にしていた。普段は自信の無さそうなクリスも、今日は誇らしげである。

ヴィヴィアンもエルシャもサリアも、隊のメンバーは皆、クリスの大胆にして繊細な戦略戦術を、その力戦奮闘を称え、優勝を心から祝福する。

そしてクリスはロザリーに言う。これでみんなで、ヒルダも一緒に、美味しいものを食べようと。ロザリーは思わず涙ぐむのであった。

ヒルダは、ロザリーとクリスを友達とは思っていないようだが、クリスとロザリーはヒルダを大事に思っている。この三人が、本当に心を許しあえる日がきてほしいと思った。

【故郷への道】
航空機はモモカの操縦により、無事人里離れたに森林地帯に着地した。
間もなく追手の兵たちが航空機に乗り込み、拘束されたミスティ王女を発見するが、脱走者の姿は既に無かった。

アンジュとモモカ、そしてヒルダは森の中の道の前に立っていた。
道は二つに分かれており、アンジュとモモカは旧ミスルギ皇国に向かう。そしてヒルダはバイクに跨がり、故郷を目指す。
別れ際、ヒルダとアンジュはわかれの言葉を交わす。
「アンジュ、命だけは大事にしなよ」
「そっちもね、ヒルダ」

ヒルダの言葉は皮肉ではなく、本心だとおもう。
そしてアンジュがヒルダの名を呼び、ヒルダの無事を願うことも本心だろう。

【予告】
次回「裏切りの故郷」

大変気になるタイトルである。アンジュとモモカ、そしてヒルダ、それぞれの故郷では何が待つのだろうか。特にヒルダは、母から受け入れられるのだろうか。次回も楽しみである

クロスアンジュのWebラジオについて

  • 2014/11/18(火) 23:15:33

クロスアンジュのWebラジオが11/28より、隔月最終金曜の配信にて始まるそうである。
その名も「クロスアンジュ〜ロザリーとメイのradio」で、パーソナルナリティはロザリー役の石原夏織、メイ役の渕上舞、そして鷲崎健とのことである。
クロスアンジュは大変インパクトの強い作品であり、この作品で役を演ずる声優がどんなことを話すのかとても興味がある。ロザリーとメイという、本編では今のところあまり絡むことのない二人の組み合わせにもかなり興味をひかれる。
下記がWebラジオのURLなのだが、リンク先にはロザリーとメイが並んで微笑んでいるという、ちょっとカオスなイラストが出迎えてくれるのであり、ますます興味が高まるというものである。
実際には結構普通の内容かもしれないが、とりあえず11/28の配信を楽しみにしたい。

http://www.onsen.ag/program/ange/?ange

クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 第7話 「サリアの憂鬱」

  • 2014/11/16(日) 20:56:01

今回は、サリアの中間管理職としての苦悩と秘密の趣味が描かれ、アンジュが作戦中に独断先行する理由の一端が描かれ、アンジュが隊のメンバーたちと以前よりは打ち解けてきた姿が描かれ、おもしろかった。

そして、ヴィヴィアンが仲間のためならば死力を尽くす姿も印象的だった。
ヴィヴィアンはアンジュ、ココ、ミランダの新兵3人と初対面した時、屈託のない笑顔で「誰が死ぬるかな♪」といい、アンジュが生き残ると「生き残ったのはアンジュでしたー♪」とニコニコしながら言っていたが、今回の新型ドラゴンとの戦いでは、隊の仲間を助けるために必死だった。

ヴィヴィアンにとって、親しくなった人が死んでしまうことは本当は苦痛であり、これまでさんざんその苦痛を味わってきたので、新兵に対しては無意識のうちに一線を引き、あまり思い入れを抱かないようにし、せめて死別による心の痛みを和らげようとしているのかもしれない。だがヴィヴィアンは、隊のメンバーに対しては思い入れを抱かない訳にはいかず、だからこそアンジュに冷たくされても疲労を押して遭難したアンジュの捜索に参加し、今回の新型ドラゴンとの戦闘でも、隊の仲間を死なせないため、絶望的な状況下でも決して諦めなかったのだろうと思う。

【サリアの苦悩】
パラメイル第一中隊の隊長を務めるサリアは、苦悩していた。
ドラゴン迎撃作戦時、アンジュは作戦を無視してドラゴンに突撃し、撃破してしまう。チームプレーなどあったものではなく、隊員たちにとって危険である。さらに報奨金はアンジュばかり多く、その他のメンバーは少ないという状況である。

たまりかねたロザリーは、アンジュに抗議するのだが、アンジュは数十枚の紙幣を迷惑料だと言って差し出し、金で解決しようとするのである。もっともロザリーたちは、戦闘中のどさくさ紛れにアンジュを砲撃しており、アンジュがロザリーの言葉に耳を貸さないのも無理は無い気はする。

サリアはアンジュに作戦無視を注意するが、アンジュはドラゴンは倒しているいい、全く聞く耳を持たない。さらにヒルダは「ゾーラが隊長だった頃はこんなことはなかった、アンタ舐められてるんだよ。隊長かわってやろうか?」と言い、サリアを嘲笑するのである。

困り果てたサリアは、ジル司令に対し、作戦に従わないアンジュをヴィルキスから下ろすことを進言する。だがジル司令はサリアに「お前ならうまくやれる、期待してるよ」と言い、却下してしまう。部下には突き上げられ、上司は助けてくれない。中間管理職として苦悩するサリアである。

【サリアの秘密の趣味、アンジュに知られる】
苦悩の日々を送るサリアは、「精神的メンテナンス」と称し、ジャスミンモールの更衣室の一室で、魔法少女のコスプレをし、鏡に向かってポーズをとって楽しんでいた。魔法少女アニメを視聴し、コスプレすることが、サリアの趣味なのである。その時、カーテンが開き、アンジュにコスプレ姿を見られてしまう。

サリアは恐れた。
このままでは秘密の趣味が皆に知られてしまう。ヒルダたちには、ますますバカにされ、いよいよ手が付けられなくなる。そしてジル司令から失望されてしまう。

思い余ったサリアは、ナイフを手に入浴中のアンジュを襲撃、殺して口を塞ごうとするのだがアンジュは強く、サリアはナイフを失ってしまう。もっともアンジュには、誰かにサリアの秘密の趣味のことを話すつもりはないのだが、そのことを知ってもサリアの怒りはおさまらない。

サリアはアンジュに素手で掴みかかり、アンジュに日頃の不満をぶつけ、チームワークを無視して勝手な行動ばかりすることを非難する。
するとアンジュもまたヒルダ、ロザリー、クリス、そしてサリアに抱いていた不満をぶつける。
「後ろから狙ったり、機体を墜とそうとしたりする連中の何がチームよ!?連中を止めないってことはあなたも私に墜ちてほしいんでしょ?あなた達に殺されるなんてまっぴら、だから私は一人で戦うの」

【サリア隊からアンジュ欠席】
アンジュとサリアは、司令部に呼ばれてケンカについて叱責され、朝までに反省文50枚を言い渡されれた。アンジュもサリアも傷だらけの顔でむっつりとしているが、言いたいことを言い合い、ふたりとも前よりはすっきりとした表情に見えた。
そして翌日、アンジュは湯冷めのため、熱を出して寝込んでしまう。このためサリア隊はアンジュ不在で活動、チームワークが乱れないので隊の行動は円滑であり、サリアはアンジュ復帰後について思い悩む。

【メイ、ヴィルキスから感じるところをサリアに話す】
パラメイルの格納庫で、サリアは整備班長メイと話していた。
メイは、アンジュが操縦するとヴィルキスはボロボとになると苦笑いするのだが、パラメイルを整備していると、ライダーの気持ちが伝わってくといい、ヴィルキスからは誰も死なせないという意志をかんじる、現に私達の隊では誰も死んでいないという。
サリアはメイの言葉に、何やら考えこむ様子である。

【サリア隊、新型ドラゴンと交戦】
ドラゴン出現の警報が鳴り、第一中隊は風邪で寝込んでいるアンジュを除き、6人で出動した。
現れたのは、過去に遭遇例のない新型ドラゴンである。
新型ドラゴンは初物と呼ばれ、データを持って帰るだけでも高額の報酬が支払われ、撃破すればさらに大稼ぎできる。
ロザリー、クリス、ヒルダは初物との遭遇に大儲けのチャンスだと大喜びだが、サリアは増援を要請する。
するとヒルダはサリアの慎重さを嘲笑、「ゾーラだったら初物にもビビったりしなかっただろうね!」といい、ロザリーとクリスを率いて独断で新型ドラゴンに突撃した。

ヒルダ機は新型ドラゴンの周囲を飛び回って観察し、弱点を探る。
新型ドラゴンは、動きは鈍い、背中は硬い殻に覆われているが、腹部は皮膚がむき出しであることを見て取り、腹部に接近して攻撃を敢行しようとする。

だがその時、新型ドラゴンの角が光ると強力な重力が発生、ヒルダ、ロザリー、クリスの機体は地面に叩きつけられ、そのまま身動きがとれなくなってしまう。
新型ドラゴンはさらに広範囲に超重力を発生させ、サリア、ヴィヴィアン、エルシャの機体も重力に捕らえられて落下、人型形態に変形してどうにか不時着するが、やはり身動きがとれない。

ただ一人、ヴィヴィアンは機体を立ち上がらせ、新型ドラゴンの角が重力を発生させていることを見て取るとブーメランを投げるが、ブーメランは重力に引き寄せられ、ドラゴンには届かない。
再度ヴィヴィアン機はブーメランを掴んで投げようとするが、強力な重力により、ブーメランを掴んだ腕が肘からちぎれ飛んでしまう。
第一中隊は絶体絶命である。

【アンジュ参戦】
その時、アンジュがヴィルキスで戦場に接近してきた。いまだ熱の下がらないアンジュは、口にマスク、首にマフラーを巻き、ドテラを着込んでいる。どうしても出撃するならこの格好をして下さいというモモカの言いつけによるものであった。

アンジュはいつも通り、単機突撃しようとするが、これをサリアは一喝する。
アンジュは、サリアのいつもとは違う気迫に押され、この時ばかりはサリアの命令に従い、新型ドラゴンの真上に上昇した。間もなくヴィルキスは、ドラゴンの放つ重力に引きつけられて落下するが、サリアはアンジュに、そのまま新型ドラゴンの角に蹴りを入れるよう命じた。

超重力下での加速と体重の乗ったヴィルキスの渾身の蹴りは見事ドラゴンの角を直撃。角を砕き折り、重力は消えた。
そしてサリアの指揮のもと、第一中隊は新型ドラゴンに襲いかかった。ただし、ヴィルキスは蹴りを入れた時の衝撃で足が壊れてしまい、以後の戦闘には参加できなかった。

【サリア、リーダーシップを発揮】
戦闘終了後、隊のみんなは初物撃破による高報酬を手にして笑顔である。
一方アンジュだけは報酬が少なく、露骨に不満そうである。するとアンジュはサリアに迷惑料を要求する。サリアの命令に従ったからこうなったのだと言い、納得しないサリアに近づくと耳元で「変な趣味、ばらすわよ?」と言って脅す。

サリアは一瞬顔を真赤にして口ごもるが、表情を改めるとロザリー、クリス、ヒルダたちに言う。
今回の作戦は、アンジュが来てくれなかったら全員どうなっていたか分からなかった、アンジュは必要なメンバーであることは分かったはずであり、今後は戦闘中にアンジュを狙うことは止めるようにと。そしてアンジュにも、ドラゴンの独り占めは止めるように言うのである。

するとアンジュは、自分の邪魔さえしなければいいとあっさり受け入れた。
そしてクリスは、もしアンジュが来なければ自分は死んでいたかもしれないと言い、素直にアンジュに感謝し、アンジュを狙わないことを約束した。クリスは本来は、素直ないい子なのかもしれない。

ロザリーは、「まあ、この金が無くなるまでは…」と言いながらも、アンジュを狙わないことを約束した。ロザリーとしては、アンジュには感謝しているが、ヒルダがアンジュを簡単に許すとは思えず、ヒルダのことを思うと明確にアンジュを受け入れるような態度は取りづらかったというところだろうか。
そしてヒルダはロザリーとクリスに怒り、「裏切り者!」と言い捨てて立ち去った。これには、ロザリーもクリスも、傷ついたような、心配するような表情である。

だがひとまず、アンジュのロザリーとクリス、そしてサリアに対する心情は変わってきたようである。浴場で、エルシャ、ヴィヴィアン、サリア、ロザリー、クリスはアンジュ、モモカと一緒に入浴、親睦を深めるのであった。
そしてサリアは心中でつぶやく。「私は隊長としてやることをやるだけだ、リベルタスのその日まで…」

【アンジュの妹シルヴィアからの通信】
アンジュとモモカが自室に戻った時、モモカの元に、アンジュの妹シルヴィアから、助けを求める通信が入った。だがシルヴィアの必死の声はすぐに途絶えてしまう。シルヴィアの身に何がおこっているのか。アンジュはどのように行動するのか。次回が楽しみである。

【予告】
次回「ビキニ・エスケイプ」

クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 第6話「モモカが来た!」

  • 2014/11/09(日) 23:16:21

【感想概略】
今回は、アンジュが皇女だった頃の筆頭侍女モモカが、アルゼナルのアンジュの元に押しかけてくるお話である。
モモカのアンジュを慕う気持ちは決して揺らがない姿、そして人間不信に陥っているアンジュが少しずつ変わり始め、本来の人間性を取り戻しつつある姿が描かれ、おもしろかった。
またヴィヴィアンとエルシャの、アンジュを受け入れ、暖かく見守っているところも、いい味が出ていたとおもう。

そして、オープニングが所々変わっていたのも興味深かった。
これまでもオープニング及びエンディングに登場していた和風ファンタジーのお姫様のような少女が、パラメイルに搭乗して超高空を飛翔、光線兵器を発砲してヴィルキスと戦っているのである。現在のアルゼナル基地のパラメイルと比べると、桁違いに強力な武装と高性能に見えるのだが、今後の展開が楽しみである。

(以下、「続きを読む」をクリックするとご覧になれます。)

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クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 第5話「アンジュ、喪失」

  • 2014/11/04(火) 23:18:34

今回は、孤島に流れ着いたアンジュと謎の少年タスクとの奇妙な共同生活が描かれ、ヴィヴィアンとエルシャがアンジュを本気で心配する姿が描かれ、ヴィルキス、ドラゴン、タスク、ジル司令の謎の一端が描かれ、おもしろかった。

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クロスアンジュ 天使と竜の輪舞  第4話「ひとりぼっちの反逆」

  • 2014/10/26(日) 23:39:55

今回は、ヴィヴィアンの明るく仲間思いで優しい側面が描かれ、ロザリーとクリスのコミカルな側面が描かれ、ヒルダの凄みが描かれ、アルゼナル首脳陣の密謀の一端が描かれ、すっかり人間不信に陥ったアンジュの他者の拒みっぷりが描かれ、おもしろかった。

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クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 第3話

  • 2014/10/20(月) 23:55:51

ロボットの戦闘を期待して視聴開始。

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