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「ROMAN ALBUM 電脳コイル」(徳間書店)を購入

  • 2008/02/29(金) 23:59:41

本書「ROMAN ALBUM 電脳コイル」は、2008年1月の発売予定が延期となっていたものであり、本当に発売されて嬉しい限りである。
人物設定及び作品設定、スタッフ及び関係者インタビューなどなどについて、絵画情報及び文字情報ともどもかなりの情報量があり、まずは少し読んでみると内容はおもしろく、待っただけのことはあったというのが実感である。これからさらに読み進めるのが楽しみである。



今日の買い物

  • 2008/02/28(木) 23:59:35

ひなぎく純真女学園 1巻(ふくやまけいこ/徳間書店)

雑誌「月刊COMICリュウ」の連載作品の単行本。
なお、オビの推薦文は小説家・恩田陸である。

ふくやまけいこの作品が好きであり、そして本作「ひなぎく純真女学園」は連載時楽しみにしていた作品なので購入。
本作は途中から読み始めたので、まずはどんなふうに物語がはじまったのかが楽しみである。
また、連載誌は飛び飛びに読むことが多かったので、通して読むのも楽しみである。

「無敵番長バクライガ」1巻(清水栄一×下口智裕/少年画報社)を購入

  • 2008/02/27(水) 23:59:56

本作のタイトル「無敵番長バクライガ」と表紙に心惹かれた
まず表紙の中央には不敵に笑う少年、その背後には画面に納まりきらぬ巨体の巨大ロボット。
そしてタイトルが「無敵番長」なのである。
古本屋でみかけ、おもしろそうだったので購入したのだが、破天荒な物語と、巨大ロボットによる迫力ある戦闘描写が楽しみである。


今日の買い物

  • 2008/02/26(火) 23:59:02

ひだまりスケッチ 3巻(蒼樹うめ/芳文社)

高校のまん前にあるアパート・ひだまり荘。
ここに下宿する4人の女子高生たち、ゆのと宮子、そして沙英とヒロの日常を描く4コママンガ作品。
作中ではとりたてて大きなことは起こらないのだが、そこがよいのであり、普通の日常にあるおもしろさが描かれているところが好きである。

金剛番長 1巻(鈴木央/少年サンデーコミックス)

  • 2008/02/25(月) 23:59:24

何と、番長を真正面から描いた作品である。

主人公・金剛晄(あきら)は、天を衝く巨漢である。
人は彼を金剛番長と呼ぶ。

金剛は、スジを通すことに命をかけ、スジの通らぬことが許せない。
このスジとは何かであるが、人間がそれぞれ大事にするものを尊重することもまた、スジを通すことである。

金剛は、迷子の女の子が描いた姉の似顔絵を、ヤクザが破ったことに激怒する。
そして、100人以上の組員がひしめく要塞のようなヤクザの屋敷に一人で押し入り、ドスを振り回して襲い掛かるヤクザの群れを壊滅させてしまう。

それは絵を破ったヤクザに対し、女の子へ謝罪させるためであった。
そして謝罪するヤクザへ、女の子が許さなければ命は無いと大声一喝する金剛である。

幼い女の子の描いた拙い絵であっても、女の子自身にとってはまさに、姉を思う彼女の心がこもった一枚である。
金剛にとっては、人間が大事にするものの重みは心の重みであり、金銭的価値や技術の巧拙など関係はない。
だからこそ金剛は、人間の心を軽んずる者に怒り、全力で命を張るのである。

本作「金剛番長」は、金剛の真っ直ぐな生き様が描かれ、全編漢気あふれる作品である。
今巻では、金剛と互角に戦う居合番長が登場。
次巻以降はさらに異様な番長軍団が登場するようである。

金剛のさらなる漢気が楽しみである。



ハヤテのごとく! 第47話「そりゃ安室には帰れる場所があったでしょうけど…」

  • 2008/02/24(日) 23:58:08

ハヤテ、試験に備え休暇を与えられる!
メカ執事13号、ナギとマリアの心を掴むが?!

【感想概略】
原作未読。今回はナギ邸の人びとが中心のお話である。
珍しく嫉妬するハヤテ、ハヤテの嫉妬を知って喜ぶナギ、自身もあまり考えたことのなかった気遣いを受けてちょっとドキドキするマリア、好き勝手に振るまっているようで実は友だちのことを気遣っている咲夜、そして人間には自分の理解できない感情があることに少し羨望と悲しみをかんじ、一見冷たく見えるが実は人間に対し暖かい視線を送るメカ執事13号、などなど、お馴染みの人物とゲスト人物は魅力的に描かれ、お話は各人物の内面が描かれると同時に意外性があり、おもしろかった。

【ナギ、ハヤテに休暇を与える】
ある日のナギ邸。
ナギは唐突に、仕事をしなくていいとハヤテに言う。
クビを宣告されたのかと一瞬落ち込むハヤテ。
無論そんなはずはなく、期末試験が近いので試験勉強に専念してほしいというナギの意向であった。
躊躇するハヤテだが、マリアにも説得され、ナギの言葉を受け入れた。

だが執事長クラウスは出払っており、今のナギ邸の執事はハヤテだけである。
これを心配したクラウスは、事前に臨時の執事を手配しておいた。

ハヤテ以外の執事はいらん!と言い張るナギの前に、少年型のアンドロイドが現れた。
このアンドロイドこそが、ハヤテの代理として呼ばれたメカ執事13号である。

その姿を見て、ナギとマリアは、これは牧村志織の創造物と気付いた。

【ナギ、13号を拒むが…】
当初のナギは、メカ執事13号に反感を示す。
が、13号は人の心を掴むことに巧みであった。

ナギのマンガを見た13号、「へったくそですねえ」とつぶやき、ナギを怒らせる。
だが次に、ナギの漫画の長所を次々と指摘。
さらに、まずはどの方向を修正すればより良くなるかを的確にアドバイスした。
13号の言葉に、いつしか素直に耳を傾けるナギである。

あのナギを相手に、自尊心をくすぐりつつ助言することで納得させてしまう13号の話術の巧みさに、マリアは感嘆の表情を見せる。

【13号、マリアの心も掴む】
ナギの部屋を退出したマリアと13号。
マリアは、手伝いを申し出た13号を案内して歩き始めた。

すると13号、マリアの身体の僅かな変調をセンサーで見抜くと、マリアの肩に手を置いた。
驚くマリアだが、13号は肩が少し凝っていること告げ、マリアの肩を揉み始めた。
マッサージしながら、「何でも一人できるからといって、頑張りすぎるのも問題ですよ?」といたわりの声をかける13号。
どうやら13号は、介護ロボとしての機能も備わっているらしい。
13号の巧みなマッサージに、マリアは頬を上気させる。

さらに13号、言いつけてもらえれば全ての仕事を行なうと申し出た。
それはいくらなんでも申し訳がないという表情を見せるマリア。
すると13号、「女の子の前で格好つけたいというバカな男心ですから、格好つけさせてください」と笑う。
頬を赤らめるマリアである。

【ハヤテ、13号に嫉妬】
一方、ハヤテは、自室で咲夜に勉強を見てもらっていた。
いつも好き勝手に振る舞っているように見える咲夜だが、それは照れ隠しと相手に気を遣わせないためであり、今もハヤテの勉強に親身に付き合っていた。

だがハヤテは、仕事をしないことに落ち着かないようで、今ひとつ身が入らない。

そんなハヤテに、咲夜は、代わりの執事が来るから大丈夫と伝える。
咲夜としては、ハヤテは、ナギやマリアのことが気がかりなのだろうと気遣っての発言のようである。

だが、新しい執事と聞いてハヤテは動揺、不安そうな表情を見せる。
咲夜はハヤテに、ハヤテとナギの絆をもっと信じても良いのではという。
その言葉に気を取り直したかに見えたハヤテ。
だが結局、ナギたちの様子をのぞきに行く。

そして、ナギの部屋をのぞいたハヤテの目に映ったのは、すっかりナギとマリアに打ち解け、談笑する13号の姿だった。

ハヤテは13号に嫉妬の念を抱いた。
ナギの心が、マリアの心が、13号に向いてしまうことを、自分が不要と思われることを恐れた。

【ナギ、ハヤテの嫉妬を喜ぶ】
咲夜はナギたちに、ハヤテが13号に嫉妬していると話す。
咲夜としては、決しておもしろがっている訳ではなく、ハヤテのことを気遣ってのことのようである。

ナギは、ハヤテが嫉妬と聞くと身悶えして大喜び。
咲夜は、そんなナギを悪趣味と呆れる。

一方、13号は、何故ナギが喜ぶのかよく分からない様子である。
ジェラシーとは嬉しいことなのですか?と不思議そうに尋ねた。
13号には、人間の負の感情を助長するプログラムはインプットされていないからだという。

【13号、人の心を操る?!】
ナギたちは、こっそりとハヤテの部屋をのぞく。

あれがジェラシーかと、にやにやと笑うナギ。
一方、ナギの悪趣味をたしなめ、早くなぐさめに行くように促す咲夜である。

すると13号、ナギを制止。
このまますぐになぐさめては相手の思う壺と指摘。
何やら策を授けるのだが、なにか企んでいるような笑みを浮かべる13号である。

まず13号の策略により、マリアがビキニ姿にさせられ、羞恥のあまり逃走。
次に、13号とナギ、そして咲夜で夜食をつくる。
が、13号の入れ知恵により、咲夜一人で差し入れた。

談笑する咲夜とハヤテをドアの隙間からのぞき、嫉妬に燃えるナギ。
すると13号、ハヤテさまと咲夜お嬢様は仲がよろしいのですね…、とナギの耳元でささやいた。
ついにナギは激怒、飛び蹴りでハヤテをどつき倒した。

だがハヤテも咲夜も、ナギが何故怒っているのか全く分からない。
咲夜は、さっきまで機嫌の良かったナギの感情の変化の激しさを、子どもっぽいと呆れる。

13号はナギの不機嫌の理由を知らないふりをする。
そして咲夜に「ナギお嬢さまは、何やらご機嫌がよろしくないようなので、退散して頂いたほうが…」と囁いた。
「咲夜お嬢さまは、ナギお嬢さまより大人なのですよ」というと、片目をとじる。
13号の言葉を受け入れ、咲夜は退散した。

13号は、人間の自尊心をくするぐのが上手い。
だがここまで来ると、計算づくで人の心を操ってしまう13号には恐ろしいものがある。

部屋には、ハヤテとナギ、そして13号が残された。

【13号、ハヤテは不要と囁く?!】
いまだハヤテへの怒りのおさまらないナギ。
すると13号、ナギの隣に立ち、「彼はかなり出来の悪い執事のようですね」と発言。
この言葉に落ち込むハヤテ。
一方、ナギはハヤテをかばうような表情を見せる。
ナギにしてみれば、自分がハヤテに怒るのはともかく、他人がハヤテを悪く言うのは耐えられないようである。

13号はハヤテの欠点を次々と指摘。
今後も自分が執事の方が良いのでは?と言い放つ。

ナギは、13号の方が優秀という指摘に反論できない。
ハヤテは、ぼくがお嬢さまの側にいても…とつぶやき、ナギの困ったところの改善に全く役立っていないというと、ナギの困った点を次々と列挙。

ナギは真っ赤になると、ハヤテのまん前に駆け込み、ハヤテの言葉を遮った。
そしてハヤテの手をとり、ハヤテの目を見ながら言う。
わたしの執事はお前だけだ。
ちょっとくらい優秀でない方が、わたしにあっている。

二人の和解を見届けた13号は、そっと部屋を出て行った。
ハヤテは、13号が自分たちのために芝居を打ったことに気付く。

【13号、エイトの嫉妬を思い出す】
13号は、ちょっとくらい優秀でない方がいい、というナギの言葉に、人間は複雑だ、と笑う。
そして牧村志織の元にいた頃を思い出す。

その頃、13号にとって兄である介護ロボ・エイトは、13号に激しく嫉妬していた。
怒り狂い、13号に襲い掛かろうとするエイトだが、牧村から電撃を浴びて動きを止められた。

自分は危害を加えようとした訳ではないのに、なぜエイトは攻撃しようとしたのか。
13号には全く分からない。

牧村は、「わたしがあなたにかまってばかりだから、この子、ジェラシーかんじたみたい」と苦笑する。
「この子、あなたみたいに優秀じゃないから」という牧村。

13号には、嫉妬というものがどうしても理解できない。
だが13号の目にも、牧村は、性能では13号に劣るエイトを「この子」と呼び、大事に思っていることは伺えた。

【13号、散る】
13号は、自分がいることはナギの幸せを妨げると判断。
ハヤテに後を託し、屋敷を去ろうとする。
その時、テレビのニュースが、巨大隕石が間もなく落下すると報じた。

ハヤテたちが空を見ると、上空に巨大な隕石が肉眼で見えた。
隕石の大きさは想像を絶しており、もはや地球上に逃げ場はない。

すると13号、自分に内蔵された自爆装置で、隕石を地表に影響の及ばない宇宙空間で爆発させるといい、飛び立つ構えを見せた。
ナギは自爆と聞くと血相を変え、13号に取りすがり、「許さないぞ、命令だぞ」と涙を流して引き止める。
13号は、命に代えても主を守るのが執事の務め、命令違反をお許しくださいと言い、ロケットエンジンを始動、ノズルから白い煙をもうもうと噴出する。
それでもナギは、13号から決して離れようとしない。

13号は、自分を離そうとしないナギを見て頬をゆるめると、ハヤテにナギを託す。
そして「もし生まれ変わることを許されたら、今度こそジェラシーの感情をインプットしてもらいます」と笑うと、飛び立った。

間もなく、上空が眩く光った。
目をあけると隕石は粉々になっていた。

【予告】
次回「ヒナラブ」
次回は久々にヒナギクが中心のお話のようである。
白皇学院が舞台のお話も久々であり、楽しみである。

【今回気付いた元ネタ】
◆今回は、映画ネタが多かった気がする。ナギが見ていたテレビに映っていたのは「刑事コロンボ」「マトリックス」など。またラストで、月面で岩によりかかる13号は「スペースカウボーイ」と思われる。
◆月を背景に浮かぶ巨大隕石は、「逆襲のシャア」のアクシズ。
◆メカ執事13号は、特撮ヒーロードラマ「キカイダー」及び「ロボット刑事」。
◆ラスト、飛行形態に変形した13号は、上半身は「Zガンダム」のガンダムMKⅡか、下半身は劇場版ガンダムのコア・ブースター。

機動戦士ガンダムOO 20話「変革の刃」

  • 2008/02/23(土) 23:59:56

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【あらすじ】
三大勢力、国連監視下の軍事同盟を締結!
太陽炉搭載の新型MSを入手し、ガンダムに対抗!

【感想概略】
今回は、まず刹那・ロックオン・ティエリアが打ち解けた様子を見せ、三大勢力が対ガンダムで軍事同盟を締結する政略面の動きもおもしろく、各陣営が山分けにした太陽炉搭載MSがさっそくガンダムとの戦いに活用され、新型MSに搭乗したセルゲイ中佐及びソーマ・ピーリス少尉による対ガンダム戦闘は迫力があり、アレハンドロ・コーナーとリボンズの動きはいよいよ怪しさを増し、盛り沢山の内容でおもしろかった。

今回、絹江はサーシェスに撃たれてしまい瀕死の様子であるが、上手い具合に切り抜けるのだろうか。次回に注目したい。

【沙慈、ルイスのメールを受け取る】
冒頭は、駅のホーム。
以前ルイスから受信したメールを眺める沙慈から始まる。

沙慈は、看護師から聞いた話を思い出していた。
看護師は言う。
ルイスの左手には、ガンダムのビーム兵器による細胞障害のため、再生治療を施せないのだと。

すると沙慈にルイスからメールが届く。
メールには、夢の実現に向けて頑張る沙慈を応援する言葉、そしてルイスもすぐに追いつくと記されていた。
ルイス自身の不安や痛み、心細さといった沙慈を心配させるような言葉は一つもなかった。

沙慈に心配をかけまいとし、ルイス自身も人生に対する前向きさを決して失わないのは立派だとおもった。

【三大勢力、軍事同盟を締結】
前回のラストで、南極の地下施設で三大勢力の軍人たちが目にしていたのは、何とガンダムに搭載されているのと同型の太陽炉であった。
その数は何と、30機。
さらに、太陽炉搭載用のMSの機体まで用意してあった。

ここに三大勢力は、30機の太陽炉搭載MSを手にしたのである。
この情報をもたらしたのは、ソレスタルビーイングの裏切り者だという。

この太陽炉搭載MSの入手により、ガンダムに対抗する力を得た三大勢力は、国連監視下で対ガンダムの軍事同盟を締結した。

【マリナとシーリン、三大勢力軍事同盟を知る】
アザディスタン王国では、マリナ王女とシーリンが、三大勢力軍事同盟締結の報道をテレビで見ていた。
シーリンは、これがソレスタルビーイングの目的と考えるのが妥当と指摘する。
だがマリナは、やはりソレスタルビーイングのやり方に納得できないものをかんじるようである。

【刹那たち、三大勢力の軍事同盟締結を知る】
南海の孤島に潜伏する刹那、ロックオン、そしてティエリアは、三大勢力の軍事同盟締結を知っても驚いた様子はない。
ようやく第一段階をクリアした、というロックオン。

実は、武力介入によっては三大勢力同士を追い詰め、各勢力どうしを歩み寄らせることが、ソレスタルビーイングの当初の目的だったのである。

だがティエリアは、疑問を口にする。
各国の軍事基地はトリニティの襲撃によって甚大な被害を受けている。
ガンダムに対抗する術がない上に戦力の低下した今の状況で軍事同盟を締結しても、結果が出せるとは思えず、かえって世論の失望と反感を招くだけ、何か裏があるとしか思えない、と。
さらに、これまで常に強気だったティエリアが、不安そうな表情を浮かべていう。
ヴェーダに明記されていなかったトリニティの存在、そしてヴェーダの改竄が、どうしようもなくティエリアを不安にさせるのだと。

ここら辺では、刹那、ロックオン、ティエリアの三人は、一緒にいても大分打ち解けた様子である。
特にティエリアは、これまでの刹那やロックオンに対する拒絶の色はあまりかんじられず、表情もどことなく穏やかなのが印象的だった。

そして三人はスメラギからの暗号通信による指示に従い、プトレマイオスへ帰還した。

【スメラギ、戦力強化を指示】
プトレマイオスでは、スメラギはまずは三大勢力の様子を見るとクルー達に告げた。
そして技師イアン・ヴァスティに、「GNアームズ」の受け取りを指示する。

敵の戦力が大幅に増加される中、この「GNアームズ」によって、プトレマイオスのガンダムも戦力強化されるようであり、楽しみである。

【グラハム大尉、フラッグにこだわる】
三大勢力では、それぞれ太陽炉搭載MSの実戦配備を進めていた。

ユニオンでは、グラハム大尉は、太陽炉搭載の新型MSについて、ビリー・カタギリから事情を聞いた。
カタギリは、新型MSのパイロットはオーバーフラッグスから選抜されだろうという。
するとグラハムは「断固辞退する」と言うのである。

以前、グラハムの部下・ハワードは、ガンダムスローネツヴァイと戦い、戦死していた。
グラハムもハワードも、フラッグという機体に特別な愛着を抱いている。
そしてグラハムはハワードの墓前に、フラッグでガンダムを倒すと誓っていた。
「男の誓いに訂正はない」と頑として考えを変える様子のないグラハムである。

グラハムは勝つための合理性よりも亡きハワードへの誓いを優先させるのだが、それだけ上官として部下を大事に思っているということのようである。

ここは一つ、太陽炉搭載MSから得られた新技術で、フラッグを強化して欲しいところである。
あくまでフラッグにこだわるグラハム大尉の更なる活躍が楽しみである。

【ソーマ少尉、新型MSのパイロットに志願】
人革連では、太陽炉搭載MSのパイロット選抜は、セルゲイ中佐に一任された。
するとソーマ・ピーリス少尉は、即座に志願するのである。
司令官はソーマの志願を喜ぶが、セルゲイ中佐はちょっと困った様子だ。

ここら辺では、セルゲイはソーマを人間と思っており、手駒とは決して考えていないところが伺えた。

【コーラサワー、我が道を行く】
一方AEUでは、カティ・マネキン大佐が太陽炉搭載MSのパイロット選抜について頭を悩ませていた。
具体的には、コーラサワー少尉をパイロットに加えるか思案していた。
すると、花束を抱えたコーラサワー少尉が、カティ大佐の宿舎を訪れ、食事に誘う。

カティ大佐は、コーラサワー少尉に尋ねた。
今、世界は大きな変革期を迎えようとしている。
そのことについて、考えるようなことはないのか。

するとコーラサワー、「はい、ないです」と即答。
カティ大佐は、食事の誘いを承知した。

コーラサワーの興味は、自身のスコアを上げることと恋愛のみであり、社会の動きには全く関心がないらしい。
ここら辺、同じ軍人であっても、政略の動きに強い関心を抱くグラハム大尉やセルゲイ中佐とは対照的である。
硬派揃いの「ガンダムOO」世界のパイロットたちの中で、独自の道を突き進むコーラサワー少尉は、一体どこへ行くのか。注目したい。

【絹江、サーシェスの凶弾に倒れる】
絹江は、リニアトレイン公社のラグナ総裁の別荘を訪れた。
そして取材を申し込むが、やはり断られてしまった。

このラグナ総裁は、何と戦争屋アリー・アル・サーシェスと会っていた。
どうもラグナ総裁は、サーシェスの正体を知っているようである。
サーシェスはラグナ総裁に、搬送中の太陽炉搭載MSを一機、譲って欲しいと頼む。
いずれ傭兵など必要とされない時代が来るのではと口にし、またまた何か企んでいる様子のサーシェスである。

ラグナ邸から出てきたサーシェスに、絹江は取材を申し込む。
急いでいるので車中でなら、というサーシェスの言葉を絹枝は承知する。

車中でサーシェスは絹江に言う。
自分がガンダムの動力炉を運んだのだと。
あまりに突拍子もない言葉に、絹江は呆気に取られてしまうが、さらにサーシェスは言う。
ガンダムのパイロットはクルジス少年兵であること。
そして自分は、クルジスで子どもを誘拐し、洗脳し、戦闘訓練を施してゲリラ兵に仕立てたのだと。

驚く絹江に、サーシェスは、自分を戦争屋だと明かし、「戦争が好きで好きで堪らない、人間のプリミティブ(原始的)な衝動に準じて生きる、最低最悪な人間ですよ」というと、極悪な笑みを浮かべた。

そして、一人で自動車を運転するサーシェスは、ラグナ総裁にネズミを掃除したと報告する。

絹江は路地裏で、自分の流した血溜まりの中に倒れていた。
ソレスタルビーイングに近づこうとする絹江の取材の行方はどうなるのか。
そして絹江自身はどうなるのか。
とても気になるところである。

【王留美、トリニティ三兄妹の秘密基地を訪問】
トリニティ三兄妹の秘密基地。
ここに王留美が、紅龍を従えて現れた。

一体どうやってここに来たのか、ネーナは驚きを隠せない。
一方、ミハエルは、好戦的な笑みを浮かべ、秘密基地の所在を知ったものはタダでは帰せないとナイフを抜く。
だが、ヨハンはミハエルを制止した。
そして王留美に、訪問の理由を尋ねた。

すると王留美は言う。
同じソレスタルビーイングとして挨拶に来ただけ。
チームトリニティも同じソレスタルビーイングであり、エージェントである自分たちがサポートするのは当然のこと、と。

仲間顔する王留美に、ネーナとミハエルは腹を立てた。
そしてエクシアたちが自分たちを攻撃したことを、王留美に抗議するのである。

だが、王留美は涼しい顔で言う。
自分はプトレマイオス側の味方という訳ではない。
ただイオリア・シュヘンベルグの提唱する理念に従う者だと。

ここで王留美は、チームトリニティへの援助を申し出た。
いきり立つネーナとミハエルだが、ヨハンは王留美の申し出を受け入れた。
三兄妹の中で、ヨハンの決定権は絶対らしい。

王留美の退出後。
ネーナとミハエルは不満顔である。
そしてヨハンは、カードは多い方が良いと不敵に笑うのである。

一方、王留美は紅龍に言う。
世界が変わらないのなら壊れてしまっても構わないと。
王留美の発言はかなり極端で過激であるが、その真意は何か、どのような過去を背負っているのか、明かされるのが楽しみである。

【チームトリニティ、人革連の軍事基地を襲撃】
トリニティ三兄妹に、ミッションの指示が降った。
さっそくトリニティ三兄妹はスローネ3機で出撃、大空へ飛び立つ。
今回の標的は、人革連の軍事基地である。

基地側はスローネの接近を察知。
MS部隊を素早く配置し、スローネの襲撃に備える。

間もなく、スローネ三機が飛来。
基地MS部隊の射程圏内に踏み込んできた。

上空を飛翔するスローネに、基地のMS群が猛烈な砲撃を集中させる。
だが、スローネ三機は驚異的な運動性能で敵砲撃を回避。
上空から地上へビーム砲を撃ち下ろし、次々と敵MSを撃破していく。

そしてヨハンはネーナに、エネルギー供給を指示した。
GNメガランチャーで基地を壊滅させるつもりである。

その時。
スローネの背後から何者かがビーム砲を撃ってきた。
ネーナとミハエルはこれをかわし、またプトレマイオス側ガンダムの攻撃かと警戒する。

だが、トリニティ三兄妹の眼前に現れたのは、GN粒子を放出する見慣れないMSであった。
これぞ、人革連に供与された10機の太陽炉搭載MSであり、指揮官はセルゲイ中佐である。

セルゲイ中佐は、新型MSは10機のみであり、無理攻めをしないよう部下たちに指示。
そしてチームトリニティに攻撃を開始した。

迎撃するトリニティ三兄妹の砲撃を高機動性でかわす新型MSの群れ。
敵機の機体性能に驚くネーナ。

セルゲイ中佐はビームサーベルを抜き、ネーナ機に斬撃を叩き込む。
ネーナ機はビームサーベルで、セルゲイ機の刃を受け止め、腰から多数のミサイルを発射。
が、セルゲイ機はひるまず後回し蹴りをネーナ機に叩き込んだ。
悲鳴を上げるネーナ。

ミハエルは、スローネツヴァイを駆り、ネーナを加勢しようする。
その前に、ソーマ・ピーリス少尉の駆る新型MSが立ち塞がった。
ミハエル機はGNファングを放つ。
GNファングの群れは素早く動きながら、ソーマ機へビーム砲を撃ちまくる。

だが、ソーマ少尉は驚異的な操縦技術でGNファングのビーム攻撃をことごとく回避。
GNファングを次々と撃破し、ミハエル機を圧倒する。

以前、ソーマ少尉は、タクラマカン砂漠でミハエル機と交戦したとき、身を守るだけで精一杯だった。
だが、機体性能が大差なければ、敵に遅れをとらないソーマ少尉である。
ソーマ少尉は、自らの操縦技術に遅れず反応する新型MSに、感動の笑顔を見せる。

ここでヨハンは、弟妹に撤退を命じた。
なおも勝負にこだわるミハエルを「反論は聞かん!」と一喝。
そしてトリニティ三兄妹は戦場を撤収した。

敵軍が、ガンダムと機体性能に大差のないMSを保有し、しかも自分たちより大量に投入してきた以上、性能差によって敵MSを圧倒することは困難であり、数では敵が圧倒的に有利である。
思わぬ危機に陥っても冷静さを失わず、勝算が立たないと見れば即座に撤退を決断する、ヨハンの度胸と引き際は見事であった。
ヨハンが指揮をとる限り、トリニティ三兄妹は軽々しく新型MSの群れに飛び込んでみたり、簡単に撃破されることはなさそうである。
ただ、「ラグナ」が無茶な指示を下してきたらどうするのか。
トリニティ三兄妹の今後も気になるところである。

【ソーマ少尉、初勝利】
撤退するスローネたちを、ソーマ少尉は追撃しようとする。
だが、セルゲイ少佐はこれを止め、ソーマ少尉に眼下の基地を見るようにいう。

ソーマ少尉は地上を見ると、基地の将兵たちが大喜びで新型MS部隊に手を振っていた。
これほどの損害を受けたのに何故と不思議そうなソーマ少尉。

するとセルゲイ少佐は笑っていう。
「少尉ははじめて味わうのだったな。
これが、勝利の美酒というものだ。」

思えば、ソーマ少尉の戦いは負け戦ばかりであり、これが初勝利である。
他者に感謝されるという経験は、ソーマ・ピーリス少尉に何かを残したようである。

【アレハンドロとリボンズ、ヴェーダ本体を訪れる】
ソレスタルビーイングの監視者アレハンドロ・コーナーは、従者リボンズの案内で、月に築かれた謎の施設を訪れていた。

アレハンドロの実家であるコーナー家は、何世代にも渡って、ソレスタルビーイングの計画に介入しようとしていたのだという。
そして、これからリボンズの案内するところは、コーナー家の悲願達成に重要な場所らしい。
アレハンドロは、リボンズに感謝の意を示し、リボンズを「わたしのエンジェル」と呼ぶ。
するとリボンズは優雅に恐縮、拾っていただいたことを感謝しておりますと上品に礼を述べる。
アレハンドロとリボンズの出会いとは、一体どのようなものだったのだろうか。

リボンズの瞳が金色に光ると、施設の扉が開いた。
アレハンドロが辿り着いたのは、「ヴェーダ」の本体であった。

ここでアレハンドロは一体何をするつもりなのか。
アレハンドロの真の目的とは何か。
リボンズは何を考えているのか。
次回が楽しみである。

【予告】
次回「滅びの道」
対ガンダムで、ひとまず手を組んだ三大勢力は、どのように動くのか。
太陽炉搭載MSが大量に出現したことに対し、チームトリニティは、そしてプトレマイオス側はどのように動くのか。
絹江はどうなるのか。
アレハンドロとリボンズは何をするつもりなのか。
次回も楽しみである。

機動戦士ガンダム ギレン暗殺計画 1巻(漫画:Ark Performance/角川コミックス・エース)

  • 2008/02/22(金) 23:59:53

「機動戦士ガンダム」の外伝。
一年戦争の末期、ジオン公国はどのように終戦を迎えたのか、ジオン内部の人々は何を思い、何を目指し、どのように行動したのかを、警察組織の捜査官の視点から描くマンガ作品。

【あらすじ】
一年戦争末期の宇宙世紀0079年12月。
ジオン公国首都、ズム・シティが舞台。

公国の警察機関の捜査官レオポルド・フィーゼラーは、要人暗殺爆破テロ事件の捜査を担当していた。
捜査の中でレオポルドは、犯人の目的が総帥ギレン・ザビの暗殺であることに辿り着く。
だがレオポルドは、国家の暗部に近づきすぎていた…。

【感想概略】
本作「ギレン暗殺計画」では、本編では描かれることのなかった一年戦争末期のジオン側の内情が興味深く描かれ、様々な立場の登場人物たちは魅力的であり、軍人ではなくより庶民に近い警察関係者の視点から描かれるおもしろさがあり、何らかの信念を実現するための手段らしきギレン暗殺計画をめぐる謎解きからは目が離せず、そしてそれぞれ信念を抱く人物たちが信念故に葛藤する姿は魅力的であり、おもしろかった。

巻末の「No1ガンダム芸人」土田晃之による、ギレン及び本作についての論評もおもしろかった。

【魅力的な人物たち】
本作「ギレン暗殺計画」では、登場人物たちが魅力的である。
まず、主人公のレオポルドをはじめとする本作オリジナルの登場人物たちは、それぞれの人生を背負っていることがにじみ出ており、いい味を出している。

さらに、本編に僅かに登場した人物たち、ギレン総帥の秘書セシリア・アイリーンや公国首相ダルシア・バハロなどが、存在感のある血の通った人間として描かれており、これも大きなおもしろさである。

【信念故の葛藤】
本作「ギレン暗殺計画」の作中には、多くの人びとが登場する。
軍人、政治家、ザビ家の人間、公安関係者、総帥府の関係者、などなど様々である。

彼らはそれぞれ何らかの信念を抱いている。
ある者は敗戦による滅亡の危機に瀕した祖国を憂え、またある者は権力を巡ってギレン総帥と対立している。

各人の信念はそれぞれ異なるが、ギレン総帥暗殺の動機は十分ある。
そして各人にとって、ギレン暗殺は、あくまで目的を達するための手段に過ぎないようである。
ある者にとっては、戦争終結のため。
またある者にとっては権力を奪い、より強固な戦時指導体制を築くためである。

まだ正体を見せないギレン暗殺計画の犯人は何者なのか、その背後にある国家の暗部の正体とは何か。
公国はどのように終戦を迎えるのか。
そして、国家の暗部という危険な領域に近づきすぎてしまったレオポルドはどうなるのか。

2巻も楽しみである。

今日の買い物

  • 2008/02/21(木) 23:59:41

暴れん坊少納言 2巻(かかし朝浩/ガムコミックスプラス)

舞台は平安時代の平安京。
破天荒な少女・清少納言の日常は、清少納言自身のエネルギーによって冒険に満ち溢れている。
平安時代の有名人たちを独特の味付けで活き活きとした魅力ある人物たちに描き、平安時代をエネルギッシュでスリリングな世界と描くマンガ作品の2巻。

1巻がおもしろかったので購入。



今日の買い物

  • 2008/02/20(水) 23:58:10

聖痕のクェイサー 4巻(漫画:佐藤健悦/原作:吉野弘幸/チャンピオンREDコミックス)

主な舞台は現代の日本、聖ミハイロフ学園。
ロシアからの留学生・サーシャは、特定元素を操る特殊能力者・クェイサーであった。
他者を拒む一匹狼のサーシャは、学園で孤立する二人の少女、燈(とも)とまふゆに出会う。
燈は、前理事長である父の失踪後、生徒たちから嫌がらせを受け続けていた。
そして燈の親友・まふゆは、一緒にいじめられても燈を味方し、決して側を離れようとしない。

本作「聖痕のクェイサー」は、サーシャとまゆふ・燈の友情、学園に秘められた謎を巡って争うクェイサーたちの迫力ある戦い、そしてお色気が大きなテーマのようであり、おもしろい。
今巻もおもしろいことを期待して購入。