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「レッドガーデン」3巻(綾村切人/幻冬舎コミックス)

  • 2008/03/21(金) 23:59:10

アニメ「レッドガーデン」の設定とキャラクターを独自の解釈で描く漫画作品の第三巻。
このマンガ版「レッドガーデン」、絵は綺麗であり、アニメで主要人物であったケイトを主人公とし、アニメでお馴染みの人物たちが血のかよった存在として活き活きと描かれ、物語はアニメとは微妙に異なる独自の展開を見せ、独自のマンガ作品としてもおもしろかった。


バンブーブレード 24話「剣と道」

  • 2008/03/20(木) 21:07:07

【感想概略】
今回は、前回描かれた各人の抱える問題及び剣道部の危機が解決されるお話である。

前々回の関東大会の敗退へのショック、および剣道部所属者による暴力沙汰の発生により、剣道部及び部員たちはそれぞれ問題に直面してしまっていた。

珠姫は初めての敗北を受け止めきれず迷走。苦痛から逃れるため、苦痛の原因となった剣道そのものを、仲間もろとも切り捨てようとする。
都は勝ちたい相手との差が努力してもまるで縮まらないと思えることに絶望し、努力を続けることに疑問を抱き、ダンくんにまであたってしまう。
キリノは剣道部活動停止の危機を一人で抱え込み一人で解決しようと一人苦悩する。

苦悩する仲間の姿に、仲間たちも心を痛める。
ダンくんは都の気持ちを十分理解できなかったと苦悩。
これまで都の稽古に付き合ってきた聡莉も、部に顔を見せない都を心配する。
サヤは、仲間を大事に思うあまり自分一人で全てを背負い込もうとするキリノに、心を痛める。

それぞれの問題を、仲間の支えも得て乗り越えていく人物たちの内面が描かれ、おもしろかった。


なお珠姫の敗因について、個人的には勝ちをあせって自分を見失ったという、気迫と集中力の問題が主な敗因かとおもっていたのだが、今回のお話を見ると、そもそも凛の強さが珠姫を上回っていたことこそが、珠姫の敗因のようである。

本作では、剣道の試合の勝敗を左右するのは、まず剣道の腕、そして試合への気迫と集中力であり、自分の力を出し切れることも含めての強さであり、たとえ格下の相手でも、気迫と集中力に劣れば、敗れてしまうものと描いている。
これまで聡莉や都、そしてキリノは、試合中に集中力という点で問題を抱えてしまい、勝利に手の届かない姿を何度か見せている。そして珠姫はこれまで隔絶した強さを見せており、集中力に劣ることさえなければ、敗北はないのではと思えた。

だが珠姫と凛の試合を思い返すと、いくら珠姫が勝ちを焦っているとはいえ、凛は珠姫を圧倒していた。凛はただでさえ強く、ましてや集中力で劣る状態で勝てる相手ではなかったということのようである。

なぜ凛の強さは珠姫を上回っていたのかであるが、凛の才能は珠姫に匹敵するところがあるのかもしれないが、それ以上の要素として、凛はこれまで敗れるたびに自分を客観的に見つめなおし、自分の弱点を克服すると同時に、長所を伸ばしてきたと思われる。
敗れたことがあるからシナイダーは負けないという凛の言葉は、このことも指すようである。

一方、珠姫は、負けたことが無いので、自分の敗因及び相手の勝因を分析しようがなく、何故負けたのか自分の短所を客観的に見つめなおしようもなく、自分の弱点を克服する必要に迫られることがなかった。
これが凛の珠姫の差のようだが、つまり珠姫には、これからまだまだ強くなる可能性が大きいということに思える。
珠姫の強さは、持って生まれた才能、才能を磨く日々の鍛錬、そして試合への集中力と気迫であるが、凛に敗れたことにより、次回以降、珠姫はさらに成長するようである。

気になるのは、凛の真意である。
もしかしたら、かつての凛も負け知らずであり、初の敗北に打ちのめされ、立ち直るのに苦労したことがあるのかもしれない。
凛の真意は、いかに珠姫が強くとも絶対負けないことはありえず、だから珠姫を大事に思えばこそ、珠姫に敗北するとはどういうことかを、そして敗北を教訓としてさらに自分を磨くことができることを伝えたかったのかもしれない。

珠姫への凛の真意が描かれるも楽しみである。

【珠姫、敗北を乗り越える】
珠姫に敗北を受け入れ、乗り越えるきっかけを与えたのは勇次であった。
関東大会の前、珠姫は勇次に、負けるとどんな気分がするのか尋ねたのだが、そのときは答えが聞けなかった。

この問いに勇次は、改めて答えた。
今の珠姫と同じ気持ちであり凄く悔しい、そしてもっと頑張って次は勝とうと思う、そうして勝つことが出来れば悔しさよりもっと大きな喜びがあるのだと。

これまで負けたことの無い珠姫は、何とそれまで「悔しい」という気持ちを抱いたことがなかったのである。
さらに負けたことが無いので、日々の鍛錬を欠かすことはないが、自分の長所短所を分析して自身をより高める必然に迫られることがなく、自分より実力が上の相手に勝つための努力というものは、全く必要がなかった。

勇次の言葉に珠姫は、敗北を受け入れ、自分の中の悔しいという気持ちを認め、凛に敗れた弱点を克服することを決意する。

珠姫は、凛との試合の最大の敗因は、凛の方が剣道の腕が上であることと結論した。
試合では珠姫は勝ちに焦っていたかもしれないが、集中力以前に、そもそも実力で凛に劣っていたというのである。
特に、凛の上段は手強く、改めて上段に勝つ方法を学ばねば凛には勝てないと判断する。

そして珠姫は、上段使いに勝つ方法を求めて最終的にコジロー先生の元へ辿り着き、コジローへ教えを請い、コジローの心をも再生させるのである。

【剣道部活動停止の危機】
剣道部活動停止の危機は、暴力沙汰を起こした外山と岩佐が自発的に退部届を提出したことで回避された。
この二人、キリノに借りを作りたくないのだという。

キリノは、部員が事実上自分一人になっても決してあきらめず、前向きさを失わず、とうとう再び部を盛り上げてしまった、まさに不屈の精神の持ち主である。
外山と岩佐も、どんな悪環境でも剣道部を盛り上げることを絶対にあきらめないキリノには舌を巻き、キリノのことは認めざるを得なかったようである。

実は外山と岩佐、剣道が嫌いではないことが今回明らかになった。
もしかしたら外山と岩佐には、フレンドリーなコジロー先生の指導はあまり適しておらず、むしろ以前登場した林先生のような厳しい顧問の方が、外山も岩佐も自分の長所を良い方向へ伸ばせたのかもしれない。

この二人、剣道部を再生させたキリノの姿に、再生した剣道部の新しい部員たちの姿から、何かを得たようである。

今日の買い物

  • 2008/03/19(水) 23:29:46

ジャイアントロボ 地球の燃え尽きる日 3巻
(原作:横山光輝/脚本:今川泰宏/漫画:戸田泰成/秋田書店)


1・2巻がおもしろかったので購入。
ジャイアントロボ及びBF団の戦闘ロボとの巨大メカバトル、そして国際警察連合の九大天王及び英雄好漢、BF団の十傑集、村雨一家との超人バトルが楽しみである

今日の買い物

  • 2008/03/18(火) 23:40:19

ネムルバカ(石黒正数/RYU COMICS/徳間書店)

大学の女子寮で同室の二人、先輩・鯨井ルカと後輩・入巣柚実(いりすゆみ)の日常を描くマンガ作品。
「月刊COMICリュウ」連載作品の単行本。
連載中楽しみにしていた作品であり、飛び飛びに読んでいたので、通して読むのも楽しみである。

「グレートメカニック.DX4 2008 SPRING」(双葉社)と購入

  • 2008/03/17(月) 23:53:45

戦闘アニメの戦闘ロボットに特化した雑誌「グレートメカニック」の最新号。
今号の主な記事は、巻頭特集「機動戦士ガンダムシリーズ ニュータイプ専用機」、大特集「マクロスとVFの歴史」、さらに「機動戦士ガンダムOO SF考証担当 千葉智宏・寺岡賢司インタビュー」、春からの新番組「コードギアス 反逆のルルーシュR2 サンライズ担当者へのメカ及びメカ戦を中心としたインタビュー」などなどである。この他、戦闘ロボット及び戦闘メカを扱った記事多数、そして連載マンガ「装甲騎兵ボトムズ外伝 AT Stories アイアンファティーグ」も掲載である。
毎号楽しみにしているのだが、今号もおもしろそうなので購入。



篤姫 第11回「七夕の再会」

  • 2008/03/16(日) 23:59:27

尚五郎、鶴丸城で篤姫と再会!

【感想概略】
今回は、篤姫との別れをなかなか受け入れることのできなかった尚五郎が、篤姫の人間的成長とその進む道を受け入れ、尚五郎自身は自分にしか果たせない役割があることを漠然とだが悟りはじめるお話であり、尚五郎の内面の葛藤と前向きに生きる道をようやく見出していく姿が描かれ、後の若き家老・小松帯刀をかんじさせて興味深く、おもしろかった。

同時に、12代将軍家慶の死により動揺する幕閣が描かれるのだが、ここで家祥が暗愚を装う理由の一端らしきものがうかがえた。

ペリー艦隊の開国要求に対し、タカ派・徳川斉昭は戦争してでも開国には反対と主張する。
だが、戦争となれば家祥の采配で戦うことになるという老中・阿部正弘の言葉に、斉昭は、戦争という選択肢はあり得ないと思い知らされた様子である。

もし家祥が英邁ならば、幕閣や斉昭は、幕府の実力を無視した無謀な策を外交に限らず推し進めるかもしれず、これが家祥が暗愚を装う背景の一つだろうかと思えた。

また家祥は、大奥出入りの商人に瓦版を提出させ、幕閣の前では記事の内容を単純に面白がっているように振る舞うが、家祥の真意は、民情を知るための情報収集におもえる。

家祥は以前、斉彬に対し、参勤交代の際に多くの地域を見聞できるのは薩摩の強み、と発言するなど、情報を重視する姿が描かれている。
実は幕閣の思いもよらぬ方法で、江戸城にいながら様々な情報を集めているかもしれない。
いずれ、家祥の真意が明かされることが楽しみである。

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機動戦士ガンダムOO 23話 「世界を止めて」

  • 2008/03/15(土) 23:59:07

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【あらすじ】
国連軍ジンクス部隊、プトレマイオス側ガンダムを襲撃!
ロックオン、帰還せず!

【感想概略】
今回は、三大勢力が現在投入可能なジンクス全26機及び鹵獲したスローネツヴァイを総動員し、プトレマイオス側に総攻撃を敢行するお話である。

プトレマイオス側ガンダムが、優秀な指揮官とエースパイロットで構成された圧倒的な敵部隊とどう戦うかが興味深く、狙撃手でありながら利き目を使えない状態にあるロックオンとサーシェスとの激戦は迫力があり、紛争根絶のため武力に訴えることを決して正しいとは思わないが行動せずにはいられなかったロックオンの内面が描かれ、そしてロックオン未帰還に涙をにじませ怒ったような表情を見せる刹那、心底悲しんで涙を浮かべるティエリア、ロックオンの名を呼び続けることでしか気持ちを表現できないハロ、任務中という責任感からか泣き声を必死に押し殺そうとするフェルトをはじめとする衝撃を受けるプトレマイオスクルーの姿が描かれ、各人物がそれぞれはじめて見せる内面の一端が描写され、見応えがあった。

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新選組の謎(中見利男/中経出版)

  • 2008/03/14(金) 23:59:44

幕末に活躍した新選組について紹介した文庫である。

本書「新選組の謎」はコンパクトな文庫なのだが、内容は新選組についてほぼ網羅しており、結成から京都での活躍、鳥羽伏見の戦いから関東での戦い、会津戦争での戦い、そして箱舘戦争での土方歳三の最後と新選組終焉までを扱い、さらに新選組の組織、人物、数々のエピソードを紹介している。

一つの記事はだいたい6~8ページで読み易く、適度に読み応えがあり、まず内容が楽しめた。
また、これまでに色々な本から仕入れた新選組についての雑多な情報をひとまず整理することができ、ためになった。

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  • 2008/03/13(木) 23:59:15

ブラックマジック Ⅲ プラネットアース(著:柿沼秀樹/原作:士郎正宗/GA文庫)

金星が太陽系唯一の人類可住惑星という時代。
人類社会全体の行き詰まり故に巻き起こる巨大な陰謀との、女戦士ダリィの戦いを描く小説作品の第三巻。
原作は士郎正宗の同名マンガ作品。

今巻では、前巻で登場したヨーコとケインズが再び登場。
そして前巻の戦闘アンドロイドを上回る強敵が現れるようである。
女戦士ダリィの新たな戦いに期待して購入。

今日の買い物

  • 2008/03/12(水) 23:49:28

「ARIA」12巻(天野こずえ/マッグガーデン)

長期連載のSFファンタジー漫画の最終巻。
きれいな絵、独特の異国情緒、そして前向きな生き様の人物たちの物語に毎巻楽しませてもらっているので、今巻も購入。