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コードギアス 反逆のルルーシュ R2 第3話「囚われの学園」

  • 2008/04/20(日) 23:59:25

【感想概略】
今回は、ルルーシュVSヴィレッタ率いる機密情報局との頭脳戦のおもしろさが楽しめた。
ミレイやリヴァル、そしてシャーリィーたちとの日常の描写も好きである。
また、ルルーシュの仲間思いの一面、そしてヴィレッタの無益な殺生を嫌う一面は、お話の救いになっていたとおもう。

メカ戦では、ランスロットとEU連合のパンツァーフンメル部隊との間で繰り広げられた「ナイトメアフレームならではの戦闘」が楽しめた。
ランスロットの戦い方であるが、フロートシステムによる飛行能力は補助的なものであり、ランスロットはあくまで陸戦兵器であるという戦闘描写が好きである。
またパンツァーフンメルは意外と素早い機体であり、疾走しながらの機動戦闘を展開する戦闘描写が良かったと思う。

【ロロVS星刻】
前回、ゼロは中華連邦総領事館から電波ジャックを敢行。
全日本人と全世界にテレビ映像を発進して自らの復活を宣言し、再び合衆国日本の独立を宣言した。

一方、中華連邦の武官・星刻は、兵を率いて総領事館前に陣取った。
そして、ゼロを求めて押し寄せたブリタニア部隊を「総領事館は中華連邦の領土」の一言で追い返した。

すると総領事館前に、ナイトメアフレーム「ヴィンセント」が出現。
機内から何とロロが姿を見せた。

ロロはゼロを殺しに来たと言い、立ち塞がる星刻に視線を向けた。
その右目には、ギアスの紋章が赤く浮かび上がっている。
ロロと星刻、まさに一触即発である。

その時、ロロの携帯が鳴った。
何とルルーシュから、しかも学校からである。

ロロは訳が分からない様子である。
ゼロはルルーシュではないのか?
何故ルルーシュが学校にいるのか?

ルルーシュとの通話を終えると、ロロはひとまず、総領事館前を去った。

【ルルーシュ、ロロを狙う】
テレビの前に現れたゼロは、実はC.C.であった。
ルルーシュは、演説開始の直前にC.C.と入れ替わり、学校へ向かったのである。

ルルーシュは記憶を取り戻した。
だが、だからといってすぐに黒の騎士団の活動に全力投入は出来なかった。

それは、ナナリーの安全を確保できていないからである。
ルルーシュは、ミレイたち生徒会全員がナナリーのことを覚えておらず、ロロをルルーシュの弟と思い込まされていることから、ナナリーが、皇帝の元に捕らえられている可能性が極めて高いと推測。
自分が記憶を取り戻したことを、ブリタニア側に知られたら、ナナリーの身が危ないと判断した。

そしてルルーシュは、ナナリーを案ずると同時に、生徒会の仲間たちの記憶が改竄されていることに怒りを抱いた。
妹思いと同時に、仲間思いでもあるルルーシュである。

ルルーシュは、記憶がもどっていないふりをして、ブリタニア側の見張りたちの動きを探ると同時に、逆転の機会を窺っていた。
とりあえずルルーシュに判明しているブリタニア側の人間は、ヴィレッタとロロである。

まずヴィレッタだが、ヴィレッタには以前ギアス能力を行使したので、もはや操ることは出来ない。そこでルルーシュ、ロロに目をつけ「こいつから優しく攻略してあげようか」と内心で不敵に笑う。

一方、ロロは、ルルーシュが記憶を取り戻したのではないかと疑い、ルルーシュの様子を窺う。
他愛のない兄弟の会話であっても、緊迫した雰囲気が漂うルルーシュとロロである。

ロロは、「誕生日」「家族」といった言葉に、過剰な反応を示すようである。
これはロロの過去に関わることだと思うのだが、ロロのこれまでの人生とは、どのようなものだったのだろうか。

【ランスロット、EU連合軍に単機突撃】
ブリタニア帝国は、EU連合に対し、上陸作戦を発動。
ナイトメアの大部隊で上陸し、突撃を敢行した。
だが、EU連合軍の猛砲撃で、ブリタニア側の機体は次々と撃破されてしまう。

ここで、フロートユニットを装備したランスロットがブリタニア艦隊から飛翔。
敵パンツァーフンメル部隊のど真ん中に着地した。
スザクの仕業である。

スザクは敵軍へ降伏を勧告する。
だが当然聞き入れられない。
たちまちパンツァーフンメルの群れが、ランスロットへ突撃する。

するとランスロット。
まずはスラッシュハーケンを放って敵機へ突き刺し、怪力で振り回し、敵機の群れに激突させて破壊した。

だが敵パンツァーフンメルはひるまず、ランスロットへ砲撃を集中させ、スラッシュハーケンを放つ。
ランスロットは敵砲撃をことごとくかわし、刀剣をふるって敵機を次々と撃破。

そしてランスロットは、フロートシステムで飛翔。
空中から砲撃を加え、さらに多くの敵機を撃破していく。

上陸軍の艦船に座乗する第二皇子シュナイゼルは、植民地出身者であるスザクの活躍を喜んでいるようである。

【機密情報局ヴィレッタ部隊】
ルルーシュを見張るのは、ブリタニア軍機密情報局である。
その現場部隊の指揮官は、ヴィレッタであった。

ヴィレッタ部隊は、学園の各所及びルルーシュがよく立ち寄る店舗に、監視カメラと盗聴器を設置。
そして見張りも50人近く配置し、ルルーシュが記憶を取り戻すこと、そしてC.C.と接触することを、てぐすね引いて待っていたのである。

だが、いまだルルーシュが記憶を取り戻したのか分からず、C.C.の居場所の見当もつかない。
ここは地道に、ルルーシュを見張り続け、「C.C.捕獲作戦」を続行するヴィレッタ部隊である。

このヴィレッタ部隊には、ロロも参加しており、ルルーシュがギアス能力を使用していないかなどを監視していた。

【ロロ、隊員を口封じに始末】
ヴィレッタ部隊でギアス能力について知るのは、ロロとヴィレッタだけのようである。
そしてギアス能力の秘密を守るためなら、ロロは隊員の命など何とも思わない。

ヴィレッタがロロとギアス能力について話しているとき、たまたま隊員の一人が現れた。
ロロは舌打ちし、隊員へ視線を向ける。
ヴィレッタは「止めろロロ!同じミッションの仲間なんだから!」と叫び、ロロを制止する。

だがロロはギアス能力を発動。
この隊員をナイフで斬殺した。

仲間であるはずの隊員を殺しても、ロロは平然としている。
話を聞かれたかも知れず、これが一番確実と言う。

このロロの様子を見ると、ロロは人殺しが好きという訳ではなく、他者の命に何の価値も見出していないように思える。
ロロはどのような過去を背負っているのか、気になるところである。

一方、ヴィレッタは、簡単に人を殺してしまうことに割り切れない様子である。
このヴィレッタの納得できない様子が、今回の救いの一つにおもえた。

【カレンとC.C.】
中華連邦総領事館では、C.C.と高亥が対面していた。
高亥の傍らには、星刻が立っている。
どうやら場所は、C.C.とカレンに与えられた一室のようである。

一方カレンは、シャワーを浴びおわり、脱衣場で畳まれたルルーシュの制服を見て、ゼロを、ルルーシュをおもった。
カレンは制服を手に取るが、その下には、バニー服がきれいに畳まれていた。

その瞬間、カレンはあることに思い至った。

そしてバスタオル一枚巻いただけの姿でC.C.の元へ怒鳴り込んだ。
「C.C.!あんたがバニーにやった方が、話早かったんじゃないの?!」

だが、踏み込んだ部屋では、C.C.と高亥が対面中である。

「ゼロは、女?」と目を丸くする高亥。
「そうだ」と即答するC.C.。
「違います!!」と叫ぶカレン。
そして「遊び心の無い女だ」とつぶやくC.C.である。
C.C.は、生真面目なカレンをからかって面白がっているようである。

すると星刻は、「はじめまして、紅月カレンさん」と挨拶し、紅蓮弐式のパイロットと聞き及んでいるといい、カレンに微笑んだ。
驚くカレンに、「あなたたちに興味があるんです」という星刻である。

星刻としては、ゼロには中華連邦すら道具として利用しかねない危険さをかんじるが、カレンたち黒の騎士団幹部たちには、違った印象を抱いているのかもしれない。

【ギルフォード、黒の騎士団処刑を宣告、ゼロを誘う】
ギルフォードは、カラレス総督の戦死後、臨時に総督府の指揮をとっていた。

そしてギルフォードは、中華連邦総領事館前に、逮捕した黒の騎士団メンバーを連行。
ここで、ゼロへ一騎打ちを申し込み、ゼロが姿を見せない場合は、黒の騎士団メンバーたちを処刑すると宣言した。

これでゼロは、仲間を救うため、何らかの行動をせざるを得ない状況に立たされてしまったのである。

【ルルーシュ、シャーリィーの手伝いを申し出る】
逮捕されている黒の騎士団メンバーたちが、処刑の危機に直面している。
ルルーシュは、見張りたちを撒く機会を窺っていた。

そこへシャーリィーが姿を見せた。
何やら悩んでいる様子のシャーリィーである。
実はシャーリィー、ヴィレッタ先生の誕生日プレゼントを買う係になったが、何を買ったら良いのか思案しているのだという。

ここでルルーシュ、シャーリィーへプレゼント選びを手伝うと申し出た。
何やら企むルルーシュ、喜ぶシャーリィーである。

そして、二人の会話をリヴァルが盗み聞きし、心底愉快そうな笑みを浮かべた。

【ルルーシュ、シャーリィーと買い物へ】
ルルーシュは着替えてシャーリィーと合流。
ショッピングモールへ出かけ、ヴィレッタ先生へのプレゼントを吟味していた。

ヴィレッタ部隊の見張りたちは、あちこちからルルーシュの様子を窺っている。
C.C.との接触を待っているのである。

そして、ミレイとリヴァルもルルーシュたちを尾行。
何とミレイは、ロロまでストーキングに付き合せていた。
心底楽しそうなミレイとリヴァル、そして困惑気味のロロである。

ルルーシュは、ミレイたちの尾行に気付き、思ったとおりだという笑みを浮かべる。
一方シャーリィーは、「これをデートにするぞ!」と張り切っていた。

【ルルーシュ、パニックを発生させ、監視者を撒く】
ルルーシュとシャーリィーは、小さな服飾店へ入った。
そこは、ルルーシュが初めて訪れる場所である。

ヴィレッタ部隊も、ここには監視カメラや盗聴器を設置していなかった。
しかも小さな店なので、店内まで尾行することは困難である。
見張りたちは、店の外から、ルルーシュの様子を伺った。

ここでルルーシュ。
まずは試着室から、黒の騎士団を名乗る爆破予告電話を、ショッピングモールの警備室へかけた。
そして変装し、店を抜け出した。

シャーリィーには、ミレイたちが尾行しているから逆に驚かせに行くので、ここに自分がいるような振りをして欲しいと言い含めてある。

その時、ルルーシュにギアス能力で命令を施された店員が、火災報知器のスイッチを押した。
途端に、大音量の火災報知ベルが鳴り響く。

ショッピングモールの人々は、たちまち不安に駆られ、騒然となった。
なにせ先日、黒の騎士団残党のバベルタワーでのテロ事件が発生したばかりであり、ゼロの復活宣言も記憶に新しく、テロへの恐怖が強いのである。

誰かが「黒の騎士団…」と呟いた。
そして一人が走ると、買い物客たちは次々と走り出す。
たちまちショッピングモールは、パニックに陥った。

混乱の中、ルルーシュを尾行していた見張りは、不審な動きをとってしまい、ルルーシュに気づかれてしまう。
そしてルルーシュは、この男を奴隷と化した。

そしてヴィレッタ部隊は、ルルーシュを見失ってしまう。
ヴィレッタは自ら、ショッピングモールへ急行した。

【ルルーシュ、学院に戻り、ロロに銃を突きつける】
ロロは、ヴィレッタ部隊監視所に駆け込んだ。
だが誰も居ない。

すると、背後から銃を突きつけられた。
ルルーシュの仕業である。

何とルルーシュ、奴隷と化した見張りから、この場所を聞き出したのである。
ルルーシュは、ギアス能力を抑えるコンタクトを外し、ロロを下僕と化そうとする。

ところが、目の前にいたはずのロロがいない。
何といつの間にか、ロロは、ルルーシュの背後に立っていた。
ルルーシュがロロに突きつけていた銃も、いつの間にかロロの手中にある。

ロロは、ルルーシュから奪った銃を、ルルーシュに向け、つぶやいた。
「ルルーシュ、その悪魔の瞳とともに死ね」

ルルーシュ、絶対絶命である。

一方、中華連邦総領事館では、星刻が館内の黒の騎士団残党に襲い掛かっていた。
星刻に、総領事館に、何があったのだろうか。

次回、ルルーシュはどうなるのか。
ルルーシュがどのような知略を見せてくれるのか、楽しみである。

【予告】
次回「逆襲の処刑台」
次回、まずはロロに銃を突きつけられたルルーシュが、このピンチをどう乗り切るか。
中華連邦総領事館の黒の騎士団残党はどうなるのか。
星刻の真意は何か。
そして、処刑台に引き据えられた黒の騎士団残党をどのように救出するのか。
楽しみである。

マクロスF 第2話「ハード・チェイス」

  • 2008/04/19(土) 23:59:57

【感想概略】
「超時空要塞マクロス」は、1982年の放映以来の人気作品であり、何度も新作が作られている。本作は、テレビアニメとしては「マクロス7」以来の新作である。
本作「マクロスF」の舞台は西暦2059年、宇宙を航行する移民大船団「マクロスフロンティア」である。
このマクロスフロンティア船団は、新統合政府の推し進める移民政策による25番目の超長距離移民船団であり、1000万人以上の人びとが宇宙船に暮らしていた。

前回は見逃してしまい、この2話から視聴開始したので、良く分からないところもあったのだが、おもしろかった。
まずやはり、CGによるメカ描写及び戦闘描写、居住艦内部に広がる街並みの描写が素晴らしかった。次回以降、さらなる戦闘描写が楽しみである。

人物については、まず主人公・早乙女アルト、二人のヒロイン、ランカ・リーとシェリル・ノーム、そして私設特務軍事機関「S.M.S」のオズマ・リーが印象的であった。
主人公・早乙女アルトは、美星学園のパイロット養成コースに通う高校生であり、美形で文武に優れるという、天が二物も三物も与えたようなすごい男性なのだが、アルト自身は自分の美貌にさほど興味が無いようであり、今回のお話を見る限りでは、かなり生真面目な性格のようである。

シェリルのマネージャの女性も、苦労が多そうで気になるところである。
多くの人物たちが登場したが、それぞれどのようなドラマを展開するのか、楽しみである。

【アルトVSバジュラ】
今回の冒頭。
物語は、異形の敵「バジュラ」の襲撃を受けたマクロスフロンティア船団の居住艦内市街地での戦いからはじまる。

主人公・早乙女アルトはバルキリーに搭乗し、バジュラからヒロインの一人ランカ・リーを守って戦う。
アルトがバルキリーを駆って善戦できるのは、美星学園パイロット養成コースの次席の腕は伊達ではないということのようである。

そしてバジュラの群れからマクロスフロンティア船団の人びとを守って組織的に戦うのは、私設特務軍事機関「S.M.S」のバルキリー部隊である。
軍隊より民間軍事会社が武力の中心というところは興味深い。
そしてS.M.Sのスカル小隊を率いて戦うパイロットが、オズマ・リーである。
オズマは、VF25を駆り、バジュラと戦う。

まず、このバルキリーとバジュラとの戦闘描写が素晴らしかった。
バルキリーの戦闘描写は、変幻自在の動きが素晴らしく、同時に巨体の戦闘機械としての重量感をかんじさせ、さらに装甲防御の硬質感をもかんじさせるものなのである。

そして、敵であるバジュラであるが、なかなかに手強い。
バルキリーの銃で猛射しても、動きを抑える牽制にはなるが、致命打とはならないのである。
オズマはVF25を駆って猛然とバジュラに突撃、ナイフを突き刺し、仕留めるのである。

そして戦いの最中、バジュラは何故か撤退し、ひとまず危機は去った。

【バジュラについて】
敵であるバジュラは、公式HPによると「宇宙生物」とのことである。
このバジュラもまた、プロトカルチャーの生み出したものの末裔なのだろうか。

バジュラについては、謎が多い。

例えば、バジュラがマクロスフロンティア船団を襲撃した理由である。
これは、マクロスフロンティア船団が、バジュラたちの縄張りに踏み込んできたからだろうか。
だが、私設軍事特殊機関「S.M.S」のオズマ・リーたちは、バジュラのことを知っており、バジュラたちの縄張りに知らずに踏み込んだ訳ではなさそうである。

バジュラとは何者か。
なぜマクロスフロンティア船団を襲うのか。
オズマたちはなぜバジュラのことを知っていたのか。
明かされるのが楽しみである。

【アルト、連行される】
バジュラ襲撃の翌日。
アルトは、美星学園に姿を見せた。

だが学園に、新統合軍のキャシー・グラス中尉が兵を率いて現れ、アルトは連行されてしまう。

キャシー中尉はいう。
民間人であるアルトが、戦闘機に搭乗し、武器を振るって戦ったことは告発に値すると。
そしてキャシー中尉は、アルトの戦闘行為を不問に付すことを交換条件に、アルトを軍に勧誘するのである。
キャシー中尉がアルトを勧誘するのは、本人の言葉通りにアルトのパイロット能力の高さを評価してのことだろうか。それとも何か裏があるのだろうか。

だがそこへ、S.M.Sのオズマ・リーが出現する。
驚くキャシー中尉だが、何とキャシー中尉はオズマと顔見知りなのである。
この二人には、何か因縁がありそうである。

そしてオズマは、アルトを強引に連れて行ってしまう。

【アルト、S.M.Sの本拠へ】
アルトはオズマに連れられて、S.M.Sの本拠地へ来た。
このS.M.Sであるが、兵器会社から兵器の供与を受けるなど装備は充実し、武力集団としてかなりの戦闘力を持つ様子である。

オズマがアルトをS.M.Sへ連れて来た理由。

それは、アルトが搭乗したS.M.S保有バルキリーのパイロットの死に様を、語らせるためだった。
生き残った者は、死んだ者の最後を仲間に伝えることが、S.M.Sの流儀なのだという。

ところが、バジュラが再びマクロスフロンティア船団の宇宙船を襲撃した。
実はバジュラ、巨大な宇宙船の影に潜んでいたのである。

アルトは、自分もバルキリーに乗せるようオズマに迫る。
だがオズマは、アルトを一喝して殴り飛ばし、アルトを安全区域に放り出すのである。

【ランカ・リーについて】
本作のヒロインの一人、ランカ・リーは、お嬢さま学校に通う高校生である。
そして歌手「シェリル・ノーム」に憧れ、自身も歌手になりたいという夢を密かに抱いている。

このランカ、髪が緑色なのだが、実はゼントラーディ人のクォーターなのだという。
つまり、ランカの祖父か祖母がゼントラーディ人ということなのだが、ゼントラーディ軍との接触から約50年が経過し、とうとうゼントラーディ人と地球人との孫の世代が登場してきたのである。

なお、ランカはS.M.Sのオズマ・リーの妹である。
オズマは、ランカに心配をかけないため、S.M.Sの戦闘部隊ではなく人事部に勤務しているとウソをついているのだが、オズマはランカを溺愛しており、ランカにとってオズマは、妹思いの優しい兄のようである。

【シェリル・ノームについて】
もう一人のヒロイン、シェリル・ノームは、近隣の「マクロス・ギャラクシー」船団出身のトップアイドルである。
近隣の船団というところを見ると、移民船団同士は、相互に協力しあえる程度の距離を保って航行しているということかもしれない。

今回のお話では、シェリルはマネージャの目を盗み、変装して出かけていた。
このシェリルを見ると、エキセントリックなところのある人物と思えたのだが、歌手とは、歌という手段で自らを表現する一種の芸術家であり、シェリルの一面は芸術を生み出す者に見られる激しさなのかもしれない。

【ランカとシェリル】
今回、ランカは、変装したシェリルと出会った。
そして本人と知らずに、シェリル・ノームの魅力を大いに語り、ランカ自身の秘めた夢を明かした。

シェリルはランカに好感を抱いた。
そして展望公園で、シェリルは、ランカのために一曲披露するのである。

ランカは、目の前の女性がシェリルの変装と気付く。
そしてシェリルの歌に、ランカのためだけに憧れのシェリルが唄ってくれたことに、涙を浮かべて大感激である。

するとそこへ、オズマから放り出されたアルトが現れた。
アルトの姿を見て驚くランカ、喜ぶシェリルである。
そして三人の前に、バジュラが姿を見せた。

【予告】
次回「オン・ユア・マークス」
今回のラストで、再びバジュラがマクロスフロンティア船団を襲撃した。
同じ場所に居合わせたアルト、ランカ、シェリルはどうなるのか。
次回が楽しみである。


【マクロスF前史 星間戦争から宇宙移民の開始まで】
本作「マクロスF」で描かれる宇宙移民が開始されるまでの経緯は、以下の通りである。

第一作「超時空要塞マクロス」で、地球人類は、初めて地球外知的生命体「ゼントラーディ人」による軍事組織「ゼントラーディ軍」と遭遇した。西暦2009年のことである。

このゼントラーディ人だが、平均身長10mという巨人種族であり、短時間ならば真空の宇宙空間でも活動できる強靭な肉体を持つ。
そしてゼントラーディ人の社会は、何とゼントラーディ軍という軍隊のみで構成される社会であり、歌をはじめとする文化活動というものが存在しない世界であった。
実はこのゼントラーディ人、太古に銀河で高度な科学を誇った種族「プロトカルチャー」が兵器として生み出した種族なのである。
そして50万年前にプロトカルチャーが滅亡した後も、ゼントラーディ軍は戦い続けていた。

ゼントラーディ軍の将兵は、地球側の宇宙戦艦マクロスと交戦する中で、地球側のアイドル歌手リン・ミンメイの歌をはじめとする地球の文化に、初めて触れた。

当初、マクロス艦内には、戦闘から逃れた民間人が多数居住、とてつもなく巨大な艦内に街を築き、市民生活を営んでいた。
この避難者の中にはテレビ局のスタッフもおり、「マクロステレビ」を開設した。
ミンメイは、マクロステレビによる「ミス・マクロスコンテスト」で優勝して以来、歌手として活動。やがてその歌声は、ゼントラーディ軍の知るところとなったのである。

そしてゼントラーディ軍の将兵たちはすっかり地球文化の虜となり、ついには地球統合軍の宇宙戦艦マクロスへ亡命する者たちまで現れ出すのである。

これに対し、ゼントラーディ軍の実力者・ボドルザー司令は、地球人類の文化を、ゼントラーディ軍の存続を危うくする重大な脅威と判断した。
そしてボドルザー司令は、配下の大艦隊「ボドル基幹艦隊」を率いて地球を包囲。
無数の宇宙戦艦で地表へ猛烈な砲撃を浴びせ、地球人類を滅亡の一歩手前まで追い詰めたのである。

絶望的な状況の中、地球統合軍から除け者扱いの宇宙戦艦マクロスが、ボドル基幹艦隊に立ち向かった。
この時、ボドル基幹艦隊の前に立ち塞がったのは、マクロスだけではない。
何と、それまで地球側と戦っていたゼントラーディ軍ブリタイ艦隊とラプラミス艦隊、及びカムジン艦隊も、地球側として参戦したのである。
ブリタイ艦隊の指揮官ブリタイは、自分たちは既に地球の文化に「汚染」されており、ボドルザー司令はいずれ自分たちも抹殺すると見抜き、地球側に味方したのである。

この戦いでは、地球側はどうにか敵の大艦隊を壊滅させ、ボドルザー司令を戦死に追い込んだ。
だが、地球側の被害もまた甚大であった。

地球では、生き残った人びとは、新統合政府を設けた。
この新統合政府には、ブリタイ艦隊をはじめとするゼントラーディ人たちも合流。
ゼントラーディ人も、人類の一員に加わったのである。

そして新統合政府は、人類が生き残る道を模索した。
ボドルザーの大艦隊は壊滅させたとはいえ、ゼントラーディ軍そのものは依然として存続しており、再び人類が、そして文化が、滅亡の危機に直面する可能性は、消え去っていないのである。

新統合軍は、ゼントラーディ軍の工場衛星を接収するなど、軍備増強も図った。

だが新統合政府の首脳たちは考えた。
人類が、ゼントラーディ軍の大艦隊と武力で対抗することを推し進めれば、いずれ地球は、ゼントラーディ軍のように「戦うためだけの社会」になってしまうのではないかと。

そして、新統合政府は人類存続のため、人類を銀河の各方面へ移民させる事業を推し進めていく。
マクロスフロンティア船団もまた、この移民事業による大船団の一つなのである。

今日の買い物

  • 2008/04/18(金) 22:44:06

Papa told me ~街を歩けば~(榛野なな恵/集英社)

小学生の鋭い女の子・知世とその父を中心に描く人気シリーズの最新刊。
ヤングユーコミックス「Papa told me」27巻以後の新作7編を掲載。
なお、税別価格は良心価格の400円である。

毎巻楽しみにしていたシリーズであり、久々の新刊なので読むのが楽しみである。

「装甲騎兵ボトムズ CRIMSON EYES」、チャンピオンRED 6月号より連載開始

  • 2008/04/17(木) 23:59:03

アニメ「装甲騎兵ボトムズ」は、1983年の放映以来現在に至るまで根強い人気を誇るリアルロボットアニメである。
このボトムズを題材としたオリジナルの連載マンガが、4/19発売の雑誌「チャンピオンRED」6月号から開始される。

タイトルは「装甲騎兵ボトムズ CRIMSON EYES」。

物語は、「チャンピオンRED」公式サイトによると以下の通りである。
「軍事政権の横暴に苦しむ惑星。ATたちが蹂躙する街に救世主が現れる!?」

漫画を担当するのは、「アキハバラ無法街」を執筆した杉村麦太である。
この「アキハバラ無法街」は、荒廃した近未来の東京の旧アキハバラで、軍用サイボーグの少年・くるりが、女装少年メイドとしてメイド喫茶で働き、旧アキハバラを武力で排除しようとする強敵と戦うという凄まじい物語なのだが、人物もメカも絵は上手く、人物の内面の描写はしっかりとしており、そしてくるりと敵対勢力の放つ軍用サイボーグとのガンアクション及び格闘アクションの戦闘描写は大変迫力があり、なかなかに面白い作品である。
そして、この「アキハバラ無法街」を描いた杉村麦太がボトムズの漫画を描くとなれば、期待が高まるというものである。

この漫画のサンプル画像が「チャンピオンRED」公式サイト及び「チャンピオンREDいちご編集ブログ」(4月14日分記事および3月7日分記事)に掲載されているのだが、こだわりのメカ描写と迫力の戦闘描写、そして人物はあまり掲載されていないのだが、わずかに顔を見せる「少佐」という人物には、なかなか味がありそうである。

「チャンピオンRED」6月号で「装甲騎兵ボトムズ CRIMSON EYES」に出会えることが楽しみである

小説「電脳コイル」5巻(宮村優子/トクマ・ノベルズEdge)を購入

  • 2008/04/16(水) 23:14:21

本書は、アニメ「電脳コイル」の設定とキャラクターを独自の解釈で描く小説作品の第五巻である。
小説「電脳コイル」は、ヤサコとイサコ、そしてフミエとハラケンなどのアニメでお馴染みの人物たちの内面をより深く描き、巻き起こる事件はアニメとほぼ同じでありながら物語は独自の展開を見せ、アニメ最終回まで見ていてもおもしろい小説作品である。アニメ全話を見たからこそのおもしろさもあるようにおもう。
前巻までおもしろかったので、今巻にも期待して購入。



篤姫 第15回「姫、出陣」

  • 2008/04/15(火) 23:59:17

斉彬、病に倒れる!原因はお由羅の呪詛?!

【感想概略】
今回は、「篤姫VSお由羅・斉興」という、まさに夢の取り組みである。

まず今回は、薩摩藩の人びとが「斉彬を呪詛する犯人はお由羅」と決めつける中、「みんな」がそう言っているからといって決して無批判に噂を信じない篤姫の冷静さ、騒動を静めるために起こす行動力、そして幾島や西郷の力を最大限活用しながらのまさに「大将」としての政略的手腕が描かれていた。
人の上に立つ者として着実に成長する篤姫の姿が描かれて興味深く、おもしろかった。

そして幾島は困難と思われた斉興邸の訪問を実現してしまうなど非凡さを見せ、英姫の本心では斉彬を大事に思う内面の一端が描かれ、斉興とお由羅は権力を握ると大迷惑なのだが実は悪い人ではない人間性の一端が描かれ、斉彬と西郷の主従の絆が描かれ、尚五郎と大久保の友情が描かれ、人物たちそれぞれの内面が描かれ、見せ場があり、おもしろかった。

また、政略面では、徳川斉昭は老中・阿部正弘に対し、島津斉彬は朝廷と幕府を同時に手中に収めようとしているのではないかと吼え、薩摩に油断するなと露骨に反感を示していたが、「篤姫」屈指のブチ切れ男・斉昭が、次回、篤姫とどのようなぶつかり合いを見せるのか、楽しみである。

続きを読む

今日の買い物

  • 2008/04/14(月) 23:59:28

平将門(童門冬二/集英社文庫)

平安時代中期、関東地方で挙兵し新皇を名乗った平将門を描く長編小説。
パラパラとみたところ、しっかりとした時代考証や歴史的風土の考証、そして活き活きとした人物造型が期待できそうであり、おもしろそうだったので購入。

コードギアス 反逆のルルーシュ R2 第2話「日本独立計画」

  • 2008/04/13(日) 23:59:41

ゼロ、合衆国日本を再び宣言!

【感想概略】
今回は、黒の騎士団残党とカラレス総督軍とのバベルタワーでの戦いに決着がつき、ゼロが自らの復活を全日本人と全世界に宣言し、再び日本独立を宣言するお話である。

人物たちの内面が描かれ、バベルタワーの戦いではナイトメアフレーム同士の戦闘及び頭脳戦のおもしろさが描かれ、前作ラストから何があったのかについて、ブラックリベリオンの後にゼロの身におこったことの一端が明かされ、スザクがナイトオブラウンズへ選抜された理由が明かされ、皇帝のギアス能力について明かされ、ディートハルトとラクシャータと佐世子が姿を見せ、ニーナが姿を見せ、卜部が大活躍し、カレンとゼロの対決が描かれ、実は滅茶苦茶強くギアス能力者でもあるロロの正体の一端が描かれ、おもしろかった。

次回、まずはロロは何をやらかすのか。ロロは何者なのか。
明かされるのが楽しみである。

【ルルーシュ、C.C.に話す】
前回、ルルーシュは記憶を取り戻した。
そしてルルーシュとC.C.に銃口を向ける皇帝直属部隊にギアス能力を発動。
「死ね」と命じて自滅させた。

今回、まずはルルーシュ、C.C.にナナリーの行方を尋ねた。
だが、黒の騎士団は壊滅状態であり、調べようがなかったという。
ルルーシュは、ブラックリベリオンの終わりから自分の身におこったことを、C.C.に語った。

ルルーシュはスザクに捕らえられ、ブリタニア皇帝の前に引き出された。
ここでスザク、自分を皇帝直属騎士「ナイトオブラウンズ」へ選抜してもらえるよう皇帝に願い出た。

さすがのルルーシュも、スザクの非情さに驚いた。
思わず「友だちを売って出世するか?!」と叫ぶ。
するとスザク、「そうだ」と冷たく認めた。

皇帝は、このスザクの非情さを気に入り、ゼロ捕縛の褒美としてナイトオブラウンズへの選抜を認めた。

さらに皇帝、ルルーシュにはまだ利用価値があるといい、ルルーシュの右目を覗き込んだ。
何と皇帝もギアス能力者であり、記憶を改竄することができるのである。
ルルーシュは、母のことも忘れ、ナナリーのことも忘れ、ゼロであったことも忘れた。
そして今に至るのである。

C.C.はルルーシュに言う。
皇帝にギアス能力を与えたのは自分ではないと。

ルルーシュは、C.C.の言葉にひとまず納得。
そしてナナリーを取り戻し、皇帝にギアス能力を与えた者を突き止め、ブリタニアの支配を覆すという初志貫徹への決意を新たにするのである。

だが、ルルーシュにはいまだ分からないことがあった。
ロロとは一体何者なのか?

【ブリタニア皇帝、スザクを案内】
その頃スザクは、ブリタニア皇帝から、ある場所へ案内されていた。
その場所は、帝国宰相を務める第二皇子シュナイゼルですら知らないのだという。

そして辿り着いたのは、古代ギリシアの神殿を思わせる建築物である。
だが皇帝は、これは神を滅ぼすための武器なのだという。

皇帝の真意は何か。
「神」とは、「神を滅ぼすための武器」とはどういうことか。
明かされるのが楽しみである。

【ルルーシュ、情報を入手】
黒の騎士団残党と、ブリタニア軍鎮圧部隊との戦闘は、まだ終わっていない。
だがルルーシュは不敵な笑みを浮かべる。

ルルーシュは、ギアス能力で自滅させた皇帝直属部隊の所持していた手帖から、バベルタワーの構造の情報を入手していた。
すでに地の利は、黒の騎士団のものなのである。

さらに手帖から、カラレス総督軍の将兵は、ゼロの正体を知らないことも判明していた。

そこへカラレス総督軍のナイトメア・サザーランドが出現。
まずはルルーシュ、ギアス能力でこのサザーランドを奪った。

【カレン、ルルーシュを問い詰める】
ゼロは、ビルの構造を最大限活用。
黒の騎士団残党は、ゼロからの的確な指示により、地の利を生かしてカラレス総督軍を撃破していく。

するとゼロの元へ、カレンが姿を見せた。
そしてカレンは、ルルーシュへ銃口を向けた。

実はカレン、ルルーシュと二人きりになる機会を窺っていたのである。
カレンはルルーシュに、自分の心を操ったのか問い詰めた。

するとルルーシュ、カレンに近づき、カレンの向ける銃口を自らの心臓の位置に押し当てた。
ルルーシュはいう。
カレンの選択は、全てカレン自身の意思なのだと。

「わたしが信じるのはゼロよ。ルルーシュなんかじゃない。」
カレンはとりあえずは納得した様子である。

【カラレス総督、出陣】
カラレス総督は、中華連邦総領事・高亥と会見していた。
すると、バベルタワーの戦況報告が届いた。
カラレス総督は、ナイトメア部隊を投入しても、バベルタワーの黒の騎士団残党をいまだ鎮圧できないことを知ると、自ら鎮圧にあたることを決意。
「人間狩り」と喜ぶカラレス総督である。

早速カラレス総督は大軍を動員。
バベルタワーを包囲、突撃させた。
同時に、予測される敵軍の脱出路に布陣し、てぐすね引いて待ち受けるカラレス総督である。

一方、黒の騎士団残党は、襲い来るカラレス総督軍の圧倒的な大兵力に、悲鳴を上げていた。
そしてゼロは、ついにカラレス総督が出てきたことを知り、自らの勝利を確信した。

一方、C.C.たちのナイトメアは、ゼロの指示に基づき、ビルの各所へ爆弾を仕掛けていた。
どうやらゼロには、秘策があるようである。
C.C.の「あと10分だ」という言葉に、ゼロは今の戦力で十分持ちこたえられると勝算を巡らせる。

【ヴィンセント強襲】
ところが、一機のナイトメアフレームが、バベルタワーへ突入してきた。
ブリタニア軍のランスロット量産型の先行試作機・ヴィンセントである。

このヴィンセントは恐ろしく強い。
従来機を遥かに上回る高機動性で砲撃をことごとくかわし、黒の騎士団残党のナイトメアを次々と撃破していくのである。

このままでは、爆弾を設置し終わる前に、黒の騎士団残党が壊滅させられてしまう。
焦るルルーシュである。

卜部はゼロへ、自分たちを捨石として脱出するように言う。
するとゼロ、「切り捨てるという発想だけではブリタニアには勝てない」と卜部をたしなめた。

【卜部、散る】
ヴィンセントは、ついにゼロのいる区画まで斬り込んで来た。
卜部とカレンは、それぞれナイトメアを駆り、ヴィンセントへ襲い掛かった。
が、ヴィンセントの機動性は尋常ではなく、凄腕パイロットである卜部とカレンも、敵機の動きを捉え切れない。

ヴィンセントは卜部とカレンの攻撃をかわし、一瞬でルルーシュ機の間合いへ踏み込み、猛然と刃を振り下ろす。
間一髪、卜部はルルーシュ機を体当たりで弾き飛ばし、ヴィンセントの刃を刀剣で受け止めた。
卜部機とヴィンセントの力は拮抗、刃を押し合う。

卜部は「彼だけが、残された希望だ」といい、ゼロをカレンに託す。

そして次の瞬間。
ヴィンセントと刃を押し合う卜部は、捨身の勝負に出た。

卜部は、守りを捨てた。
ヴィンセントの刃は抵抗を失い、卜部機の胴体に深々と食い込む。
が、卜部はこの一瞬にヴィンセントへ渾身の一撃を浴びせた。
卜部機は爆発。
一方ヴィンセントは卜部の一撃により、一時動きを封じられた。

【カラレス総督戦死】
だがヴィンセントは再び動き出す。
カレンは紅蓮弐式を駆り、ルルーシュ機をかばい、ヴィンセントの前に立ち塞がった。

この時、C.C.から準備完了の連絡が入った。
ゼロは起爆スイッチを押した。

バベルタワー各所に設置された爆薬が次々と爆発。
計算通りにバベルタワー上部が倒壊していく。
崩れ落ちるビルの中、ヴィンセントの姿も消えた。
そしてタワー上部の敵軍は、壊滅した。

さらにビル倒壊部はカラレス総督率いる本隊へ、計算通りに落下していく。
崩れ落ちてきた巨大なビル上部に押し潰され、敵軍本隊も壊滅、カラレス総督も戦死した。

【ゼロ、日本独立を宣言】
カラレス総督の戦死に動揺するブリタニア軍。

ここでギルフォードは臨時に指揮をとることを宣言。
コーネリア王女の名にかけて私心無きことを訴え、全軍に強力を求めた。

ギルフォードの訴えは将兵たちの心に届き、ブリタニア軍はギルフォードの指揮のもと、負傷者の救出とゼロの捜査を進める。

すると突然、映像にゼロの姿が映し出された。
ゼロは、演説を開始する。

「聞け!ブリタニアよ!
刮目せよ!力を持つ全ての者たちよ!

わたしは悲しい。

戦争と差別、振りかざされる強者の悪。
間違ったまま垂れ流される悲劇と喜劇。

世界は何一つ変わっていない。
だから、わたしは復活せねばならなかった。

強き者が弱き者を虐げ続ける限り、わたしは抗い続ける。
まずは、愚かなるカラレス総督に、たった今、天誅を下した!」

そしてゼロは、合衆国日本の建国を再び宣言。
まずはこの部屋が最初の領土だと宣言した。

【ゼロの演説を見る人びと】
ゼロの演説は、全世界に放映されている。

放送を見た黒の騎士団残党のディートハルトは大喜び。
ラクシャータは「おもしろい男」と笑う。
その傍らには、佐世子が立っている。

ニーナはゼロの姿を見て、怒りのあまり肩を震わせる。
ユーフェミアを殺された恨みは激しいようである。

ナイトオブラウンズのジノ・ヴァインベルグは、スザクの肩に腕を回していう。
「おやおや、いきなりやってくれるね。イレブンの王様は。なあ、スザク」
スザクは無言である。

【ゼロの居場所が判明】
ギルフォードの元へ、ゼロの放送電波の発進場所が報告された。
ゼロの居所は、何と中華連邦総領事館である。

黒の騎士団残党は、倒壊したバベルタワーを逃走路として通り抜け、中華連邦領事館へ辿り着いていたのである。

敵軍殲滅と逃走路確保を同時にやってのけるその知略に、ギルフォードは本物のゼロと確信。
そして中華連邦の武官・星刻は、ゼロの知略に唸る。

【星刻、ブリタニア部隊を追い返す】
中華連邦総領事館の前に、ブリタニア部隊がゼロを求めて押し寄せた。
その前に立ち塞がるのは、星刻である。

星刻は、領事館は中華連邦の領土であるといい、一歩も引く気配を見せない。
星刻に圧倒され、ブリタニア部隊は撤退した。

ところが、一機のナイトメアフレームが、総領事館の前に現れた。
何と、ヴィンセントである。
そしてヴィンセントのコクピットハッチが開いた。
機内から姿を見せたのは、何とロロである。

立ち塞がる星刻に、ロロは言う。
「知りたいんです。真実を。
だから、殺しに来ました。ゼロを…」

ロロの右目には、ギアスの紋章が赤く浮かんでいた。

【予告】
次回「囚われの学園」

篤姫 第14回「父の願い」

  • 2008/04/12(土) 23:59:22

家定、13代将軍就任!
ペリー艦隊再来航、日米和親条約締結!
今泉島津家の忠剛、死去

【感想概略】
今回は、篤姫の実父・忠剛が亡くなるお話であり、舞台となる時期は1853年10月~1854年3月頃である。

歴史の本を見てこの時期について分かるのは、篤姫の江戸到着、家定が13代将軍となったこと、ペリー艦隊が再来航し日米和親条約が結ばれたこと、そして篤姫の実父・忠剛が死去したこと、などである。
篤姫にとって父の死は、大事件だったとおもう。

だが、これらの出来事は篤姫の目にどのように映り、篤姫はどう思い、篤姫に何を残したのかについては、歴史の本を見てもほとんど触れられていないようである。
史料に残るのは、もっぱら政略的な出来事であり、篤姫をはじめとする当時の人びとの心は、史料には残りにくいのだろう。

「篤姫」の大きなおもしろさの一つは、江戸時代を生きる人間の内面を考察した上で、史料に残らない当時の人びとの内面を、想像力で大胆に描くところだとおもう。
今回のお話では、篤姫と幾島の絆と今泉の家族へのおもいが描かれ、忠剛の於一へのおもいと願いが描かれ、忠剛を支えるお幸と忠敬の人間性が描かれ、篤姫を思いやる斉彬の姿が描かれ、ともに支えあう西郷と大久保の友情が描かれ、おもしろく、見応えがあった。

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今日の買い物

  • 2008/04/11(金) 23:59:37

歴史群像アーカイブ VOLUME2
 ミリタリー基礎講座 戦術入門(学研)


本書は、歴史雑誌「歴史群像」に連載された「戦術入門」を単行本化したものであり、歩兵部隊・戦車部隊・砲兵部隊の編成及びその戦い方について、豊富な図版を交えて紹介。同時に「鉄道による兵站」「兵站の発展」「師団について」「参謀本部について」などの記事も掲載している。

おもしろそうであり、税別952円というこの手の本としては良心的な価格にも惹かれて購入。