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装甲騎兵ボトムズ CRIMSON EYES【第1話】「爆錠」

  • 2008/07/22(火) 23:59:23

【感想概略】
「CRIMSON EYES」(クリムゾンアイズ)は、1983年の放映以来根強い人気を誇るアニメ「装甲騎兵ボトムズ」の外伝マンガであり、チャンピオンレッド6月号より開始し、現在も連載中である。
色々と突っ込みどころがある気もするが、個人的には応援している作品であり、現在この作品を最大の目当てにチャンピオンレッドを毎月購入している。
以下は、「CRIMSON EYES」第1話(6月号掲載)のあらすじと感想である。

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今日の買い物

  • 2008/07/21(月) 23:49:03

ハイパーウエポン 2008 狂気の原風景-そして真実
(小林誠/艦船模型スペシャル別冊/モデルアート社)


メカデザインなどで活躍する小林誠による、オリジナルメカのイラストや3DCGなどの作品集。
「アーマード・コア フォーアンサー」「ロストオデッセイ」「ドルアーガの塔」などのゲーム用コンセプトデザイン、小林誠のファンによる造型作品、以前発表されたオリジナルストーリー「ハイパーウエポン2」の再録、雑誌「モデルカーレーサーズ」に掲載したミニチュアカーの製作ガイド記事などを収録。

小林誠による「ドラゴンズヘブン」「迷宮都市」などが好きであり、小林誠によるメカやイラスト・3DCGが好きなので購入。

コードギアス 反逆のルルーシュ R2 第15話「Cの世界」

  • 2008/07/20(日) 23:59:25

【感想概略】
今回は、ルルーシュが謎の領域「Cの世界」に飛ばされ、皇帝シャルルと対決、さらにC.C.も登場し、C.C.の願いが明かされ、土壇場でのC.C.の選択が描かれるお話である。Cの世界でのルルーシュと皇帝、そしてC.C.との間に繰り広げられるドラマには分からないことも多かったのだが、おもしろかった。

政略面では、ニーナを中心とするチームは、大規模な実験に成功したようなのだが、これは核爆弾のような大量破壊兵器に思える。このような兵器の開発を進めたシュナイゼル皇子の真意は何か、そしてこれは今後の政局にどのような影響を与えるのだろうか。


【ルルーシュ、「Cの世界」へ】
前回、ゼロは黒の騎士団・零番隊を率いてギアス嚮団(きょうだん)の本拠地を奇襲。
非戦闘員である嚮団の人びとを、徹底的に虐殺した。

これに対し、嚮団を率いるV.V.は、自らジークフリートを駆って黒の騎士団に反撃。
黒の騎士団を圧倒するが、コーネリアとゼロの攻撃により、ジークフリートを撃破されてしまった。

ゼロは蜃気楼を駆ってV.V.を追い詰めるが、謎の電撃を浴びてしまう。
そしてゼロは目を開けると、空中に浮かぶ神殿のような謎の建物にいることに気付く。

この地こそが、謎の領域「Cの世界」である。
そしてゼロの視線の先には、父であるブリタニア皇帝シャルルの姿があった。

【ルルーシュVS皇帝】
ルルーシュは、皇帝に尋ねる。
8年前、他の皇族たちに疎んじられている母を、なぜ守らなかったのかと。

すると皇帝、ギアスで聞き出せばよかろう、と傲然と言い放った。

ルルーシュは、蜃気楼から無数の鏡を放つ。
そして鏡が皇帝の瞳を写した時、「死ね」と命じた。
すると皇帝、銃を抜いて胸に押し当てて発砲、大量の血を流して倒れた。

ルルーシュは、あまりにあっけなく皇帝を倒せてしまったことに、少々動転している様子である。
ところが、死んだはずの皇帝は、ギラリと目を見開き、悠然と立ち上がった。

ルルーシュはあまりのことに動揺しながらも、皇帝が落とした銃を拾い、皇帝に向けて次々と発砲。
ところが皇帝はびくともしない。

そして皇帝が手袋を取ると、その掌にはV.V.にあったギアスの紋章が浮かんでいる。
何と皇帝、V.V.の不死の力を、自分のものとしていたのである。
一方、V.V.は虫の息である。

【スザク、カレンに自白剤を向ける】
前回、スザクは捕虜カレンの前で、リフレインの注射器を取り出した。
スザクは、このリフレインを自白強制剤としてカレンに打ち、カレンにゼロの正体を自白させるつもりなのである。
但し、リフレインを打たれた人間は、廃人になってしまう。

スザクは、カレンを後ろ手にねじ上げ、動きを封じた。
そしてリフレイン注射器をカレンに近づけていく。
カレンは必死で逃れようとするが、本気のスザクを振りほどくことは出来ない。
もはや為す術を失ったカレンは、涙を浮かべて「お兄ちゃん…」とつぶやき、せめて廃人にされる前に兄のことを想った。

スザクは、カレンを廃人と化すことに迷いは無いらしい。
冷然と「命令に従ってもらう」と言い放つスザクである。

だがスザク、自身の言葉にゼロを思い出した。
自分が今やろうとしていることは、人の意思を強引に操るという点ではゼロと変わらないことに思い至った。

スザクは、間一髪で思いとどまり、リフレイン注射器を床に叩き付けた。

【スザク、アッシュフォード学園へ】
スザクは、アッシュフォード学園に急行。
機密情報局のメンバーたちにルルーシュの所在を聞くが、要領を得ない。
スザクは、機密情報局のメンバーは、ことごとくギアスで操られていることを悟った。

スザクはようやく、ルルーシュがゼロであった記憶を取り戻していることを確信するのである。

だがスザクは葛藤する。
これを皇帝に報告すれば、ナナリーは再び囚われ人となってしまうのである。
スザクは、ナナリーのことは大事に思っている様子である。

次回以降、スザクがどのように行動するのか、注目したい。

【C.C.、「Cの世界」に現る】
皇帝が不死となったことに動揺するルルーシュ。
すると二人の前に、C.C.が出現した。

C.C.はルルーシュに、自分の願いを告げた。
それは何と、C.C.に死を与えることであり、永遠に生き続ける地獄から解放することであった。
だがルルーシュは、C.C.のこの願いを納得できない様子である。

一方、皇帝はC.C.の願いをかなえるという。
そしてC.C.は皇帝を選び、ルルーシュをいずこかへ飛ばしてしまう。

【ヴィレッタと扇】
ヴィレッタは、密かに中華連邦を訪れた。
そして扇に接触を図ったところ、扇はノコノコと姿を見せた。

ヴィレッタは、ブリタニア軍人として不名誉な過去を清算するため、扇に銃口を向けた。
だが扇は、死を受け入れるつもりである。

ヴィレッタは扇に問う。
自分を殺そうとは思わないのか。
そもそも何故、テロリストが自分を助けたのか。

すると扇はこたえる。
初めは、ゼロの情報を聞き出すつもりだった。
だが、好きになってしまったのだと。

ヴィレッタは扇の言葉に「出会わなければ良かったんだ!」と叫ぶ。

そこに、扇を監視していた咲世子が姿を見せた。
咲世子はヴィレッタに猛然と襲い掛かり、何本もの手裏剣を放つ。
ヴィレッタは銃で応戦するが、たちまち弾切れに追い込まれてしまう。

咲世子はこの一瞬を逃さず、必殺の手裏剣を立て続けに放つ。

だがその時、扇がヴィレッタとの間に割って入った。
扇の上半身に、何本もの手裏剣が深々と突き刺さる。
扇は力を失い、崖から足を踏み外し、川へ落下していく。
ヴィレッタは咄嗟に扇に抱きつき、扇の頭部を庇ったまま川に落下した。

次回、扇とヴィレッタはどうなるのだろうか。

【ナナリー、手を取って心を見抜く】
エリア11の総督府。
ナナリー総督の前に、ミス・ローマイヤーが現れた。
サイタマ・ゲットー再開発計画について報告、ナナリー総督の承認を得て、計画を実行に移すためである。

もっともミス・ローマイヤーをはじめとする総督府の実務スタッフたちは、ナナリー総督をあくまでお飾り扱いし、形式的に報告するのみで、実務にはタッチさせないつもりである。

ナナリー総督はローマイヤーに、計画はイレブンの人びとに不利益は無いのか尋ねた。
するとローマイヤー、これは双方にベストな選択なのだと即答である。

だがナナリー総督は、ローマイヤーの手を取り、ローマイヤーは嘘をついていると断言、イレブンに不利益の無いよう、もう一度計画を見直すことを命じた。
難色を示すローマイヤーだが、ナナリーは総督は自分であると押し切り、ローマイヤーを従わせてしまうのである。

ナナリーは、相手の手を触ると、真実を口にしているか見抜くことができるのである。
このナナリーの力は、勘が鋭いというレベルのものではなく、ギアス能力の一端なのだろうか。

そして、スザクが嘘をついていることに気付いており、さらにルルーシュが以前からナナリーに隠し事をしていることにも気付いている様子である。
ナナリーは内心では、何を思い、何を考えているのだろうか。

次回以降、ナナリーの動きにも注目したい。

【ルルーシュ、C.C.の記憶を見る】
ルルーシュは気が付くと、どこかの村はずれの道に佇んでいた。
その時、まだ幼さの残る童女が、ふらつきながら歩いてきた。

童女は随分と薄汚れており、かなり衰弱している様子である。
とうとう童女は全身の力を失い、倒れてしまうのだが、支えようとしたルルーシュの身体をすり抜けてしまう。

驚くルルーシュに、C.C.の幻影が声をかけてきた。
C.C.の幻影は言う。
目の前の光景は、C.C.の記憶なのだと。

何と、路頭に迷って死にかけているこの童女こそが、まだ普通の人間だったころのC.C.なのである。

【C.C.、ギアスを与えられる】
幼いC.C.は、教会のシスターにひとまず助けられた。
だが、これも一時しのぎでしかない。

するとシスターはC.C.に、生きる力としてギアス能力を与えた。
交換条件は、シスターの願いを一つ叶えることである。
この時C.C.が与えられたギアス能力は、「愛されること」であった。

【C.C.、孤独になる】
ギアスを用い、C.C.は誰からも愛された。
少女となったC.C.は、何人もの男性から莫大なプレゼントを与えられ、求婚されている。
今やC.C.は、すっかり増長してしまい、嫌な女になってしまったようである。

だがC.Cは、心が満たされない様子である。
人の心を操って愛されても、それは本当の愛情ではないことは、C.C.も分かっている。
C.C.の本心は、孤独だったのである。

もはやC.C.が唯一すがれるのは、孤独から救ってくれるのは、ギアスを与えてくれたあのシスターだけである。

【C.C.、不老不死となる】
シスターだけには、ギアスが通じない。
そしてシスターだけは、C.C.にちやほやしたりせず、C.C.を注意してくれる。

C.C.は思っただろう。
シスターがC.C.を注意するのは、C.C.を大事に思ってくれているからなのだと。
本当の心で、C.C.を愛してくれているからなのだと。

C.C.はシスターに注意されると、傲慢な言葉を口にし、シスターを困らせる。
だがこれは、シスターに甘えているのだろう。

そんなC.C.には、異変が生じていた。
いつの間にかギアスの紋章が、片目だけでなく、両目に赤く浮かび上がるようになっていたのである。
しかもC.C.のギアスは、常に発動し続けている様子である。


そしてある日。
シスターはC.C.に、シスターの願いを一つ叶えるという契約を実行させた。

シスターの願い。
それは自身の持つ不老不死の力をC.C.に与え、自らは永遠の眠りにつくことだったのである。
そしてC.C.は不老不死の魔女となり、シスターは死んだ。

C.C.は言う。
シスターは最初からC.C.を利用するつもりだったのだと。

【ルルーシュ、C.C.を取り戻す】
C.C.は、皇帝に運命を委ね、死を与えられようとしていた。
その時、蜃気楼でルルーシュが出現した。
「思考エレベーター」で戻ってきたということのようである。

ルルーシュはC.C.に叫ぶ。
何故、自分に永遠の命を押し付けて死ぬ道を選ばなかったのか。
そして、自分はC.C.の本当の願いを知っているのだと。

C.C.は、ルルーシュの言葉に何かを動かされ、皇帝を突き飛ばす。
ルルーシュは蜃気楼で建造物を砲撃、C.C.の死を妨害した。

だがC.C.は建造物から足を踏み外し、落下していく。

ルルーシュは蜃気楼を駆って落下中のC.C.に追いつき、手を伸ばした。
C.C.は、ルルーシュの手を取った。
するとルルーシュとC.C.は光に包まれた。

【ルルーシュとC.C.、元の世界へ】
気が付くと、ルルーシュとC.C.は、破壊されたギアス嚮団の本拠地にいた。

だがC.C.はルルーシュを見ると「新しいご主人様ですか…?」と尋ね、怯えた様子でどんな仕事が出来るのかを説明しはじめた。
どうやらC.C.の記憶は、かつて路頭に迷っていた頃まで、戻ってしまっている様子である。

C.C.の身に何がおきたのか。
これからC.C.はどうなるのか。
次回以降に注目したい。


【予告】
次回「超合集国決議第壱號」

テレパシー少女蘭 第5話「蘭が呼ぶ風~闇からのささやき~」

  • 2008/07/19(土) 23:59:47

【感想概略】
原作未読。今回は、疾風村編の解決編である。
村長は誰かに心を操られているのか?村長の妻・百合恵は何者なのか?蘭たちを疾風村に招いたものは何か?などなどの前回描かれた様々な謎が一通り明かされ、蘭と翠の絆が描かれ、意外な黒幕が姿を見せ、謎めいた騒動の全容が明らかになり、おもしろかった。

3話で姿を消した桃子は、いずれ登場するだろうと思ってはいたが、こんなに早く再登場するとは思わなかった。
桃子の今後の更なる活躍も期待したい。


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今日の買い物

  • 2008/07/18(金) 23:59:47

「武林クロスロード」3巻(深見真/ガガガ文庫/小学館)

強大なラカン朝廷が、残虐な支配を敷く時代。
朝廷に壊滅させられた一族の少女リョウカは、武侠シュンライと運命的に出会い、大陸最強の「双天武王」を目指し、ともに旅を続ける。

リョウカとシュンライの旅は、戦いの旅でもある。
特に、一軍に真正面から挑んで易々と壊滅させる強さのシュンライは、とてつもない強敵と、凄まじい戦いを見せるのである。
シュンライは、1巻では朝廷の大軍勢とぶつかりあい、2巻では邪教集団を率いる凄絶な強さの教主と、激戦を繰り広げていた。
そして今巻の舞台は、ラカン朝廷と戦う海洋国家・ジャン国である。

お馴染みの人物たちと、そして新たに登場する人物たちとの間にどのようなドラマが繰り広げられるのか、どのような戦いが繰り広げられるのか、今巻を読むのが楽しみである。

今日の買い物

  • 2008/07/17(木) 21:53:00

アニメージュ 8月号(徳間書店)

「銀河鉄道の夜」などを手がけた杉井ギサブローによる連載「ギサブローのアニメでお茶を」(本誌P112)で、磯光雄監督ほかのスタッフが参加した「電脳コイル」のイベント「電脳コイルナイト」が取り上げられ、磯光雄と杉井ギサブローの対談部分が収録されており、おもしろく興味深かったので、これを最大の目当てに購入。

その他の記事にもパラパラと目を通したのだが、結構おもしろいものが多い。
まず目にとまったのは、「コードギアス 反逆のルルーシュ R2」特集記事でのシャーリィー役・折笠富美子のロングインタビュー(本誌P39辺り)、「太陽の王子 ホルスの大冒険」について考察した記事「データ原口の名作アニメ講座」(本誌P96)、映画「スカイ・クロラ」について押井守監督へのインタビュー(本誌P16)などである。この他にも、読んでみるとおもしろそうな記事がいろいろとありそうである。

本日の最高気温は31度

  • 2008/07/16(水) 23:59:40

梅雨が明けると夏である。
そういった意味では、東京地方はまだ夏ではないのだが、最近は晴れて暑い日が続いている。
本日の最高気温は31度であり、しかも湿度が高くて蒸し暑かった。
梅雨どきというのは、毎年こんなに暑いものだっただろうかという気分である。

もっとも日陰に入った時に風が吹いていると涼しくかんじられるし、夜はそこそこ涼しく思えるし、朝には殺人的な日差しの強さはまだない。
これらを考えると、今の暑さは本格的な夏よりはまだ過ごし易いのだろうとは思う。

梅雨が明け、夏になった時、良かったと思うのだろうか。
それともやはり梅雨のほうがまだマシだったと思うのだろうか。
少々こわごわと、梅雨明けに注目している。

小説「電脳コイル」6巻(宮村優子/徳間書店)を購入

  • 2008/07/15(火) 23:52:35

アニメ「電脳コイル」の人物と設定を独自の解釈で描く小説作品の第6巻。

小説版の第一のおもしろさは、アニメでお馴染みの人物たちの内面がより深く描かれているところである。
ヤサコの内面は複雑であり、そして何よりイサコに強く惹かれ、イサコが関連することには驚くべき行動力を見せる。
イサコもまたヤサコに強い執着を抱き、何かにつけてヤサコのことを思い、ヤサコを強く意識する様子が伺える。
ハラケンは相当屈折しており、ダイチも深く考えて行動する一面を持ち、ナメッチもその内面は単純ではない。
フミエはまっすぐで行動力溢れると同時に、他者への観察力がより伺える。
人物たちの性格は、アニメ版とは微妙に異なるようにも見えるが、芯となっている魂の部分はアニメ版と同じであり、ただ現れ方が同じではないような印象である。

そして小説版は、アニメと同じエピソードを描きながらも物語は独自の展開を見せ、これも大きなおもしろさである。
前巻では、アニメ8話に当たる夏祭りが舞台の中心だったが、祭りの場で大騒動が発生。アニメとはかなり異なる展開を見せていた。

前巻の夏祭りの大事件は、今巻では物語に、人物たちにどのような影響を与えるのか。
そして何より、ヤサコとイサコはどのような動きを見せるのか。
これから読むのが楽しみである。



今日の買い物

  • 2008/07/14(月) 23:24:27

探偵小説のためのヴァリエイション「土剋水」
(古野まほろ/講談社NOVELS)


現代とは少し異なる歴史をたどった「現代日本」を舞台に、妄想系不思議少女・水里あかねと美少女陰陽師(自称)・小諸るいかの冒険を描く物語の第二弾。

前巻がおもしろかったので購入。

コードギアス 反逆のルルーシュ R2 第14話「ギアス狩り」

  • 2008/07/13(日) 23:59:49

黒の騎士団・零番隊、ギアス嚮団本拠地へ殴り込み!

【感想概略】
今回は、ルルーシュが黒の騎士団・零番隊を率いてギアス嚮団本拠地への奇襲を敢行するお話である。シャーリィーを失ったルルーシュの屈折した内面が描かれ、ルルーシュとの幸せのみを望むロロの内面が描かれ、亡きユーフェミアの名誉のために孤軍奮闘するコーネリアの活躍が描かれ、バトレーのクロヴィス皇子への忠義が描かれ、V.V.の内面の一端が描かれ、C.C.と嚮団関係者との関わりの一端が描かれ、C.C.とマリアンヌとの過去の一端が描かれ、おもしろかった。

政略面では、藤堂たちを中心とする黒の騎士団は、中華連邦の星刻とともに、確実に対ブリタニア勢力を固めている様子であり、こちらも興味深かった。
ただ今回ルルーシュはギアス嚮団殲滅を、正攻法の国づくりや政略を後回しにして、藤堂たちには内密に推し進めたようである。しかも作戦内容は、非戦闘員の虐殺であり、発覚したら藤堂たち黒の騎士団や星刻たちの理解を得るのは難しい気がする。
これは後々、どのような影響を与えるのだろうか。

【皇暦1997年、C.C.とマリアンヌ、V.V.とシャルル】
今から20年ほど前。
皇暦1997年。
湖を臨む緑の丘に、二人の若々しい女性の姿が見える。

一人はマリアンヌ、後のルルーシュとナナリーの母である。
そしてもう一人は、C.C.である。
C.C.はマリアンヌを見つめ、穏やかな笑みを浮かべている。

「不老不死の魔女」と呼ばれる通り、C.C.の容姿は20年後とほとんど変わらない。
ただ、C.C.がマリアンヌに向けて浮かべる笑顔は、20年後にはあまり見せることの無いもののようである。


そんな二人に、少し離れたところから視線を送る二つの人影がある。

一人は、若き日のブリタニア皇帝シャルル。
そしてもう一人はV.V.である。

V.V.もまた、その容姿は20年後とほとんど変わらない。

V.V.はシャルルに「皇帝になってみて、何か分かった?」と問う。
すると皇帝シャルルは言う。
「皆嘘つきばかりですよ、兄さん。相変わらずですよ、ブリタニアという国は」

この時のシャルルには、後に臣民や皇族たちの前で見せる傲岸不遜さは、微塵も無い。
物静かで知的な雰囲気を漂わせ、どこか物悲しげな様子である。

V.V.はいたずらっぽい笑みを浮かべ、「忘れていないよね?僕らの契約を」という。
皇帝シャルルはV.V.にこたえる。
「分かっていますよ。神を殺し、世界の嘘を壊す。」

【ルルーシュ、ギアス嚮団殲滅を決意】
前回、シャーリィーが撃たれ、ルルーシュの目の前で死んだ。
血の海に横たわるシャーリィーの前で硬直するルルーシュに、ロロが声をかけた。
そしてロロ、あっさりとシャーリィーを殺したのは自分だと明かした。

ロロは言う。
シャーリィーはルルーシュがゼロと気付き、銃を持ってルルーシュを追っていたので、殺したのだと。

するとルルーシュ、ロロに笑顔を向け「よくやってくれた」とロロを誉めた。
心底うれしそうなロロは、ルルーシュと笑いあう。

だがルルーシュは内心では激怒。
シャーリィーの命を間接的に奪ったギアス嚮団壊滅と、直接手を下したロロの抹殺を決意していた。

ルルーシュは、ジェレミアとロロの情報から嚮団の拠点を突き止め、密かに嚮団殲滅作戦を進めていく。

【V.V.とコーネリア】
ギアス嚮団の本拠地は、中華連邦領内の秘境に設けられている。

前回、コーネリアはV.V.に、即死確実の一撃を浴びせた。
ところが一度倒れたV.V.は、起き上がり、コーネリアに不気味な笑顔を向けた。
そして今回、コーネリアは捕らえられ、V.V.に尋問されていた。

V.V.はコーネリアにいう。
コーネリアが、ユーフェミアの無実を証明するために地位も軍も棄てたのは、素敵なことだと。

そしてV.V.は言う。
兄弟とはこの世界で最も美しい関係ではないかと。

コーネリアは無言である。

【黒の騎士団、ギアス嚮団本拠地を奇襲】
V.V.の元に、ジェレミアからの定時通信が入った。
だがディスプレイに姿を見せたのは、何とルルーシュである。

嚮団側は直ちに通信元を解析。
すると日本のアッシュフォード学園からである。

ディスプレイのルルーシュは、V.V.に尋ねる。
ブラックリベリオンの時、ナナリーを誘拐し、そして神根島にルルーシュとスザクたちを集めたのは、V.V.なのかと。

V.V.は、あっさりとこれを認めた。
そしてC.C.を渡せば、ルルーシュを自由にすると申し出た。

だがルルーシュは「もう遅い!」と拒絶、そしてギアス嚮団に宣戦を布告する。
だがV.V.は余裕の笑みを浮かべている。
今から嚮団本拠地へ黒の騎士団が進軍を開始しても、到着時に本拠地は撤収済みであろう。

だが次の瞬間。
嚮団本拠地の壁をぶち破り、次々と黒の騎士団のナイトメアが出現。
制圧作戦を開始した。

何とルルーシュは、嚮団本拠地の間近にいる。
通信元を日本と偽装して嚮団側を欺き、V.V.と通信で会話している間に、嚮団本拠地の正確な位置を特定したのである。
嚮団側は、完全に不意を突かれた形になってしまった。

【黒の騎士団、ゼロの命令に疑問を抱く】
ゼロは黒の騎士団・零番隊に命じた。
「疑わしき者は罰せよ!
ブリタニアは、中華連邦の内通者と結託し、この場所で死なない兵士を研究、実験している。
そのような命の冒涜を許してはならない!」

黒の騎士団は、ゼロの命令に従い、視界に入る人間にはことごとく銃撃、次々と始末していく。
だが、嚮団側からは何の反撃もない。

そもそも嚮団は研究集団であり、武装組織ではない。
武力で抵抗する術をほとんど持っていないのである。

黒の騎士団零番隊は、順調に嚮団本拠地を制圧していく。
だが、自分たちが行なっているのは一方的な虐殺なのではないかと心の痛みを抱き、今回のゼロの命令には納得できない様子である。

【バトレーの死】
乱戦の中、バトレー・アスプリウスは、コーネリア皇女を捜していた。
この混乱に乗じて、コーネリア救出を目指すバトレーである。

だが次の瞬間。
バトレーは全身に銃撃を浴び、倒れた。
瀕死のバトレーは、視界の先にC.C.の姿を見た。

死の直前、バトレーは、亡き旧主・クロヴィス皇子のことを思った。
C.C.を捕らえ皇帝に献上しようなどと思わない方が、クロヴィスのために良かったのではないかと。

間もなくバトレーは目を閉じ、死んだ。
最後の最後まで、バトレーの心にあったのはクロヴィス皇子への忠義であった。

【ヴィレッタ、中華連邦へ出発】
ゼロ不在のエリア11。
前回ヴィレッタは、密かに扇に通信を入れた。
そして今回。ヴィレッタは、中華連邦へ向けて出発した。
ヴィレッタは扇と接触するつもりのようだが、真意は何であろうか。

一方、中華連邦の黒の騎士団側。

藤堂たちは、星刻たちとともに、確実に対ブリタニア勢力を固めていた。
だがこの大事な時期に、ゼロは黙って姿を消してしまった。
藤堂たちは、いつものこととはいえ、不満げな様子である。
星刻は、ゼロが戻り次第連絡をもらえるよう、藤堂たちに依頼する。

そしてディートハルトは、最近扇の様子がおかしいことに気付き、咲世子に指示を下す。
どうやら咲世子、前回の対ジェレミア戦での負傷は癒えた様子である。

次回以降、ヴィレッタと扇を巡る動きがどうなるのか、注目したい。

【ロロ、ヴィンセントで参戦】
作戦中の黒の騎士団ナイトメアは、嚮団側に子供たちがいることに気付いた。
ナイトメアのパイロットは、コクピットを開き、子供たちに目を向ける。

すると子供の一人の片目に、ギアスの紋章が赤く浮かび上がった。
これを見たパイロットは子供に操られ、僚機に発砲、破壊した。

パイロットは操縦桿を握る腕を止めようとする。
だが、自分の意思で止めることが出来ない。

その時、ロロがヴィンセントで出現した。
ロロはギアスを発動、瞬間移動としか思えぬ動きを見せる。
子供たちは、ロロのギアス能力を見て安堵の笑みを浮かべ、「ロロお兄ちゃん」と呼びかけた。

ロロは子供たちに笑顔を向けた。
そしてヴィンセントの刃を子供たちに振り下ろした。

さらにロロはヴィンセントの刀剣を振るい、ギアスの解けたパイロットをナイトメアもろとも撃破した。ルルーシュとの幸せを阻むと思われる者は、全て抹殺するロロである。

【V.V.、ジークフリートで参戦】
嚮団本拠地の大部分は既に制圧。
後はV.V.を捕らえるばかりである。

その時。
嚮団施設内部から、異様な機体が出現した。

何と、かつてブラックリベリオンの時、ジェレミアが操縦したブリタニア軍の新型機「ジークフリート」である。
このジークフリートを駆るのは、何とV.V.である。

ジェレミアはこれに驚く。
ジークフリートは、ジェレミアなどの改造された人間にしか操縦できない機体なのである。

【ジークフリート、黒の騎士団を圧倒】
V.V.の作戦。
それは自らジークフリートで敵を圧倒して時間を稼ぎ、その間に嚮団側人員が脱出するというものである。

V.V.はジークフリートを駆り、黒の騎士団ナイトメア部隊に猛然と突撃。
5本の巨大なスラッシュハーケンを放ち、敵ナイトメアを次々と撃破していく。

黒の騎士団ナイトメア部隊は即座に反撃。
が、ジークフリートは敵砲撃をことごとく弾き返す。

さらにジークフリート、高速回転を開始。
そのまま猛烈な高機動運動を見せ、敵ナイトメアに体当たりを浴びせまくり、次々と撃破する。

V.V.は「マリアンヌの子供が調子に乗っても」と言い、ルルーシュを嘲笑う。

【V.V.対ジェレミア】
ジェレミアは、飛翔滑空翼を装備したサザーランドを駆り、果敢にジークフリートに立ち向かう。

戦闘の最中、V.V.はジェレミアに「ゼロを恨んでいたよね」と指摘。
するとジェレミア、仕えるべき主はゼロと言い、マリアンヌのためと叫ぶ。
V.V.はマリアンヌの名を聞き、怒りの色を見せる。

ジークフリートの装甲防御はあまりに堅固であり、その高機動性も尋常ではない。
ジェレミアは敵機に、なかなか致命打を与えられない。

【V.V.対ロロ】
ルルーシュは、ヴィセントを駆るロロへ、ジークフリートに取り付くことを指示。
取り付いてしまえば策はあるというルルーシュに、素直に従うロロである。

だがルルーシュの策とは、ヴィンセントに密かに搭載した爆弾で、ロロもろともジークフリートを葬り去り、シャーリィーを殺したロロの罪を、その命で贖わせることなのである。

ロロはルルーシュの言葉を信じ、ジークフリートの猛烈な攻撃をどうにかかわしつつ接近。
ヴィンセントの両足を破壊されながらも、ジークフリートに取り付いた。

その時。
地上から何者かがジークフリートを砲撃した。
この衝撃で、ヴィンセントは墜落してしまう。

【コーネリア、V.V.機を砲撃】
ジークフリートを砲撃したのは、コーネリアである。
コーネリアは「ユフィの仇!そこで滅せよ!」と叫び、砲撃を叩き込む。

コーネリアの砲撃はジークフリートの急所を直撃、破壊、致命打を与えた。
するとルルーシュも蜃気楼で砲撃。
ジークフリートに次々と直撃弾を浴びせていく。
ジークフリートは制御を失い墜落、地上に激突、大破炎上した。

【C.C.、嚮団の人びとと対面】
その頃。
嚮団の構成員たちは秘密鉄道に乗り込み、V.V.を残すことに心を痛めながらも、V.V.の不死不滅を信じ、脱出を図っていた。

すると、嚮団の人びとの前に、ナイトメアを駆るC.C.が出現した。
嚮団の人びとは、C.C.が姿を見せたことに驚くが、彼らの態度にはC.C.への尊崇が伺える。
C.C.は謝罪の言葉を呟き、ナイトメアで砲撃、列車もろとも嚮団の人びとを吹き飛ばした。

C.C.と嚮団の人びとの間には、どのような因縁があったのだろうか。

【カレンとナナリー】
前回、捕虜となったカレンの前に、ナナリーが姿を見せた。
そして今回、ナナリーはカレンと談笑していた。
カレンも、ナナリーと会っている間は、ほっと出来る様子である。

そこへスザクが出現。
捕虜であるカレンに話があると、ナナリー総督に求めた。

カレンは、スザクと二人残された。

スザクはカレンに、シャーリィーの死を伝え、自殺とされていることを告げた。
カレンはこれには驚き、シャーリィーは自殺するような人間ではないと信じられない様子である。

スザクは動揺するカレンに、犯人はゼロであるルルーシュではないかと疑念を口にし、ゼロの正体をカレンに尋ねる。
だがカレンは、あくまで知らないという。

するとスザク、カレンにゼロの正体を白状させるため、何とリフレインを持ち出した。
気丈なカレンも、これには顔を引きつらせる。
リフレインは、人間を廃人と化す薬物なのである。

次回、スザクは、カレンは、どうなるのだろうか。

【V.V.、皇帝と対面】
嚮団施設の地下。
V.V.は、血まみれで這っていた。
さすがのV.V.も、これだけの手傷を負うと、立ち上がることは出来ないようである。
そしてV.V.の視線の先には、皇帝がいた。

V.V.は、やはり最後に頼りになるのは兄弟だと皇帝に笑う。
皇帝は、何やら寂しげに、ルルーシュに刺客を送ったのかV.V.に尋ねた。
V.V.はあっさり認め、仕返しされてしまったが、ルルーシュがゼロだと分かったと笑う。

どうやら皇帝はV.V.に、ルルーシュがゼロであることを、教えていなかったようである。
皇帝の真意は何であろうか。

【ルルーシュ、皇帝と対面】
ルルーシュは蜃気楼を駆り、生体反応を検知した嚮団施設の地階に乗り込み、V.V.を発見する。
ところが蜃気楼、電撃を浴びて動けなくなってしまう。
ルルーシュは一瞬目を閉じた。
どうやらこれもV.V.の備えのようである。

そしてルルーシュ、目を開けると全く別の場所にいた。
雲の上に築かれた、神殿のような不可思議な場所。
そこには皇帝の姿があった。

敵意の目を向けるルルーシュに、皇帝は不敵な笑みを浮かべて言う。
「我が息子ルルーシュよ、時は来た。贖いの時が。」


【予告】
次回「Cの空間」