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機甲界ガリアン コンプリートアートワークス(新紀元社)

  • 2008/11/20(木) 23:59:35

「機甲界ガリアン」は、中世欧州風の世界を舞台とするリアルロボットアニメである。
本書は、この「機甲界ガリアン」初の、公式設定画集であり、テレビシリーズおよびOVA「鉄の紋章」を扱っている。

【感想概略】
アニメ「機甲界ガリアン」は、1984~85年に放映されたロボットアニメであり、そのお話はおもしろく、人物は魅力的であり、機甲兵と呼ばれる鋼鉄の機械巨人同士のぶつかり合いは迫力があり、好きな作品である。そして、ほとんど別物であるOVA作品「鉄の紋章」は、特に機甲兵のデザインと戦闘描写が素晴らしく、こちらも好きな作品である。

本書には、この「ガリアン」のテレビシリーズおよび「鉄の紋章」に登場した、メカ、人物、小道具、背景美術などについての膨大な設定画を多数掲載。それぞれの「ガリアン」ならではのデザインが魅力的であり、さらに各設定画の簡潔かつ的確な解説文とあわせて見ると「ガリアン」の世界と物語の奥深さがかんじられ、おもしろいのである。

【内容と感想】
①カバーイラストは塩山紀生の新規描き下ろし
まず、これが気に入った。
このイラスト、絵筆で描かれたものと思われるのだが、色鮮やかで力強い絵柄でガリアン独特の味が表現されており、好きである。
この描き下ろしイラスト、そしてインタビューを見ると、塩山紀生の中では、「ガリアン」は今も活き活きと生きているのではないかと思う。

②テレビシリーズおよびOVA「鉄の紋章」の現存するあらゆる設定画を掲載
メカ、人物、小道具、背景美術などについて、まさに網羅されており、興味深く、おもしろい。

テレビシリーズは、中世欧州をおもわせる衣装やパオ風テント、シンプルだが特徴的なシルエットの衣装の数々、そしてマーダル側の機械技術も取り入れた独特の装備や衣装類、などなど、見ていると楽しい。

「鉄の紋章」は、表現したいものとビジュアル的なものへのこだわりのかんじられるクオリティの高さが素晴らしく、人物の衣装も機甲兵の数々も省略しないデザインが魅力的である。

③主要スタッフインタビューを収録
高橋良輔、塩山紀生、大河原邦男、出渕裕
それぞれ当時と現在のアニメの状況や技術の違いについても触れ、現在ならば機甲兵などはCGを使えばまたおもしろい表現ができたかもしれないという発言が見られるなど、当時と現在を比較して作品について考える視点がかんじられ、おもしろく、興味深い。





雑誌「チャンピオンレッド」2009年1月号を購入

  • 2008/11/19(水) 23:10:18

連載漫画「装甲騎兵ボトムズ CRIMSON EYES」を最大の目当てに購入。
前回、「グランデュエロ」出場の証であるメダルを狙われたレッカは、レキセル少佐の加勢を得て、生身でATと激戦を繰り広げた。
今回であるが、いよいよ国家主催の大バトリング大会「グランデュエロ」がはじまるのであろうか。レッカはどのような戦いと物語を見せてくれるのか、楽しみである。

ヒャッコ 第6話「10コメ 向こう三軒 両側に虎」

  • 2008/11/18(火) 23:44:36

【感想概略】
今回は、30分で一話構成であり、龍姫が中心のお話である。
龍姫はいつも強気で誇り高く、自分の中に人の温もりを求める心があるなど、絶対に認めようとしない。
そんな龍姫がはじめて、歩巳や虎子との絆を大事に思っていることを言葉に出したお話であり、おもしろく、良い話であった。

【龍姫、一人残される】
龍姫は歩巳とは随分打ち解け、心を許すようになった。
一方、うっとうしいほどまとわりつく虎子のことは、邪険に扱っていた。
もっともそれもまた、龍姫の虎子への愛情表現のようである。

そしてある日の放課後。
虎子はSHRが終わると歩巳を引っ張って、急いで教室を立ち去ってしまう。
虎子は、龍姫を見向きもしなかった。

一人残された龍姫は、静かで良いと強がってみせた。
だが心の内では、虎子と歩巳が自分から離れしまったのではないかと思い、さんざん邪険にあつかったことへの後悔と喪失感に襲われている様子である。

【龍姫、一人で下校】
龍姫は、一人で帰路につく。
そして初等部以来、下校時はいつも一人だったことを思い出していた。
どうやら龍姫は人付き合いがあまり得意でないようで、初等部以来、親しい友人はほとんどいなかった様子である。
そして龍姫は、弱みを見せることが我慢ならず、自分の中に友を求める心があることを認めようとしてこなかったようである。

当初龍姫は、虎子がまとわりつくと迷惑そうにしていた。
これは、人間関係などすぐに途切れてしまうものであり、それなら初めから関わりたくないと思ってのことかもしれない。

だが龍姫は、どんなに邪険に接してもまとわりつく虎子に、情が移っていたようである。
「なつく子ほど可愛い」というところもあるかもしれない。

【龍姫、自宅で虎子たちと遭遇】
龍姫は、とぼとぼと一人で下校し、自宅に辿り着いた。
すると家政婦のトシ子さんは、龍姫を笑顔で迎え、お友だちが先に来ていると言う。

そして龍姫の自室には、くつろぐ虎子と雀、そして恐縮し戸惑う歩巳の姿があった。
しかも虎子が眺めているのは龍姫のアルバムであり、親バカ全開のコメントがどの写真にも書き込んである。

龍姫は恥をさらされて激怒。
なぜ来た?!と凄い勢いで虎子に迫るのである。

すると虎子、歩巳の肩をつかんで龍姫の前に差し出す。
歩巳は涙目で龍姫を見つめ、「やっぱり迷惑ですよね…」と許しを請うた。

【龍姫の愛情表現】
龍姫は、歩巳の後ろに隠れる虎子へ、怒りの目を向けた。
だが龍姫は、歩巳を見ていると、自然と口元がゆるんでしまう。

龍姫は、1話の頃は歩巳を邪険に扱っていた。
だが、心を通わせるうちに、歩巳には怒れなくなっていた様子である。

龍姫は、涙目で許しを請う歩巳の手を取り、「いいのよ、歩巳はそんな子じゃないものね」と愛情に満ちた笑みを浮かべた。
歩巳も、龍姫に受け入れられ、救われたような喜びの笑みを浮かべるのである。
だが龍姫、虎子に対しては、「あなたはお帰りになってもよろしいんですのよ!」と顔をグイグイと押すのであった。
ここら辺、龍姫の、虎子と歩巳それぞれへの愛情表現の違いも好きである。

そして実は龍姫も、龍姫を受け入れてくれる歩巳に、救われていると思う。

【妄想予告】
映画予告編風の、妄想予告も楽しめた。
また桑島法子演ずる冬馬がこれほどしゃべるのは、初めて見た。
雀も同様である。
本編での冬馬の活躍を期待したい。


【次回】
「16コメ 狐虎であったが百年目」「17コメ 虎の怒りを買う狐」

ヒャッコ 第5話「7コメ 合縁虎縁」「5コメ 人には添うてみよ 虎とは闘ってみよ」

  • 2008/11/18(火) 00:25:09

2話構成であり、それぞれおもしろかった。

「7コメ 合縁虎縁」
写真販売で稼ぐ2年生・京極柳と、京極の撮影した写真に写る少女に一目ぼれする戦国獅々丸を中心とするお話。
獅々丸が手にとった写真には、歩巳が大きく写っているのだが?!。
おバカで一途な獅々丸が好きである。


「5コメ 人には添うてみよ 虎とは闘ってみよ」
見た目はヤンキーの少女・幕之内潮と、虎子のお話。
潮をヤンキーと決めつけてまとわりつく虎子と、当初は「アタシはヤンキーじゃねえ!」と主張しながら、ついには根負けする潮が好きだ。

ヒャッコ 第4話「3コメ 牛飲馬食虎食」「6コメ 虎は道連れ」

  • 2008/11/18(火) 00:22:16

2話構成であり、それぞれおもしろかった。

「3コメ 牛飲馬食虎食」
お昼の学食のお話である。
虎子は好奇心のまま暴走、歩巳を巻き込んで自爆する。
そして龍姫は、大盛を前に食べきれないと涙ぐむ歩巳に、「いいのよ、残しても」とあくまで優しく、理解を示す。出会った時は歩巳を邪険に扱っていた龍姫だが、すっかり歩巳に情が移ってしまっている様子である。
そして、同じく食べきれないという虎子には、「残さず食べなさい!」と怒鳴りつけるのであった。

龍姫の二人への愛情表現の違いも好きである。


「6コメ 虎は道連れ」
美術の時間、人物デッサンのためペアとなった虎子と歩巳の前に、古囃独楽が登場。
この独楽、いつの間にか歩巳をモデルに虎子を助手に写真撮影会を開始する。
一方、龍姫と雀もペアを組むが、龍姫は雀のことが嫌いな訳ではなく、二人で割と上手くやっているところがおもしろい。

写真撮影会に熱中して暴走する虎子たちと、虎子たちを学生の本分に立ち返らせようとするが激怒してしまう龍姫が好きだ。
また多くの人物たちがそれぞれに目立つところも好きである。

ヒャッコ  第3話「4コメ 前門の虎 校門も虎」「9コメ 張子の虎」

  • 2008/11/18(火) 00:16:17

2話構成であり、それぞれおもしろかった。

「4コメ 前門の虎 校門も虎」
知らぬ間に風紀委員となっていた虎子が、クラス委員長・杏藤子々と、朝の校門で服装チェックをするお話。
見かけも態度もヤンキー、幕之内潮も登場。
マイペースに暴走する子々と、正論を言っても暴言に聞こえる潮が好きである。

「9コメ 張子の虎」
ロボット研究会の涼ヶ崎知恵が登場。
怒りに震えながらメカ虎子について尋ねる傘先生と、ロボット好きのあまり照れながら答える知恵、そしてメカの代返に、怒りのあまり血の涙を流す傘先生が好きである。

ヒャッコ 第2話「2コメ 虎穴に入らずんば虎子を得ず」

  • 2008/11/17(月) 23:30:27

歩巳と龍姫が、虎子と雀に巻き込まれ、仮入部めぐりをするお話。
龍姫が徐々に虎子のペースに巻き込まれ、ムキになる(怒り狂う?)姿が好きだ。
まじめでとっつきにくい少女であったはずの龍姫だが、虎子と出会ったことで、どつき漫才のマジギレ突っ込みのようになりつつある様子である。

機動戦士ガンダムOOセカンドシーズン 第7話「再会と離別と」

  • 2008/11/16(日) 21:39:04

【感想概略】
今回の最大の見所は、セルゲイ大佐の漢気と人徳、ソーマとの絆であり、おもしろかった。これで、アレルヤとマリーは、丸く収まったようである。ところでソーマの立場がどうなるのか、気になるところである。かつての、アレルヤの中のハレルヤのような存在となるのだろうか。


【ルイス准尉、突撃】
前回、プトレマイオスは自ら囮となり、アロウズ部隊をひきつけた。
壊滅したカタロン秘密基地の人びとの脱出を助けるためである。

アロウズ部隊にガンダムが斬り込み、乱戦に陥る中、ルイス准尉は単機で飛び出し、プトレマイオスに向けて突撃を敢行する。

一方、プトレマイオスでは、沙慈が艦載砲の砲座で、引き金を握っていた。
沙慈は、自分の浅はかさのため多くの人を死なせた罪の意識に苦しみ、脱出するカタロンの人びとのために何かしたいとイアンに訴え、防空戦闘の手伝いを任されたのである。

だが沙慈は、どうしても引き金を引けない。
一方、ルイス機は、猛然とプトレマイオスに迫る。

その時、プトレマイオスはGNミサイルを多数発射。
ルイス機は敵ミサイルをことごとくかわすが、一発が左肩に命中。
片腕を吹き飛ばされてしまう。

さらにGNミサイルがルイス機に飛来。
だがアンドレイ機が敵ミサイルを弾き返し、ルイス機を守った。

なおも闘志を失わないルイス准尉だが、アンドレイ少尉は接近しすぎだとルイスを一喝、ルイスを連れてプトレマイオスから距離を取るのである。

沙慈は、結局引き金を引けなかった。
だがイアンは怒らず、「いいさ、それで」と笑うのである。

【刹那、トランザム発動】
刹那の駆るダブルオーガンダムは、Mr.ブシドーの駆る戦国武将風アヘッドの襲撃を受け、斬り結んでいた。
Mr.ブシドーは激しい斬撃で猛然と押しまくり、ダブルオーを撃破する勢いである。

追い詰められた刹那は、ついに奥の手であるトランザムを発動。
ダブルオーは驚異的な高機動戦闘を開始する。

さすがのMr.ブシドーも、ダブルオーの動きを捉えきれず、片腕を斬り飛ばされてしまう。
だがMr.ブシドー、いよいよ刹那が本気を出したことに喜ぶのである。

ところが、ダブルオーはGNドライブがオーバーロードを起こし、機能停止、海上に着水してしまう。
するとMr.ブシドーは、これでは討つ価値なしと剣を収め、引き上げてしまうのである。

アロウズ部隊の将兵はMr.ブシドーに、いくらなんでも勝手が過ぎるのではないかと抗議。
これに「聞く耳持たぬ」と胸を張ってこたえるMr.ブシドーである。

【アレルヤVSソーマ中尉】
前回、ソーマ・ピーリス中尉の率いる部隊は、アリオスに襲い掛かった。
ところがアレルヤは、ソーマを「マリー」と呼び、戦おうとしない。
ソーマ中尉は「わたしは超兵だ!」と叫び、発砲、アリオスに命中弾を与えた。

ところがアリオスは大破しながらもソーマ機に組み付き、そのまま機能停止してしまった。
そして両機は、墜落してしまうのである。

【スメラギ目覚める】
倒れていたスメラギが、目を醒ました。
すると、ガンダムとプトレマイオスはアロウズと交戦中であり、苦戦している様子である。

スメラギは早速てきぱきと指示を出し、煙幕弾を発射した。
この煙幕は、視界を封ずるだけでなく、通信も遮断し、レーダーや各種センサーも封じてしまうのである。
このため敵部隊は連携を遮断され、組織的な戦闘は続行不能となってしまう。

アロウズ部隊の指揮をとるカティ・マネキン大佐は、敵がいきなり戦い方を変えたことに驚くが、即座に信号弾で撤退を指示、速やかに兵を退いた。

ところがカティ大佐に、ソーマ中尉が未帰還との報告が入った。
カティ大佐はこれに驚愕、直ちに捜索を命じた。
セルゲイ大佐に申し訳が立たないと内心でつぶやくカティ大佐である。

捜索の任にあたるのは、ルイス准尉とアンドレイ少尉である。
ルイス准尉は、前回の出会いでソーマに強い印象を受け、情が移った様子である。

一方、プトレマイオス側も、ケルディムとセラヴィを発進させ、アレルヤを捜索する。

【カタロン、逃避行に成功】
壊滅したカタロン秘密基地の人びとは、別の拠点に無事到着した。
出迎える拠点の幹部は、クラウスたちの無事を喜んだ。

ここでマリナは、連邦がついに中東再編に乗り出し、アザディスタンに暫定政権を建てたこと、アザディスタン王国という国は既に消滅したことを知った。

マリナはショックのあまりひざをついてしまう。
シーリンはマリナを気遣い、同時にアザディスタンへの仕打ちに怒りの色を見せるのである。

これからマリナは、そしてシーリンはどうするのか。
また、カタロンの最終的な目的は何なのか。
次回以降も注目したい。

【ソーマ、アレルヤに襲い掛かる】
アリオスとソーマ機は、島嶼部に不時着した。
アレルヤはコクピットを降りると、ソーマ機に駆け寄ってコクピットを開け、ソーマに呼びかけた。

ソーマは目を醒ますが、目の前に「被検体E57」がいることに闘志を燃やし、アレルヤに襲い掛かった。
アレルヤはソーマに「マリー」と呼びかける。
だがソーマは聞く耳を持たず、アレルヤを組み敷いて馬乗りになり、アレルヤを叩きのめす勢いである。

その時、ソーマの内部で何事かがおこり、ソーマは倒れてしまう。

【アレルヤとマリー、再会を喜ぶ】
ソーマは気がつくと、テントの中で、寝袋に横たわっていた。
すると、アレルヤがテントに姿を見せた。
そしてソーマ、アレルヤに「マリー」と呼ばれると、あっさりと認めるのである。

実は「ソーマ・ピーリス」とは、少女マリーに上書きされたもう一つの人格だったのである。
だが今は、マリーの人格が現れている。
かつてマリーは、ガラスケースの中で横たわるのみ、五感というものが無く、脳量子波でアレルヤに呼びかける以外、他者と言葉を交わすことはできなかった。

マリーは言う。
超兵機関は自分に五感を取り戻すため、別の人格を植え付けたのだろうと。
そしてマリーは、ソーマの記憶を持ち、ソーマも自分なのだという。

アレルヤもマリーも、お互いに罪の意識を持っていた。
アレルヤは、脱走の際に仲間たちを殺したこと、さらに超兵機関の施設を襲撃し、同胞たちを皆殺しにしたことを。
そしてマリーは、ソーマ・ピーリスとしてアレルヤに銃を向け、本気で殺そうとし、ハレルヤを死に追いやったことを。

だが二人は、互いの行ないに理解を示し、許しあい、互いに生きていたことと再会を喜び合うのである。

【セルゲイ大佐、ソーマを発見】
その時、一機のジンクスが着地、機内からセルゲイ大佐が姿を見せた。
一方、テントから飛び出すマリーとアレルヤである。

そしてセルゲイ大佐は、アレルヤの声から、かつて低軌道ステーションの事故の時、人命救助に奮闘した若者がアレルヤであることを知った。

アレルヤはセルゲイ大佐に、マリーとソーマの関係を説明する。
マリーもまた、いまの自分はマリーであり、ソーマではないと訴えた。
するとセルゲイ大佐は、マリーの様子から、マリーは自分の知るソーマ中尉ではないと理解するのである。

【セルゲイ大佐、去る】
アレルヤは、マリーを置いていってほしい、マリーを戦いに巻き込まないでほしいとセルゲイ大佐に訴える。
だがセルゲイ大佐は、ソレスタルビーイングに行ってもソーマは戦うことになる、テロリストの言葉を信じるほど私は愚かでないと言い、アレルヤに銃を突きつけた。

するとアレルヤ、ならば自分を撃ってほしい、そしてマリーを争いに巻き込まないでほしいとセルゲイ大佐に訴える。

セルゲイ大佐は「承知した」と言うと、アレルヤに銃を向けた。
その時、マリーはアレルヤを庇い、銃口の前に踊り出た。

狼狽するアレルヤだが、セルゲイ大佐は発砲。
銃声が響き渡り、マリーは地面に倒れた。
ところがマリーには傷一つない。

何とセルゲイ大佐は、空に向けて発砲していたのである。

セルゲイ大佐は言う。
ソーマ中尉は名誉の戦死を遂げたと。

立ち去ろうとするセルゲイ大佐にマリーは言う。
「わたしの中のソーマ・ピーリスが言っています。『あなたの娘になりたかった』と」

セルゲイ大佐は「その言葉だけで十分だ」と言い残す。
そしてアレルヤにソーマを託し、去った。

間もなく、ケルディムを駆るロックオンは、一機のジンクスと遭遇した。
だがこのジンクスは、両手を挙げて敵意の無いことを示し、光点滅通信でアレルヤたちの居場所を伝え、飛び去った。

そしてロックオンは、アレルヤとソーマを発見、苦笑しながらつぶやいた。
「女連れか、やるじゃないか」

【リジェネ・レジェッタ現る】
ティエリアは、アレルヤが無事発見されたとの連絡を受け、ほっとした様子である。
その時、ティエリアの目の前に、何者かが姿を見せた。

何と、リボンズ一味のリジェネ・レジェッタである。
ティエリアは、自分と全く同じ姿のリジェネに、心底驚いている様子である。

リジェネの目的は何か。
ティエリアに接触して何を狙うのか。
次回も楽しみである。


【予告】
次回「無垢なる歪み」

テレパシー少女蘭 第21話「翠とおばあさんの夢」

  • 2008/11/15(土) 23:34:06

【感想概略】
今回は翠が中心のお話である。翠の亡くなった祖母への思いと後悔が描かれ、病院を抜け出す不良老女・トメの意外な事情が描かれ、翠とトメとのドラマが描かれ、幼い頃に超能力に目覚めた者が直面する悲劇と、その周囲の人びとも、恐怖のあまり心ない態度をとってしまったことを実は後悔している姿が描かれて興味深く、おもしろかった。

このトメの孫であるが、やはり桃子先生だろうか。
だとすると、桃子先生の人間不信の出発点は、慕っていた祖母にすらバケモノ呼ばわりされたことだろうか。
最近姿を見せない桃子先生だが、密かに大きな陰謀をめぐらせているのだろうか。
桃子先生の再登場を期待したい。

【蘭たち、ツンデレ老女と出会う】
季節は冬である。
蘭と翠、そして瑠衣は下校中、転んだ老女と出会った。

手を差し伸べる蘭たちだが、この老女、無愛想に蘭たちの手を払いのけ、邪険に扱う。
それでも心配する蘭たちは、老女が家に無事到着するまで見届けるとついて行く。
一方、余計なお世話だと憎まれ口を叩く老女である。

そして辿り着いたのは何と病院であり、出迎えたのは看護師であった。
この老女、名を大原トメといい、冬だというのに菜の花が見たいという理由で、病院を抜け出して土手を眺めていたのである。看護師は随分と気さくであり、トメは菜の花畑を唄った唱歌「朧月夜」が好きなことまで蘭たちに話すのである。

看護師は蘭たちに、トメを送ってもらった礼を言う。
そしてトメは看護師に促され、渋々と礼を言うのであった。

翠はなぜか、この憎たらしい老女・トメが気になった。

【翠の亡き祖母への思い】
翠は幼い頃、祖母に可愛がられていた。
実は翠にバイオリンを手ほどきしたのは、この祖母なのである。
幼い翠は、当時入院中だった祖母の元を度々訪れていた。

だがある日、翠の両親は祖母に、翠はバケモノのようなのだと訴えた。
驚く祖母だが、翠はその様子を目撃してしまい、深く傷ついた。

そして翠は、祖母に請われてもバイオリンの演奏を拒んでしまう。
それから間もなく、祖母は亡くなったのである。

翠にとって、このことが悔いとして心に残っている様子である。

【翠、トメと再会】
放課後。
この日、蘭も瑠衣も用事があり、翠と一緒に下校できなかった。

翠の楽しみは、蘭宅を訪れ、凛のつくる夕食をごちそうになることであり、蘭は翠一人で蘭宅へ行っても全く問題ないという。
だが翠は、蘭たちがいないのに蘭宅に直行して夕食をごちそうになる訳にはいかないと言う。実はケジメを重んずる緑である。

そして翠は一人で下校、肉まんを買って土手に向かった。

土手で肉まんにかぶりつく翠は、あの老女トメがいることに気付いた。
トメはまたも、冬に咲くはずの無い菜の花を見に来ていたのである。

翠は、一度は放っておこうかと思うが、結局放って置けない。
一方トメは、やはり翠を邪険に扱うが、何故か二人は意気投合する。
翠はトメに付き合い、一緒に土手を眺め続けた。

そして翠はトメを病院に送るが、接触テレパスで看護師の思考が流れ込み、トメが長くないことを知るのである。

【翠、トメと病院を脱走】
夜、翠はバイオリンを手に再び病院を訪れた。
トメに、かつて祖母への演奏を拒んだ「朧月夜」を聞かせたいようである。

翠はトメの病室を訪れた。
ところがトメは、再び病院を抜け出そうとする真っ最中であった。
翠はトメの脱走を手伝い、一緒に病院を抜け出すのである。

【トメの真実】
トメは、雑に扱ってもここまで付き合ってくれる翠に情が移った様子である。
そしてトメは翠に、孫のことを話し始めた。

トメには孫娘がおり、トメに懐いていた。
この孫娘は、菜の花が大好きで、トメに「朧月夜」を唄ってもらえるよう、よくせがんでいた。

そして翠がトメに触れた時、トメの記憶が流れ込んできた。
ある日。
孫娘は、トメが誰にも言っていない内心の秘密を口にした。
トメは心を読まれたことに恐怖を抱き、孫娘をバケモノと呼んだ。
以来、孫娘は音信不通であり、生死も不明なのだという。
トメは、孫娘に申し訳ないことをしたと、今でも悔やんでいるのである
これが、トメが菜の花畑にこだわる理由であった。

そしてトメは、翠も孫娘と同じ能力者だと知った。
だがトメは翠を恐れず、孫と同じ力を持つ人間と出会えたことを喜んだ。

翠はバイオリンを取り出すと「朧月夜」を弾き始め、トメは演奏に合わせて小声で歌った。
その後二人は、看護師に滅茶苦茶怒られたという。

【翠、蘭に報告】
翌朝、翠は蘭に、トメとのことを話し、あと10年は生きるだろうと軽口をたたく。
そして翠、せっかくだから自分たちは死者の声も聞こえたらいいのにと冗談めかしていう。

その時、翠の心に誰かが呼びかけた。
そして翠は、「ありがとう」という祖母の声を聞いた。


【予告】
次回「蘭と白い少女」

本日の最高気温は19度

  • 2008/11/14(金) 23:59:27

一昨日、少し体調を崩したのだが、昨日から良くなりはじめ、本日は随分具合が良くなった。
これは、最近の気候に身体が適応しきれないところがあったのかもしれない。

今の時期は、一日の中で薄寒い時があり、その一方で衣服の防寒性をほどほどにしないと汗ばむことがある。
このため衣服による体温調節は、日々試行錯誤のようになっている。

気候に適応しきれないところがあるのは、6月以来、少なくとも9月ころまではずっと、暑さへの適応が求められる気候であり、10月後半まで屋内では半袖で丁度良いくらいの気温であったため、どちらかというと暑さに適応することに慣れてしまい、いまだ寒さに備えることに戸惑うところがあるためでもある。

11月の気候を振り返ると、上旬は最高気温20度前後で晴れの日が多く、過ごし易かった。

だが11/9の最高気温は13度、最低気温11度であり、それまでと比べると随分寒くなったように思え、暖房を入れるか葛藤した。
気温が下がった後はえらく寒くかんじられ、これからどんどん寒くなっていくのだろうか、様々な活動が億劫になるのだろうかと思うのだが、意外とそうでもなく、まだ現在の気温は本格的に寒くなる一歩手前、慣れて適応できる範囲内のようである。

以後、日中は一枚上に羽織ると丁度良い気温が続いた。

そして本日の最高気温は19度。
日中はだいたい18度前後で推移しており、食事をして歩くと上着を脱いで丁度良いくらいであった。

自分の身を守れるのは自分だけであり、どうにかしてこの季節の変わり目を、無事に乗り切りたいところである。とりあえず出来ることは、衣服による体温調整で冷えないことと、夜更かしせず早めに寝ることであろうか。