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浪花の華~緒方洪庵事件帳~「哀しき宿命」

  • 2009/01/31(土) 22:58:05

【感想概略】
時代劇が好きであり、若き日の緒方洪庵が主人公というところが興味深く、また栗山千明が男装の剣士を演じているというところもおもしろそうであり、見たいと思っていた作品だが、今回ようやく視聴、おもしろかった。

【少年・緒方章、蘭学をまなぶ】
時は江戸時代の文政年間。
ところは大坂の街。

本作の主人公は、蘭学を学ぶ若者・緒方章(あきら)、後の緒方洪庵である。
章は、蘭医・中天游に弟子入りし、蘭学修行の身である。
だが章は事件に巻き込まれ、謎の女剣士・左近とともに事件に挑むことになってしまうのである。

【妹と兄】
今回は、運命によって引き裂かれた妹と兄を巡る事件が描かれ、その中で左近の謎の一端と、左近の兄への複雑な思いが描かれ、まずこれが見所であった。

そして蘭学を活かした章の活躍もおもしろかった。
今回の事件の手がかりは、異国語の書かれた紙片である。
この紙片の文字、実は英語で書かれているのだが、章が学んでいるのは蘭学である。
章は当初は、紙片の文字が何語かすら分からない。
だが、この紙片の解読に人の命がかかっているかもしれないというので、章は翻訳に挑み、悪戦苦闘しながらも見事翻訳するのである。

江戸時代の大坂の町が描かれているところも興味深かった。
次回も楽しみである。

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獣の奏者エリン 第4話「霧の中の秘密」

  • 2009/01/31(土) 22:40:07

【感想概略】
先週放送分は所要のため外出していて視聴できなかったのだが、今回は見ることが出来た。
今回は、他の村の有力者の子弟への嫁入りを控えた少女ソジュを中心に、ソジュの内面とその父の思い、エリンと母ソヨンとの絆が描かれ、ソヨンの謎の一端が描かれたお話であり、異世界の物語を楽しむことができた。

【ソジュの生きる世界】
さて今回は、エリンの友人サジュの姉・ソジュを巡るお話である。
ソジュは、結婚を控えているのだが、表情は絶望的に暗い。
だがそれも無理のないことに思える。

実はこの世界では、女性の置かれた状況は、かなり過酷である。
結婚相手は村の有力者や親が決めるもの、自分の意思で結婚相手を決めることは出来ず、村に二度と戻って来れないかもしれないのである。

そしてソジュもまた、自分の意思とは無関係なところで結婚が決められ、親兄弟から引き離され、顔も見たことの無い男性の元に嫁がねばならないのである。

だがソジュが最も心配だったのは、自分は父に愛されていないのではないかということだったのである。ここら辺、ソジュは何て健気なんだろうと思った。

この世界はいわば中世社会であり、運命の連れてくるものを受け入れることしか許されない女性の姿は、中世社会の暗部を美化せず描いているのであり、本作は良心的な作品なのだろうと思う。

エリンは今後、このような世界でどのように生きていくのか、注目したい。

夜の雨

  • 2009/01/30(金) 23:59:27

今日も帰宅が遅かった。
さらに、雨が結構強く降っており、靴の中までびしょぬれになってしまった。
報道を見ると、この雨は明日午前にはもっと強く降るらしい。
明日は雨が落ち着くまで、家で大人しくしていた方がよさそうである。

ドライアイ

  • 2009/01/29(木) 23:59:47

先日の午前、PCの画面を見ていたら、急に画面がまぶしく見え出し、とてもみていられなくなった。
ドライアイだろうと思ったのだが、手元に目薬など無かったので、とりあえず水で両目を洗ったところ、何とか治った。
もっとも、このような荒療治が毎回通用するとも思えない。
どうしたら、ドライアイを防げるだろうかと思うのだが、とりあえず出来ることは、適度に眼を休めること、たまに目を閉じること、くらいだろうか。

「マクロスエース」Vol.001(角川書店)を購入

  • 2009/01/28(水) 22:05:31

アニメ「超時空要塞マクロス」の総合誌の創刊号。
パラパラと見たところ、美樹本晴彦がシリーズ第一作をコミカライズした80ページの漫画作品「マクロス THE FIRST」1話・2話をはじめとして結構読み応えがあっておもしろく、価格も480円と大変良心的だったので購入。
次号は6月下旬発売予定とのことであり、こちらも楽しみである。



雑記

  • 2009/01/27(火) 22:11:23

今週は、昨日今日とあまり遅くならずに帰宅できたのでほっとしている。
おかげで月曜には「ガンダムOO」を更新できた。

先週あまりに日常がくるしかったので、ブログ更新体制を根本的に見直そうかと思ったのだが、もうしばらく様子をみて考えたいと思う。

機動戦士ガンダムOOセカンドシーズン 第16話「悲劇への序曲」

  • 2009/01/26(月) 22:23:26

【感想概略】
今回は、軌道エレベーター「アフリカ・タワー」を占拠する連邦軍クーデター派を巡る、アロウズの人びと、連邦軍、カタロン、イノベイター、王留美一味、そしてソレスタルビーイングそれぞれの動きが描かれ、おもしろかった。


【クーデター派、アフリカ・タワーを占拠】
前回、バング・ハーキュリー大佐の率いるクーデター派が決起、軌道エレベーター「アフリカ・タワー」を占拠した。
これによりハーキュリー大佐たちは、居合わせた6万人の市民を捕虜とし、同時に太陽光発電エネルギー供給の与奪の権をも握ったのである。

そして今回、まずはハーキュリー大佐は、捕虜とした市民たちに言い渡す。
「私達の目的はただ一つ。
連邦政府直轄組織『独立治安維持部隊アロウズ』の蛮行を世に知らしめ、その是非を世論に問うためである。

反政府勢力を排除する名目で彼らが、数百万人規模の虐殺を行っている事実を、あなたはご存知か?
中東再編の為、罪も無い多くの人びとが殺されたことをご存知か?
あなた方は連邦政府の情報統制によって、偽りの平和を与えられ、知らぬ間に、独裁という社会構造に取り込まれているのだ。

この事実を世に知らしめる間、あなた方の命を預からせてもらう!

憎んで頂いて構わない。
だが、これだけは断言する。
我々は、連邦市民の利益と安全を守る軍人だ。
故に、誤った政治、間違った軍隊を正す事もまた、我々軍人の使命なのである。」

【セルゲイ大佐に特命下る】
その頃。
セルゲイ大佐は、自宅で報道映像を眺めていた。
だが報じられるのは、「反政府勢力がアフリカ・タワーを占拠したこと」であり、連邦政府は反政府勢力の如何なる要求にも屈しないという政府側の主張のみである。

クーデター派の主張は、一切報じられない。
それどころか軍の一部が決起したことすら、情報操作により無かったことにしようとしているのである。
あまりに強力な情報操作が行なわれており、このような状況で決起して何になるのか、セルゲイ大佐としてはハーキュリー大佐のことを思うと沈痛な表情を隠せない。

その時、セルゲイ大佐の携帯端末に、キム司令から通信が入った。
何やら、特命が下った様子である。

【ホーマー司令、グッドマン准将に対応を指示】
アロウズのホーマー・カタギリ司令は、グッドマン准将から、クーデターへの対応について報告を受けていた。
既に連邦軍は、低軌道ステーションを包囲しており、アロウズ部隊を現地へ向かわせると言う。

ホーマー司令は、正規軍によるクーデターという事実が明るみに出ることで、反政府運動が活発化することに危機感を抱いており、断固とした対応を、グッドマン准将に委ねるのである。

ホーマー司令とグッドマン准将にとって、全ての犠牲は、恒久平和のための止むを得ないものという考えなのだろうか。

【アフリカ・タワー、包囲される】
間もなく、アフリカ・タワーは、地上も宇宙も、連邦軍とアロウズ部隊によって包囲された。
流石のアロウズも、エネルギーの大動脈である軌道エレベーターを破壊する訳にはいかないのか、不気味な沈黙を守っている。

さらにカタロンのMS部隊も駆けつけ、クーデター派に合流した。

クーデター派の将兵たちは、いよいよ逃げ場が無くなったことに緊張の様子である。
だがハーキュリー大佐は、予測通りではないかと頼もしい笑みを浮かべるのである。

一方、アロウズに参加しているイノベイターたちは、のんびりとクーデターの成り行きを見物していた。
ヒリング・ケアも、リヴァイブ・リヴァイバルも、クーデターに対し、全く危機感を抱いていない。ディバインはクーデターよりも、亡きブリング・スタビティの仇討ちの方が気になるようである。
実は彼らも、リボンズから詳しい説明は受けてはいないのだが、リボンズがどんな手並みを見せてくるか、楽しんでいる様子である。

【プトレマイオス、アフリカ・タワーへ】
前回、プトレマイオスは、カティ・マネキン大佐の率いるアロウズ大部隊の襲撃を受けた。
だがカティ大佐はクーデター勃発によって作戦を中止、兵を退いた。

そして今回、スメラギたちはクーデターを知ると、自分たちの打つべき次の一手を思案していた。
スメラギとしては、イノベイターが今回のクーデターに事前に気付かなかったとはとても思えない。意図的に泳がせているのだろうが、それは何のためか。

スメラギは、プトレマイオスの進路をアフリカ・タワーへ向けた。
謎を解き明かすため、そして恐らく現地に向かっているであろう刹那と合流するためである。そしてイアンには、現地到着までに火器管制システムの修理を指示した。

一方、精鋭部隊を率いるカティ大佐は、海上での待機を命じられていた。
だがカティ大佐としては、この命令に不可解さを強く感じている様子である。

【アロウズ、低軌道ステーションにオートマトンを投入】
クーデター派は、低軌道ステーションに接近するアロウズMS部隊を察知した。
アロウズMSの群れは、背中から黒いコンテナを次々と射出すると反転、遠ざかっていく。

そしてコンテナの中からは、殺人ロボット「軍用オートマトン」が次々と出現した。
オートマトンの群れは、低軌道ステーション外壁の出入口に殺到、破壊。
たちまち軌道エレベータに侵入していく。

だがハーキュリー大佐にとって、これは予測していたことである。
ハーキュリー大佐は防衛システムによる迎撃を指示、軍用オートマトンの群れは次々と撃破されていく。

【セルゲイ大佐、投降を勧告】
クーデター派は、軌道エレベーターを上昇してくるMSを探知した。
何とティエレン・タオツーである。
これにハーキュリー大佐は、不敵な笑みを浮かべる。

間もなく、ティエレン・タオツーのパイロットがハーキュリー大佐の元へ連行された。
やはりセルゲイ大佐である。

セルゲイ大佐は、連邦軍の使者として来たと言い、投降を勧告する。
そしてセルゲイ大佐は、ハーキュリー大佐に問う。
何故、無関係な市民を人質にするのかと。

するとハーキュリー大佐は言う
「豊かさを享受し、連邦議会の政策を疑問もなく受け入れた市民たちが、政治を堕落させたのだ。
アロウズなどという組織を台頭させたのは、市民の愚かさなんだよ!
市民には目覚めてもらわねばならん。
たとえ痛みを伴ってもな!」

ハーキュリー大佐はセルゲイ大佐に、戻って交渉決裂を軍に伝えるように言う。
ところがセルゲイ大佐は、戻るつもりはないと言うのである。

【オートマトン、市民を虐殺】
その時、オートマトンの第二陣が防衛システムを突破、ついに重力ブロックに達した。
ハーキュリー大佐は歩兵部隊に迎撃を指示。
間もなく、オートマトンと歩兵部隊との間に激戦が始まった。

ところがオートマトンは、市民もクーデター派も見境無く殺していく。
何とアロウズは、オートマトンを「キル・モード」で突入させたのである。

だがこれも、ハーキュリー大佐の予測通りのようである。
クーデター派は、市民たちをリニアトレインへ誘導、次々と地上へ向けて発進させる。

ハーキュリー大佐としては、いくらアロウズでも6万人の口封じは出来ないだろうと考えており、市民たちをアロウズによる虐殺の生き証人とすることも、クーデターの目的の一つのようである。

だがセルゲイ大佐の表情は厳しい。
アロウズが、ハーキュリー大佐の考えたことに思い至らないとは思えないのである。

【連邦政府、偽情報を報ずる】
クラウスとシーリンは、アフリカ・タワーへカタロン部隊を出撃させ、クーデターの様子を見守っていた。
クラウスとしては、これをきっかけに連邦政府の悪政とアロウズの悪行が公表されることを期待しているようである。

一方、シーリンはクラウスほど楽観的にはなれない。
犯罪的なことをしているのは、反政府勢力の側であり、果たして世論に受け入れられるのだろうかと。

その時、連邦政府は、全世界に向けて、軌道エレベーターに突入させた無人機からの映像を報じはじめた。
だがそれは、クーデター派の将兵が市民を虐殺している姿であり、事実とは全くことなる偽情報であった。
さらに連邦政府はアロウズの投入を検討中と報じるのである。

これでは、市民に真実は伝わらない。
憤るクラウスである。

一方、セルゲイ大佐は、敵の行動を予測し、慄然としていた。
偽情報で世論を味方とし、アロウズは何か次の一手を狙っていると。

【Mr.ブシドー、トランザムを発動】
その頃刹那はダブルオーライザーを駆り、アフリカ・タワー目指して飛翔していた。
プトレマイオスはクーデター勃発を知れば、必ず姿を見せると確信してのことである。

ところが刹那の前に、異様な黒いMSが立ち塞がった。
Mr.ブシドーの駆るMSマスラオである。

刹那はプトレマイオスとの合流を優先させ、マスラオを振り切ろうとする。
するとMr.ブシドーは、何とマスラオにトランザムを発動させるのである。
これぞ、ビリー・カタギリがマスラオに仕込んだ隠し球である。

【刹那、トランザムを発動】
Mr.ブシドーは、トランザムで赤く輝くマスラオを駆り、猛然とダブルオーライザーに襲い掛かる。
刹那はGNソードでマスラオの斬撃を受け止めるが、トランザムによる敵機のスピードとパワーは圧倒的であり、このままでは堪え切れそうも無い。

刹那はダブルオーライザーでトランザムを発動。
マスラオの猛烈な高機動運動に追随し、空中で何度も刃を交える。
Mr.ブシドーは、刹那のトランザム発動を喜ぶといよいよ闘志を燃やし、変幻自在の高機動戦闘を繰り広げ、強烈な斬撃を次々と繰り出す。

ところがMr.ブシドーは、口から血を流しているのである。
どうやらマスラオは、トランザムを発動するとパイロットにはとてつもない負荷がかかってしまう様子である。

それでもMr.ブシドーは、ガンダムとの戦いに喜び叫ぶ。
「ガンダムを超える。それが私の、生きる証だ!」
すると刹那は言う。
「戦いだけの人生、俺もそうだ。たが今は、そうでない自分がいる」

【刹那、プトレマイオスと合流】
その時、何者かがマスラオを狙撃した。
紙一重でかわしたMr.ブシドーが見たのは、プトレマイオスと三機のガンダムである。

どうやら一対一で戦えるのは、ここまでのようである。
さらに、マスラオのGN粒子の残量も乏しくなっている。

Mr.ブシドーは刀を納めると、この場は退いた。
そして刹那は、ようやくプトレマイオスの仲間たちと再会できた。

ところがダブルオーライザーは、ゆっくりと高度を下げていく。
どうやら刹那は、負傷した身体で激戦を繰り広げたため、とうとう身体から力が抜けてしまった様子である。

するとアリオスとケルディムは、ダブルオーライザーを両脇から支え、プトレマイオスへと運びはじめた。

【スメラギ、アロウズの奥の手に気付く】
一方、アロウズ部隊と連邦軍に新たな動きが見られた。
何と、軌道エレベーターから距離を取っているのである。

これは、人質を解放するまで、戦闘部隊を遠ざけたということなのか。
だがスメラギはそうは思えず、アフリカ・タワーの周囲1000kmの風速と風向を調べた。
そして、落下する破片からの安全圏への移動であることに気付き、さらに衛星兵器がもう一基あることを確信するのである。

同時刻、カティ大佐も同じ結論に達し、顔を引きつらせている。

そして、アロウズのグッドマン准将は、メメントモリの照準を合わせようとしていた。
グッドマン准将は、凶悪な笑みを浮かべて言う。
「反乱分子、カタロン、ソレスタルビーイング。
まとめて受けるがよい。神の雷をな」


【予告】
次回「散り行く光の中で」

機動戦士ガンダムOOセカンドシーズン 第15話「反抗の凱歌」

  • 2009/01/25(日) 16:08:51

【感想概略】
今回は、刹那とマリナの再会が描かれ、ハーキュリー大佐の漢気と、軍規と良心の間で苦悩するセルゲイ大佐の姿が描かれ、プトレマイオスとカティ・マネキン大佐率いるアロウズ部隊との激戦が描かれ、ルイスの両目が金色に輝き、ついに勃発するクーデターと、いよいよMr.ブシドーの駆る新型MSマスラオが新たな能力を発揮する姿を見せ、盛り沢山のお話でおもしろかった。


【刹那、マリナと再会】
前回、プトレマイオスとはぐれた刹那は、戦争屋アリー・アル・サーシェスに紹介され、意外な人物と対面した。
イノベイターのリーダー、リボンズ・アルマークである。

刹那はリボンズにガンダムを返すよう求められると、銃口をリボンズに向けた。
だが次の瞬間、刹那は右腕を撃たれていた。
サーシェスの仕業である。

サーシェスは、刹那がダブルオーライザーで飛び立つのを見届けると、自らもアルケー・ガンダムで飛翔した。弱らせた刹那を、さらに嬲って楽しむためである。
サーシェスは刹那に襲い掛かるが、刹那は意外な強さを見せ、アルケー・ガンダムを撃破してしまう。
だが負傷した刹那の身体は、サーシェスとの激戦により、もはや限界に達している様子である。

そして今回、カタロンの中東秘密基地では、接近する機体を探知した。
刹那の駆るダブルオーライザーである。
ソレスタルビーイングの機体ということで、カタロンは着地を受け入れた。

刹那は地上に降り立ち、マリナと再会するが、とうとう気を失ってしまう。
マリナの顔を見て、安心したところもあったのかもしれない。

【セルゲイ大佐とハーキュリー大佐】
前回、セルゲイ大佐の元をバング・ハーキュリー大佐が訪れた。
このハーキュリー大佐は、セルゲイとは長い付き合いの友人である。
ハーキュリー大佐はセルゲイ大佐に、連邦軍内にクーデターの動きがあると告げた。
これにセルゲイ大佐は、ハーキュリー大佐もクーデター派であることを悟るのである。

だがハーキュリー大佐は、セルゲイ大佐に協力を求めに来た訳ではない。
ハーキュリー大佐は言う。
セルゲイ大佐は軍規に逆らえる人間ではない。
ここに来たのは、セルゲイを巻き込みたくなかったからなのだと。

かつてセルゲイ大佐は、ハーキュリー大佐に言った。
軍隊の存在意義とは、国民と国益を守ること、対外勢力への抑止力となることである。
さらにセルゲイ大佐としては、文民政府の指示に従うことを軍の本分としている。
だからこそ、軍がいわば勝手に武力を用いて政治を動かそうとするクーデターには、どうしても賛成する気になれないのだろう。

そしてハーキュリー大佐も、セルゲイ大佐の意見に賛成である。
実はハーキュリー大佐も、クーデターとは軍人の本分から外れることであるとは、十分理解しているのである。
だが、誤った政治に命令される軍隊は不幸しかもたらさないのであり、それはアロウズの行動で証明済である。

ハーキュリー大佐は言う。
「誤った政治の下で、軍は正しく機能しない。
わたしは、正しき軍隊の中で、軍人として生きたいのだよ」

ハーキュリー大佐としても、クーデターは苦渋の決断ということのようである。
今後、セルゲイ大佐は何を思い、どのように行動するのだろうか。

【カタロン、クーデター派と接触】
クラウスとシーリンは、連邦軍のクーデター派の使者と接触した。

使者は言う。
カタロンには事前の協力は一切求めない、自分たちの決起を見た上で、共闘するか判断してほしいと。

するとクラウスは、使者の言葉を了承し、ソレスタルビーイングにもこの件を伝えておくと言う。
使者は連絡の手段があることに驚くが、その意義を認め、承知の様子である。

【プトレマイオス、カタロンの補給を受ける】
前回、プトレマイオスはイノベイター側の襲撃を受けるが、何とか振り切り、地上へ逃れた。
だがイノベイター側はプトレマイオスの位置をたちまち掴み、リヴァイブ・リヴァイバルの駆るガデッサとブリング・スタビティの駆るガラッゾで襲い掛かった。

プトレマイオス側はアリオスとセラヴィで応戦。
そしてティエリアは、セラヴィの隠された機能、セラフィム・ガンダムを発動してブリングの駆るガラッゾを撃破、イノベイターの襲撃を退けた。

そして今回、傷ついたセラヴィを修理するのは、ミレイナである。
さらに沙慈とマリーも、手伝いを申し出た。

だが傷ついたプトレマイオスの修理は、もはや手持ちの物資だけでは困難である。
プトレマイオス側はついに、カタロンからの補給を受け入れた。
さすがに感謝するフェルトたちである。
この影には、ライルの働きがあった様子であり、アニューはライルに好ましい笑みを浮かべるのである。

【刹那、夢を見る】
傷と出血のため、意識を失った刹那は、夢を見ていた。
刹那の目の前を、銃を持つ男の子が走っている。
何と、幼い頃の刹那、「ソラン・イブラヒム」少年である。
ソラン少年は、まさに自分の父と母を殺そうと、自宅に向かっている。

刹那はソランから銃を取り上げた。
「神に認められ許された戦士になる」と言うソランに刹那は、この世に神はいないといい、ソランを両親の元へ返した。
これが、過去を変えたいということが、刹那の心の奥底の願いなのかもしれない。

その時。
刹那の目の前に、眼帯の若者が姿を見せた。
何と、今は亡きロックオンである。

ロックオンは言う。
「過去によって変えられるのは、今の自分の気持ちだけだ。
ましてや他人の気持ちは…。
お前は変われ。
俺ができなかった代わりにな」

その時、刹那の背後からソラン少年の母と父の声、そして銃声が聞こえた。

【刹那とマリナ、身の上を明かしあう】
刹那は、子供たちの歌声で目をさました。
目の前にはマリナの姿が見える。

刹那は負傷した身体を無理矢理起こし、ダブルオーライザーの元へ向かおうとするが、マリナは刹那を留めて言う。
4年前、刹那はマリナへの手紙の中で言っていた。
「人と人とが分かり合える道を探している」と。
そのためには、互いのことを知り合う時間くらいあっても良いのではと。

この言葉を聞くと、刹那は大人しく横になった。

ここで刹那とマリナは、はじめて互いの身の上を明かしあった。
刹那はクルジス紛争の頃、洗脳され、実の父と母を殺し、少年兵として戦争に駆り出されたことを。

マリナは刹那の過去に強いショックを受けながらも、自分の身の上を話す。
一般家庭に生まれ育ち、音楽の道を志していたが、血筋のため皇女に選ばれたことを。

刹那はマリナに言う。
確かにマリナには、一国の皇女より、音楽を奏でている方が似合っていると。

するとマリナは言う。
自分は無理をしていたのだろうか。
だが刹那も、無理をして戦っているように見えると。

刹那は無言だが、何やら複雑な表情である。

その時、カタロンのイケダが部屋の扉をノックした。
そして刹那に、プトレマイオスがカタロンヨーロッパ支部から補給を受けたという情報を伝えるのである。

これを聞いた刹那は、マリナの肩を借りてダブルオーライザーの元へ向かった。
別れ際、刹那はマリナに言う。
「また今度あった時は、子供たちの歌を聞かせてくれ」
「もちろんよ。あなたも無事で」

刹那はダブルオーライザーを駆り、カタロンアジトを去った。

【ティエリア、ミレイナに感謝】
プトレマイオスはカタロンからの補給物資を利用し、ようやく応急修理が一段落した。
これにより、外壁の修理はほぼ完了するのである。
だが火器管制システムに不具合があり、いまだに本来の防御力と攻撃力を回復できていない。

一方、セラヴィの腕は元通りに修復されていた。
ミレイナたちのがんばりのおかげだが、さすがのミレイナも疲れ果てたらしく、格納庫の床に雑魚寝である。

するとティエリアは、ミレイナに好ましい笑みを浮かべ、毛布をかけながら感謝の言葉を口にする。
ティエリアは、刹那への強い信頼を口にするなど、すっかり仲間たちに情が移っている様子である。

その時、プトレマイオスは接近する敵部隊を探知した。

【アロウズ部隊、進軍】
カティ・マネキン大佐は、アロウズ部隊を率い、プトレマイオスへ向けて進撃を開始した。
カティ大佐も航空機に座乗して出撃、機内から指揮をとる。
同乗するのは、カタギリ技術大尉、そしてコーラサワーである。

カタギリは、ソレスタルビーイングの滅亡をその目で見るためである。
そしてコーラサワーは不死身と呼ばれるツキを、カティ大佐に見込まれてである。

アロウズ部隊の先陣は、リヴァイブ・リヴァイル及びヒリング・ケアの駆るガデッサ、ディバインの駆るカラッゾ、そしてMAエンプラスである。
特に戦闘力の高いイノベイターたちがガンダムを食い止め、他のMS部隊でプトレマイオスを撃沈あるいは降伏に追い込むことが、カティ大佐の作戦のようである。

一方、プトレマイオスはいまだ火器管制システムに不具合があり、戦力にはダブルオーを欠いており、圧倒的に不利な状況である。

【アロウズ部隊、作戦開始】
カティ大佐は、全戦力をプトレマイオスに突撃させた。
すると、何者かが遠距離からアロウズ部隊を狙撃、次々と撃墜していく。
トランザムを発動したケルディムの仕業であり、まずは敵を一機でも撃破しておくスメラギの戦術である。

するとカティ大佐は全部隊に散開を命じ、指示を下すまでうかつに接近しないよう命じた。
カティ大佐は、敵の狙撃はトランザムによるものであり、それほど長続きしないと見抜いているのである。

間もなく、ケルディムのトランザムは限界に達し、狙撃が止んだ。
続いてアリオスとセラヴィが出撃、アロウズ部隊を迎え撃つ。
大部隊を相手に善戦するアリオスとセラヴィだが、やはり多勢に無勢であり、押され気味である。

ここでMAエンプラスは、セラヴィめがけ、怪しげなワイヤーを射出した。
ワイヤーはセラヴィのGNフィールドを貫通、セラヴィの装甲に張り付くと、強烈な電撃を放つ。
さらにアリオスにもワイヤーを射出、電撃を放つ。
この電撃攻撃がパイロットに与える苦痛は尋常ではないらしく、ティエリアもアレルヤも電撃に苦しみ、反撃に移れない。

この隙に、アロウズ部隊はプトレマイオスへ殺到していく。
このままではプトレマイオスは撃沈されてしまう勢いである。

ところが突然、カティ大佐は兵を退き、部隊を撤退させてしまう。

【クーデター勃発】
敵の不可解な行動を訝るスメラギたちだが、間もなくその謎が解けた。

何と連邦軍の一部がクーデターを起こし、軌道エレベーターの一つ「アフリカ・タワー」を占拠したのである。バング・ハーキュリー大佐をはじめとするクーデター派の仕業である。
ハーキュリー大佐は、アロウズの戦力がプトレマイオス討伐に集中している隙を利用し、クーデターを決行したのである。

【マスラオ、トランザム発動】
一方、刹那も、カタロンの情報から連邦軍のクーデターを知ると、アフリカ・タワーへ向かった。
プトレマイオスも必ず現れると確信してのことである。

その時、刹那の前に異様なMSが出現した。
Mr.ブシドーの駆る新型MSマスラオである。
ブシドーもまた、刹那は必ずここに現れると確信し、待ち構えていたのである。

だが刹那の目的はプトレマイオスとの合流であり、Mr.ブシドーとの戦いなど眼中にない。
刹那はマスラオを振り切ろうとする。

これにMr.ブシドーは、不敵に笑って言う。
「邪険にされるとはな。
ならば、君の目を釘付けにする。
とくと見るがいい、盟友が造りし、我がマスラオの奥義を!」

そしてMr.ブシドーは、マスラオに隠された機能を発動、マスラオは赤く輝きだした。
何とマスラオには、トランザムが組み込まれているのである。
これぞ、亡きエイフマン教授の理論をビリー・カタギリが完成させた隠し球である。
これには刹那も驚愕を隠せない。

次回、アフリカ・タワーで何が起こるのか。
注目したい。


【予告】
次回「悲劇への序曲」

「ベン・トー」3巻(アサウラ/集英社スーパーダッシュ文庫)を購入

  • 2009/01/24(土) 23:59:27

舞台は現代の日本。
閉店間際のスーパーで、半額弁当を巡り死力を尽くして戦う「狼」と呼ばれる戦士たちの戦いと生き様を描く物語の第三巻。
前巻までおもしろかったので、今巻も購入。

まず、お馴染みの人物たちと再び出会えることが楽しみである。
そして新たな人物も登場するようであり、どのような戦いとドラマが繰り広げられるのか、楽しみである。


雑記

  • 2009/01/23(金) 23:59:08

今日も帰宅が遅かった。
疲労のためか、背中がいたい気がする。
一眠りすれば治るものであってほしいところである。


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