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今日買った漫画:此花亭奇譚(下)

  • 2015/06/30(火) 23:53:47

コミックバーズの連載を楽しみにしており、先日発売となった一巻及び新装版の上巻が面白かったので、本巻も購入。

■此花亭奇譚 新装版(下)
著者:天乃咲哉


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今日買った本:ユリ熊嵐 公式完全ガイドブック

  • 2015/06/29(月) 23:59:55

TVアニメ「ユリ熊嵐」のガイドブック。
設定資料、そしてキャスト、スタッフインタビューでの製作裏話や創作秘話に期待して購入。


アルスラーン戦記 第13章「王子二人」

  • 2015/06/28(日) 23:42:17

【感想概略】
今回は、アルスラーン一行が、当初の目的であったペシャワール城塞にようやく到着。
いよいよルシタニアへの反撃開始かと思いきや、歴戦の老将バフマンは何故か慎重論を主張。
さらに城内には銀仮面が出現してアルスラーンと対決、自らの正体を明かす。
そしてバフマンは自らを盾にアルスラーンを銀仮面の剣から庇い、アルスラーンの出生に関わる謎の言葉を残して絶命。
一方、隣国シンドゥラのラジェンドラ王子が大軍を率いてペシャワール城塞に迫る、という一つのお話の終わりであると同時にあらたな物語のはじまりであり、面白かった。

【双刀将軍キシュワード、アルスラーン一行を救う】
アルスラーン一行は、ペシャワール城塞めざして旅を続けていた。
一行はルシタニアの執拗な追撃を何度も撃退しながら着実に旅を続け、城塞までそう遠くないところまで到達していた。
だが、これはルシタニア側にとっても、待ち伏せする地点を特定しやすいということである。

今日もアルスラーン一行はルシタニアの大部隊の襲撃を受け、馬を走らせながら逃走をはかる。
すると前方にもルシタニア部隊が出現。アルスラーンたちを挟み撃ちにするつもりである。

ルシタニア側としては、アルスラーン一行は一騎当千の強者ぞろいではあるが、数に任せて取り囲み、殲滅するつもりのようである。

その時、崖の上にパルスの大部隊が出現、パルス部隊にはナルサスの姿もある。
そしてパルス部隊は、ルシタニア軍に襲いかかった。

パルス部隊を率いて戦うのは、万騎長キシュワードである。
キシュワードは左右の腕に一本ずつ、計二本の剣を振るってルシタニア部隊に突撃、次々と敵兵を斬り倒す。

ついにルシタニア部隊はアルスラーン一行の追撃を断念、撤退した。
撤退する敵軍を追撃しなかったのは、ペシャワール城塞の兵力の強さを生き残った敵兵たちに伝えさせ、抑止効果を狙うナルサスの策である。

ナルサスの駆る馬には、前回助けたゾット族族長の娘アルフリードも乗っている。
だがアルスラーンたちにしてみれば、謎の人物である。
アルスラーンが尋ねると、ナルサスの腰に手を回して馬に乗るアルフリードは、自らをナルサスの妻と名乗った。

これにダリューンたちは驚愕、特にエラムにはショックが大きいようである。

【アルスラーン一行、ペシャワール城塞に入城】
アルスラーン一行は、ペシャワール城塞に入城した。
すると兵たちは歓呼の声でアルスラーンを迎える。

そしてアルスラーンは、出迎えた万騎長キシュワードと万騎長バフマンに言う。
「パルスはこのペシャワールから反撃ののろしを上げる!力を貸してくれ!」

これにキシュワードとバフマンは膝をついて貴人への礼を執り、侵略者ルシタニアをパルスから追い払う戦いに力を尽くすことを誓うのである。

【ギーヴとアルスラーン】
アルスラーン一行は、城塞でようやく人心地ついていた。
城内には浴場もあり、ギーヴはひとっ風呂浴びるのだが、頭に浮かぶのは、ダリューンがファランギースとずっと一緒だったということである。
ギーヴにとってこれは大問題なようで、思わず口に出てしまう。
「面白くないのは…ずっとファランギース殿と一緒だったのが…俺ではなく、ダリューンだったことだ!」

するとアルスラーンが現れ、「それはすまなかった、ギーヴ」と詫びた。
アルスラーンはギーヴに一言礼を言いたくて、ここに来たのだという。

ギーヴは慌てて弁解するが、アルスラーンはギーヴの隣に座ると改めてギーヴに礼を言う。
湯上がりのためか、ギーヴは頬を赤らめてアルスラーンの感謝に恐縮するのだが、まんざらでも無さそうである。

【アルフリードとエラム】
アルフリードは、ナルサスの部屋を訪ねた。
が、ナルサスは見当たらず、荷物を解くエラムに尋ねると会議中だという。

するとアルフリードはエラムに、「じゃあさ、ナルサスのこと、教えてよ!」と屈託なく言う。
が、エラムはアルフリードをお前呼ばわりし、「ナルサスさまの好物も知らないくせに」と言い、アルフリードへの敵意を隠さない。

エラムとしては、これまで自分がナルサスの世話をしてきたのに、ナルサスのプライベートにずけずけと入り込もうとするアルフリードに対し、ナルサスを横取りしようとしているように思えて気に入らないというところであろうか。

【アルフリードとファランギース】
アルフリードは、ファランギースと同じ部屋にいた。
二人は女性ということで、城内では相部屋のようである。

エラムの態度にアルフリードは立腹してひとりごちる。
「なんだよアイツ!!!ナルサスのなんなんだよ」

ファランギースは矢を手入れしながら、アルフリードに言う。
「もしナルサス卿を好いておるのなら、妨げにならぬようにすることじゃ。
あの御仁は今のところ、女よりも一国を興すことに夢中になっている。
しばらくは見守ってやるのもよかろう?」

これにアルフリードは、新しい国なんか作ったって、新しい貴族と奴隷が出来るだけと言い、ナルサスの没頭する国づくりに否定的である。

だがファランギースは言う。
「お主のナルサスなら、それを克服するような道を見つけるかもしれぬぞ」

ファランギースの言葉をアルフリードは神妙に受け入れ、ナルサスと早く結婚したいという自分の希望を今は保留とし、今はナルサスのやりたいことを応援するつもりになったようである。
これはファランギースの言葉に、アルフリードへの優しさを感じたからだろう。

【アルスラーンとキシュワード】
アルスラーンはキシュワードに、ルシタニアを追い出したら奴隷の解放を行なうつもりであることを明かした。
アルスラーンは、キシュワードに熱心に訴える。
奴隷解放は困難な事業であること、だが事前に入念な準備を行い、国をあげて取り組めば可能であると。

キシュワードは、アルスラーンが深く考え、信念に基いて社会改革を行なう決意であることを理解した。
そして、個人的にはアルスラーンの事業に賛同する、しかし奴隷解放を掲げれば国内の諸侯の協力を得ることは難しくなると指摘する。
これはアルスラーンも分かっている。
それでもアルスラーンは揺らがない。
「パルスは、全く元通りという訳にはいかないだろう。前よりもこの国が良くなるのでなくては、戦う意味もない」

【ペシャワール城塞の軍議】
ペシャワール城塞では、万騎長キシュワード、万騎長バフマン、そして城将たちと、アルスラーン、ダリューン、ナルサスが参加しての軍議が開かれていた。議題は、ペシャワール城塞の兵力で挙兵し、ルシタニアをパルスから追い出す作戦についてである。
だがバフマンは、今は国内諸勢力の動向を見極めるべきと唱え、すぐに軍事行動を起こすことに反対する。

ナルサスは、バフマンの慎重論を嘲笑して言う。
「敵に後れを取ったこと無きバフマン殿なれど、老いとは酷いもの。ただ安楽に老後を送れればよいとお考えだろう。」

これにバフマンは激怒、退席してしまう。
だがナルサスは、バフマンは怒ったふりをして慎重論の理由を追求されることを回避したのだと指摘、バフマンに疑念を抱いている様子である。

一方バフマンは、旧友ヴァフリーズから受け取った書状を前に、思い悩んでいた。

【アルスラーンと銀仮面】
ペシャワール城塞の城壁、アルスラーンは一人、沈む夕陽を眺めながら、改めて思っていた。
幼いころは、自分が王子であることすら知らなかった。
それが王宮に上がり、王太子として暮らし、初陣で大敗して敗残の身となり、今はこんな辺境の地にいる。
あまりの運命の変転に、そして王太子として国を背負う重責に、まだ14歳のアルスラーンは心中でつぶやく。
「父上と母上を救い出し、国を平定するなど…私にできるのだろうか…」

その時、何者かが城壁に姿を見せた。
銀の仮面をかぶり、腰に剣を下げた若い男性である。
アルスラーンは彼が話に聞く銀仮面であることを悟った。

一方、銀仮面はアルスラーンに対し、激しい憎悪の炎を燃やしている。
銀仮面はアルスラーンの父アンドラゴラスを罵倒。
そしてアルスラーンを見て凶悪な笑みを浮かべる。
「すぐには殺さぬ。
まずは貴様の右手首を斬り落としてくれよう。
次に会ったときは左手首をもらう。
それでなお生きていたら、右の足首でも頂戴するとしようか。」

【アルスラーンVS銀仮面】
アルスラーンは剣を抜くと銀仮面に突撃。
が、銀仮面は軽くかわすと剣を振り下ろす。
アルスラーンはどうにか剣で受けとめるが、銀仮面の斬撃は速く、重い。
数合でアルスラーンは剣を弾き飛ばされてしまう。

銀仮面は予告どおり、アルスラーンの右手首を狙って剣を構える。
その時、アルスラーンは咄嗟に城壁の松明を掴み、悲鳴を上げながら振り回した。
恐怖に駆られての無我夢中の行動だが、銀仮面は炎に過去のトラウマがよみがえり、近づくことが出来ない。

この隙に、ファランギースが駆けつけ、銀仮面に矢を放つ。
銀仮面は剣で矢を弾くが、ファランギースは銀仮面の間合いに踏み込んで剣を振るう。

さらに、ナルサス、ダリューン、キシュワードが駆けつけ、銀仮面に剣を振るう。
だが銀仮面は、この最強クラスの三人を相手に剣を裁き、剣を振るい、全く危なげがない。

アルスラーンは銀仮面に叫ぶ。
「いま一度問う!お主は何者だ!」

すると銀仮面は不敵に笑って答える。
「俺は、先王オスロエスの子ヒルメス!」

そして銀仮面は、ナルサス、ダリューン、キシュワードの一瞬の隙を突いて囲みを突破、立ち塞がるファランギースをかわし、アルスラーンに必殺の突きを繰り出す。

その時、万騎長バフマンが銀仮面とアルスラーンの間に割って入る。
銀仮面の剣はバフマンを刺し貫く。

致命傷を負ったバフマンは微笑を浮かべて言う。
「お懐かしゅうございます、ヒルメス殿下」

実はバフマン、ヒルメスの剣の師匠である。
ヒルメスは少年の頃、バフマンにかなわず、何度も叩きのめされていたが、バフマンは厳しくも愛情深くヒルメスに稽古をつけていたようである。

ヒルメスは瀕死のバフマンに「なぜ邪魔をした」と問う。
なぜ恩師バフマンがアルスラーンを庇うのか、ヒルメスには理解できない。

するとバフマンは答える。
「我が友の願いは…アルスラーン殿下をお守りすること…どうか、お退き下さい…」

ヒルメスは、離脱を図る。
ダリューンはヒルメスを追撃して剣を振るう。

が、バフマンはダリューンを止めて叫ぶ。
「殺してはならん!あの方を殺せば、パルス王家の正当な血が絶えてしまう…」

バフマンの言葉にダリューンたちが驚愕する隙に、ヒルメスは逃げおおせた。

【シンドゥラ軍接近】
アルスラーンは、倒れたバフマンを抱きかかえる。
瀕死のバフマンは、アルスラーン詫びた。
「殿下…申し訳ございません。私は…友の言葉を受け止められず、おびえておりました…」

バフマンはアルスラーンに「よい王とおなり下され…」と言い残し、死んだ。

その時、伝令が駆け込み、隣国シンドゥラの軍勢が国境を突破しつつあることを報告した。
バフマンの死を悼む間もなく、アルスラーン一行には新たな危機が迫りつつあるようである。

一方、シンドゥラ軍を率いるラジェンドラ王子は不敵な笑みを浮かべ、心中でつぶやく。
「ガーデーヴィーめに先を越されてなるものか。
シンドゥラ国の歴史に不滅の名を刻むのは、この俺よ!」

【予告】
次回「奪還の刃」

眼科に行った

  • 2015/06/27(土) 23:55:31

最近、本を読んでいると文字が微妙に見づらく感じることがある。
また漫画の細かい書き文字はぼやけて読めなかったりする。

そこで、隣りの駅から二分の眼科に行って診察してもらい、目薬の処方箋、及び読書用の眼鏡の処方箋を処方してもらった。
出来れば明日、眼鏡屋に行って眼鏡を作ってもらいたいと思っている。

雑記

  • 2015/06/26(金) 23:45:08

本日20:00頃、勤め先オフィスの入居しているビルから外に出ると、結構強い雨が降っていた。
今年の梅雨は、毎日曇りがちだが雨の降らない日が多かったので、このくらい強い雨は久々な気がした。
この雨のせいか、今晩はいつもより湿度が高いようで梅雨らしいと言えるのだが、改めて5月の適温と適度な湿度のありがたみを感じた。

今日見たアニメ:ハロー‼︎きんいろモザイク

  • 2015/06/26(金) 01:37:30

本日、録画しておいた以下のアニメを視聴。

■ハロー‼︎きんいろモザイク 12話

前半は、アリスはカレンと夏休みにイギリスへ帰省、そして再び日本に戻り、シノたちに再会するまでのお話。
シノと一緒でないことが寂しく、シノのことばかり考えるアリスが可愛らしかった。

後半は、日本でのアリス、シノ、カレン、綾、陽子、穂乃花、そして烏丸先生と久世橋先生たちの日常のお話。
シノとアリスたちの日常は、いつもと同じだが毎日違う、日々が冒険でありエキサイティングという物語が好きであり、楽しめた。

今回で最終回なのは残念であるが、良質な作品だったと思う。
原作が貯まったら、第三部が放映されることを期待したい。

今日買った漫画

  • 2015/06/24(水) 23:44:15

本日購入した漫画は以下の通り。

■小百合さんの妹は天使(2)
著者:伊藤ハチ




■あの娘にキスと白百合を(3)
著者:缶乃




■紅殻のパンドラ(6)
著者:六道神士、士郎正宗

今日買った漫画:おしえて!ギャル子ちゃん(2)、リボンの武者(2)

  • 2015/06/23(火) 23:59:56

本日仕事帰りに、勤め先の最寄駅の駅ビルの書店で、以下を購入。

■おしえて!ギャル子ちゃん(2)
著者:鈴木健也

コミックウォーカーの連載を楽しみにしており、1巻も面白かったので本巻も購入。




■ガールズ&パンツァー リボンの武者(2)
著者:野上武志、鈴木貴昭

アニメ「ガールズ&パンツァー」のスピンオフ作品の第2巻。
軽戦車で戦う強襲戦車競技(タンカスロン)に挑む二人の少女、しずかと鈴の戦いと冒険の物語。
1巻が面白かったので本巻も購入。

最近の体調(痔)

  • 2015/06/22(月) 22:59:17

昨日、お通じの後、トイレの水の中に小さな血の塊が複数沈殿していた。
そして本日は久々に便秘であった。
寝る前に軟便剤と軟膏を使用し、明日出血したりしないようにしたい。

アルスラーン戦記 第12章「騎士の忠義」

  • 2015/06/21(日) 22:43:10

【感想概略】
今回は、ダリューンとザンデ、それぞれの忠義が描かれ、ゾット族族長の娘アルフリードが登場し、アルスラーンに心を開いたエラムが描かれ、ナルサスがアルスラーンと銀仮面それぞれの主君としての器量を論ずる姿が描かれ、面白かった。

今回最大の見どころは、アルスラーンのためならばパワーでザンデの大剣を押し返し、立ち塞がる敵兵の群れをゴミのように叩き伏せ、大跳躍で魔導師を倒し、王の血統など関係なく、ただアルスラーンに忠誠を捧げることを再認識するダリューンの忠義であろう。

【アルスラーン一行、散り散りでペシャワールを目指す】
アルスラーン一行は東方要塞ペシャワールを目指して旅を続けていたが、ルシタニアの追手によって散り散りとなってしまった。

アルスラーンは、エラム、ギーヴと旅を続けるのだが、この二人がいれば問題無さそうである。
道中でエラムはアルスラーンに、パルスよりはるか遠くの異国には珍しい都市や地域があり、そこを訪れて見聞きしたものを書き留めたいという自分の夢を語る。
するとアルスラーンは目を輝かせ、エラムが見聞録を書いたら読ませてほしいと言う。
エラムは、自分の夢をアルスラーンが応援してくれることに内心ではかなり嬉しそうである。

一方ダリューンは、追手を食い止めるため敵部隊に突撃、これをファランギースが援護してルシタニア部隊に大打撃を与えた。

そして一人になってしまったナルサスは、ペシャワール要塞を目指し、ゾット族の縄張りを横断していた。

【銀仮面VSゾット族】
銀仮面は兵を率いてアルスラーン一行を追跡していたが、ゾット族の縄張りに足を踏み入れた。
すると、見るからに柄の悪い、馬に乗った男達が現れた。
彼らこそゾット族である。

そしてゾット族族長ヘイルターシュは凶悪な笑みを浮かべ、銀仮面たちに金と武器を置いて立ち去るよう要求した。

だが銀仮面は「貴様ごとき、猿とも人とも分からぬ蛮人に、なぜ従わねばならぬ」と要求を拒否。
そして剣光一閃、族長の顔面を真っ二つに両断した。
族長は即死である。

あまりの早業に、ゾット族の男達は一瞬状況が理解できず、固まってしまう。
が、族長の娘アルフリードは父を殺されたことに激怒、銀仮面に突撃、剣を振るう。
これにゾット族の男達は正気を取り戻し、族長の仇と敵兵に襲いかかった。

ゾット族の男達は勇猛果敢、なかなかの強さだが、敵兵もかなり強く、さらに銀仮面の強さは尋常ではない。
ゾット族の男達は命を惜しまずに戦うが、一人、またひとりと倒され、気づけばアルフリードだけが立っていた。

【ナルサス、アルフリードを救う】
アルフリードは父を殺されたことに激怒し、果敢に銀仮面に戦いを挑む。
だが銀仮面の強さは圧倒的であり、剣を弾き飛ばされてしまう。

アルフリードは武器を失っても闘志を失わず、銀仮面を睨みつけるが、銀仮面は一切容赦せず、剣を構える。
その時、ナルサスが現れて銀仮面の部下たちを蹴散らす。
この隙に、アルフリードは銀仮面から距離をとった。

銀仮面はナルサスの智略は認めており、自分に仕えるようナルサスに要求する。
するとナルサスは、銀仮面の剣の腕は認めるが、主君としての器量はアルスラーンに及ばないと指摘する。
これに銀仮面は激怒、剣を振り上げた。

その時、突如崖から大量の岩が転がり落ちてきた。
ナルサスの仕掛けが発動したのである。

混乱の中、騎乗のナルサスはアルフリードを連れて脱出した。

【ルシタニア内部の対立激化】
王都エクバターナのルシタニア陣営では、大臣将軍たちの支持を得る王弟ギスカール、聖騎士団を率いるボダン大司祭の対立が深まる中、大事件が発生した。
聖騎士団の団長ヒルディゴが、異教徒の女性と同衾した状態で暗殺されたのである。

聖騎士団の団長は聖職者でもあり、そもそも女性と同衾するなど許されず、それが異教徒となればなお罪は重い。

聖職者にあるまじき部下の醜聞により、ボダンの立場は急激に悪化。
ついにボダンは聖騎士団を率いて王都エクバターナを出奔、マルヤムに落ち延びてしまう。

これでエクバターナの実権は事実上ギスカールが握ったのであり、権力闘争はギスカールの勝利と言える。

だが、ギスカールの客将・銀仮面は何やら企んでおり、マルヤムに向かったボダンがこのまま引き下がるとは思えない。
占領地の統治も、ボダンたちが狂信で突っ走って役人を皆殺しにしたり、異教徒狩りと称して民衆を苦しめて無用の恨みを買ったり、王宮の膨大な文書を焼いたりと、問題が多そうである。
ギスカールの苦労は、まだまだ絶えない様子である。

【ダリューン、ファランギースVSルシタニア部隊】
ダリューンとファランギースは、執拗に追撃を続けるルシタニア部隊を撃退しながらペシャワールに向かっていた。
ダリューンとしては、一刻も早くアルスラーンに合流し、アルスラーンを守りたいというところだろう。

が、敵の新手が出現した。
部隊を率いるのは、亡きカーラーンの息子ザンデである。
ザンデは大剣を振るい、ダリューンを父の仇と呼び、襲い掛かる。

さらに地中から妖しい影が出現。
影の中から怪しい仮面の男が出現し、剣でダリューンに斬りつけてくる。
この男、銀仮面に味方する魔導師であるが、どう見ても何か企んでいる様子である。

さすがのダリューンも、地中から突如出現する魔導師には苦戦。
間一髪で愛馬から飛び降り、敵の攻撃をかわす。

そこにザンデが襲いかかり、大剣を振り下ろす。
ダリューンはとっさに両手で槍を構え、大剣を受け止めた。
が、ザンデは構わず力を込めて大剣を押し出す。
力は拮抗し、ダリューンは大剣と押し合うのに手一杯である。

その背後に魔導師が出現、ダリューンに狙いを定める。
今、ダリューンの両手は塞がっており、背後から斬りつけられても防ぐ術は無い。

その時、アルスラーンが出現、馬を駆けさせて突進、魔導師に斬りつける。
魔導師はアルスラーンの攻撃をかわすと、標的をアルスラーンに切り替えた。

アルスラーンはどうにか魔導師の斬撃をかわすが、落馬。
魔導師は執拗にアルスラーンに襲い掛かる。

これにダリューンは激怒。
ザンデの大剣を剛力で押し返し、跳躍。
立ち塞がる敵兵を次々と斬り伏せ、アルスラーンの元を目指す。

そしてアルスラーンに襲い掛かる魔導師目掛けて大跳躍、必殺の突きで魔導師を串刺しにした。

【アルスラーンとダリューン】
敵を撃退すると、ダリューンはアルスラーンに深々と頭を下げ、アルスラーンを守らねばならないのに、アルスラーンに命を救われ、そのためにアルスラーンを危険にさらしてしまったことを詫びた。

だがアルスラーンは笑っていう。
「いつもダリューンに助けられているのだ。たまには私がダリューンを助けても良いではないか」

ダリューンはアルスラーンへの敬愛をさらに深めた様子である。
そして王家の血統など関係なく、ただアルスラーンのために戦うことを改めて心に誓うのであった。


【予告】
次回「王子二人」


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