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今日買った本:戦国武将の明暗

  • 2015/03/19(木) 23:56:17

「関ヶ原の戦い」という決戦を中心に、武将たちは生き残りをかけ、何を考え、どう行動したのか。通説及び最新の研究成果を紹介しながら論考する一冊。

関ヶ原の戦いというと、すでに語り尽くされたような印象がある。
だが本書によると、実はそうでもなく、俗説を鵜呑みにしてしまって学術的な研究が充分でないところがまだまだある。
例えば、小早川秀秋は裏切り者と呼ばれるが、本書では史料に即してその実像にせまっている。すると必ずしも裏切り者とは決めつけられない姿が浮かび上がってくる。

また第二次大戦後に戦争を忌避するあまり、日本史全体について軍事史の研究が停滞してしまい、戦前の通説がいまだに検証もされずに罷り通っているところがある。だがその時代の実像に迫るには、当時の軍事を史料及び考古学的調査によって探求することを避けて通れない。

本書では、史料に基づく研究と軍事史研究を踏まえ、戦国武将と関ヶ原の戦いを新たな切り口から親しみやすい語り口で論考しており、新たな歴史像の一端が垣間見え、勉強になり、面白かった。そして堅苦しくなく読みやすいところもお気に入りである。

◼︎戦国武将の明暗 (新潮新書)
著者:本郷 和人

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