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風林火山 第32回「越後潜入」

  • 2007/08/12(日) 23:59:37

長尾景虎、勘助をともない、宇佐美定満を訪ねる!
武田軍、村上方の砥石城を攻め、大敗!

【感想概略】
今回は、あまりに潔癖なため、現実の人の有り様を認めようとしないところのある景虎が、姉・桃や宇佐美定満の声を聞き、何かが変わりつつある心の動きが描かれ、おもしろかった。

そして、武闘派一辺倒のイメージの強い村上方が、知略で勝利するという、意外性に満ちた知恵くらべが楽しめた。
さらにそれが平蔵の進言によるものというあたりも、おもしろかった。

【天才児・景虎】
前回、勘助と伝兵衛は紀州根来寺の僧侶に変装し、長尾景虎と対面した。
今回、景虎は生まれて初めて鉄砲を撃つ。
景虎は、「我の最も嫌うものを書く」と言うと、武田軍の旗印「風林火山」を紙に書き、屋敷の庭の木に貼り付けさせた。

まずは「指南せよ」と伝兵衛に命じ、撃ち方を一度聞く。
そして躊躇なく銃を構え、無造作に発砲。
何と「風林火山」の文字のど真ん中に命中させてしまうのである。

これには、勘助も伝兵衛も驚嘆。
そして、いつもは景虎の潔癖さに白けた様子の長尾家家臣たちも、神がかった技量に度肝を抜かれ、景虎を見る目は尊敬のまなざし。
「お見事!」と賞賛する直江実綱は、心から主君が誇らしげである。実は直江、景虎の潔癖さに困りつつも結構好きなんじゃなかろうか?

まさに天才児・景虎だが、「儂が撃ったのではない。あの文字を見て、神仏が我が身にのり移ったのじゃ」といつもの調子の発言である。

心中複雑な勘助から、越後にとって甲斐の武田は敵でござるかと尋ねられ、景虎はこたえる。
「敵ではない、この越後に矛先を向けぬ限りはの。ただ、武田晴信なる男が、気に食わぬだけじゃ」

【勘助、春日山城でスパイ活動】
景虎は、注文した鉄砲百挺が届くまで、勘助は人質として止め置くと言い放つ。
一方、勘助は、越後を探りやすくなったと喜び、さっそく春日山城の城内をうろうろとかぎ回る。

が、背中に刃を突きつけられ、驚いた表情で両手をあげる勘助である。
何と、薙刀を手にパトロール中の、景虎の世話係・浪であった。

前々回、景虎に夜伽を申し出たところ、巻物を与えられ、これを読むことが景虎への夜伽と云われた、あの浪なのだが、あの一件で、すっかり景虎支持者になったようである。

厠はいずこにござるか?とごまかす勘助に、浪は経を唱えよ、と命令。
勘助が不審な動きを見せたら経を唱えさせるよう景虎から言われたと浪。

坊主がクソを垂れるのも面妖にござるか?と文句をいいながら地面に坐り、数珠を取り出して何やら経を唱え始める勘助であった。

【長尾家の評定】
長尾家の評定の席では、謀反を起こした長尾政景への対策、そして沈黙を続ける宇佐美定満への対応が議論される。
景虎は、何と自ら宇佐美定満の元を訪れると言う。

【景虎、宇佐美定満を訪ねる】
景虎は勘助を伴い、琵琶島城の宇佐美定満を訪れた。
まずは手土産の鉄砲を贈ると、景虎は語る。
自分は天下を、本来あるべき姿にもどし世の乱れを正したいのであり、天下取りなど望んでいない、そのために力を貸してほしい、と。

景虎の信念に、宇佐美は心を決めたようである。

【景虎、酒を酌み交わす】
景虎は宇佐美定満と酒を酌み交わす。
勘助も同席である。
ぐいぐいと酒をあおる景虎だが、豪快な酒の飲み方は史実に近くておもしろい。

晴信を欲に乱れた武将として否定する景虎に、勘助は尋ねる。
「人を慈しんだこともなく、いかにして領民を治めまするや」
景虎は、人は、人を治められぬ、人を救えるのは、神仏のみ、と答える。

宇佐美は仏の教えを引き合いに、やんわりと景虎に語る。
あまりに欲を憎むことも実は欲に囚われていること、と。

翌日、景虎は勘助を預け、宇佐美の居城を去った。

【桃、景虎を諌める】
景虎の姉・桃は、一族の絆を深めるため長尾政景へ嫁ぐ意志を景虎に明かした。
しかし、景虎は一向に縁談を進める様子がない。

なぜ自分を嫁がせ和議を進めないのか、桃は問うのだが、景虎ははっきりと答えない。

最近は持仏堂に篭る時間が増えたこと、戦のことを考えているのではと指摘すると、景虎は、姉上は謀反者に身を委ねたいのですか、と聞き返してきた。
桃は、「政景殿を私は蔑んではおらん、向こうが私を望み、そなたがそれを喜ぶなら、和議の礎になろう」と云う。

桃は、御仏の心に訴えるのもよいが、人の心も使ってみてはどうか、とやんわりと景虎をたしなめる。
頑なな表情で桃を睨むが、自分が正しいはずと思うのに、桃の言葉に反論できない景虎であった。

【村上方、知略で対抗】
前回、砥石城攻略に出陣した武田軍は長窪城へ布陣。
まずは村上方の様子を見て、軽々しく攻めかからなかった。

一方、村上義清は、武田軍襲来の報を受け、軍議を開く。
が、武田と高梨の二正面作戦となってしまっており、砥石城の救援に多くの兵を割けない状況に、義清も諸将も、考えあぐねてしまう。
おまけに、上座でうろたえるばかりの小笠原長時は、ろくなことを言わず、義清は渋い顔である。

この時、軍議の間の廊下に控える平蔵は、「どうすればいいずら…」と方言で思い、勘助ならどうするか、と考え、策を思いつき進言する。

かような時にさしで口を!と怒鳴る重臣を制し、義清は平蔵の意見を聞く。
高梨と密かに和議を結び、武田軍に砥石城を攻めさせ、背後より攻めるという平蔵の策を聞くと、重臣たちは大興奮、大好評である。

だが「お待ちくだされ!高梨と和議など…誰を敵地に差し向けまするか?」という重臣の声。
すると義清は、「今こそ信濃守護の威をお借りする時じゃ、仲立ちのほど、お頼み申しまする」と深々と小笠原長時に頭を下げ、重臣たちもそろって頭を下げた。

小笠原は、本当は危ないことはイヤだが、権威を頼られて断るなどという格好悪いことはできず、「いたし方あるまい」と精一杯格好をつけ、しぶしぶ和議の仲介を承知するのであった。

ここら辺はコミカルで、おもしろかった。

【武田軍、大敗】
晴信は、真田幸隆から、村上義清が北信濃へ出陣したとの報告を受ける。
重臣たちは攻撃を主張。晴信はついに、武田軍に砥石城攻撃を命じる。
しかし、砥石城の守りは固く、なかなか攻め落とすことができない。

そこへ村上軍が取って返し、砥石城攻略に疲弊した武田軍を急襲した。
武田軍は大敗、多くの将兵を討ち取られながら、兵を退いた。

【勘助、正体がばれている…】
宇佐美定満の居城に軟禁中の勘助は、武田軍大敗を景虎の口から聞いた。
与えられた部屋で動揺しまくりの勘助に、宇佐美は声をかける。
「酒でも飲まぬか、山本勘助」
勘助はどうなるのか?!というところで、今回は終了であった。


次回も、景虎の出番が多そうで、嬉しいことである。
正体のばれてしまった勘助と、景虎および宇佐美定満とのやりとりが楽しみである。

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風林火山~第32話・砥石崩れ!

風林火山ですが、山本勘助(内野聖陽)は伝兵衛と共に鉄砲商人というか僧侶に身をやつして長尾景虎(Gackt・ガクト)の越後に潜入します。景虎はどうやら勘助の正体を見ぬいているようで、風林火山の四行詩を鉄砲で撃ち抜くなど挑発します。(風林火山、第32話・越後

  • From: 一言居士!スペードのAの放埓手記 |
  • 2007/08/13(月) 20:13:23

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