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機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 第8話「寄り添うかたち」

  • 2015/11/23(月) 02:30:38

【感想概略】
今回は、鉄華団とタービンズの交渉と交流のお話である。
タービンズの名瀬・タービンもアミダ・アルカも、実は鉄華団の少年たちのことを親身に考えていたことが明かされたが、これまで「鉄血のオルフェンズ」に登場した大人たちはマルバ、トド、オルクスのような私欲のために平気で人を裏切り、他人の命など利用する対象くらいにしか思っていない人間が多かったので、名瀬やアルカのような人情のある大人の存在は救いになったと思う(ただ、名瀬がタービンズ艦の乗員は全て自分の女というのは、個人的には共感が持てないが、本人たちが幸せならよいのだろう)。

そしてオルガが鉄華団全員を仲間以上の存在と思っていることが明かされ、オルガの仲間への思いを名瀬が理解する姿が描かれ、三日月はオルガにふさわしい自分になろらねばならないと思っていることが明かされ、面白かった。

そして、世界のありようの一端が今回明らかになった。
地球の4大経済圏は、自分たちの利益追求に走るギャラルホルンを重荷に感じており、これが火星独立運動家クーデリアと会談を了承した背景なのだという。
またテイワズがクーデリアをギャラルホルンに突き出さないところを見ると、テイワズもギャラルホルンのやり方に不満を感じているようである。
ギャラルホルン全体としては自分たちの権益を守るつもりだろうが、マクギリスが何を企んでいるのかは不明である。

これからの各勢力の政略についても注目したい。

【鉄華団、タービンズ艦のブリッジに突入】
今回はまず、前回描かれなかった鉄華団によるタービンズ艦制圧作戦からはじまる。

鉄華団の強襲装甲艦イサリビは、煙幕に紛れてタービンズ艦に真正面から急接近し、激突寸前に艦を横にして衝突を回避した。
この間にオルガたちはモビルワーカー数機でタービンズ艦に取り付き、カーゴブロックを爆破して艦内に侵入。
続けて少年兵ダンテ・モグロは艦のメインフレームをハッキングし、艦内図を取得し、さらに操作を乗っ取った。
さらにオルガたちは可燃性のガスを艦内に散布、タービンズ側の銃器の使用を封じた。

タービンズ側は隔壁を閉じて侵入者たちを閉じ込めようとするが、ダンテが艦内設備を操ってタービンズ側の操作を妨害、オルガたちは確実にタービンズ艦のブリッジに近づいていく。

一方タービンズ艦のブリッジでは、旧CGSの元社長マルバが名瀬に、「ガキどもを殺しちまって下さい!」と喚いていた。
だが他人の力を利用して少年たちを抹殺しようとするマルバに、名瀬は冷ややかな目を向ける。
そしてついに、オルガたちがブリッジに姿を見せた。

【名瀬・タービン、鉄華団との交渉を了承】
マルバがガキどもを殺して下さいよ!と喚く一方、名瀬もオペレーターたちも涼しい顔である。
名瀬は「確かに、タダのガキじゃねえみてえだな」といい、オルガたちを認めた。名瀬としては、子供の命を何とも思わないマルバに道理は無く、オルガたちにこそ道理があると認識したというところだろうか。

マルバはなおも少年兵たちを殺すよう叫ぶが、オルガは「もう一つ、用事があったな」と言うとマルバに銃を突きつけた。
マルバは慌てて「あれは作戦だった」と苦しい弁解を重ね、「お前らに仕事をやって飯を食わせてやったのは一体誰だと思ってんだ!?」と喚く。
オルガも、頼る者のない自分のような少年たちにマルバが仕事と衣食住を与えてくれたことは理解している。おそらくオルガは、マルバを恩人と思えばこそ、任務のためなら少年兵たちに死の命令を下すこともあったのだろう。

オルガはマルバから銃口をそらさないが、名瀬は「んな奴の血で、手を汚すこたあねえ」と言い、その場を収めた。
そして名瀬は、覚悟は見せてもらった、取引を考えようと明言し、モビルスーツ隊を率いるアミダ・アルカに戦闘中止を通知した。
これにより、三日月の駆るバルバドスVSラフタ機、昭弘機VSアルカ機、アジー機との激戦は終結したのである。

【モビルスーツ帰還】
タービンズ艦のモビルスーツデッキで、名瀬は帰還したアルカを出迎えて労い、「どうだった?」と尋ねた。
これにアルカは「楽しいもんじゃないさ」とどこか自嘲するような笑みを浮かべ、少年たちと戦うことは決して本意ではないことを明かす。
だが見どころのある坊やたちだったよと言うと、名瀬も「だな」と同意するのであった。

一方、装甲艦イサリビのモビルスーツデッキにバルバドスとグレイズ改が帰還した。
整備士・雪之丞は三日月に、調整の出来ていない機体で出撃させ、無理させてしまったことを詫びた。
だが三日月は「おやっさんのせいじゃないよ」と言い、雪之丞を気遣う。

【鉄華団、タービンズと交渉 その1】
タービンズ艦の応接室では、鉄華団とタービンズとの交渉が行われていた。
鉄華団からは、オルガとクーデリア、そしてビスケットとユージンが出席。
そしてタービンズからは、名瀬とアルカ・アミダが出席している。アルカが組織のナンバー2ということのようである。

まず会議は、マルバの処遇について確認した。
マルバは名瀬の意向により、資源採掘衛星で働くことになったのだが、オルガに依存は無い。

オルガは世間話のつもりか、「この船、女性しか見かけませんね」と言うと、名瀬は「そりゃそうだ。ここは俺のハーレムだからな。この船の乗員は全員、俺の女ってわけだ」と答えた。
鉄華団側は全員驚き、クーデリアが思わず「全員、奥さんなのですか?」と尋ねると「まあ、そういうことだな」と名瀬は答え、さらに名瀬の子供が五人くらいいると教えてくれた。
これにクーデリアは顔を真赤にして引きつり笑いを浮かべ、オルガは居心地悪そうに目をそらすのであった。

【鉄華団、タービンズと交渉 その2】
世間話で場が和んだところで、名瀬はオルガたちの望みは何か尋ねた。

するとビスケットが言う。
自分たちはクーデリアを地球に送り届けたい、そのために航路の安全を確保できる案内役を依頼したいと。

そしてオルガが「俺たち鉄華団をテイワズの傘下に入れてもらえないでしょうか?」と頭を下げた。
名瀬は無言で話を聞いていたが、「まっいいだろ。オヤジに話を通してやる」とオルガの頼みを了承した。

続けてビスケットは、クーデリアを資産と呼ぶ意味を尋ねた。
名瀬は即答できないのだが、ヒントとしてギャラルホルンをどう思うか尋ねた。

質問の意味がよく分からず困惑するユージンにクーデリアは説明する。
ギャラルホルンは300年前、厄祭戦を終わらせ、その後も強大な軍事力を背景に、戦争が起きないよう4つの経済圏を外部から監視する組織だと。

すると名瀬は言う。
だが近年、4つの経済圏は、自己の利益を追求するギャラルホルンを重荷に感じている。
そんなところに出現したのが、「ノアキスの7月会議」のクーデリアであり、彼女は今や火星の独立運動をまとめた時代のヒロインである。
そして、一地方の独立運動家がギャラルホルンを飛び越えて地球経済圏のトップと会談することが実現したら、それはギャラルホルンの支配体制を揺るがしかねない一大事である。
つまりクーデリアは、自分ごときがどうにか出来る存在ではなく、詳しくはテイワズのボス、マクマード・バリストンに直接聞いてほしいと。

【装甲艦イサリビ、火星からの通信を受信】
オルガたちは装甲艦イサリビに帰還し、ブリッジにいるメンバーたちに、テイワズのマクマード・バリストンと交渉することが決まったと報告した。
ついこの前まで、テイワズに何のパイプの無かったことを思えばこれは大きな前進である。
シノたちは沸き立つが、オルガはまだテイワズの傘下に入れるか決まったわけではないと気を引き締めさせる。
そしてビスケットは、まずはタービンズ艦の案内で、テイワズが拠点としている巨大宇宙船「歳星」に向かうと説明した。

その時、オペレーターを務めるフミタンが、火星からメールを受信したことをオルガに報告した。
内容は、鉄華団居残り組の運転資金が底を尽きそうだという報告であり、オルガとビスケットは頭を抱える。
一方フミタンは相変わらず感情の色を見せないが、その油断のない目が不審である。

【オルガと三日月】
装甲艦イサリビの格納庫。
三日月はオルガに、今回自分はあまり役に立たなかったと謝った。
オルガは「何言ってやがる。十分やってくれたろう」と言う。
オルガとしては、三日月は整備不十分な機体で装甲艦イサリビを守り切ったのであり、これ以上の成果はなく、三日月の謝罪は心底意外なようである。

だが、三日月は「いや、あれじゃ駄目だ。もっともっと頑張らないと…」と言い、自分を許そうとしない。
三日月としては、たとえ整備が十分でない機体であっても、苦戦して機体を大きく損傷させ、整備班に大きな負荷をかけてしまったことが申し訳なく、迷惑をかけた自分が許せないというところだろうか。

これにオルガは「俺も、まだまだ頑張らねぇと」と言う。
オルガとしては、三日月が自分自身に納得していないのであれば、その気持を尊重し、ならば自分も一緒に頑張る意思を示したというところだろうか。

【アトラとクーデリア】
装甲艦イサリビ艦内の食堂。
クーデリアは皿を拭きながら、テイワズが自分を資産と呼ぶ理由について考え、難しい表情を浮かべていた。
クーデリアとしては、テイワズが自分を利用して良からぬことを企んでいる可能性と、その場合の企みの内容についてあれこれ想定して思い悩んでいるというところだろうか。

テーブルを掃除するアトラは、クーデリアの様子を見ると少し考え、一緒にタービンズ艦に行こうとクーデリアを誘った。
何故かイタズラっぽい笑みを浮かべるアトラである。

【オルガと名瀬】
タービンズ艦の応接室。
オルガとビスケットは名瀬を訪ね、ギャラルホルンからの鹵獲品のリストを見せ、仲介料を払うので、これらを売却できる業者を紹介してほしいと頼んだ。

名瀬は、業者を紹介出来なくは無い、だがそんなに資金に困っているのなら、なぜ自分が仕事を紹介すると言った時に断ったと尋ねた。
「だってあの話を受けたら、俺たちはバラバラになっちまうって…」とオルガが言うと、名瀬は「なっちゃいけないのか?」と問う。

するとオルガは「俺らは、離れられないんです」と答えた。
名瀬は「気持ち悪ぃなぁ、男同士でベタベタと」と少しからかうように言うが、オルガは「なんとでも言ってください。俺らは…鉄華団は離れちゃいけない」とこればかりは決して譲らない。

名瀬はオルガの言葉の意味が理解できず、「だから、なんでだよ!」と問う。
するとオルガは言う。
「それは…つながっちまってんです。俺らは。
死んじまった仲間が流した血と、これから俺らが流す血が混ざって、鉄みたいに固まってる。だから…だから離れらんねぇ。」

名瀬は、離れられないという意味は理解したが、なおもオルガに問う。
「鉄華団を守り抜くってんなら、これから先は誰もお前に指図しちゃあくれない。
ガキどもがお前の命令一つで死ぬ。
その責任は誰にも押しつけられねぇ。
団長であるてめぇが、一人で背負えんのか?それを」

名瀬としては、いくらしっかりしているとはいえ、まだ少年のオルガが鉄華団メンバーの生死について責任を負うことを不憫と思っており、鉄華団を自分の管理下に置こうとしたのも、オルガを重責から解放したいという気持ちからというところだろうか。

するとオルガは言う。
「覚悟はできてるつもりです。
仲間でもなんでもねぇヤツに、訳の分からねぇ命令で仲間が無駄死にさせられるのは御免だ。
あいつらの死に場所は鉄華団の団長として俺が作る!
それは俺の死に場所も同じです」

オルガは「あいつらのためなら、俺はいつだって死ねる」と言うが、名瀬は立ち上がるとオルガに強烈なデコピンを浴びせ、オルガは腰を抜かした。

そして名瀬は言う。
「てめぇが死んでどうすんだ。
指揮官がいなくなったら、それこそ鉄華団はバラバラだ。
まあでも、血が混ざってつながって…か。
そういうのは仲間っていうんじゃないぜ。
家族だ」

名瀬は、悪いようにしないと言い残し、立ち去った。

【クーデリア、赤ん坊に癒やされる】
タービンズ艦の保育室をアトラとクーデリアが訪れた。
ここには五人ほどの赤ん坊がおり、この時はアミダ・アルカとラフタが世話をしていた。

クーデリアは赤ん坊に目を輝かせ、癒やされている。
これにアトラは「よかった」と言い、最近クーデリアが難しい顔ばかりしているので、ここに連れてきたことを明かした。
クーデリアはアトラの気遣いに少し心を打たれている様子である。

【オルガとビスケット】
タービンズ艦の廊下で、オルガは「しくじった…」と頭を抱えた。
ビスケットは、名瀬との交渉は上手くいったのではと指摘する。
するとオルガは「問題はそこじゃねぇ!」と叫び、名瀬に子供扱いされたことが問題なのだと言い、穴があったら入りたい様子である。
するとビスケットは「大丈夫。何があっても僕たちはオルガを信じてついていくから」と笑い、オルガはむくれた顔でそっぽを向きながら「おう…」と言うのであった。

この辺り、珍しく子供らしさを見せるオルガが可愛らしかった。

【三日月と昭弘、タービンズ艦で特訓】
タービンズ艦の格納庫では、昭弘がシミュレーターでラフタと対戦、撃破されていた。
この訓練は阿頼耶識システム無しであり、純粋な操縦技術の向上が期待出来そうである。

もう一勝負を望む昭弘だが、アジーの「熱くなってちゃ勝てないよ」という言葉を受け入れる。
続いて三日月が特訓に名乗りをあげた。
アジーは好ましい笑みを浮かべ、「あんたたち、毎日毎日よく頑張るね」と声をかけた。
すると三日月は「俺には、それくらいしか出来ることがないんだ」と答えた。

【オルガと三日月】
装甲艦イサリビでオルガは三日月に「向こうの船でしごかれてるそうじゃねぇか」と声をかけた。
三日月は「オルガに見捨てられないように、頑張らなくちゃいけないからね」と言う。
オルガは、三日月の前では最高に格好良い自分であらねばならないと思っているが、実は三日月もオルガにふさわしい自分であらねばならないと思っているようである。

するとオルガは「バ~カ。見捨てるとか見捨てないとかじゃねぇよ。家族ってのは」と笑い、「頼むぜ、ミカ」と言うと腕と腕を軽くぶつけあった。

オルガが格好悪いことがあっても、三日月の力ではどうにもならないことがあっても、二人が互いを大事に思う気持ちは揺らがないだろう。二人がそのことを自覚できる日が来てほしいと思う。
だがそうなる前に、オルガも三日月も自分に対するハードルを上げすぎているように見え、このままではそれぞれに挫折が訪れるように思えるのだが、その時二人がどうなるのかというのがちょっと怖い気がする。

【予告】
次回「盃」

次回はオルガが紋付袴でテイワズのボス、マクマード・バリストンと親子の盃を交わすようなのだが、テイワズの作法はまるで日本の極道である。
またクーデリアもドレスアップしてマクマード・バリストンと会うようである。

マクマード・バリストンに極道の仁義は期待できるのであろうか。
そして彼はギャラルホルンが力を振るう世界のありようをどのように思い、クーデリアに何を期待するのだろうか。
次回にも注目したい。

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  • From: MAGI☆の日記 |
  • 2015/11/23(月) 07:14:01

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機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ 第8話 『寄り添うかたち』感想

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  • From: 新・00をひとりごつ |
  • 2015/11/25(水) 17:50:55

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ #8 寄り添うかたち

家族とは・・・・

  • From: ゴマーズ GOMARZ |
  • 2015/11/27(金) 08:13:53

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ ♯8「寄り添うかたち」

評価 ★★★☆ 繋がっちまってんです……俺らは              

  • From: パンがなければイナゴを食べればいいじゃない |
  • 2015/11/29(日) 08:16:46

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