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機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 第9話「盃」

  • 2015/11/29(日) 23:38:23

【感想概略】
今回は、鉄華団がテイワズの代表マクマード・バリストンに認められ、タービンズの兄弟分としてテイワズ傘下となるお話である。
オルガは鉄華団の家長として年少組から年長組までそれぞれに精一杯家族サービスする姿が描かれ、テイワズの代表マクマード・バリストンはギャラルホルンと対立する危険を承知でオルガたちを受け入れる度量の大きさとクーデリアを支援する社会意識を見せ、クーデリアは例え犠牲が出ることになっても世界のありようを変えることを改めて決意する姿が描かれ、昭弘が鉄華団を家族と思い、家族のためなら苦手な格式張った儀式にも参加することを厭わない姿が描かれ、面白かった。

【オルガたち、テイワズ代表マクマード・バリストンと対面】
鉄華団の強襲装甲艦イサリビと、テイワズの強襲装甲艦ハンマーヘッドは、ついにテイワズの本拠地、大型惑星巡航船「歳星」に到着した。この歳星は艦内に都市があるという巨大艦である。

そしてオルガたちは名瀬・タービンの案内で、大きな水路に浮かぶ広壮な邸宅を訪れ、ついにテイワズの代表、マクマード・バリストンと対面した。

このマクマード・バリストンは不敵な笑みを浮かべる初老の男性であり、紋付き羽織袴という和装の出で立ちで、見た目はまるで侠客の親分である。

マクマードはオルガたちを見ると「いい面構えしてるじゃねえか」と好ましい笑みを浮かべる。
そして名瀬に、どうしたいのかと単刀直入に尋ねた。
これに名瀬は、オルガに盃をやりたいと思っていると即答した。

するとマクマードは、自分の元で義兄弟の盃を交わせばよいと提案。
あっという間に鉄華団はタービンズの兄弟分としてテイワズの傘下となることが決定したのである。

オルガ、ビスケットとしては、マクマードと必死で交渉するつもでいたのが、ほとんど何の障害も無く話がまとまったことに唖然とした様子である。

マクマードとしては名瀬を全面的に信頼しており、そして鉄華団とクーデリアに世界のありようを変える可能性を感じ、腹を括って鉄華団とクーデリアを受け入れたというところだろうか。

【アトラとアミダ・アルカ】
装甲艦の食堂では、アトラが食事の準備をし、タービンズの女性パイロット、アジーが手伝っていた。

そしてお茶を飲んでいたアミダ・アルカがアトラに語り出す。
男の度量は、愛の量で決まる。
男の中には、持ってる愛がやたら多い者がいる。
その愛は、たとえ多くの女に分配されても普通の男の愛よりずっと大きく、心も体も芯の芯から満足できるのだと。

だがアトラには、アルカの言葉はピンとこないようで「はあ」と気の無い相づちを打つ。
アルカは、アトラにはいまいち伝わっていないと見ると「ザラザラしたモロコシのパンを独占するのと、とびっきりの極上の肉をみんなで味わうの、どっちがいい?」と艶然とした笑みを浮かべて尋ねた。

するとアトラは「パン!」と即答。
驚くアルカにアトラは「あっ…ごめんなさい。肉って本物のお肉ですよね…。食べたことないですし、何だか可哀想で…それに女将さんの焼くパンはとてもおいしいので」と失望させてしまったことを詫び、パンを選択した理由を一生懸命説明するのである。

これにアルカは好感を抱いたようで、「あんたいい奥さんになれるよ」と言いアトラを喜ばせるのだが、続けて「男選びさえ間違えなきゃね」と何やら不吉なことを言うのであった。

【マクギリスたち、地球へ】
マクギリス特務三佐の座乗するギャラルホルン艦は、地球に向けて航行していた。
その護衛を務めるガエリオ特務三佐は、今回の任務は通常の監査では済まず、鉄華団に翻弄されて自身は負傷、さらに独立運動の象徴的存在であるクーデリアの拘束に失敗するなど、予想外の苦戦続きであることに苛立ちを隠さない。

一方マクギリスは涼しい顔であり、鉄華団については裏の事情に詳しい男に探らせているという。
そしてガエリオの妹アルミリアとの婚約パーティーもあると言い、任務だけでなく今後の政治的なイベントについての目配りも忘れない。

ガエリオはアイン三尉を率いてブリッジを退出するが、自分の妹ながらわずか9才の子供を許嫁にさせられて平然としているマクギリスの真意を測りかねている様子である。

ガエリオはアイン三尉に、付き合っている女性はいるか尋ね、「いえ、自分はそういうのは…」と言われると「つまらん男だなあ」といい、せっかく部下にしてやったのだから暇つぶしの会話のネタぐらい仕込んでおけと無茶なことを要求するのである。

一方、アインの心を占めているのは、亡きクランク二尉である。
アインとしては、クランク二尉は少年兵たちの境遇に心を痛め、「罪のない子供は殺せない」と言い、出来る限りのことをしようとしたのに少年兵たちはクランク二尉を殺し、機体まで奪った、いくら子供とはいえ、クランクを思うと怒りと殺意が抑えられない。
「罪のない子供は殺せなくても、罪のある子供なら手にかけてもいいですよね?」と怒りに震えながら亡きクランクに語りかけるアインである。

【オルガたちと名瀬】
マクマード邸の庭。
オルガたちはベンチに腰掛け、名瀬から鹵獲品が売れたこととその値段を教えられ、思った以上の高値がついたことに驚いていた。

名瀬によると、玉石混交だったが、特にMSグレイズのエイハブリアクターは高く売れた、現在エイハブリアクターを独自生産できるのはギャラルホルンのみであり、その希少価値のためだと言う。
オルガは名瀬に頭を下げ、「恩に着ます、えっと、あっ、兄貴…」と礼を言うのだが、名瀬は「まだその呼び名は早いぜ」と笑うのであった。

恐縮するオルガに名瀬は、鉄華団のメンバーに少しは息抜きさせてやるように助言する。
オルガは名瀬に、いつもカミさんたちの息抜き、家族サービスに配慮しているのかと尋ねると、名瀬は女というのは適度にガスを抜かないと爆発すると冗談めかしていい、「家長としては当然の務めってやつだ」と笑う。
一方オルガは「家長として」という言葉に何やら考えこみ、決意の表情を浮かべ、「こいつの売り上げで今夜はパァ~っといくか!」と宣言する。
これにユージンは大喜びし、ビスケットは慌てて「これからのことを考えたら堅実に資金運営を」と言いかけるが、「まっいいか」と笑うのであった。

【クーデリアとマクマード】
マクマードの書斎では、マクマードとクーデリアが一対一で対面していた。
クーデリアの傍らには、護衛として三日月が無言で立っている。

マクマードはクーデリアに、火星経済の再生策として火星のハーフメタル資源の規制を解除し、火星での独自流通を実現させることを目的として地球に行こうとしているのか尋ねた。
クーデリアが認めるとマクマードはテイワズが仕入れた情報では、現アーブラウ政府首長の蒔苗は、本気でクーデリアの要望を通そうとしているらしいと明かした。

これにクーデリアは表情を明るくするが、マクマードは険しい表情で過酷な現実を突きつける。
クーデリアの要望が通った場合、下手をすれば戦争になる。
新たな利権を得ようと様々な組織が暗躍し、利権を得た後も各組織間の軋轢が残り、争いは長引くと。

火星の皆が幸せになるためと思ってやろうとしていることが、新たな争いを起こすという指摘にクーデリアは動揺する。

そしてマクマードはクーデリアに提案する。
「テイワズを指名しちゃくれないか。
お嬢さんがじきじきに指名した業者って大義名分を得られれば、当座の問題に関しちゃこっちでなんとかやれる」

だがクーデリアは決心がつかず、「もう少し、考える時間を頂けますでしょうか?」と言い、マクマードに「考える必要が?」と言われると、すがるような目で三日月を見た。

すると三日月はクーデリアに言う。
「これはあんたが決めることだよ

どっちにしろ、これからも人は死ぬんだ。
今までのことで分かってるだろ。

これはたぶん、俺が最初に人を殺したときと同じ。
クーデリアの、これからの全部を決めるような決断だ。

だからこれは、クーデリアが自分で決めなくちゃいけないんだ。」

クーデリアは無言で三日月の言葉を受け止める。
そしてマクマードは「なるほど。確かにそいつは一大事だ」と三日月の言葉に理を認め、しばらく待つことを受け入れた。

クーデリアはマクマードに一礼して退出した。
三日月も後を追おうとするが、マクマードに呼び止められ、名を尋ねられた。
「三日月・オーガス」と名乗るとマクマードはバルバドスのパイロットであることを理解し、バルバドスを整備してやろうと笑うのである。

マクマードとしては、誰もが震え上がるテイワズ代表の前でも臆すること無く、己の思うところを堂々と言い、しかもその言葉は偽りの無い本心からのものであり、そんな三日月が大いに気に入ったというところだろうか。

【オルガの家族サービス】
オルガはさっそく鉄華団メンバーたちへの家族サービスを開始した。
まずはお菓子を大量に購入して装甲艦イサリビに帰還、年少組にプレゼントした。
年少組の子どもたちは大喜びであり、アトラは自分でも同じものが作れるだろうかと観察する。

そこにシノたち年長組が顔を見せ、「団長!俺らにはなんもねぇの?」と笑いながらオルガに尋ねた。
オルガは「あるに決まってんだろ!」と笑い、年長組を連れて歳星内の都市区画の酒場に繰り出し、酒と食べ物を大いに勧めるのである。盛り上がる一堂だが、シノは色街への興味を露骨に示し、昭弘は冷ややかな目を向ける。

それから数時間後。
オルガは酔って気分が悪くなり、道端に座り込み、三日月に背中をさすられていた。
どうやらオルガは、酒にはあまり強くないようである。

すると見知らぬスーツ姿の若い女性が「これ、よかったら使って」とハンカチを差し出し、「大人になるなら、色んなこととの付き合い方、覚えなくちゃダメよ?」と言い残して立ち去った。
この女性、オルガたちに対して好意的なようだが何者だろうか。

結局オルガは酔いつぶれ、昭弘に背負われていた。
シノは「俺らはここで」と言い、ユージンは「シノがどうしてもっつぅから」と何やら言い訳し、夜の街に消えていった。
そしてビスケット、三日月、オルガを背負った昭弘は装甲艦イサリビに帰還した。

【クーデリア、フミタンにプレゼント】
クーデリアは一足先に装甲艦イサリビに帰還し、マクマードとの交渉についてフミタンに話していた。
フミタンは、只のメイドである自分には分からないが、ギャラルホルンを敵にまわしてしまった以上、火星に戻ることは出来ない、であれば…、と冷静に現状を分析すると、クーデリアは「答えは決まっている」と言う。

クーデリアは「分かってたの。でも認める勇気がなかった」と言い、「ごめんね。いつもありがとうフミタン」と礼をいった。
そしてクーデリアは目を輝かせるとネックレスを取出し、フミタンに渡す。
オルガたちと歳星のモールで見つけたのだと言い、首にかけた同じネックレスを見せて「お揃い!」と笑う。

これまでほとんど感情の動きを見せたことのなかったフミタンだが、自分がクーデリアに大事に思われていることを再認識し、何やら思い悩んでいる様子である。

【オルガ、酔いつぶれる】
装甲艦イサリビの食堂で、オルガは酔いつぶれていた。
三日月は、「こんなとこで寝たら風邪引くよ」と声をかけるが、オルガは目を覚まさない。

三日月は上着をオルガにかけると、ビスケットに言う。
クーデリアはテイワズ預かりということになったが、こんな大事なことをオルガに相談せずに決めてしまった、反対した方が良かっただろうかと。

これにビスケットは三日月の判断を肯定して言う。
組織間の戦争になったら鉄華団の手に負えないことはオルガも分かっている、今までも上手くいったから良かったが、本当は自分たちの手に負えないことばかりだったと。

すると三日月は「でもオルガの意地のおかげで、俺たちも夢が見れてる」と言う。
ビスケットは「だね。まあオルガには、もう少し俺たちを頼ってほしいんだけどね」と笑うのであった。

その会話を目を覚ましたオルガが聞いていた。
オルガはビスケットの言葉をどう思ったのだろうか。

【ライド、お菓子をとっておく】
オルガが食堂で目をさますと、年少組のライドがロッカーで何かしている。
見ると、オルガからもらったお菓子を大量に隠していた。

オルガが「菓子?食わなかったのか?」と聞いた。
するとライドは、年少組のもっと小さな子どもたちが泣いたりした時に甘いものがあるといいから…と目を逸らしながら言う。

これにオルガは好ましい笑みを浮かべ、ライドの頭をワシャワシャと撫でるが、また気持ち悪くなってライドの前で醜態を晒すのであった。

【テイワズの老職人、バルバドスに狂喜】
整備台に据え付けられたバルバドスの前では、テイワズの老職人が「バルバトスをこの手でいじれる日が来るなんて!」と狂喜していた。

この老職人、「そんなにすごいんですか?」とタカキに問われると機体について喜々として語りだし、「完全なバルバトスをご覧に入れますよ~!」と歓声を上げるのである。

整備士・雪之丞は、老職人の熱血ぶりに呆れながらもバルバドスを整備してもらえることは歓迎である。
その時、シノが「俺も手伝うぜ」と満面の笑顔で現れた。

上機嫌なシノの下品な言葉から、ヤマギは何があったのかを察し、嫌悪の表情を浮かべる。
ヤマギが見せた表情の理由は不明だが、色商売は従事する者の身も心も尊厳も傷つけるという認識を持つ男性もいるということを描いているのだと思いたい。

【オルガと名瀬、兄弟結縁盃之儀】
いよいよオルガと名瀬が兄弟の盃を交わす日が来た。
式場の一室では名瀬が、式で飾るため大きな和紙に参加者名を漢字の当て字書いているのだが、かなりの達筆である。
三日月が「変わった絵だね」と言うと、名瀬は目の前の『御留我 威都華』という文字を見て「字だよ。これでオルガ・イツカと読む」と説明した。

すると三日月は感心し、「この字って俺のにもあるの?」と尋ねた。
名瀬は少し考えると半紙に「三日月 王我主」と書いた。
これに三日月は「クーデリアから教わったのより、こっちのが好きだな。なんかきれいだ」と喜ぶ。

そこに紋付き羽織袴のオルガが姿を見せ、名瀬に挨拶する。
名瀬は似合っていると褒め、三日月は名瀬に書いてもらったばかりの自分の名前を見せ、「ほら、同じ字が入ってる」と笑う。

すると名瀬は言う。
「『御留我』の『我』と『王我主』の『我』だ。
『我』(われ)とも読む。
『自分』って意味さ。
これからどんどん立場だって変わる。
自分を見失うなよオルガ。でねぇと家族を守れねぇぞ」

そして鉄華団の年長組、タービンズのメンバー、そしてマクマード・バリストンの元、オルガと名瀬は義兄弟の盃を交わすのである。

なお、式で飾ってあった掛け軸の漢字は以下のようなものであり、文字を書いたのはラフタを演ずる声優・日笠陽子のようである(カッコ内は読み方を記載したもの)。

蛇亞瓶守(タービンズ)
兄弟結縁盃之儀

寿
兄 名瀬 蛇亞瓶(名瀬・タービン)
見届人 真紅真亞土 芭里主屯(マクマード・バリストン)
弟 御留我 威都華(オルガ・イツカ)

寿
媒酌人 浪蓋 布蘭宮嵐人(ラフタ・フランクランド)
鉄華団

【クーデリア、マクマードに決意を伝える】
式の前、クーデリアはマクマードに、交渉のため地球に行く、そのためにテイワズを指名する意思を伝えた。自分の手は既に鉄華団の血にまみれており、いま立ち止まることは彼らに対する裏切りになると。

マクマードはクーデリアの決意を歓迎するが、オルガに尋ねる。
鉄華団がテイワズの下請けとしてクーデリアの護衛を行なうことは、オルガのリーダーとしての面子を潰すことになる、それで良いのかと。

するとオルガは言うのである。
「鉄華団は俺が…いえ、俺ら皆で作る家です。
俺のメンツなんて関係ないです。
これから何があっても俺らが変わることはない。
俺ら一人一人が鉄華団のことを考えていく。守っていく」

式の後、三日月はオルガを「格好良かったよ」と褒めた。
オルガは三日月に気苦労をかけた礼を言い、地球に向かう決意を新たにするのである。

【予告】
次回「明日からの手紙」

次回は、三日月とアトラが今より小さい頃が描かれるようである。
これまでアトラはおばさんや女将さんについて語ることはあっても親について触れることはなく、彼女にも複雑な過去があるようであり、注目したい。

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機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズの第9話を見ました。 #9 盃 テイワズの代表マクマード・バリストンに会うため、鉄華団は名瀬に連れられてテイワズの本拠地である歳星を訪れ、そこでオルガは名瀬と兄弟盃を交わすこととなる。 その裏でマクマードはクーデリアが地球で火星圏の経済的自立を勝ち得た際に占有業者としてテイワズを指名することを求めていた。 「それは…もう少し考える時...

  • From: MAGI☆の日記 |
  • 2015/11/30(月) 09:35:23

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  • From: 新・00をひとりごつ |
  • 2015/12/01(火) 17:19:05

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ #9 盃

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  • From: ゴマーズ GOMARZ |
  • 2015/12/05(土) 09:48:09

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