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機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 第16話「フミタン・アドモス」

  • 2016/01/25(月) 02:44:16

【感想概略】
今回は、コロニーで謀略により労働者たちとギャラルホルンとの間に武力衝突が発生、混乱に乗じた暗殺計画からフミタンはクーデリアを庇い…というお話であり、フミタンの葛藤とクーデリアとの絆が描かれ、見応えがあった。ついに来るべきものが来たということかもしれないが、やはりショックであった。流血をなんとか回避しようとしていたサヴァランも気の毒だった。
そしてアトラはギャラルホルンの拷問を逃れたばかりで、殴られた両頬はまだ腫れ上がっているのに、クーデリアを案じて三日月と街中を探しまわる姿には、なんていい子なのだろうと思った。
またガエリオは今回の作戦には嫌悪感を抱いているようであり、いくら不満分子とはいえ謀略であぶり出して皆殺しにするというやり方には露骨に不快さを表し、アインは見せしめの虐殺に心を痛めている姿は、せめてもの救いになっていると思う。

【フミタン、姿を消す】
前回、ドルト3コロニーのホテルのクーデリアとフミタンの前に謎の仮面の男が出現し、フミタンはノブリス・ゴルドンの密偵だと告げた。クーデリアはフミタンを侮辱されたと激怒するが、フミタンは仮面の男の言葉を認め、クーデリアの前を立ち去った。
一方、ドルト3の企業本社前には労働者たちが武器を手に集まり、企業上層部に対し話し合いに応ずるよう拡声器で訴えるのだが、社屋の前にはギャラルホルン兵とモビルワーカーが陣取っており、不穏な様子である。

そして今回、クーデリアは街の中をフミタンを探して駆け回っていた。
クーデリアは、フミタンが自らをノブリスの密偵と認めても、フミタンを大事に思う心は全く揺らがない。
一方フミタンはクーデリアが自分を探していることを分かっているが、彼女の前に出ることが出来ない。

【フミタン、宇宙港を目指す】
フミタンはクーデリアの前を去ったが、今後のあてなど全く無い。
密偵であることをクーデリアに知られたので、もはやクーデリアの元には戻れない。
だがクーデリア暗殺を企てるノブリス一味に戻ることは問題外である。
フミタンとしては、せめてクーデリアが自分を探すことをあきらめて安全なところに移動し、暗殺の手を逃れてほしいというところだろうか。

フミタンが思い出すのはクーデリアと出会った頃のことである。
当時10~11歳くらいのクーデリアは火星の人々の実情に興味を抱き、フミタンに教えてほしいとせがんだ。真っ直ぐな目で「あなたの知っていることを教えてほしいの」と言い、目を輝かせる。困惑しながらもフミタンが話をすると、クーデリアはますます目を輝かせてフミタンを見つめる。

フミタンは心中でつぶやく。
「嫌いだった…。何も知らない、ただ真っ直ぐな彼女の瞳が」

【童女クーデリア、フミタンとスラムを訪れる】
やがて、フミタンから火星の貧困層の実情を聞いた童女クーデリアは、ますます関心を深め、ついにフミタンに案内させてスラムを訪れた。
だが、その環境の劣悪さ、貧民たちの困窮はクーデリアの想像を超えていた。
道端には、10歳くらいの痩せこけた女の子が、暗い瞳で膝を抱えてうずくまっている。

駆け寄ろうとするクーデリアの腕をフミタンは押さえ、「その場限りの施しと、彼女らを救うことは違います」と言う。
だがクーデリアは目の前で飢えている人を見て居てもたってもいられず、女の子に駆け寄るとキャンディーを差し出し、口に含ませた。満面の笑みを浮かべるクーデリアは、とても良いことをした気分だっただろう。

その時、クーデリアの周りを数人の子どもたちが取り囲み、手を差し出した。
さらに後ろから、歯の欠けた老人が近寄り、施しを求めた。

一人の女の子にキャンディーを施しただけで、たちまち何人もの人々に取り囲まれ、施しを求められる。
クーデリアはフミタンの言葉を理解したが、薄汚れた風貌の見知らぬ人々に囲まれることは恐怖であり、救いを求めてあたりを見渡すがフミタンの姿が見当たらない。

クーデリアは涙目でスラムを走り回り、フミタンの姿を探す。
実はフミタンは、わざとクーデリアを置き去りにして隠れたのだが、泣きながらフミタンを探すクーデリアを見かねて姿を見せた。クーデリアはフミタンに抱きつき、「私、最低だ!」と言い大泣きした。

【クーデリア、フミタンと再会】
ドルト3のフミタンはなるべくクーデリアから遠ざかろうと思ったのか、宇宙港へ向かう。
だがギャラルホルンの命令により宇宙港は一時的に封鎖され、フミタンの乗るエレベーターは地上に戻ってしまう。
そこでフミタンは、黒服の男二人に道を塞がれた。
ノブリスの部下たちである。

ノブリスの部下はフミタンの胸ぐらを掴んで壁に押し付け、「お前はお前の仕事を果たせ。逃げられるなんて思うなよ」と脅す。
そして黒服はフミタンに、間もなく労働者のデモ隊とギャラルホルンとの間に衝突が起こるので、その混乱にクーデリアを送り込むよう言い渡した。

フミタンは無言で街に戻り、デモ隊の傍らを歩いて行く。
表情はいつもの鉄面皮だが、(私は何をしている…一体何を…)と心中でつぶやき、内心は全く穏やかでない。

その時、デモ隊を挟んで道の向こう側にクーデリアが現れた。
そしてフミタンに気付き、その名を呼び、笑顔で手を振った。

【クーデリア、デモ隊の言葉に困惑】
クーデリアはデモ隊を横断しようとするが、デモ隊の女性組合員に危険なので下がるよう押しとどめられてしまう。
その時、デモ隊の一人がクーデリアに気付き、「クーデリアさんが来てくれた!」と喜び、彼女をデモ隊リーダーたちの元へ案内した。

一方、デモを撮影していたテレビ局のクルーたちはデモ隊が盛り上がっていることに気付き、その中心にいるクーデリアの姿をテレビカメラが映した。
これを見たテレビ局のディレクターは、「誰か知らんが組合のオッサンたちより絵になる」と喜び、しばらくクーデリアを映し続けることを指示した。

【三日月、クーデリアに気付く】
クーデリアを探す三日月とアトラは、家電店のテレビにクーデリアが写っていることに気付いた。
するとアトラは「このことみんなに伝えてくるから、三日月は早く行ってあげて」と言い、三日月を見送った。
騒然とする街を女の子が一人で行動することは危険だというのに、クーデリア救出のため最善の選択をしようというアトラはなんて健気なのだろうと思う。

【鎮圧作戦の開始】
デモ隊のリーダーであるナボナ、そして組合員たちはクーデリアに、武器や弾薬を送ってくれたことへの礼を言う。
だがクーデリアは全く身に覚えがなく、困惑するばかりである。

その時、ドルト本社の入り口の一角が爆発し、炎が上がった。
だがデモ隊側は全く身に覚えがない。
ギャラルホルンの自作自演である。

宇宙艦でデモのテレビ中継を眺めるガエリオは「随分杜撰なシナリオだな」と呆れた。
だが艦長は「大義名分としては十分でしょう。情報操作はあとでいくらでも出来る。我々は、ギャラルホルンなのですから」と言う。
艦長としては、褒められたことではないが、ギャラルホルンによる支配のためには卑怯であってもやむを得ず、容認するしかないというところだろうか。
ガエリオは嫌悪の表情を浮かべ、アインは心を痛めているようである。

【ギャラルホルン、デモ隊に発砲】
デモ隊のメンバーたちは、爆発は自分たちがやったことではないとギャラルホルン側に訴える。
だがギャラルホルンは作戦を開始。
まずデモ隊のモビルワーカーを砲撃して次々と撃破し、デモ隊の重火力を潰す。
これにデモ隊のメンバーたちは自動小銃を発砲。
ナボナは「撃つのをやめてください!これでは相手の思うツボです!」と訴えるが、もはやデモ隊の暴発を止められない。
デモ隊の女性組合員はクーデリアの肩を掴むと後方に誘導しようとする。

一方ギャラルホルンのモビルワーカーは煙幕を次々と発射、デモ隊はたちまち白煙に包まれ、視界を塞がれる。
続いてギャラルホルンのモビルワーカーは機関銃でデモ隊を猛射した。

間もなく煙幕が晴れた。
クーデリアが起き上がると、目の前にはデモ隊の射殺体が無数に横たわっていた。

クーデリアのそばには、先ほどの女性組合員が血まみれで倒れていた。
彼女がクーデリアの盾になったようである。

クーデリアは女性組合員の上半身を抱き起こすが、もはや虫の息である。
女性組合員は「革命の乙女」クーデリアの腕の中で死ねることに笑みを浮かべ、息絶えた。

【フミタン、クーデリアを庇う】
ノブリスの部下二人は、ビルの窓からデモ隊虐殺の惨状でクーデリアがまだ生きていることに少し驚くが、「注目を集めてる今こそ、『革命の乙女』が散るのに絶好の舞台だろ」と言い、ライフルでクーデリアを狙撃した。

その時、フミタンがクーデリアを庇って射線の間に割って入った。
銃弾を受けたフミタンは背中から血を吹き上げながら倒れるが、両手をついてクーデリアを庇う。

ノブリスの部下二人は、フミタンが自身を盾にして狙撃を阻んだことに驚くが、クーデリアがデモに参加した記録は残ったことで良しとし、これ以上ここに留まれば自分たちも脱出困難と判断して撤退した。

【フミタンの告白】
瀕死のフミタンは、両手をついてクーデリアを庇いながら、まだ狙われているかもしれないので動かないように言う。
そしてクーデリアからプレゼントされたネックレスを取り出し、「私にこれは…相応しくない…」という。

フミタンの血に染まりながら茫然とするクーデリアに、フミタンは告白する。
「覚えて…いますか?
あの火星のスラムで…私はわざとあなたを置き去りに…
だって…あの子は、まるで昔の私だったから…

嫌いだった…
何も知らない…まっすぐなだけの…あなたの…眼差し…
現実が見えたら…すぐ曇ってしまうものと…

でもあなたは輝きを失わずここまで…
あの本の…少女の…ように…」

フミタンの身体が力を失い、クーデリアの上に倒れた。
クーデリアが何度呼んでも、フミタンは返事をしない。

【三日月、クーデリアを救出】
三日月は大通りでクーデリアとフミタンを見つけ、クーデリアにここを離れるよう促す。
だがクーデリアは、フミタンの死を受け入れることができない。
「ダメよ、フミタンがここにいるのに。私行けないわ、三日月」と言い、フミタンの傍を離れようとしない。

三日月は「もう…フミタンじゃない」と言うとクーデリアを肩に担ぎ、大通りを立ち去った。

【ノブリスとマクマード・バリストン】
火星のオフィスで、ノブリス・ゴルドンはフミタンの裏切りに少々立腹していた。
その時、テイワズ代表マクマード・バリストンから電話がかかってきた。

ノブリスはテイワズが何の用かと首をかしげながら受話器を取り、慇懃無礼にマクマードへ挨拶する。
するとマクマードは単刀直入に言う。
ノブリスが鉄華団を利用してドルトコロニーの労働者たちに武器を運んだことは知っている、そしてノブリスの狙いは、反体制派のシンボルとなっているクーデリアを殺すことで火種を作ることだろうと。

警戒するノブリスに、マクマードは提案する。
「金のなる木を無駄に切るのは惜しいだろう。
あの娘は小さな火種で終わるタマじゃねぇってことさ。
あの娘がこの騒ぎからうまく抜け出すことができたなら…その時はひとつ、手を組んでみるってのはよ」

マクマードの真意は不明である。
だがノブリスは、マクマードもまた戦争を利用して金儲けしようとしていると思い、『金のため』にクーデリア暗殺を保留し、自分の得になると思う限りはテイワズと共同歩調をとるようになるだろう。マクマードは一時クーデリアの身の安全を確保したとは言える。

だが鉄華団やクーデリアを命の危険に晒し、ドルトコロニーの労働者たちが虐殺されること知りながら武器を運ぶなど、マクマードのやり口は冷酷非情と言える。
マクマードの真の目的は単なる金儲けか、世界の変革か、今後に注目したい。

【クーデリア、フミタンを想う】
三日月はクーデリアを連れて仲間たちと合流、危機を脱した。
だが騒乱のため、民間回線に制限がかかっており、オルガたちは装甲艦イサリビと連絡が取れず、次の一手をどうするか思案している。

そしてクーデリアは無言で座り込み、フミタンに贈ったネックレスを眺めながら思い出していた。
クーデリアは子供の頃、フミタンにこの時代では珍しい紙の本を見せた。
それは革命の歴史についての本である。

フミタンは貴重品に触れることをためらうが、遠慮しないようクーデリアに促され、ページをめくっていく。そしてフミタンは、一つの挿絵に目が止まった。
それは、槍を持つ大勢の近世ヨーロッパ風市民の前に立つ、片手に剣を持ち、片手に少女を抱きかかえる金髪の少女である。

クーデリアはフミタンが興味を持ってくれたことを喜び、喜々として話す。
「これは革命の絵なの。絶望の中で、それでも輝いた眼差しで前を見つめて…」

その時クーデリアは、フミタンの異変に気付いて尋ねた。
「どうしたの?フミタン」

フミタンは、自分でも知らずに涙を流していた。
「申し訳ありません。何かこの少女がまるで…まるで希望のように私には見えて…」

【予告】
次回「クーデリアの決意」

予告では、アインがガエリオに敬意を抱いていることを語っていたが、その理由が「早寝早起き。出された食事は残さない。きちんとした生活態度に清き心が垣間見える」というのには笑ってしまった。

次回は久々にモビルスーツ戦が繰り広げられるようであり、まずはメカ戦が楽しみである。
そしてクーデリアが今回の件をどのように乗り越え、何を決意するのかに注目したい。

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評価 ★★★ ずいぶん杜撰なシナリオだな              

  • From: パンがなければイナゴを食べればいいじゃない |
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