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機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 第25話「鉄華団」

  • 2016/03/28(月) 04:33:25

【感想概略】
今回は、鉄華団及びクーデリアの戦いに一つの決着がつくお話である。見応えがあり、面白かった。
モビルスーツ戦では、バルバトスとグレイズアインが激戦を繰り広げ、戦闘の駆け引き、そして阿頼耶識ならでは凄みと危険さに迫力があり、まさに阿頼耶識搭載機どうしの頂上決戦を堪能させてもらった。
また前回大打撃を受けていたライド・マッス、シノ、そしてラフタとアジーが無事だったことにはほっとした。
その一方で、ガエリオがマクギリス本人の口から裏切りを明かされ、マクギリスの手で退場したことはショックだった。
そしてアインが、クランクを奪ったものへの復讐心と憎悪が暴走したまま引導を渡されたのは、もはや止むを得ないとは思うが、気の毒に思った。
三日月は、バルバトスとのフィードバックを高めたことで右目と右腕に後遺症が残ったが、表面的にはあまり気にしたそぶりをみせないのだが、これほどメンタルの強い主人公は珍しい気がする。この不屈ぶりには「青の騎士ベルゼルガ物語」のケイン・マクドガルを思い出した。

物語は一区切りであるが、300年間停滞していた世界は今回の鉄華団の初仕事とクーデリアの行動によって大きく動き出しつつあり、世界は変革はまさにこれからである。
クーデリアの革命の行方、マクギリスの野望の行方、マクマード・バリストンとノブリス・ゴルドンそれぞれの野望の行方、そして三日月とオルガ、鉄華団はどこにたどり着くのか、秋からの第二期が楽しみである。

【オルガたち、議事堂へ向かう】
前回、鉄華団は蒔苗をアーブラウ最高議会に送り届けるため、部隊の大半が囮となってギャラルホルン部隊を猛攻、敵部隊を引きつけ、この隙にオルガの指揮する少数の選抜隊が蒔苗とクーデリアを守ってエドモントン市内に突入した。

だがアインの駆るグレイズアインが市内に突入し、クーデリアたちの前に立ち塞がる。
グレイズアインの身長は通常のモビルスーツの1.5倍はあり、巨体に似合わぬ俊敏さでモビルワーカーの不意打ちをあっさり見破って返り討ちにした。
アインは、クランクを失った原因はクーデリアと決めつけ、クーデリアにグレイズアインで斧を振り下ろす。その時、三日月がバルバトスで駆けつけ、レンチメイスでグレイズアインの巨大な斧を受け止め、クーデリアたちを守った。

そして今回。
三日月のバルバトスはグレイズアインの斧を受け止め、クーデリアたちを守っているが、グレイズアインの強さは圧倒的であり、バルバトスに勝ち目があるか全く分からない。

が、オルガは三日月に後を任せ、モビルワーカーに蒔苗とクーデリア、アトラ、蒔苗の秘書を乗せ、タカキの操縦で議事堂へ向けて再び走り始めた。

【マクギリス、ガエリオに陰謀を明かす】
エドモントン郊外の荒野では、ガエリオの駆るキマリストルーパーが、前回乱入してきたグリムゲルデと睨み合っていた。

ガエリオは謎の敵に剣を向けて「貴様、何者だ!?」と誰何し、ギャラルホルンの前に立ち塞がる目的を問う。
するとグリムゲルデを駆るマクギリスは、「簡単なことだよ、ガエリオ」と言い、鉄華団には自分たちの理想を実現する手助けをしてもらっているからだと答えた。

ガエリオは、グリムゲルデを駆るのがマクギリスと知って困惑。
キマリストルーパーの剣をさげ、「理想?お前は何を…?」と問う。

するとマクギリスは、ギャラルホルンの権威を失墜させるための陰謀の数々を明かす。
ギャラルホルンは人体改造は悪という思想を広げながら、アインを改造してグレイズアインに組み込んだ。これは組織の混乱を示す生きた証拠である。
そして正気を失って戦うグレイズアインの姿は、多くの人々に恐怖と映るだろう。
その忌むべき機体と戦うのは、革命の乙女を守る英雄である鉄華団であり、乗り込むのは伝説のガンダムフレームである。
同時に、アーブラウの代表戦で蒔苗が再選されれば、政敵アンリ・フリュウとイズナリオの癒着が暴露される。そうなれば、世界を外側から監視するというギャラルホルンの建前も崩れ去り、ギャラルホルンの歪みは白日の下に晒されるだろう。

ガエリオは、マクギリスがギャラルホルンの権威を失墜させるためにアインを利用したことを知って激怒。
キマリストルーパーで剣を向け、グリムゲルデに突撃、次々と斬撃を繰り出す。

だがマクギリスはグリムゲルデでキマリストルーパーの攻撃を全てかわし、距離をとるとさらに非道の計画を明かす。
ボードウィン家はガエリオを失えば、娘婿であるマクギリスが継ぐことになる。またセブンスターズのイシュー家は一人娘カルタの死により弱体化している。ギャラルホルンの支配階層の勢力均衡は乱れ、そこからがマクギリスの出番だと。

ガエリオは、カルタの死すらマクギリスの謀略であったことに衝撃を受けた。
そして「嘘だ~!!」と叫ぶとキマリストルーパーで跳躍、上空からグリムゲルデに剣を振り下ろす。

【蒔苗たち、議事堂に到着】
アーブラウ最高議会では、蒔苗派の議員ラスカー・アレジが市内が騒然としていることを理由に、議会を延期することを訴えていた。
が、アンリ・フリュウ派の議員たちはアレジ議員を罵倒し、議会開催を主張。
もはやアレジ議員もこれ以上の時間稼ぎは困難である。

その時、議場に蒔苗が姿を見せ、騒然とする議員たちをたしなめた。
その後ろには真っ赤なドレスのクーデリア、蒔苗の秘書、そしてアトラがいる。

蒔苗の出現にアンリ・フリュウは動揺する。
議事堂の周囲はギャラルホルン部隊が警備しているのに、一体どうやって蒔苗はここに現れたのか。
実は議事堂には、市内の臨時代表公邸から繋がる秘密の抜け道があり、元代表の蒔苗はこれを利用したのである。

一方、議事堂の一室でイズナリオは蒔苗の出現に激怒。
そしてこの陰謀の背後にいるのはマクギリスであることに思い至った。
イズナリオとしてはマクギリスを信頼しており、よもやマクギリスが自分を裏切るとは今の今まで思わなかったようである。

【オルガ、三日月の元へ向かう】
臨時代表公邸のオルガとタカキに、蒔苗とクーデリアが議会に間に合ったとの連絡がアトラから入った。
タカキは安堵し、「これで仕事は終わりなんですよね?」とオルガに言う。
オルガは「ああ、終わる。終わらせる」と答えると、タカキに一仕事頼み、三日月がバルバトスで戦う戦場に向かった。

【ガエリオVSマクギリス】
ガエリオはキマリストルーパーで剣を振るい、マクギリスのグリムゲルデに次々と斬撃を繰り出す。
だがガエリオの心にあるのは、怒りより、むしろ悲しみのようである。
ガエリオはマクギリスに向かって叫ぶ。
「カルタはお前に恋い焦がれていたんだぞ!
いまわの際もお前の名前を呼んで、お前を想って死んでいった!
妹だって、お前にならば信頼して任せられると!」

ガエリオはキマリストルーパーで剣を振るいながら、カルタをおもい、妹アルミリアをおもい、ついにこらえきれずに涙を流す。

だがマクギリスは薄く笑みを浮かべて言う。
「アルミリアについては安心するといい。彼女の幸せは保証しよう。」

マクギリスはグリムゲルデで、ガエリオの駆るキマリストルーパーの剣をかわしながら言う。
「友情、愛情、信頼。
そんな生温い感情は、私には残念ながら届かない。
怒りの中で生きてきた私には。」

そしてグリムゲルデは剣をキマリストルーパーのコックピットに突き刺した。
キマリストルーパーは血しぶきのようにオイルを吹き上げると動作を停止、そのまま横倒しに倒れた。

もはや微動だにしないキマリストルーパーに視線を向け、マクギリスはつぶやく。
「お前は私の生涯ただ一人の、友人だったよ」

【バルバトスVSグレイズアイン】
エドモントン市内では、バルバトスとグレイズアインの死闘が続いていた。
グレイズアインは装甲防御は強靭であり、攻撃力は圧倒的であり、そして巨体でありながら反応速度は恐ろしく速い。
バルバトスの攻撃は効かず、それどころかグレイズアインの攻撃をかわすだけで手一杯である。
規格外の敵を相手にバルバトスの消耗は激しく、スラスターの燃料は残り僅か、ガトリング砲の残弾もわずかとなってきた。

そして三日月はバルバトスで、レンチメイスをグレイズアインに投げた。
グレイズアインは片手で渾身の一撃を受け止める。
が、これはフェイントであり、バルバトスは瞬時にグレイズアインの間合いに踏み込み、ゼロ距離で腕部ガトリング砲をグレイズアインに突き付ける。

だが発射する前に、グレイズアインは突き付けられたバルバトスの腕を掴んで攻撃を封じ、突き飛ばすと足裏からドリルを繰り出してバルバトスの胸に強烈な蹴りを浴びせる。これは前回、ラフタの駆るロウエイを撃破した技だが、バルバトスは胸部追加装甲に守られ、致命傷は逃れた。

とはいえ、三日月のバルバトスが、グレイズアインを撃破する決め手に欠けるという現状に変わりはない。それどころかバルバトスに残された武器は、もはや太刀一振りのみである。

グレイズアインは両手に斧を握るとバルバトスに振り下ろす。
バルバトスは太刀で敵機の斧を受け止めて押し合うが、グレイズアインの巨体怪力にじりじりと押されていく。

【バルバトス、反撃開始】
アインはグレイズアインで二刀の斧に力を込めながら結論する。
「もう貴様は救えない。あの女も、お前の仲間も決して!貴様の、貴様らの死をもって罪を祓う!」

この言葉に三日月は激怒。
「罪?救う?それを決めるのはお前じゃないんだよ」

そして三日月はバルバトスに呼びかける。
「おい、バルバトス。いいからよこせ、お前の全部」

次の瞬間、バルバトスの太刀が一閃、グレイズアインが右手に握る斧を弾き飛ばす。
バルバトスの電光石火の剣にアインは動揺。

そしてバルバトスのコックピットでは、三日月は右目と鼻から出血しながらバルバトスに呼びかける。
「もっと…もっと…もっとよこせ、バルバトス」

三日月は、バルバトスから阿頼耶識でフィードバックされる情報のリミッターを解除し、機体とのシンクロを高めたが、その負荷に肉体が耐えられないということのようである。
そしてバルバトスが三日月の要求に応じたのは、バルバトスには機体を制御する人工知能が搭載されており、バルバトスには意志があるということかもしれない。

【クーデリアの演説】
アーブラウ議会では、蒔苗は自分の所信表明の時間を、クーデリアに与えたいという。
思わぬことに驚くクーデリアだが、「クーデリアさんなら出来るよ、きっと」というアトラの言葉に決意し、壇上に登った。

クーデリアは名乗り、蒔苗と交渉のため来たと言い、語り始める。
火星と地球の歪んだ関係を少しでも正そうと始めたこの旅で、世界中に広がるより大きな歪みを知った。そしてこの地もその歪みに飲まれようとしている。
だがここにいる議員たちは、その歪みを正す力を持っているはず。
そしてクーデリアは議員たちに呼びかける。
「選んでください、誇れる選択を。希望となる未来を!」

【オルガ、鉄華団に命令】
オルガはモビルワーカーで三日月の元に急行しながら、通信で鉄華団に呼びかける。
エドモントンの空には、タカキが飛ばした通信用ドローンが多数飛んでおり、オルガの声は団員たちによく聞こえた。

オルガは、蒔苗とクーデリアは議事堂に送り届けた、仕事は成功したと告げ、そして団員たちに呼びかける。
「だから…こっから先は死ぬな!
こっから先に死んだ奴らは、団長命令違反で俺がもう一遍殺す!
這ってでも、それこそ死んでも生きやがれ!

オルガの言葉に団員たちはニヤリと笑う。
救助されたラフタとアジーもオルガの言葉に耳を傾ける。

そしてトレーラーで移動するメリビットは複雑な表情だが、隣でハンドルを握る雪之丞は言う。
「あいつは指揮官として、この命令を出したかったんだ。ず~っとな。
『死ぬな生きろ』なんて、言葉にしちまえばあっさりしたもんだ。
けどよ、あいつにゃ言えなかった」

メリビットは無言だが、オルガの本心を知り、何かが心に届いているようである。

【バルバトス、敵機を撃破】
三日月はバルバトスで太刀を握り、グレイズアインに次々と鋭い斬撃を繰り出す。
アインはグレイズアインでどうにかかわすと、右足でドリルキックをバルバトスの左頬に浴びせる。

グレイズアインの猛攻に、三日月はまるで自分の顔面に打撃を受けたようにのけぞるが、これは阿頼耶識でバルバトスとのフィードバックを高めたため、バルバトスの受けたダメージを三日月が自身の痛みとして感じているということだろうか。

そしてグレイズアインは斧を振り上げ、「ネズミの悪あがきもこれで終わりだ~!」と叫んで振り下ろす。
その時、オルガが三日月に叫んだ。
「何やってんだミカ~!!」

オルガの声に、三日月は目を見開き、バルバトスの装甲をパージ。
身を軽くするとグレイズアインの攻撃をかわして跳躍。
瞬時に敵機の間合いに踏み込み、敵機の左腕をフレームごと斬り飛ばす。

これにアインは「モビルスーツの装甲をフレームごと!?」と驚愕。
そして三日月は「こいつの使い方…やっと分かった」とつぶやく。

アインはグレイズアインで「この…化け物がぁ~!」と叫びながら渾身の右ストレートを繰り出す。
が、三日月はバルバトスの太刀で敵機の右腕も斬り飛ばし、「お前にだけは言われたくないよ」とつぶやく。

そしてクランクとガエリオに呼びかけるグレイズアインのコックピットに、三日月はバルバトスの太刀を突き刺した。
グレイズアインは動作を停止、そして三日月はつぶやく。
「うるさいな。オルガの声が聞こえないだろ。」

【戦闘終結】
間もなく、エドモントン郊外のギャラルホルン部隊は鉄華団と停戦、戦闘は終結した。
そしてアーブラウ議会では蒔苗が新代表に再選された。

クーデリアは廊下で、自分とフミタンのネックレスを手のひらに乗せ、「これで終わったのでしょうか」とつぶやく。
アトラはクーデリアの手を握ると「うん。きっと」と答え、「クーデリアさん、格好良かったよ」と言うと微笑んだ。

一方、バルバトスとグレイズアインが死闘を繰り広げ、廃墟と化した区画。
三日月はオルガに尋ねる。
「ねえオルガ。ここがそうなの?俺達の本当の居場所」

するとオルガは「ああ。ここもその一つだ」と笑う。
三日月は沈んでいく夕日を眺めながら言う。
「そっか。綺麗だね」

【四日後】
それから四日後。
クーデリアと蒔苗の交渉は順調に進み、彼女の理想は具体的な第一歩を踏み出そうとしていた。

一方、ギャラルホルンではイズナリオが、マクギリスに亡命を勧められていた。
イズナリオはマクギリスに怒りの目を向ける。
が、マクギリスはイズナリオが身を引かなければ監査局は黙っておらず、実刑だけでなくファリド家断絶もあり得ると丁寧な口調で脅す。
イズナリオは「絶望から救い上げてやった恩義を忘れ、お前の先にもまた絶望しか待っていないぞ」と言い残して去った。
これにマクギリスは冷笑を浮かべる。マクギリスとしては、恩義を受けたつもりなどない、むしろイズナリオには怒りしか無いというところだろうか。

圏外圏では、テイワズ代表のマクマード・バリストンの屋敷を、火星の大富豪ノブリス・ゴルドンが訪れていた。
マクマードは、アーブラウ政府から鉄華団を軍事顧問として雇いたいとの打診が来たことを明かす。
するとノブリスは、ギャラルホルンに対する不信感はアーブラウ以外の経済圏にも広がっており、これから各経済圏はギャラルホルンに頼らない独自の軍備拡張を進めるだろうという。
これにマクマードは、「あんたも商売のやりがいがあるだろう」と凄みのある笑みを浮かべると、ノブリスは「鉄華団を手元に置いたあんたほどじゃないさ」と悪人面で笑う。
この二人、今後の軍需景気とハーフメタル自由化でさらに新しい儲けを期待しているようだが、この二人も今後いつまで無事でいられるだろうか。

ボードウィン家の屋敷では、アルミリアは兄ガエリオの死を悲しみ、ガエリオのために涙を流す。
これまでアルミリアはガエリオに手厳しかったが、あれは兄に甘えていたのであり、ガエリオもまたアルミリアを子供扱いしてからかっていたが、あれはガエリオなりに妹を可愛がっていたのだろう。
そんなアルミリアをマクギリスは抱きしめ、「君の涙をガエリオは望んではいないはずだ」と慰める。
現在マクギリスはアルミリアからの信頼絶大だが、そうそう上手くいくだろうか。

【メリビットと雪之丞】
エドモントン郊外の廃駅では、鉄華団は火星に帰る準備に追われていた。
少年兵たちのいつもと変わらぬ姿に、メリビットは雪之丞に言う。
「あの子達、もう戻れないんじゃないかって思ってました」

「何にだ?」という雪之丞に、メリビットは「子供に…」とこたえる。
すると雪之丞は「あいつらは、まだまだガキんちょさ」と笑う。

そして名瀬とアミダ・アルカも廃駅を訪れ、ラフタたちと再会。
名瀬は抱きつくラフタとエーコを労い、それを眺めるアジーをアルカは「かわいいねぇ、あんたは」と言い頭を撫でた。

【オルガと名瀬】
オルガは廃駅の隅で名瀬に頭を下げ、「いろいろ迷惑をおかけしました」と詫びた。
名瀬は「お前らはきっちり仕事をしたんだ。胸を張れよ」と言い、オルガが謝る必要などないという。

だがオルガは、家族をたくさん亡くしてしまったと言い、頭を上げようとしない。
これに名瀬は言う。
「お前いつか、俺に言った言葉は嘘だったのか?
『訳の分からねぇ命令で、仲間が無駄死にさせられんのは御免だ。
あいつらの死に場所は鉄華団の団長として』」

「俺が…作る…」

名瀬は拳をオルガの胸に当てていう。
「あいつらは、お前の作った場所で散っていった。
張れよ、胸を。今、生きてる奴のために。
死んじまった奴らのためにも。
てめぇが口にしたことは、てめぇが信じ抜かなきゃならねぇ。
それが指揮官としての…団長としての覚悟ってもんだろ」

オルガは頭を上げ、涙をにじませた。

【三日月とアトラ、クーデリア】
廃駅でアトラは三日月に気付き、戦闘での負傷はもう大丈夫なのか尋ねた。
すると三日月は淡々と答える。
右目がよく見えず、右腕がうまく動かない「だけ」であり、バルバトスに阿頼耶識で繋がっている時は動くので、まだ働けると。

アトラは「そっか…」と言い、三日月の壮絶な現状を受け入れた。

少し離れた場所では、年少組の少年兵たちがクーデリアを見つけ、「あっクーデリア先生!」と駆け寄り、何かを渡されて喜ぶ。
そしてクーデリアは三日月にもタブレット端末を渡し、「宿題です。帰りの船で勉強できるように」と笑う。

だがクーデリアは三日月の右腕に気付いて尋ねると、三日月は「ちょっと動かなくなった」とあっさりと答える。
言葉を失うクーデリアに、三日月は「泣くなよ。この手じゃもう慰めたりできないから」と言うが、アトラは「もう~違うでしょ!」というと、クーデリアと一緒に三日月の頭を撫で始めた。

困惑する三日月に、アトラは「三日月が大変なときは、私たちが慰めてあげるんだからね」という。
これにクーデリアも同意し、「そうですね。私達は家族なのですから」と笑う。

【三日月とオルガ】
夕方、廃駅の広場で、オルガは少年兵たちに初仕事の完遂を労い、鉄華団はもっと大きくなると今後の抱負を語り、「成功祝のボーナスは期待しとけよ!」と笑って演説を締めくくった。

そして、バルバトスの足元でオルガは三日月に尋ねる。
「なあミカ。次は何をすればいい?」

すると三日月は「そんなの決まってるでしょ」と小さく笑う。
オルガは「ああ。そうだな」と笑い、右手を上げる。
三日月も左手を上げて拳をつくり、オルガの右拳と軽くたたきあった。


おわり

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  • From: MAGI☆の日記 |
  • 2016/03/28(月) 05:41:09

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  • From: 新・00をひとりごつ |
  • 2016/03/28(月) 23:58:57

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