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機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 第27話「嫉心の渦中で」

  • 2016/10/09(日) 23:41:55

【感想概略】
今回は、冒頭では迫力あるモビルスーツ戦が描かれ、クーデリアと三日月、アトラとの再会が描かれ、大海賊団と敵対してしまうが理想に最短距離で近づくために戦いを決意するオルガの苦悩と覚悟が描かれ、鉄華団地球支部の古参メンバーと新入メンバー及びアーブラウ将兵との対立が描かれ、活動家ギョウジャンを手駒とする大富豪ノブリスの暗躍が描かれ、新兵ハッシュ・ミディが三日月と阿頼耶識に強いこだわりをもつ事情が描かれ、火星に勢力を拡大するため鉄華団に協力を要請するマクギリスの策略と、それを知りながらあえて海賊討伐に協力するラスタル・エリオンたちの内情の一端が描かれ、面白かった。

【三日月たち、海賊団を退ける】
前回、クーデリアたちの視察するハーフメタル採掘場を海賊「夜明けの地平線」団がモビルワーカーの大群及びモビルスーツで襲撃した。
クーデリアを警護する鉄華団は、モビルワーカーとシノたちの駆るモビルスーツ3機で応戦、敵を採掘場に近づけない。
が、敵のモビルスーツ別働隊が出現、採掘場に接近する。
その時、大気圏からシャトルが飛来、高高度から三日月の駆るバルバトスが飛び降りて着地、ソードメイスを抜くと敵モビルスーツ一機に斬撃を浴びせて撃破した。

そして今回、三日月はバルバトスで瞬時に敵機の間合いに踏み込んでソードメイスで弱点を一撃する戦法でさらに二機を撃破した。
三日月を産廃よばわりしていた新兵ハッシュはその圧倒的な強さに驚愕。
すると彼より一ヶ月先輩の巨体の整備兵デインは言う。バルバトスに阿頼耶識でつながった三日月は特別なのだと。

そして海賊団はバルバトスの加わった鉄華団を相手にするには戦力不足と判断し、撤退した。
シノたちはモビルスーツで追撃しようとするが、高高度からの着地という無茶な使い方をしたためかバルバトスが動かなくなってしまったので追撃は断念された。

【オルガとユージンとクーデリア】
オルガ、副団長ユージン、そしてクーデリアは苦悩していた。
大海賊団「夜明けの地平線団」に鉄華団が目をつけられてしまったからである。
クーデリアはひとまず桜農園に避難することになったが、オルガもユージンも「夜明けの地平線団」とまともにやりあって勝てる算段が思い付かない。
だがオルガは、遠くない未来に戦うことは避けられない、不可能を可能にしなければ鉄華団は終了だと覚悟を決めている様子である。

【クーデリア、三日月とアトラと再会】
クーデリアはオルガたちと鉄華団の本部に移動、三日月と再会した。
クーデリアは「お久しぶりです」と微笑み、三日月は「うん、久しぶり」と相変わらず素っ気ないが、これでも喜んでいるのだろう。
そこにアトラが現れ、クーデリアとの再会を喜ぶとブレスレットを渡した。それは三日月、アトラと同じものであり、アトラは「三人おそろい!いつでも一緒だよ」と笑う。
そしてクーデリアは、三日月の世話を焼くアトラの姿に好ましい笑みを浮かべる。
この三人の現在の関係は、親友同士というところだろうか。

【ユージン、トドと再会】
鉄華団の基地に、ちょび髭の中年男が訪れた。
かつてオルガたちを裏切って鉄華団を追放され、現在はマクギリスの部下となっているトドである。

応対するユージンは、トドの図々しさ、厚かましさにかなりムカついているようで「ああ~殺してぇ」とつぶやくが、トドは全く気にせず、「喜ぶ知らせがちゃ~んとあるだぜ、うちのボスからな」と胡散臭い笑顔で要件を切り出した。

【マクギリス、オルガに海賊団討伐を依頼】
トドの要件、それはマクギリスからオルガへの通信を取り持つことであった。
オルガはマクギリスと通信するが、「夜明けの地平線団」とのトラブルにどう対応するかで頭が痛いようで、忙しいのに何を依頼されるのかとその表情は引きつっている。

だがマクギリスから「夜明けの地平線団」討伐を切り出されると、マクギリスが鉄華団の状況を詳しく把握していることに舌をまき、そして海賊討伐を了承した。
オルガは、マクギリスを信用していないことを隠さないのだが、それでも引き受けることにマクギリスは「疑いながら、なぜ?」と尋ねる。するとオルガは「最短で目的にたどり着くために」と言うのである。

【オルガ、マクマードに海賊退治を申し出る】
オルガは通信で、テイワズ執務室のマクマード・バリストンに「夜明けの地平線団」討伐を提案、航路を脅かす海賊の排除、またテイワズ製モビルスーツのデモンストレーションにもなるとメリットを訴えると、マクマードはこれを了承した。

執務室に同席していたテイワズ専務取締役ジャスレイ・ドノミコルスは、マクマードが鉄華団に寛容だと不満を隠さない。
だがマクマードに「ならお前が行くか?」と言われると、焦った様子で「海賊なんてゴリゴリした奴らを相手にするのは、下の奴らで十分です…」と答え、「なら、文句はねえだろう」と言われるのであった。

【鉄華団地球支部の不協和音】
地球の鉄華団地球支部では、古参少年兵と新規メンバーとの間で不協和音が発生していた。
監査役ラディーチェ・リロトは、鉄華団火星本部が「夜明けの地平線団」との戦いのため、モビルスーツを始めとする物資の支援を求めてきたことに、地球支部の現状が分かっていないと不満であり、まとめ役のチャド・ダーンに再考を求める。
するとチャドは、鉄華団は一つなのだ、自分たちはオルガにどこまでもついていくと言い、理解を求めるが、ラディーチェは全く納得できない。

これは、火星本部が求める支援は、地球支部の任務に支障をきたすほどのものであり、もしアーブラウが軍事的危機にさらされたら契約通りの対応が出来ないかもしれないのだが、チャドたちは「オルガについていく」ということを行動の絶対的根拠とし、戦力不足は「頑張って」補えば良いと思っており、これがラディーチェには納得できないということに思える。

チャドは、地球支部の戦力を引き抜いても海賊団と戦わざるをえない鉄華団の状況をラディーチェに具体的に説明し、ラディーチェも何が問題なのかをチャドに説明すれば、もう少し互いに理解しあうことが出来ると思うのだが、今後どうなるのか、注目したい。

【タカキとアストン】
地球支部の実戦部隊では、元ブルワーズの少年兵アストンがアーブラウ正規兵たちに「ここでは鉄華団のやり方に従ってもらう」とぶっきらぼうに言い、これにアーブラウ兵が腹を立て、タカキが間に入って何とか収めていた。

この後、タカキは妹フウカと暮らすアパートにアストンを招き、フウカの夕食を振る舞う。
怒られるかと思ったというアストンにタカキは、アーブラウ正規兵たちにもプライドがあるのだと言い、例え鉄華団が教える側であっても相手の自尊心を尊重して接するよう諭す。

ブルワーズでは奴隷として戦いに駆り出され、ろくな食事を与えられず、長らく優しくされたことのなかったアストンは、アストンの自尊心を尊重するタカキの優しさ、タカキとフウカの温かな関係に、何かを感じている様子である。

【ハッシュ、モビルスーツの搭乗を申し出る】
鉄華団の火星本部の食堂、アトラたちと夕食中の雪之丞に、新兵ハッシュはモビルスーツに乗せてほしい、必要ならば阿頼耶識の手術も受けると申し出た。

これに雪之丞は、17歳のハッシュは阿頼耶識の手術を受けることは出来ないと言う。
そしてアトラは、阿頼耶識の手術は下手をすれば死んでしまうと言い、ハッシュの前に立ち塞がり、強行に反対する。

ハッシュはアトラに苛立ち、払いのけようと腕を振り上げるが、その腕を三日月が掴んだ。
三日月は「これは、何?」と言いながら腕に力を入れていくと、ハッシュは激痛に苦しみ始める。そしてアトラにとりなされ、雪之丞にそのくらいにするようなだめられ、ようやく腕を離し、アトラがいじめらられているのかと思ったと言い、ハッシュにゴメンと一言詫びるのであった。

【ハッシュの過去】
鉄華団基地の外れに一人でいるハッシュに、巨体の整備兵デインが声をかけ、死ぬのは怖くないのかと尋ねた。するとハッシュは死ぬことは怖いが、それ以上に怖いことがあると言い、過去を語り始めた。

元々ハッシュはスラム街の孤児で、同じ孤児たちと肩を寄せ合って日銭を稼いで暮らしていた。そんなハッシュたちの兄貴分がビルス少年であり、ビルスはハッシュたちにもっと楽をさせたいとCGSに入隊した。
だが間もなく、腰から下が動かなくなったビルスが帰ってきた。
阿頼耶識の手術に失敗したのだという。

ハッシュは寝たきりのビルスの世話をし、明るく接し、ビルスはすげえんだ、特別なんだと言い、すぐによくなると元気づけた。
だがビルスは、自分より小さな少年は阿頼耶識の手術を三回受けても大丈夫だったが自分はだめだった、自分は特別などではなかったと言い、「こんなお荷物に、産廃になっちまってごめんな…」と詫び、自ら命を絶った。

そしてハッシュはデインに言う。
「だから俺が次のビルスにならなきゃなんねえんだ。俺は絶対にモビルスーツに乗ってみせる。そして三日月・オーガスを超えて見せる。」

【アリアンロッド艦隊、火星へ】
ラスタル・エリオン率いるギャラルホルンのアリアンロッド艦隊は、火星に向かって航行していた。マクギリスの申し出た火星の海賊退治に参加するためである。
艦船ブリッジのイオク・クジャンは、火星で海賊相手に戦うことになるとはとつぶやき、不満そうである。
すると脇に控えるパイロット、ジュリエッタ・ジュリスは、「ご安心下さい。イオク様は私が守ります」と言い、イオクには何の思い入れもないが、ラスタルの恩義に報いるため、必ず守ると言う。

一方、ラスタルはモビルスーツデッキで、仮面の男に情報提供の礼を言う。
すると仮面の男は、ラスタルに答えるかわりに、仮面の目のあたりがギラリと光るのであった。

【予告】
次回「夜明け前の戦い」

次回は、まずは圧倒的大兵力の海賊団と鉄華団との戦いに期待したい。

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評価 ★★★ これ、三日月の匂いだよ? 血みたいな匂い           

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  • 2016/10/14(金) 02:25:45

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