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風林火山 第34回「真田の本懐」

  • 2007/08/26(日) 23:56:21

勘助、甲斐へ帰還!
真田幸隆、村上方の部将・常田隆永を調略!
常田の離反により、砥石城陥落!

【感想概略】
今回は、武力による力攻めではなく、謀略による敵軍の切り崩し、それも敵方の部将を血縁に訴えて寝返らせると言う、戦国日本独特の頭脳戦が楽しめた。

真田幸隆、忍芽も格好良かった。

そして、自分自身は全く得をしていないのに真田の旧領回復を心から喜び、決して嫉妬したりしない相木市兵衛は、実は大したものなのではないかと思った。

【勘助帰還】
勘助が、越後からようやく帰還した。
信濃の武田軍本陣に出頭すると、諸将はそれぞれ勘助の生還を喜んだ。
久々に登場した、あの小山田信有も、憎みきれぬわと、苦笑しながらも喜んでいた。

小山田信有は、史実では砥石城攻略戦で重傷を負い、その傷が元で2年後に死去したそうなのだが、「風林火山」では元気そうであった。
小山田の今後も気になるところである。

【勘助、長尾景虎について報告】
早速、勘助は長尾景虎の人物について晴信と諸将に報告する。

景虎は、武将であるが、その内面はむしろ僧侶に近い。
仏法に深く帰依し、他国を侵す野心を持たず、正義のために戦う。
天下をあるべき姿に戻すことが、景虎の望みである、と。

武田家の重臣たちは、自分たちの想像を超えた景虎の人物像に、目がまん丸。
勘助の言葉なので事実とは思うが、にわかには信じられない様子である。

晴信は、勝てるか?と勘助に問う。
勝ちまする、と力強く答える勘助である。

これが、やがて訪れる長尾家との戦いを盛り上げてくれるのであろう。

【真田、武田家中で孤立】
晴信は、諸将の前で、砥石城攻略戦の大敗を「儂の軍配ちがいであった」と言う。
が、軍議の後、馬場信春は勘助に、今回の敗戦は真田の失策、真田の所領回復は終いじゃという。

【真田の妻と友、真田を庇う】
早速勘助は、松尾城の真田幸隆を尋ねる。
策士策に溺れましたな、という勘助に、忍芽は夫を非難するなら帰れと言う。
相木市兵衛は、今回の知恵は儂が真田どのに授けたものじゃ、儂を責めろ!さあ責めろ!と真田幸隆を庇う。
妻にも友にも恵まれている真田幸隆である。

【勘助、策を真田に提案】
勘助は、砥石城攻略の策があるという。
すると真田、調略も用いず砥石城をとれるなら、早う教えてくれ、と勘助につめよる。

勘助は困った顔で、自分の策とは、調略により村上方の有力武将を味方として砥石城を攻略することだというと、途端にがっかりした顔になる真田である。
忍芽と相木市兵衛も、勘助の平凡なアイデアを罵倒。

ここら辺、いつの間にか、真田方と勘助の立場が逆転するところがコミカルでおもしろかった。

【勘助の策】
勘助の策とは、村上方の武将・常田隆永の調略である。

この常田、真田幸隆の実弟だが、自分なりの信念に基づいて武田と戦っているようで、弟だからこそかえって説得が難しいところがあった。

勘助は、真田兄弟の主家筋である海野家の再興を、常田帰順の交換条件とすることを提案する。
信濃の豪族・海野家は武田に敗れて上州へ逃れ、先代はそこで死んだが、忘れ形見の娘がいた。

この亡主の姫を守っているのは、忍芽の兄・河原隆正であった。
この河原、かつて真田が武田への臣従を決意した時、真田を罵倒した部将である。

【真田幸隆、晴信へ進言】
真田幸隆は、海野家再興を交換条件に、常田隆永を帰順させる策を、晴信に進言する。
晴信は、自分の次男を海野家の姫と娶わせ、海野家を再興させてはどうかと提案。
婿としてこの上ない人選に、恐縮する真田であった。

【真田、使者を送る】
真田は早速、海野家の姫を守る河原隆正の元へ使者を送る。
だが、半月たっても使者は戻らず、何の便りもなかった。

忍芽はある決意をし、長子・源太左衛門と共に、松尾城を出立。
何と常田隆永の陣を訪れるのである。

そこには、かつての真田家臣・深井もいた。
忍芽は、深井に誰もそなたを怨んではいません、というが、深井はいまだ心が痛むようである。

【忍芽と源太左衛門、常田と対面】
常田は、忍芽と源太左衛門には親族の情を抱いているが、それ以上に自分たち滋野一族を没落させた武田と、武田に下った兄・幸隆が許せぬらしい。
兄への怒りに震え、二人に帰れという常田である。

だが忍芽は引き下がらず、自分の命で、夫を許して欲しいと訴える。
常田は、これも情に訴える兄の姑息な策とますます怒り、自分の脇差を二人に差し出した。

忍芽は脇差を握り、喉に向けて躊躇なく突き上げた。
が、寸前で刃は止められた。

割って入ったのは深井であった。
真田を裏切ったはずの深井だが、忍芽の覚悟は本物と必死で訴える。

そこへ、何と真田幸隆が河原隆正を伴い、常田の陣を訪れた。

【常田、真田の訴えを受け入れる】
真田と不仲だったはずの河原隆正だが、驚いたことに、真田のため、必死で常田に訴えはじめた。
河原は、上州の滋野一族は、長野業政の説得により、信濃の海野家再興を支持したと告げ、常田に理解を求める。

真田幸隆は、武田は滋野一族を滅ぼそうとしている訳ではなく、滋野一族の力を借り信濃を平穏に治めたいのであり、村上にその力は無く、共に勝つため、味方になってほしいと常田に訴える。

常田は、幸隆の訴えを受け入れた。
海野家が再興されるとなれば、もはや常田が武田と戦う理由はない。
そして目の前で、忍芽の覚悟、幸隆の人望の厚さを見て、長年の兄への誤解が解けた、というところであろうか。

【幸隆、忍芽に熱愛】
松尾城で、幸隆は忍芽と源太左衛門を怒鳴りつけていた。
だがそれは、心配の裏返し。
「そなたを失っては、わしが生きてゆけぬ」と忍芽にラブラブ発言の幸隆である。
これには14歳ほどの源太左衛門、ちょっと居心地が悪そうだった。

だが幸隆、忍芽と源太左衛門を抱きしめ、二人が大事であることを示すのであった。

【砥石城陥落】
再び砥石城攻略が行なわれ、村上方の部将・須田新左エ門の降伏により、砥石城は陥落した。
村上義清の本軍は、本拠地を守るため撤退。

そして小笠原長時は、京へ去った。
最後に、自分が家臣領民にとって良い主君ではなかったことを自覚したことが、せめてもの救いであろうか。

小笠原長時は、意外と村上義清の足を引っ張らなかったが、このくらいで丁度良かった気がする。

【真田、旧領回復】
この戦勝により、真田幸隆はかつての旧領の統治を、晴信から認められた。
僚友・相木市兵衛は、友の悲願実現を我が事のように喜ぶ。

自分は全く得をしないのに、友のために力を尽くし、友の成功を喜ぶ。
相木はまさに真の友である。

旧領へ帰還した真田幸隆と忍芽は、策を授けてくれた勘助に頭を下げた。
三人は足元の墓に気付き、村上方の墓であろうかと手を合わせる。

ここら辺では、戦争で勝利して幸せになっても、その一方で敗れた敵軍は人命・領地・財産を失い、人的物的損失と怨みばかりが残り、新たな戦争の火種となるという、乱世の肯定できない側面が、美化されずに描かれていた。

勘助は、墓の基部に、小さな摩利支天の像があることに気付く。
それは平蔵が持っていたものであった。

これもまた、何かの伏線となるのだろうか。

【ちょこっと登場、景虎と宇佐美】
ラスト、長尾景虎と宇佐美定満が登場。
砥石城攻略の成功を喜び、二人で微笑みあっていた。


【次回予告】
次回は、武田内部の権力闘争のお話のようである。
「なぜ欲に屈するのじゃ?!」と景虎に怒られそうなドロドロドラマが展開されるのであろうか。

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  • From: 一言居士!スペードのAの放埓手記 |
  • 2007/08/27(月) 16:30:36

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