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機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 第33話「火星の王」

  • 2016/11/21(月) 00:38:00

【感想概略】
今回は、アーブラウとSAUとの紛争が正式に終結し、ギャラルホルン内のマクギリスとラスタル・エリオンとの権力闘争が一区切りとなり、クーデリアは蒔苗からの、地球に残って人脈を受け継がないかとの申し出に結論を出し、オルガはマクギリスからの、覇業が成就した暁にはギャラルホルン火星支部の全ての権益を鉄華団に譲りたいという申し出に結論を出し、そしてタカキは自分が守りたいもの、何をおいても大事にしたいものは何かに結論を出すお話であり、見応えがあり、面白かった。

【紛争終結】
アーブラウとSAUの紛争から一ヶ月後。
両経済圏は和平調停を受け入れ、紛争は終結した。

これを受け、ギャラルホルンの有力者会議が開かれた。
会議の席上、イオク・クジャンは、経済圏同士の対立が武力抗争にまで発展したのは地球外縁軌道統制統合艦隊の司令マクギリスの失態と追求する。
これにガルス・ボードウィンは、マクギリスだからこそこの程度で済んだと取りなす。

今回のマクギリスとラスタルの権力闘争は、マクギリスは権威が後退、ラスタルはガラン・モッサを失い、双方それぞれダメージがあり、痛み分けというところだろうか

【ラスタルとマクギリス】
会議の後、ラスタルはマクギリスに声をかけ、今回の騒動はマクギリスでなければ収拾できなかっただろうとぬけぬけと賞賛する。
だがマクギリスは、騒動がおこった事自体が自分の失態だとあくまで謙虚である。
するとラスタルは、「君も大人になったものだな」と笑う。

ラスタルが思い出すのは、マクギリスとの出会いである。
若い頃、ラスタルはギャラルホルン庁舎の中庭のベンチで本を読む金髪の少年に気付いた。美形だが、人を拒むような鋭い目の少年である。
すると副官は、イズナリオが養子を迎え、そのあいさつ回りをしているのだと説明。
これにラスタルは例の妾の子かと納得するが、副官は少年とイズナリオに血のつながりは無いとの噂だと言う。

興味を惹かれたのか、ラスタルはマクギリス少年に声をかけ、「何を読んでいる?」と覗き込むが、襟元からのぞく虐待の痕に気づいた。
ラスタルは一瞬表情を曇らせるが、しゃがみ込んでマクギリスを見上げた。
見ず知らずの少年であっても、不幸な傷を見ないよう配慮する紳士なラスタルである。

そしてラスタルは、マクギリスを見上げながら何かほしいものは無いかと声をかける。
するとマクギリスは険しい表情で立ち上がり、「バエル」とこたえた。

この答えに、剛毅なラスタルも驚愕した。
バエルとは、悪魔学における72人の悪魔の一人、66の軍団を率いる序列一番の王とのことだが、厄祭戦のおけるガンダムの一機だろうか。

そして現在。
ラスタルはマクギリスに、君には今でも驚かされる、イズナリオ失脚は見事だったと面白そうに笑う。
マクギリスは何のことか分からないとしらを切るが、ラスタルは構わず、君の原動力は私怨だと思っていた、だがイズナリオが失脚した今、君はギャラルホルンで一体何を成し遂げたいのかと問う。

【鉄華団地球支部撤退の事務作業】
鉄華団は地球から撤退することになった。
鉄華団地球支部のオフィスでは、火星から来たオルガとメリビットとクーデリア、ユージンとアジー、そしてタカキが席について、事務資料の整理を行なっていた。

だが帳簿など事務資料についてはラディーチェでなければ分からないことばかり。
地球支部はラディーチェに頼り切りだったことが改めて突き付けられた。

これにタカキは複雑な様子であり、オフィスを出ていってしまう。
残されたユージンは、「タカキのやつ、相当きてんな」といい、タカキが今回の騒動について自責の念を抱き、苦しんでいることを案ずる。
そしてクーデリアはタカキに、何かを思っている様子である。

【タカキとクーデリア】
タカキは格納庫で座り込んでいると、三日月が「しけた顔してんね」と声をかけてきた。
これにタカキは、自分は鉄華団失格だ、ラディーチェの嘘を信じ、怪しい者を信用してその命令にしたがって戦い、多くの仲間を犠牲にしてしまったという。

すると三日月は、タカキはオルガの命令と思い、自分に与えられた仕事を果たしただけ、それに裏切者ラディーチェのけじめもつけ、騙されたとはいえ犠牲者を出した責任もとったと言う。
三日月としては心からそう思っているのであり、だからタカキはこれ以上苦しむことはない、またこれから頑張ればいいのだと励ましているのだろう。

その時三日月は、倉庫の扉の影にクーデリアがいることに気付き、オルガの現状を尋ねると倉庫を立ち去った。

クーデリアはタカキの前にしゃがみ、同じ目線で語りかける。
選択肢は無限にあるが、選べるのは一つだけである。
そして一つを選び取るのは誰にとっても難しいことである。
だが、多くのものを見て知識を深めれば、誰かの指示に頼らずとも、物事を判断し、選択する力が生まれる、と。

タカキはクーデリアの言葉に、自分で判断し、選択するということに、何かを思っている様子である。

【ジュリエッタとヴィダール】
アリアンロッド艦隊のモビルスーツデッキでは、ジュリエッタ・ジュリスはモビルスーツに搭乗してシミュレーターでの訓練に励み、戦闘条件をもっと厳しくするよう整備兵に依頼すると一旦機外に出た。

そこに仮面の男ヴィダールが「熱心だな」と声をかけてきた。

これにジュリエッタは言う。
自分の戦闘技術はヒゲのおじ様に教え込まれたもの、そして身寄りのない自分をヒゲのおじ様はラスタルに推薦してくれた、自分は二人への恩返しのためにも強くあらねばならいと

するとヴィダールは、君のような人間を知っている、尊敬する上官に拾ってもらった恩を忘れず、上官の存在を誇りとして戦い抜いた、というのだが、どう聞いてもアインのことである。

ジュリエッタは、その方はどこにいるのかと尋ねると、ヴィダールは「近くにいる」とこたえた。
ジュリエッタは「そのような立派な方とお知り合いとは。あなたは想定していたより、まっとうな方なのかもしれません」という。
ジュリエッタとしては、ヴィダールのことはラスタルに依怙贔屓されて気に入らなかったが、話してみると意外と共感するところがあるので、段々と好ましく思うようになってきている、というところだろうか。

するとヴィダールは「君は想定していたより、シンプルな精神構造をしている」と言い、ジュリエッタがそれは褒めてもらっているのだうかと尋ねると「もちろん」と肯定した。
これにジュリエッタは得意げに笑って礼を言うのであった。

ヴィダールもまた、ジュリエッタの裏表のないところ、恩人を大事に思い、恩を返すために頑張るところに危うさと同時に好ましさを感じているようである。

【マクギリス、オルガと面会】
鉄華団地球支部に、トドの運転するリムジンに乗って、仮面の男モンタークがやって来た。

応接室でモンタークは仮面を外してマクギリスの素顔をさらし、オルガと対面した。
マクギリスは今回のアーブラウとSAUとの紛争での礼を言い、引き続き今後も力を貸してほしいという。
これにオルガは「もちろん、筋は通す。しかし…」と言い、躊躇する様子である。
マクギリスが「見返りにくらべ、犠牲が大きすぎると?」と問うと、オルガは率直に尋ねる。
ギャラルホルン同士の争いに自分たちごときが役に立つとは思えない、なのに何故自分たちを過大評価するのかと。

するとマクギリスはこたえる。
自分は火星で戦う鉄華団の少年兵たちを見たとき、その圧倒的な生命力をもって戦う姿に、ギャラルホルンの創始者「アグニカ・カイエル」を見た。自分は鉄華団とともにあれば、必ずやギャラルホルンのトップに立てると確信していると。

そしてマクギリスはオルガに申し出る。
自分がギャラルホルンを掌握した暁には、ギャラルホルン火星支部の権限全てを鉄華団に譲り渡そう、それは鉄華団が火星を支配するということであり、君たちは火星の王になるのだと。

【タカキとフウカ】
フウカは、タカキとアストンと自分の三人で写った写真を眺めることが多くなっていた。

タカキはそんなフウカを気遣い、フウカを守ろうと気を張り続けていた。
だがタカキの負った心の傷も深く、ついにフウカの前で、誰にも言えなかったアストンへの自責の念を口にしてしまう。
自分たちはアストンと出会わない方が良かったのだろうか、アストンに最後に辛い思いをさせてしまったのではないかと。

フウカは一瞬驚くが、立ち上がるとタカキの頭を抱きしめて言う。
「私…お兄ちゃんと、アストンさんと三人でいられて、楽しかったよ。ずっと忘れないでいたいよ。だから、お兄ちゃんまで私の前からいなくならないで」

【オルガ、マクギリスの申し出を鉄華団主要メンバーに相談】
鉄華団地球支部の応接室に、オルガは主要メンバーとクーデリアを集めた。
そしてマクギリスからの、ギャラルホルン火星支部の権限を移譲する、鉄華団は火星の王になるという申し出について伝えた。

これにユージンは、あまりの話の大きさに「俺、脳みそが追っつかねえ…」と頭を抱える。
そして三日月は、オルガはどうしたいのか尋ねた。

するとオルガはこの話に乗りたい、無論テイワズとの関係もあるので名瀬に話しを通した上で考えるが、クーデリアの説く火星独立を考えても最高に好条件に思える、「地位も名誉も、全部手に入れられるんだ、俺たちの上がりじゃねえのか?」と皆に問う。

すると三日月は「オルガがそう望むなら」とあっさり同意。
ユージン、昭弘、チャドもオルガの考えに同意する。

だがタカキは、自分は一緒には行けない、鉄華団を辞めると言う。
驚くユージンたち、そしてオルガにタカキは言う。
オルガが自分たちの未来の為に色々と悩み、考えてくれることは分かっている。
それでも自分は、フウカを泣かせたくない。
火星の王になれば、大きな幸せが待っているのかもしれない。だがそのことで、今そばにある幸せを捨てなければならない。自分にはそれが出来ないと。

オルガはタカキの選択を笑って受け入れ、長い間鉄華団に尽くしてくれたことに礼を言うのだった。

【チャド、昭弘、タカキに礼を言う】
会議の後、チャドはタカキに、オルガが地球でいい仕事がないか探してくれるという。
タカキは鉄華団を辞めることにどうしても後ろめたさを感じてしまうのだが、チャドはタカキに、地球支部はタカキのお陰で本当に助かったと礼を言い、「離れても俺たちはずっと家族だよ」と笑う。

すると三日月が「いや違うよ。タカキの家族はフウカだけでしょ。俺達のことは気にしなくていいから」といって立ち去った。
タカキを突き放したともとれる発言である。
だが昭弘はタカキに、あれは三日月なりの優しさなのだ、これからは鉄華団のことは気にせず妹との生活を大事にするようにといい、そしてアストンと仲良くしてくれたことに礼を言うのだった。

【クーデリアと蒔苗】
クーデリアは、蒔苗を見舞い、そして火星に帰ると言い、地球に残り蒔苗の築いた人脈を受け継ぐという申し出を断った。

クーデリアは蒔苗に言う。
自分としては、蒔苗に学びたいことはたくさんある。
だが例え間違った選択であっても、自分も鉄華団も、選ばなければならないときが既に来てしまったのだと。

【タカキとフウカ、家路につく】
間もなく、鉄華団は地球を去った。

夕方、ランドセルを背負ったフウカは、スーツ姿のタカキを見つけると「おかえり、お兄ちゃん」と笑う。
そして二人は家路につく。
タカキは新しい職場環境とまだ慣れない仕事に少し疲れた様子だが、真面目で努力家で温和なタカキならば、きっとやっていけるだろう。

【予告】
次回「ヴィダール立つ」

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