1. 無料アクセス解析

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 第35話「目覚めし厄災」

  • 2016/12/05(月) 01:14:04

【感想概略】
今回は、テイワズの事実上のナンバーツー、ジャスレイが鉄華団と名瀬の足を引っ張るためにギャラルホルンのセブンスターズへ情報を流し、鉄華団のレアメタル採掘場で発掘された謎の兵器は、かつて厄祭戦で猛威をふるった無人の殺戮兵器モビルアーマー及びその付属品であること、そしてモビルスーツはモビルアーマーを倒すためだけに作られたものであることが明かされ、そのモビルアーマーを確認するためマクギリスは自ら火星に行き、オルガたちと採掘場を訪れるが、そこにイオク・クジャンの率いるモビルスーツ隊が乱入、マクギリスを拘束しようとするが、イオクのモビルスーツを検知してモビルアーマーが目覚めてしまい、というお話であり、面白かった。

【ジャスレイ一味の仁義なき集会】
今回のお話はテイワズの本拠地、超巨大宇宙船「歳星」の豪勢な屋敷からはじまる。

ここではテイワズの事実上のナンバーツー、ジャスレイと舎弟たちが、名瀬と鉄華団の悪口を言いながら酒を飲んでいた。
舎弟たちは、鉄華団のオルガがマクギリスの仲立ちで火星の有力者たちと会っていることに「名瀬が裏で手を引いてんじゃねえのか!?」「ジャスレイの叔父貴、名瀬と鉄華団に好き勝手やらせていいんですかい!?」と吼える。

これにジャスレイは「いいわけねえだろうが!?」と激怒。
が、策は既に考えているようで、ギャラルホルンのセブンスターズとつながりがあるのは鉄華団だけではない、彼らと渡り合う情報があればと真顔で言う。

まさに極道の内部抗争であり、「ガンダム」というよりは「仁義なき戦い」の世界である。

【ヤマギたち、謎の機体を調査】
同じく歳星の整備区画では、テイワズの老整備長と、鉄華団のヤマギ、そしてタービンズのエーコたちが、火星のハーフメタル採掘場で発掘された謎の機体を調査していた。
だがテイワズの記録にも、該当する機種の記録は無く、またこの機体には操縦室すらなく、生き字引のような老整備長にも調査はお手上げである。

するとエーコは、ではギャラルホルンに調べてもらってはどうか、鉄華団はマクギリスと組んでいるのだから頼めるのではと言う。
これに老整備長も同意、ヤマギはさっそく火星鉄華団本部に連絡するのである。

【マクギリス、火星に向かう】
マクギリスは、鉄華団から調査を依頼された謎の機体の正体を知ると驚愕、直ちにオルガに連絡し、その機体の出土した場所のさらに奥に巨大な機体が埋まっていると聞くと、すぐに発掘を中止することを依頼した。

訝しむオルガにマクギリスは、その巨大な機体は数億の人命を奪い、文明を滅ぼした兵器「モビルアーマー」であり、調査依頼された機体はモビルアーマーの付属品なのだという。
マクギリスのただならぬ様子に、オルガは発掘中止の依頼を了承する。
マクギリスはオルガに礼を言い、そして自分もただちに火星へ向かうという。
これにはオルガが驚愕である。

このマクギリスの動きを、ジャスレイの舎弟の一人が早速かぎつけ、ジャスレイに報告した。
ジャスレイには、ギャラルホルンの大物マクギリスともあろうものが内密に、「火星ごとき貧しい植民地」へ向かうことは理解し難い。が、マクギリスの隠密行動の情報は彼の政敵への手土産には十分と悪そうな笑みを浮かべる。
またジャスレイには、火星で出土した機体に何の価値があるのかさっぱりわからないが、手土産は多いほうが良いだろうと全て資料にまとめさせるのである。

【ラスタル、マクギリスの隠密行動を知る】
間もなく、イオク・クジャンの実家に、マクギリスの隠密行動を密告するメールが届いた。差出人は、イオクの父の代につながりのあった商社、JPTトラストであり、早速イオクはこれをラスタル・エリオンに報告した。

ラスタルはイオク宛に送られた資料の一つ、鉄華団のハーフメタル採掘場から出土した無人機の写真に目を止め、それがモビルアーマーとともに運用されていた無人ユニット「プルーマ-」と気付き、少し驚いた。

一方イオクは、プルーマ-のこともモビルアーマーのことも知らなかったようで、モビルアーマーとは厄祭戦を引き起こした巨大兵器と聞くと驚愕する。
だがジュリエッタが、ギャラルホルンの兵士なら知っていて当然の知識とジト目で言うと、「も、もちろん知っていたさ!」と引きつり笑顔で断言するのであった。

すると一緒にいた仮面の男ヴィダールは言う。
プルーマ-があるのなら、モビルアーマーも火星にあるのかもしれない。となるとマクギリスの狙いはモビルアーマーを倒した勇者だけに与えられる最高の称号「七星勲章」ではないか。そもそもセブンスターズの席次は七星勲章の数で決まったと言われているが、マクギリスが七星勲章を得れば300年ぶりに席次が変わる可能性が出て来ると。

ラスタルはヴィダールの推測を一理あるとみなす。
するとイオクは「そんなこと、断じて許してはなりません!」と言い、マクギリス追跡を志願するのである。

一方、ラスタルは、情報をもたらしたJPTトラストの代表は、テイワズのナンバーツー、ジャスレイであることを知ると、テイワズ内にはマクギリスと鉄華団が手を組んだことに不満を抱く一派がいるらしいことに興味を抱く。そしてジャスレイの名を覚えておこうとつぶやくと不敵な笑みを浮かべるのである。

【鉄華団の給料日】
火星の鉄華団の給料日、団員たちは給料の多さに驚いていた。
これにメリビットは、命をかけて戦ってくれる家族には、筋を通してきっちりその分の報酬を渡すというオルガの方針によるものだと笑顔で説明する。それだけ命のかかった危険な仕事ということなのだろう。

さっそくシノは夜の街に繰り出そうとユージン、チャドを誘う。
が、ユージンは愛は金じゃ買えねえと気付いたと言ってシノの誘いを遠慮する。
チャドは、メリビットと雪之丞が付き合っていることがまだショックのようで、「そうなんすか?メリビットさん」と尋ね、肯定されると自分もシノの誘いを遠慮した。
一方、新兵ザックはシノに付き合うと名乗りを挙げ、夜の店にとても詳しいという一面を見せるのである。

新兵ハッシュは、三日月とアトラが席を立ち、二人でどこかへ向かうことに気付くと後をつけた。そしてアトラと三日月が自動車に乗り込み、クーデリアのところへ向かおうとしていることを知ると、「三日月さん行くなら俺も行きます」と自分も強引に車に乗り込んだ。惚れ込んだら人に何と思われようと気にしない一途なハッシュであるが、三日月は「うざい」と迷惑そうである。

【三日月たち、クーデリアを訪ねる】
アドモス商会のオフィスを訪れた三日月たちを、クーデリアの秘書兼事務員のククビータは笑顔で迎えた。

広くは無いが小奇麗な応接室の壁には、プラントの写真、孤児院の写真など様々な写真が飾ってあり、ククビータは全てアドモス商会が行っている事業なのだと笑顔で説明する。その中には、フミタン・アドモス小学校と書いてある写真もある。これにはアトラは少し悲しそうな笑顔を浮かべ、三日月も決して平静では無いようである。

ククビータは笑顔で説明する。
この小学校は学費無料であり、給食も出る。そうすればあなた達のような、食べるために働かざるをえない子供たちを減らすことができる。全ての子供たちが平等に勉強できる場所があれば、将来的には戦争自体を無くすことだってできるかもしれませんよと。
だが三日月は、そうなったら自分は何をして働けばいいのだろうとぽつりと言う。

間もなく、クーデリアが現れ、久々に三日月、アトラと談笑する。
そこでハッシュは、三日月とアトラが、給料をクーデリアに管理してもらっていることを知った。
ハッシュは少し驚くが、三日月が金の使いみちは無いので預かってもらっていると言うと、確かに本部にいれば衣食住は出してもらえると納得した。
そしてアトラに「ハッシュも預かってもらう?」と言われると「そっすねえ…」と別にそれでもいいかと思っている様子である。
そんな三日月、アトラ、ハッシュを、クーデリアは少し悲しそうな笑みを浮かべて見つめる。

三人を見送ったあと、ククビータはクーデリアに言う。
クーデリアの言うとおり、あの子たちは無欲という訳ではないのに、お金の使い方すら分からない。彼らはあまりに何も知らなすぎる、そのためにも学べる場が必要だと。

クーデリアは「私はそう思っています。でも…」と言い、複雑な様子である。

【モビルアーマー起動】
火星の鉄華団本部を、マクギリスと副官・石動が訪れた。
お忍びなので、二人ともギャラルホルン制服ではなく、スーツ姿である。
これをオルガたちは出迎え、早速マクギリスを案内してモビルアーマーが埋まっている採掘場に向かった。
護衛は全てモビルワーカーだが、これは、モビルスーツの存在を検知してモビルアーマーが起動する可能性があるためである。道々マクギリスはオルガたちに、モビルアーマーは全自動の殺戮兵器であり、モビルスーツはモビルアーマーと戦うためだけに作られた兵器であることを説明する。

間もなく、オルガ一行は採掘場に到着、マクギリスはすり鉢状に掘られた巨大な穴の底に、一部分が露出するモビルアーマーをその目で見た。
その時、衛星軌道上からギャラルホルンのモビルスーツ隊が、巨大な盾を断熱材に地表に降下してきた。
イオク・クジャンの指揮する部隊である。

イオクはモビルスーツの狙撃砲をマクギリスに突き付けて、自信満々に言う。
「貴公がモビルアーマーを倒して七星勲章を手にし、セブンスターズの主席の座を狙っていることは分かっている!」

マクギリスはイオクの言葉に、「そんな誤解をしていたのか」と苦笑する。
が、イオクは「誤解ではない!」と断言、マクギリスに向かってモビルスーツを歩かせ始めた。
これにマクギリスは、それ以上モビルスーツを近づけないように言うのだが、イオクは聞き入れず、モビルスーツの歩みを進める。
どうもイオクは、モビルアーマーはモビルスーツを検知して起動することを知らないように思えるのだが、そんなイオクを差し向けたラスタルは何を企んでいるのだろうか。

その時、大量の土砂に埋まっているモビルアーマーが動き出し、地面を叩き割り、地表に禍々しい全身を晒す。
そして空に向かって光線を発射した。
「鉄血のオルフェンズ」では初の光線兵器であり、これまでの兵器との異質さを伺わせる。

【予告】
次回「穢れた翼」
圧倒的戦闘力のモビルアーマーを前に、モビルスーツの無い状態で、オルガたちはこの危機をどうやって乗り切るのか。次回も注目したい。

この記事に対するトラックバック

この記事のトラックバックURL

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ #35「目覚めし厄祭」

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズの第35話を見ました。 #35 目覚めし厄祭 「来月にはまた獅電が3機、その後には歳星に預けてあったガンダムフレームが届くことになってる。それまでに配置転換訓練の完了、並びに各モビルスーツの稼働状況を90%オーバーにすること。以上が団長からの指示だ。質問は?」 順調に戦力を増強した鉄華団にマクギリスから火星の鉱山で回収した存在に手出し...

  • From: MAGI☆の日記 |
  • 2016/12/05(月) 09:23:21

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ ♯35「目覚めし厄祭」

評価 ★★★ じゃあ……やめとく……           

  • From: パンがなければイナゴを食べればいいじゃない |
  • 2016/12/10(土) 21:48:57

この記事に対するコメント

この記事にコメントする

管理者にだけ表示を許可する