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機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 第42話「落とし前」

  • 2017/02/05(日) 21:31:02

【感想概略】
今回は、鉄華団はジャスレイの艦隊と全面抗争に突入、ジャスレイはテイワズの実権を握る謀略の手はずを整え、手ぐすね引いて鉄華団を迎え撃つ、一方地球のギャラルホルンではマクギリスの同志たちがクーデターを敢行、鉄華団はテイワズのマクマードに盃を返し、クーデリアのアドモス商会と提携を打ち切り、マクギリスの革命に加わる道を選び…、というお話であり、メカ戦は迫力があり、見応えがあり、面白かった。

またアリアンロッド艦隊の整備主任ヤマジン・トーカも気になる。
ヤマジンは、ジュリエッタが三倍の訓練を積み、新鋭機レギンレイズ・ジュリアで戦ったにもかかわらず、百錬を駆るアミダに及ばなかったことに苦悩していると、人間をやめることも選択肢の一つと提案し、その考え方はギャラルホルンとして認められないとジュリエッタに一蹴されていた。
だが人間をやめることの利点を説くヤマジンの目には狂気が感じられたのだが、ヤマジンの最大の関心事はモビルスーツの性能を最大限に引き出すことであり、そのためには犠牲もやむを得ないと思っているのだろうか。
ラスタルの役に立ちたい一心で強さを求めるジュリエッタの心境がどうなるかも気になるところであり、今後も注目したい。

【鉄華団、ジャスレイ艦隊に殴り込み】
ジャスレイは鉄華団に挑発を繰り返し、遂にラフタを暗殺した。
全ては自分の謀略のため、鉄華団を暴発させるためである。
ジャスレイの思惑通り、ラフタまでも殺されたことに鉄華団のメンバーたちは激怒、オルガは罠と知りながらもジャスレイ打倒を決意した。

そして今回、オルガは装甲強襲艦イサリビと輸送艦ホタルビ、及びモビルスーツ隊でジャスレイ艦隊への攻撃を開始した。

ジャスレイ艦隊のモビルスーツ傭兵部隊は、数では鉄華団を上回っている。
が、数々の修羅場を踏んできた鉄華団のバルバトス、グシオンリベイク、フラウロスを中心とするモビルスーツ隊は、練度及び個々の戦闘力、そして士気でジャスレイ側を圧倒。
次々と敵モビルスーツを撃破していく。

旗艦「黄金のジャスレイ号」で指揮を執るジャスレイは、モビルスーツ隊の損耗率の高さに、傭兵たちの不甲斐なさを罵倒し、予定時間に現れないイオク・クジャンを罵る。
だがジャスレイは、イオク・クジャンの軍勢が駆けつければ形勢逆転だと悪そうに笑う。

ジャスレイの計画、それはイオクの部隊が鉄華団を背後から襲って殲滅、さらに歳星に突入してマクマードを逮捕、そしてジャスレイが新たなテイワズのボスになるというものである。
イオクは鉄華団を部下の仇と思っており、だからこそ怨敵である鉄華団打倒のためイオクは必ず現れるというのがジャスレイの読みである。

だがいつまで経ってもイオクは姿を見せず、ジャスレイ側のモビルスーツの損耗はますます増えるばかりである。
ついにジャスレイは、ヒューマンデブリ全員を出撃させた。

阿頼耶識によりモビルスーツを駆るジャスレイ側のヒューマンデブリは、傭兵より遥かに戦闘力が高い。
鉄華団のモビルスーツ隊も、これまでのように敵モビルスーツを排除できないのだが、腰を据えて打撃を与え、確実に敵機を撃破していく。

【ザック、敵ヒューマンデブリも討つことに納得できず】
鉄華団のモビルスーツ隊の心には、名瀬の、アミダの、ラフタの仇を討つという復讐心があるが、戦い方は冷静であり、各機は適宜に母艦に戻り、補給とメンテナンス、パイロットの短い休憩を取る。
アトラとザックは、ハッシュたちパイロットたちに食事と飲み物を配り、パイロットたちは手早く食事を済ませる。

ここでザックは、言いづらそうにダンテとチャドに尋ねる。
敵はヒューマンデブリを繰り出してきたが、かつてヒューマンデブリだったダンテとチャドは、やりづらくないのかと。

だがダンテもチャドも、そんなものはどうだっていい、立場も背景も関係ない、武器を持てば誰しも対等であり、ただ潰すだけ、躊躇していたら死ぬぞという。
これにザックは、どうしてあんな風に割り切れるのかと納得がいかないのだが、ザックの敵ヒューマンデブリを思いやる姿は、今回のせめてもの救いになっていると思う。

【ジャスレイとマクマード】
鉄華団モビルスーツ隊の猛攻の前に、ジャスレイのモビルスーツ隊の損耗は、遂に五割を超えた。
ジャスレイの舎弟たちは、鉄華団に詫びを入れることをジャスレイに勧め、拒まれるとマクマードと話をつけることを求めた。

ジャスレイはマクマードに通信を入れ、鉄華団を撤退させてほしいと頼む。
だがマクマードは、ジャスレイの謀略を全て知っていることを明かす。
さらにイオク・クジャンの後見人ラスタル・エリオンと話しをつけたので、イオクは来ないと伝え、自分で後始末するよう告げると通信を切った。

マクマードは鉄華団を、組織としては使えないガキと評しながらも、「兄貴の仇討ちとは、いい兄弟じゃねえか」と笑うのである。

【ジャスレイの最期】
追い詰められたジャスレイは、通信でオルガに手打ちを申し入れる。
だがオルガはこれを拒否、「お前が無様に命乞いをする姿を見たかっただけだ。これっぽっちも面白くなかったがな」と虚しそうな無表情でいう。

その時、三日月の駆るバルバトスがジャスレイ艦のブリッジの前に着地した。
そして三日月が「どうすればいい?」と指示を求めると、オルガは「潰せ」と短くこたえる。
ジャスレイは必死で命乞いするが、三日月はバルバトスでメイスを躊躇なく振り下ろし、艦橋もろともジャスレイを潰した。

【マクギリス一派、クーデターをおこす】
そのころ地球では、マクギリスの同志たちがギャラルホルンでクーデターを起こしていた。

クーデター派の将校は地球圏、圏外圏に放送で説く。
まずギャラルホルンはセブンスターズが自分たちの特権を維持するための組織になりさがっていると現状を批判、そしてイオク・クジャンが民間組織タービンズの罪を捏造して多数の非戦闘員を虐殺したこと、地球のアーブラウとAEUの紛争の背後でラスタル・エリオンが暗躍していたことを暴露してその非法非道を糾弾し、革命の正当性を訴えた。

装甲強襲艦イサリビで、鉄華団年長組はこの放送を眺めていた。
名瀬の仇とはいえテイワズの幹部であるジャスレイを討ち、鉄華団はテイワズの庇護を失った。こうなったら、新たな後ろ盾としてマクギリス一派と組み、マクギリスの革命に参加するしかない。

シノは放送を眺めながらオルガに問う。
ギャラルホルン革命派の考えは、お前の考えと同じなんだなと。
これをオルガは肯定するのだが、必ずしも本心ではなさそうである。
オルガとしては、マクギリスの政治理念が何であれクーデターに協力し、マクギリスにギャラルホルンの実権を握ってもらい、彼を後ろ盾にすることしか、鉄華団の仲間たちが安心して暮らせるようにする方法はないというところだろうか。

【オルガと三日月】
オルガはモビルスーツデッキの三日月を尋ねた。
もはや三日月と会うことが、オルガが唯一リラックスできる時間である。
オルガは三日月に新規改修されたバルバトスの調子を聞き、そして言う。

火星の王とか名前はどうだっていい。
俺はたどり着いた場所でバカ笑いしたい、みんなで一緒に。

オルガの言葉に三日月は「いいね、それ」と穏やかな笑みを浮かべた。

【予告】
次回「たどりついた真意」

次回はマクギリスの真意が描かれるのであろうか。マクギリスがどのような世直しを目指しているのか、ラスタル・エリオンは、ヴィダールはどのように動くのか、そして鉄華団はどうなるのか、引き続き注目したい。

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  • 2017/02/11(土) 22:27:43

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