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機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 第43話「たどりついた真意」

  • 2017/02/12(日) 22:48:47

【感想概略】
今回は、マクギリスと仮面の男ヴィダールが中心のお話である。
マクギリスの壮絶な過去、そして彼がクーデターを起こした真意が明かされ、仮面の男ヴィダールの正体と彼のマクギリスへの想い、そしてガンダム・ヴィダールの秘密が明かされ、というこれまでの多くの謎がついに明かされたお話であり、戦闘描写は迫力があり、見応えがあって面白かった。

またヤマジン・トーカの口から、ガンダム・ヴィダールにはアインの脳と彼の阿頼耶識がシステムとして組み込まれており、機体からのフィードバックをアインの脳が処理することで、リミッターを解除した阿頼耶識と同等の力を、パイロットは負荷を受けずに発揮出来ることが明らかにされた。
だがそのことをジュリエッタに話すヤマジンは明らかに興奮気味であり、狂気の笑みを浮かべていたのであるが、ヤマジンが今後どのような動きを見せるのかにも注目したい。

【マクギリス一派、ギャラルホルン地球本部を制圧】
前回、地球のギャラルホルン本部ではマクギリス派の将校たちがクーデターを敢行、クーデター派将校のリーダー、ライザ・エンザは全世界に向けて放送で演説し、これまでのギャラルホルンの腐敗と非道、虐殺を批判し、革命の正当性を訴えた。

そして今回、クーデター派の地上部隊はギャラルホルン本部施設の7割を占拠し、セブンスターズのメンバーたちを拘束、通信施設の制圧も完了、そして本部施設のモビルスーツ隊はバルバトスがことごとく撃破して無力化していた。
各地のギャラルホルン支部は、このクーデターを様子見しているが、これはマクギリスとラスタル、どちらに味方するのが得になるかを計算しているというよりは、元々ギャラルホルンは予想外の事態への対応が苦手であり、どうして良いのか本当に分からないというところもあるのだろう。

だが現状では、マクギリスはあくまで非合法な暴力でギャラルホルン地球本部を制圧した、単なる簒奪者であり、そのことはマクギリスも自覚している。
マクギリスがギャラルホルンの実権を握るには、正統な指導者と認められるような権威が必要だが、マクギリスには何か秘策があるようで、掴みかかる義父ガルス・ボードウィンに「あれを手に入れれば立場は一転するでしょう」と不敵に笑うのである。

【マクギリスの過去】
マクギリスはギャラルホルン本部の地下に向かいながら、ついにこの日が来たと心中でつぶやき、自身の過去を思い出す。
それは、あまりに過酷なものだった。

少年の頃、マクギリスは親も無く、頼れる者は誰もいなかった。
僅かな食料を奪うために人を殺し、その日暮らしをしていたが、その美貌に目をつけられ、娼館に引き取られ、男娼として客を取らされていた。
可愛い美少年ということで人気があったようだが、同僚たちには妬まれ憎まれ、陰でリンチを受けていた。

やがて客として現れたイズナリオ・ファリドに気に入られ、彼に引き取られるが、虐待を受け、夜の相手をさせられることに変わりはなかった。
絶望の日々でマクギリス少年の目に映る世界の真理、それは力が無いものは虐げられ、力のある者が全てを手に入れる、というものである。
彼の心には、他者への信頼は無く、他者への愛情も無く、信じるものは力のみである。
マクギリスがイズナリオの元で認識したことは、力にはむき出しの暴力だけでなく、権力など様々な力があることであった。

やがてマクギリス少年は、ギャラルホルンの創始者アグニカ・カイエルの人物評伝に出会う。そして世界最高の権力、威力、暴力を手中にする方法に思い至った。
以後、マクギリスはその力を手にすることに人生の全てを捧げ、そしてついに今日の日を迎えたのである。

【マクギリス、ガエリオと再会】
マクギリスはギャラルホルン本部の広大な地下施設に到着した。
その中央にそびえ立つモビルスーツに、マクギリスは語りかける。
「新しい時代の幕開けだ。目を覚ませ、アグニカ・カイエル」

その時、天井を破壊して一機のモビルスーツが乱入してきた。
ガンダム・ヴィダールであり、コックピットのハッチが開き、仮面の男ヴィダールが姿を見せる。そして仮面を外し、素顔をマクギリスに晒した。
ヴィダールの正体は、かつてマクギリスの謀略の前に倒れたガエリオであり、顔には大きな傷痕があった。

ガエリオは、誰にも話したことが無かったであろうマクギリスへの想いを明かす。
子供の頃、ガエリオにとって、誰に対しても心を閉ざすマクギリスは遠い存在だったが、憧れであり、認められ、隣に立ちたいと願った。
やがてマクギリスは、表面的には社交的に振る舞うようになり、仮面をつけたように本来の自分を隠すようになった。
それでもマクギリスは、誰にも言えないようなギャラルホルンへの批判をガエリオにだけは語ってくれた。ガエリオは、マクギリスの隣に立つことが叶った、自分の前でだけはマクギリスは仮面を外してくれていると、そう感じた。あの時までは。

ガエリオはマクギリスに言う。
自分やカルタ・イシューや、寄り添おうとしている人間を裏切ってまで、マクギリスが手に入れようとしているものの正体を確かめたかったと。

そしてガエリオは、マクギリスに言うのである。
「愛情や信頼、この世の全ての尊い感情は、お前の瞳には何一つ映らない。お前が理解できるのは、権力、威力、暴力。」
マクギリスは無言だが、ガエリオの分析については異論は無いというところだろうか。

ガエリオはマクギリスに「バエルに乗れ。仮面を外したお前を全否定してみせる」と言い、決着をつけることを申し込む。

その時、天井の穴から三日月の駆るバルバトスが出現した。

【バルバトスVSヴィダール】
三日月はバルバトスでメイスを構え、「やってもいいの?」と聞くと、マクギリスは凶悪な笑みを浮かべて「頼む」と依頼した。
マクギリスとしてはガエリオとの決着になど興味は無いというつもりなのだろうが、ガエリオをもう一度手にかけたくない気持ちもどこかにあるのではないか。

三日月はバルバトスでガンダム・ヴィダールに襲いかかり、メイスに加えて尻尾のような有線テイルブレードで攻撃を繰り出し、ヴィダールを圧倒する。
するとガエリオは謎のシステムを作動、「俺の身体をお前に明け渡す!」と何者かに告げ、ヴィダールの目が紫色に光った。

そしてヴィダールは猛然と反撃を開始。
瞬時にバルバトスの間合いに踏み込むと猛攻を繰り出す。
三日月はバルバトスでヴィダールの攻撃をしのいで間合いをとり、その戦い方はかつてエドモントンで戦ったアインのものであることに気付くのである。

ヤマジン・トーカによると、ガンダム・ヴィダールにはアインの脳と彼の阿頼耶識を補助システムとして搭載している。
そしてパイロットがフレーミングした敵対者に対し、そのシステムがモビルスーツをコントロールする。アインの脳を介することで、パイロットの脳に負荷をかけずに、リミッターを解除した阿頼耶識と同等の力を得るのだという。

ヴィダールはバルバトスを圧倒、三日月は敵の規格外の強さに「こいつ、やばいな」とつぶやく。
その時、マクギリスがガンダム・バエルに搭乗し、自らの背中に埋め込んだ阿頼耶識をモビルスーツと接続した。何とマクギリスも、阿頼耶識の手術を受けていたのである。

ガエリオは、敵ガンダムが二機になると形勢不利を認めて間合いを取る。
そして三日月に「いつかのことを謝罪しよう。阿頼耶識の手術を受けた君たちを、唾棄すべき存在としたことを」と言い残すと撤退した。

【マクギリス、全世界に宣言】
マクギリスはガンダム・バエルを駆って地上に姿を見せた。
そして全ギャラルホルンに向かって放送で宣言するのである。
「300年の眠りからマクギリス・ファリドのもとに、バエルは甦った!ギャラルホルンにおいてバエルを操る者こそが、唯一絶対の力を持ち、その頂点に立つ。」

これを見たクーデター派のリーダー、ライザは「我々の勝利だ!」とガッツポーズで喜ぶ。ライザの認識は、マクギリスは力のみで実権を奪った簒奪者ではないのだ、バエルの主であるギャラルホルンの正統なる指導者なのだ、ギャラルホルンは皆これを受け入れるのが当然なのだ、というもののようである。

どうやらガンダム・バエルは、ギャラルホルン最強の機体であるばかりでなく権威の象徴であり、バエルを駆ることの出来る者がギャラルホルンの正統な指導者である、というのが本来のルールのようである。例えるなら、アーサー王伝説において聖剣エクスカリバーを抜いたものがブリテン島の正統な統治者とされるようなものだろうか。
(だが阿頼耶識を搭載したガンダムフレームの機体は数多いのに、なぜバエルの主がギャラルホルンの指導者なのか。バエルには、例えばアグニカ・カイエルの脳が組み込まれており、アグニカが認めた者しか操縦できないなど、他の機体とは異なる秘密があるのだろうか。)

だがラスタルの認識はライザとは異なるようで、バエルの主こそギャラルホルンの正統な指導者とは考えていないようだ。
そしてラスタルは、かつてマクギリス少年がバエルが欲しいと言っていたのは冗談ではなく本気だったのだと理解し、「どこまでも愚かな…お前は大人になれぬ子供だよ、マクギリス・ファリド」とつぶやくのである。

これに対し、ガエリオは放送に割り込み、素顔をさらして名の名乗り、マクギリスを討つと宣言するのである。

【予告】
次回「魂を手にした男」
今回は予告ナレーションは無かったのであるが、予告ナレーションは担当声優による役の立場でのアドリブとのことで毎回楽しみにしているので、次回は復活してほしい。
そして、次回も鉄華団の戦いに引き続き注目したい。

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  • From: MAGI☆の日記 |
  • 2017/02/13(月) 11:31:09

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評価 ★★☆ 大人になれない僕らのわがままをひとつ聞いてくれ           

  • From: パンがなければイナゴを食べればいいじゃない |
  • 2017/02/18(土) 21:57:36

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