1. 無料アクセス解析

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 第44話「魂を手にした男」

  • 2017/02/19(日) 22:44:44

【感想概略】
今回は、マクギリス一派及び鉄華団と、ラスタル率いるアリアンロッド艦隊との決戦前夜のお話である。
これまでマクギリスは、緻密な計算と分析で、ギャラルホルンの実権を握るための謀略を遂行してきた。
だが謀略の要となる、マクギリスが絶対と信じていたアグニカ・カイエルの権威は、実はギャラルホルンではマクギリスが思うほど通用しないことが明らかになった。セブンスターズの当主たちは、銃を突きつけられて脅迫されてもマクギリスに従わず、マクギリスは自派の戦力と鉄華団のみで、戦力差が二倍以上あるアリアンロッド艦隊と戦うことになってしまう。
鉄華団を率いるオルガは、あまりに危険性の高い戦いに仲間たちを挑ませることに苦悩、ついにマクギリスに本音をぶつけ、あと一回の戦いで終わりにすると話をつける。鉄華団のメンバーたちは、あと一回で終わりだ、これで上がりだと士気が高まるが…というお話であり、見応えがあり、面白かった。
そしてアルミリアは、ガエリオ殺害未遂の真犯人がマクギリスと知り、マクギリスを憎いと思う一方で、マクギリスへの愛情を捨てることが出来ず、まだ10歳くらいだというのに苦悩する姿が気の毒だった。

【ラスタル、マクギリスの謀略を暴露】
アリアンロッド艦隊を率いるラスタル・エリオンは、マクギリスへの反撃を開始した。
まずは全世界に向けて放送を行ない、ガエリオがマクギリスの罪状を明かしてくれたと言い、これまでのマクギリスの謀略を暴露して非難する。

すなわち、マクギリスは地球外縁軌道統制統合艦隊を手に入れるため司令官カルタ・イシューを謀殺し、イズナリオ・ファリドを失脚させて家督を乗っ取り、ガエリオ・ボードウィンを殺害しアルミリア・ボードウィンを妻とすることでボードウィン家を乗っ取ろうとし、さらにギャラルホルンの象徴、アグニカ・カイエルの魂の宿る機体ガンダム・バエルを、クーデターを正当化する道具に利用して辱めた。
そしてラスタルは、例えギャラルホルンの法に背くことになっても、マクギリスを断固断罪すると宣言するのである。

装甲強襲艦イサリビでラスタルの演説を聞いていた、マクギリス派将校のライザは、ガンダム・バエルの威光がラスタルには全く通用しないことに困惑する。
そしてユージンたちは、バエルを手にすればマクギリス一派の勝利なのではなかったのか、話が違うではないかとマクギリス一派に不信を抱いている様子である。

【セブンスターズの当主たちとマクギリス】
ギャラルホルン地球本部でマクギリスは、ガンダム・バエルの権威を背景にセブンスターズの当主たちに服従を迫り、アリアンロッド艦隊との戦いのため、各家の戦力の提供を要求する。

だが、マクギリスが思うほどバエルの威光はセブンスターズの当主たちには通じず、彼らは服従に難色を示す。
それどころか、ラスタルがマクギリスの謀略を暴露したことにより、マクギリスはセブンスターズの当主たちの信頼を決定的に失ってしまう。

セブンスターズの当主たちは、銃を突き付けられながらも、マクギリスにもラスタルにも協力しない、あくまで中立を保つという立場を崩さない。
結局マクギリスは自派の戦力と鉄華団のみで、戦力差が二倍以上あるアリアンロッド艦隊と戦うことになってしまう。

マクギリスは、自身が少年の頃から心酔しているアグニカ・カイエルの権威が、今でもギャラルホルン内で有効と信じて疑わず、その実態を見誤っていた。これもラスタルのいうところの、マクギリスの大人になれない、子供なところなのかもしれない。

【オルガとマクギリス】
オルガは、あまりに危険性の高い戦いに仲間たちを挑ませることに苦悩しながらマクギリスとの打合せに望むが、マクギリスの「多少の被害があったとしても」という発言に激怒。マクギリスを殴り、「その多少の中にゃ、俺らの家族一人一人がいるんだ。十把一絡げにすんじゃねえ!」とついにマクギリスに本音をぶつける。
そしてオルガは「腹割っていこうじゃねえか、大将!」とマクギリスと談判し、あと一回の戦いで終わりにすると話をつけるのである。

これに鉄華団のメンバーたちは、あと一回で終わりだ、これで上がりだと士気が高まる。
鉄華団のメンバーたちとしては、これまでもオルガの決断に従っていれば戦いを切り抜けて鉄華団はより大きくなってきた、だから今度もオルガに従っていれば大丈夫と思う気持ちがあるのではないか。

だがユージンは、自分たちはオルガ一人に考えることを押し付けてしまっていた、自分たちが危険な戦いをオルガに選ばせてしまったのだという。
するとシノは、悩むのはオルガの仕事であり、自分たちの仕事は一つだと言い、作戦の危険さを認識しながらも、オルガの決定に従って戦うまでという姿勢である。

そして新兵ザックだけは、勝ち目の薄い、犠牲者が大勢出ることが予測される無謀な戦いに突き進もうとすることに強く疑問を抱き、そのことを新兵仲間のデインに主張するが、雪之丞にも聞かれてしまう。
ザックは作戦に反対していることを雪之丞に咎められるかと、愛想笑いを浮かべて団長には内緒にと頼み込む。
が、雪之丞は笑ってザックに言うのである。
「お前みてぇなのが鉄華団にもっといたら、きっとオルガも楽だったろうな。考えることをやめんじゃねえぞ」

一方アトラは三日月に、戦っている方が余計なことを考えなくて済んで楽と言われ、ついに感情を爆発させて涙を流す。
アトラとしては、いつも三日月の安否を不安に思い、無事を祈ることしか出来ないのに、三日月はアトラの気持ちなど全く気にしていないと言ったに等しいと思ったのだろうか。
すると三日月はアトラを後ろから抱きしめるが、彼がアトラを大事に思う気持ちは本当なのだろう。

そして火星のクーデリアは、鉄華団がかつてない強敵との戦いに挑むことに心を痛め、せめてこれが彼らの未来につながる始まりであることを祈るのである。

【予告】
次回「これが最後なら」

この記事に対するトラックバック

この記事のトラックバックURL

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ #44「魂を手にした男」

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズの第44話を見ました。 #44 魂を手にした男 「ガエリオ・ボードウィンはここに宣言する。逆賊・マクギリス・ファリドを討つと」 アグニカの魂に認められたものだけがバエルに乗れるというギャラルホルンの伝説通り、ガンダムバエルを手中に収めたマクギリスだったが、ラスタル達は反旗を翻そうとしていた。 アルミリアはマクギリスのことを憎みながら...

  • From: MAGI☆の日記 |
  • 2017/02/20(月) 08:53:52

この記事に対するコメント

この記事にコメントする

管理者にだけ表示を許可する