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電脳コイル 14話「いきものの記録」

  • 2007/09/01(土) 23:30:10

【あらすじ】
今回は、フミエの弟・アキラの視点から描かれた総集編である。
同時にアキラとフミエの日常、そして謎の男・猫目とハラケンの出会いが描かれていた。

【感想概略】
アキラから見た「電脳コイル」ワールドのキャラクターたちがおもしろく、全編これでもよかったくらいだが、猫目との接触には、今後の新展開への期待をかきたてられた。

【アキラのフミエ盗撮日記】
アキラが飼っている電脳ペット「ミゼット」には、見聞きしたものを録画録音する機能がある。
この機能を使って、アキラは姉フミエの行動を記録していた。
いずれフミエを訴える時の証拠にするためである。

記録の主な内容は、アキラに対するフミエの横暴な行動の数々である。

アキラにとっては、バスの墓場での最大の出来事は、イサコの大黒黒客リーダー就任ではなく、フミエにズボンを下ろされ、お尻を叩かれまくったことである。
何とこの時の動画も保存してあるのだ。

【アキラの趣味的動画コレクション】
もっとも、アキラ趣味の盗撮動画も少なくないようで、ヤサコ、オバチャン、イサコの動画もたんまりと保存してある。

アキラは小4にして既に異性への関心に目ざめ(多くの男性はそうなのか?)、優しい女の人に憧れるとヤサコに頬を赤らめ、胸の大きな女の人に憧れるとオバチャンの胸を凝視。

オバチャンのことは、性格的には姉フミエと大差なく、例えサッチーを導入していなくても、謎と混乱をぼくらの街にもたらしただろうと、ほとんど歩く災厄よばわりだが、セクシーなら許容できるようである。
アキラは、フミエのことを6年生にしてぺったんこであり、一生あのままなどと言うが、発育の時期は個人差が大きく、まだまだ分からないだろう。

そして勇ましい女の人に憧れるとイサコへも色目を使い、サッチーをも撃破する強さを大絶賛。
そして何と、イサコのプライベートまで盗撮。
病院におじを見舞うイサコの姿から、学校では決して見せることのないイサコの素顔の一端を知るのである。

病院のイサコを盗撮したのは、てっきりダイチへの忠義と簒奪者イサコへの反感からと思っていたが、全く違うらしい。

なお、アキラは男性に対しそっけなく、大黒黒客の4人は名前の紹介のみ、ハラケンに至っては「頼りない人」の一言で斬り捨てていた。

【姉をなめんなよ】
アキラは、盗撮した画像音声は裁判の証拠にならないことを知り、ショックを受ける。
しかし、こんどは自由研究として、フミエの記録を続行するのだった。
タイトルは「いきものの記録」。
「姉も、広い意味では生き物」という理由である。

が、フミエは自分が弟に盗撮されていることに勘付く。
「姉をなめんなよ」とつぶやくフミエだが、どう行動するのだろうか。

アキラをおしおきか。
それとも泳がせて利用するのか。

今後の橋本姉弟の動向に期待したい。

【ハラケン、猫目と出会う】
交差点でハラケンは何かを見て飛び出すが、後から両肩をつかまれ、事なきをえた。
ハラケンを助けたのは、メガネをかけた猫目の若い男性である。

メガネの子供の事故が多いから気をつけた方がいいと言い残して立ち去る猫目を、ハラケンは呼び止めた。

公園でハラケンのイリーガル研究を見る猫目は、たいしたものだと感心する。
猫目は、イリーガルについての仮説を話すが、徐々に声音がかわっていく。

そして猫目は忠告する。「これ以上、深入りするな」
自由研究というのは嘘、本当はカンナに会いたいのだろう、とつぶやく。
ハラケンは動揺する。

猫目はハラケンの肩を抱き、耳元で、深入りしすぎるとカンナのように戻れなくなる、と囁く。
そして、「『電脳コイル』という言葉を知っているか。知らないなら4年前の出来事を調べてみるといい」と謎の言葉を残す。
猫目は、僕の忠告を軽んじないことだと言い残し、去った。

本作のタイトル「電脳コイル」とは、てっきり「コイル電脳探偵局」のことかと思っていたが、そればかりではないようである。
また、4年前の事件とは、オバチャンがメガバアに借りを作った出来事のことだろうか。
そして、カンナは何の目的でイリーガルの研究をしていたのかも、新たな謎として浮上してきた。

謎は深まるばかりである。
これらの謎が明かされることを楽しみにしたい。

【イサコ、久々登場】
場面変わって薄暗い部屋の大きなディスプレイの前。
男の子と女の子をかたどった小さなストラップを手に、イサコはつぶやく。
「もうすぐ会えるわ、お兄ちゃん」

【予告】
新たな謎、ハラケンの誰にも明かしていない真の目的、イサコの目的、その行方はどのように描かれるのか。
いよいよ次回から本格的に再開する「電脳コイル」の新展開に期待したい。

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