1. 無料アクセス解析

スポンサーサイト

  • --/--/--(--) --:--:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

電脳コイル 15話「駅向こうの少年」

  • 2007/09/08(土) 23:58:53

ヤサコ、駅向こうで不思議な少年タケルと出会う!
幼い頃「何か」があった場所を探すヤサコとタケル!

【感想概略】
今回は、まさにヤサコが主人公の回である。

ヤサコがこだわらずにはいられない幼い日にあった「何か」の一端、母親への態度と同学年の子供への態度の違い、初めて明かされるヤサコの特殊能力の一端、引越す前の友人への複雑な想いが垣間見え、ヤサコを描くお話であり、おもしろかった。

また、イサコが駅向こうで地元の子供たちとトラブルを起こしていることが明らかとなり、陰で謎めいた顔を見せる新キャラクター・タケルも登場し、楽しめた。

【ヤサコ、迷子になる?】
母子でデパートを訪れたヤサコは、屋上で、姿を消した京子を探していた。

ふと駅向こうの街並みを見ると、電脳霧のかかった古い空間が目に止まる。
今度はあそこへ行ってみようと思ったその時、迷子案内でなぜか自分の名が呼ばれた。

赤面し、駐車場へ行くと母と京子の姿があった。

【ヤサコ、母と口論】
ヤサコは母に抗議する。

京子はすぐ戻ってきたが、ヤサコには連絡すらつかないのでアナウンスで呼んだと言う母。
ヤサコは子供扱いされたことが我慢ならないのだが、母は自分の判断に一片でも誤りがあるとは思わない。

あなたは昔から方向音痴だから、と母は、ヤサコが幼児の頃に迷子になった話を持ち出すが、これもヤサコの自尊心を傷つけた。

ヤサコはかなり怒っているのだが、母は全く意に介さず、早く自動車に乗るよう声をかける。
すっかり拗ねてしまったヤサコは、用事があると言い残し、駐車場を飛び出す。

母にしてみれば、ヤサコが幼児だったのはつい最近のことであり、母の感覚では、ヤサコの基本的なところは、幼児のころからそう変わっていないのだろう。

一方ヤサコにしてみれば、自分としては幼児の頃とは別人くらいのつもりでいるのに、小さい子供扱いされ、馬鹿にされたような気分なのだろう。

ここら辺では、小6という微妙な年頃のヤサコと、子供はいつまでたっても子供という感覚の母との温度差が感じられ、そしてヤサコが子供扱いに立腹する「年齢相応の子供」と描かれ、おもしろかった。

【イサコを恨む少年たち】
ヤサコは、デパートの駐車場を飛び出したはよかったが、さっそく迷子になってしまった。

そこへ、険しい目つきをしたメガネの少年が現れた。
この少年、駐車場でのヤサコ母子の口論を聞いていたのだが、その目は何故か敵意に満ちている。

少年は、ヤサコの名前が「ユウコ」であることを聞くと、二人の仲間を呼び出す。
そして、お前は「天沢勇子」だな!と決めつけた。
何とこの少年たち、ヤサコをイサコと勘違いしているのである。

そして、自分たちの縄張りを荒らすことを激しく非難。
人違いを主張するヤサコの声に一切耳を貸さず、少年たちはキラバグを出せと近づいて来た。
どうもイサコは、よほど恨まれることをしているらしい。

【ヤサコ、逃走】
ヤサコは、いきなり走り出して逃亡を開始した。
が、少年たちも怒りの形相で追跡する。

行き止まりに走りこんでしまったヤサコだが、空間からいきなり手が、そして子供の上半身が現れ、ヤサコを引っ張った。

するとヤサコの姿は電脳メガネをかけたものには見えなくなった。
ヤサコを追う少年たちは、あさっての方向へ走っていった。

【タケルとの出会い】
ヤサコを助けたのは、小柄な可愛らしい少年である。

ヤサコたちが隠れた電脳空間の足元には、暗号式が書かれていた。
あなた暗号屋、と尋ねるヤサコに、これは「天沢勇子」が書いたものだろうと少年。
「天沢勇子」と知り合いなの?と聞かれ、ちょっと考えてからとぼけるヤサコである。

ヤサコを助けた少年はタケルと名乗った。
ヤサコより小柄な男の子だが、第一小学校の6年生であり、ヤサコと同学年である。

ヤサコは道に迷ったことをタケルへ素直に明かし、大黒駅の場所を尋ねた。
が、何とすぐ近くに建物が見えていた。

ここら辺、ヤサコは母には意地を張るが、同世代の子供には素直な顔を見せるところがおもしろい。

【駅向こうは田園地帯】
タケルはヤサコを駅へ案内する。
駅向こうはあまり開発されておらず、昔ながらの田園風景が広がっている。
ヤサコは、目に映る風景に見覚えがあること気付いた。

ヤサコはつぶやく。
幼い頃、この辺りで迷子になったことがあり、その時「何か」があり、それを思い出したいのだと。
これを聞いたタケル、思い出の場所探しを手伝うと言い、その特徴を聞くと、張り切って駆け出すのであった。

【ヤサコは「天然男殺し」?!】
思い出の場所が見つかった!と思ったが、違っていた。

がっかりし、自分の勘違いなのか、そもそも本当に「何か」があったのかすら分からなくなったと、自信を無くしはじめるヤサコ。

だが、タケルは言う。
思い出の場所を見つけたいと思うヤサコの気持ちは本物であり、だからこそ、「本当の何か」がきっと見つかると。

タケルの言葉で、ヤサコは元気を回復した。
そして、男の子がみんな、あなたみたいだったらいいのにね、と発言。
赤面するタケルである。

ヤサコに他意はないのだろうが、これはタケルに誤解されても仕方ないかもしれない。

【思い出の場所は「古い空間」?】
思い出の場所をなおも探し続けるが、全く見つからない。
これだけ探しても見つからないのなら実在しない場所かも、夢だったのかもしれないと、諦めがついたような微笑でつぶやくヤサコ。

だがタケルは、電脳メガネで古い空間を見たのかもしれないと指摘する。

気を取り成したヤサコは、今度は古い空間を探し始めた。

【ヤサコの特殊能力?】
闇雲に古い空間を探すという方法では、思い出の場所にたどりつけるとしても、大変な時間がかかりそうである。

タケルは、こんな時は、イマーゴが使えれば便利なのに、とつぶやく。
イマーゴとは、古い空間を探す超能力のようなものなのだと。

するとヤサコはつぶやく。
私、たまに声が聞こえることがある、と。

ヤサコはだんだんと思い出してきた。
幼い頃、祖父の葬儀の日、デンスケを探して迷子になり、「4423」と名乗る少年と出会ったこと。
その時、黒い何かに襲われて逃げ出し、迷子になり、そしてイリーガルと出会っていたことを。
そのイリーガルと出会ったのは、古い空間であることを。

そしてヤサコは走り出した。
一瞬面食らったタケルも、その後を追う。

古い空間の目の前にヤサコは辿り着いた。
が、その空間はキュウちゃんがフォーマットしている真っ最中であった。

あの先に思い出の場所がある、「何か」を思い出せると、走り出そうとするヤサコを、タケルが引き止めた。
古い空間は、キュウちゃんにより完全にフォーマットされてしまった。

【都市伝説「古い空間は危険」】
何か思い出せた?、と尋ねるタケルに、ヤサコは自分の記憶が現実だったのか、幼い頃の夢だったのでは、とまたまた自信がなくなってきた。

そしてヤサコはタケルに、なぜあんなに止めたのかと、尋ねる。
タケルは言う。

都市伝説によると、バージョンの極端に古い空間は危ない、「生身の身体」と「電脳の身体」にズレが生じ、魂ごと「あっち」に連れていかれ、戻って来れないのだと。
もし古い空間へ行った場合は、新しい空間に戻るまで電脳メガネを外してはならず、「電脳の身体」がズレた時にメガネを外すと、戻れなくなるのだと。

そんなの作り話よ、というヤサコに、あくまで都市伝説の話といいながら真顔で忠告するタケル。
ヤサコも神妙な表情である。

そして夕方。
今日はありがとうというヤサコに、僕もたのしかったよとタケル。
二人は駅で、微笑ましく別れた。

【ヤサコ帰宅】
暗くなってから帰宅したヤサコに、母はチクリと嫌味をいう。
途端に拗ねた子供の顔になるヤサコ。

だが母は、ヤサコがちょっとくらい拗ねても全く気にせず、普通に会話を続ける。

前の学校の担任の先生からの連絡なのだが、前の学校のヤサコの友達「マユミちゃん」が引っ越すのだと。
一番中の良い友達で、いつも一緒にメガネ遊びをしていたでしょう、という母の言葉だが、ヤサコの表情は決して喜んでいない。
触れたくないものに触れられたような、複雑な表情である。

ここら辺は、4話でイサコが指摘した「前の学校のトラブル」のことのようであり、引越す前の友人へのヤサコの複雑な想いが垣間見えた。

ヤサコは前の学校で何があったのか。
いずれ描かれる日が楽しみである。

そしてヤサコは今日の出来事を思い出しながら、おもう。
幼い日の出来事、あれはやはり夢だったのか?それとも?

【タケルは何者?】
一方、ヤサコを見送ったタケルは、何者かと通話中である。
カンナと同じ、イマーゴの子供に出会った、と。

どうやらタケルは、ただの少年ではないようである。
一体誰と連絡をとっているのか。
目的は何か。
そしてカンナには、どのような秘密があるのだろうか。

【予告】
次回は、フミエ、ハラケン、オバチャン、猫目、そして久々にイサコが登場するようである。
予告映像では、ヤサコがイサコに壁に押し付けられ、胸倉を掴まれていた。
ほとんどヤサコを無視していたイサコだが、何があるのであろうか。
楽しみである。

この記事に対するトラックバック

この記事のトラックバックURL

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事に対するコメント

この記事にコメントする

管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。