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今日の早川さん(COCO/早川書房)

  • 2007/09/13(木) 23:07:19

ブログに掲載された、本が大好きな5人の女の子たちの日常を描いた4コママンガの単行本。
http://horror.g.hatena.ne.jp/COCO/

【本書裏表紙紹介文より】
「SF者の早川さん、ホラーマニアの帆掛さん、純文学読みの岩波さん、ライトノベルファンの富士見さん、レア本好きの国生さん。個性豊かな女の子たちの、本と読書をめぐる日常のアレコレ。」

【感想】
おもしろかった。

本書「今日の早川さん」では全編にわたって、趣味にのめり込むあまり周囲が見えなくなりがちとなり、趣味に対するプライドのあまり暴虐無人にふるまってしまう各ジャンルの読書マニアを誇張し、おちょくっている。
なのであるが、読書が好きな者として彼女たちの心の動きは分からなくも無いどころではなく、各キャラクターには強い共感をかんじた。
なお、個人的に最も共感を抱くのは早川さんである。

自分は上のどのジャンルについても、浅くしか触れていない。
なので、一つのジャンルを深く愛し、それを極めんとする登場人物たちには、敬意をかんじた。

さて「今日の早川さん」の世界のように、読書について語り合える同好の士が身近にいるのは一見楽しそうだが、「読書マニア」同士だと、そう単純ではないらしい。

本書「今日の早川さん」の女の子たちは、趣味についての知識の深さにプライドを持つマニア同士であり、互いにライバル心を抱き、自分のマニア濃度を誇示しあい、けなしあうのである。他人事として見物するのはおもしろいが、当事者になったら疲れるかもしれない。
同時に作中では、読書マニアに対する世間の目の冷たさが描かれているのだが、これもまたリアリティがかんじられた。

ブログのマンガはまだまだ継続中である。
続刊を期待したい。

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