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風林火山 第39回「川中島!龍虎激突」

  • 2007/09/30(日) 23:58:42

長尾軍、信濃へ侵攻!狙うは武田晴信の首一つ!
勘助VS宇佐美の知恵比べ、勝敗は容易につかず!
死を決した諸角虎定、軍令に背き撤退せず!
武田軍、諸角救出のため長尾軍を夜襲!

【感想概略】
今回は、ついに長尾景虎と武田晴信の直接対決である。
全編を費やして第1次川中島合戦を描き、常に合戦か軍議であり、勘助と宇佐美の知恵比べと長尾武田両軍それぞれの武将の硬派さ全開で、おもしろかった。

武田家も長尾家も、武将たちはみな普段より活き活きとしていた。
武田家では、飯富虎昌は最近あまり元気がないが、今回は楽しそうであった。

「風林火山」は武田家を描く物語のためか、今回の長尾軍は降りかかってきた災いに近い扱いであり、主役は「長尾襲来」という災いに襲われた諸角虎定と武田信繁だったような気がするのだが、この二人の絆が美しいお話であった。

【長尾軍、出陣】
長尾軍の信濃出陣の日。
長尾家の居城・春日山城の評定の間には、長尾景虎と重臣たちが鎧兜で完全武装し、集結していた。

ここで景虎は、長尾軍の戦闘の方針、大義名分を朗々と語る。

戦争の天才・景虎の強さは神懸かっている。
いつも評定の時はどこか白けた表情の長尾家重臣たちだが、この時ばかりは、景虎を見る目は尊崇のまなざしである。

武闘派ぞろいの長尾家家臣団。
直江実綱も、柿崎景家も、本庄も、大熊も、戦装束が似合いまくりであった。

【勘助の作戦】
長尾軍は信濃南部へ侵攻、武田方の諸城を次々と攻め落とす。
一方、勘助は、長尾軍を信濃の奥深くに引きずり込んで孤立させ、撃破する作戦を立てた。

勘助は、長尾軍の次の狙いは坂木と予測する。
坂木はかつての村上義清の本拠地である。
破竹の勢いの長尾軍は、勢いをかって坂木を狙うのは当然と思われた。
勘助は、坂木に長尾軍が攻め入ったところを包囲殲滅する作戦を立て、軍勢を配置した。

【宇佐美、勘助の策を見破る】
ところが長尾軍の宇佐美定満は、勘助の作戦を見抜き、坂木への進軍に反対する。

柿崎景家は、今回の戦は村上義清の援軍であり、坂木を奪還せねば意味は無いのでは、と難色を示すが、宇佐美は、負ければもっと意味がないと主張。
柿崎は不愉快そうな顔を見せるが、宇佐美の策に道理を認め、これ以上反対しなかった。

直江は、いっそ信濃を長尾家が切り取ってしまい、村上に知行地を与えてはどうかと進言する。
戦国武人としては、当然の発想である。

が、景虎はこれを退けて言う。
「盗人退治に来て、盗人になれと申すか。天道が許さん。」
またか~という表情の直江である。

宇佐美は、敵軍の待ち構える坂木ではなく、深志へ向けて攻め進む作戦を進言する。
深志は武田の拠点であり、ここを攻められれば晴信自ら軍勢を率いて来ざるを得ない

景虎は宇佐美の策を採用した。

【勘助、策を立て直す】
坂木ではなく深志方面へ進撃する長尾軍の予想外の動きに、勘助はぶ然、晴信は苦笑いである。
晴信は、深志城付近の守りを固めるため、刈谷原城の守備を諸角虎定に命じた。

だが、長尾軍は恐ろしく強く、その進撃スピードは武田方の予想を超えていた。
「何という強さじゃ…」と信繁も思わずつぶやく精強さである。

長尾軍は、諸角の守る刈谷原城に迫ろうとしていた。

勘助は、刈谷原城の兵を深志城に撤退させる策を進言する。
各城に配置した兵が正面衝突で各個撃破されることを回避し、同時に兵力を集中させるためであった。

晴信は、深志城手前の刈谷原城を守る諸角虎定に、撤退を命ずる。

撤退命令発令後、晴信は勘助に言う。
長尾との戦が最後の戦などと思うな、そなたには長生きしてもらわねばならぬ、と。

これは第4次川中島合戦の伏線であろうか。

【伝兵衛の問題発言】
正面衝突を避ける作戦のため、本陣塩田城の太吉や伝兵衛、太吉の息子・茂吉はヒマそうである。

くつろぎモードの茂吉は、伝兵衛に聞く。
長尾景虎に会ったそうだが、景虎はどんな顔をしているのか。
目を輝かせて答えを待つ茂吉。

伝兵衛は景虎を思い出す。
美形の一言の景虎なのだが…。

そして伝兵衛は、最も格好良いつもりの表情で、言った。
「ワシにそっくりじゃ」

驚愕に目がまん丸の茂吉。
周囲の雑兵たちも、思わず伝兵衛を凝視した。
皆、驚きのあまり声もない。

「…それで女子が寄りつかねえだか…」と、何とか声を絞り出す太吉
「そうじゃ」と伝兵衛。

どうやら景虎は、武田家中ではもっぱら「女性に縁が無い」という点が有名らしい。
驚きながらも納得の様子の茂吉と太吉、そして他の雑兵たちである。

縁が無いのではなく、縁を断ち切っているのだ!側室コレクターより遥かに立派だ!と言いたいところである。
ここら辺はコミカルでおもしろかった。

【景虎、刈谷原城へ進軍を命ずる】
長尾景虎の元へ、武田軍が刈谷原城から撤退との報告が入った。
宇佐美は、武田方は、長尾軍の目的を見抜いていると言い、今回は撤退することを景虎へ進言する。

ところが、武田軍が再び刈谷原城へ篭ったとの報告が入る。
これを聞いた景虎、刈谷原城への進軍を命ずるが、とても嬉しそうである。

【諸角虎定、軍令に背き篭城】
諸角虎定は晴信の軍令に背き、刈谷原城に篭城した。

前回、諸角は馬場信春から「生き長らえることのみを忠義と思う武将」などと無礼な言葉をぶつけられていたが、これが篭城の直接の理由であろう。

諸角は、命を惜しまず戦う姿を武田全軍に示すつもりであった。
もっとも、諸角の玉砕戦に付き合わされる配下の将兵たちは、きっと迷惑なことだろう。

諸角篭城の知らせに信繁は動揺、晴信に援軍の派遣を懇願する。
普段は晴信を「お屋形様さま」と呼ぶ信繁だが、この時ばかりは「兄上!」と呼んでいた。諸角を案ずる余り、すっかり動転してしまったというところだろうか。

また、深志城を守る馬場信春は、あのようなことを真に受けて、などと発言していた。
馬場は、諸角が玉砕戦を選ぶとは思わなかったらしい。
このまま諸角が討死でもしたら寝覚めの悪そうな馬場である。

【諸角救出】
晴信は、信繁に援軍を率いて諸角援護に出陣することを命ずる。
ここで勘助は、諸角救出の策を立てる。
それは長尾軍に夜襲を敢行し、武田軍に包囲されつつあると思わせて撤退に追い込む、というものだった。

夜襲を受けた長尾軍では、宇佐美は敵軍に挟撃される前に撤退することを進言。
長尾軍は、撤退を開始した。

【信繁、諸角を庇う】
長尾軍撤退の報告を受けた諸角の陣に、信繁がやってきた。
信繁は、なぜ軍令に背いたと諸角を殴りつけると、晴信の元へ連行した。

晴信が諸角の元を訪れると、信繁も頭を下げて控えていた。
信繁は、晴信に諸角を許すことを請うた。

が、諸角は信繁の助命嘆願を断り、晴信に言う。
自分は、いつの間にか敵と戦い知行を増やしたいとすら思わなくなってしまった。
こうなったら討死するくらいしか、武田家に役立つ方法はない、と。

が、晴信は諸角が役に立つかどうかは自分が決めることだと一喝。
そして信繁も馬場信春も勘助も諸角を案じ、死なせぬために必死だったことを明かし、それが生き恥と申すなら、これからも大いに生きて生き恥をさらせ、それが儂の成敗じゃ、と笑うのであった。

信繁と諸角の美しい絆であった。

【長尾軍、武田軍と対陣】
越後へ撤退する長尾軍であったが、突如軍を取って返す。
晴信は武田軍を率いて進軍。
両軍は犀川をはさんで布陣。
どちらも鉄壁の構えであり、先に攻撃した方が敗北する。

景虎は、単騎川岸へ走り、向こう岸の武田軍を眺めた。
別れの挨拶だという。

そして長尾軍は、越後へ撤退した。

【予告】
次回は、武田、今川、北条が、三国同盟を結ぶお話のようである。
謀将たちの政略劇を期待したい。

あと、北条氏康は、竜若丸に受けた眉間の傷が消えていないようだが、一生あのままだろうか。

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  • From: 一言居士!スペードのAの放埓手記 |
  • 2007/10/01(月) 23:38:02

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