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電脳コイル 20話「カンナとヤサコ」

  • 2007/10/20(土) 17:43:17

黒い影に囲まれたヤサコとフミエ!
玉子とメガバア、バイクで乱入!
ヤサコと玉子、ハラケン救出に共闘!
そしてイサコ参戦!

【感想概略】
今回で、「通路」騒動はひとまず終結である。
今回のお話では、過去の罪に決着をつけるため、そしてハラケンを救出するために戦う玉子が描かれ、比較的低姿勢に協力を申し出るイサコの本当は優しさと罪悪感を抱く人間性が描かれ、そして「通路」の謎と玉子の過去などについて明かされ、様々な謎が描かれ、盛り沢山のお話でおもしろかった。

映像的には、「ニーテンゼロ」(「2.0」か?)と呼ばれる立方体のフォーマットソフトVSサッチー及びキュウちゃんと戦いが、シンプルな形であっても動きで十分迫力ある戦いを描けることを証明しており、おもしろかった。

【フミエ、黒い影の包囲に突撃】
前回、ヤサコとフミエは黒い影に追われ、メガバアの結界に守られた隠し廊下に退避した。
が、黒い影は結界を徐々に蝕み、隠し廊下を侵食。
ついに二人は追い詰められた。

フミエは隠し廊下から撃ってで、黒い影の群れからの強行突破を敢行。
劣勢の中フミエは、京子を抱いたヤサコを背に守り、黒い影の群れと果敢に戦い続けた。

が、多勢に無勢である。
群がり襲い来る黒い影に、とうとうヤサコが掴まれてしまう。
ヤサコはへたり込み、気を失った。

その時、玉子とメガバアが、バイクで乱入。
玉子はサッチーをヤサコ宅に突撃させた。
個人宅でも入れるのは、メガバアの許可を得たためであった。

サッチーは光線を撃ちまくり、次々と黒い影を焼き殺し、たちまち全滅に追い込んだ。
ようやく、ヤサコとフミエ、京子の危機は去った。

ヤサコは気が付くと、電脳体のズレは治っていた。
玉子がコイルタグで治したのである。
なお、メガバアによると、コイルタグは、原料となるメタタグが既に無いため、あと数枚しかないという。

玉子は、通路の封鎖及びイリーガル殲滅終了を、猫目に伝えた。
だが依然として、古い空間の拡散は、収まっていない。

この時玉子は、ハラケンが「『イマーゴ』を持つ子供」であることを聞き、血相を変えた。
しかも間もなく、古い空間の大規模なフォーマットがはじまるという。
玉子を探していたヤサコは、たまたまこの会話を聞いてしまったのだが、ハラケンの危機を直感する。

玉子は、全員家から出ないように言い残し、バイクで走り去った。
つい先程までの危機的状況を考えるならば、外出を控えるようにという玉子の指示は、当然に思える。
それでもヤサコは、走ってバイクの玉子を追った。

【玉子、サッチーの戦闘力強化】
玉子はまずはハラケン宅を訪れた。
そこで玉子は、ハラケンが以前カンナの母から預かった「カンナのメガネ」をかけて出かけたことを知った。
行き先は「通路」。
カンナに会うために違いない。
カンナに会えるなら、命の危険も顧みないハラケンである。

次に玉子は、大黒市役所空間管理室へ直行した。
そこでサッチーに違法改造を施し、戦闘力を大幅強化した。
まずはサッチーに装着されるキュウちゃんを、4機から6機に増加して火力強化。
サッチーの口はへの字口になり、装甲防御も強化されたようである。

これをメガマス社の監査担当に見つかり、違法改造でクビだぞと忠告されるが、覚悟の上とまったく意に介さない玉子。
ここら辺は、揺るがぬ玉子が格好良かった。

【ヤサコ、玉子と合流】
玉子はサッチーを率い、出撃する。
そこにヤサコが現れた。
自宅からかなり距離があるここまで、走ってきたのである。

ヤサコは、ハラケンの位置が何となく分かるという特技で、ハラケン救出を手伝いたいと玉子に申し出た。
「それだけ?」と尋ねる玉子。
するとヤサコは、頬を赤らめ、「私、ハラケンのこと…」と言いかけるが、玉子はその言葉をさえぎった。

玉子は、ヤサコとの共闘を了承した。

【玉子、4年前の出来事を語る】
「通路」へ向かう途中。
玉子は、自らの過去をヤサコに語った。

4年前、暗号屋の少女が、都市伝説を調べ、一つの儀式を導き出した。
この儀式とは、「ミチコさん」を呼び出すための暗号の手順である。

少女による儀式は成功し、ある条件が重なると電脳体が分離する現象が、各地で発生した。
この現象を「電脳コイル」という。

この電脳コイル現象を発生させるイリーガルは、Cドメインという未知の領域から出現する。メガバアたちが「ヌル」と呼ぶこのイリーガルは、どうやら最も古い電脳生物らしい。

Cドメインとは「コイル・ドメイン」の略であり、都市伝説では「あっち」への入り口だという。
これらの現象についても、このイリーガルについても、正確な原因は未だ不明である。

そして玉子は告白する。
4年前に事件を起こした少女とは、実は自分なのだと。
同じ過ちを繰り返して欲しくなかったという玉子。
イサコのことにも責任を感じているようだ。

玉子は、過去の罪に決着をつけるため、この一戦に全てを賭けている様子である。
だが、玉子が「通路」を開いた理由は何なのだろう。
気になるところである。

一方フミエは、ヤサコに置き去りにされていた。
フミエがヤサコを追わないのは、メガバアに止められ、ヤサコの無事を保証されたからだろうか。
落ち着いた様子のフミエである。

この時フミエは、メガバアから4年前の出来事について聞いていた。
メガバアはこの事件により、倒れる以前のことが思い出せないのだという。

【ヤサコ、独走】
玉子とヤサコは、ハラケンのメガネを追跡し、倉庫街にたどり着いた。

だがヤサコは、一人で駆け出し、レンガ壁で道を塞いで走り去ってしまう。
玉子は、キュウちゃん1機にヤサコを追わせ(追跡と護衛のためだろう)、自身はサッチーを率いて迂回路を走った。

ヤサコの目的は、「通路」の近くへ行き、そこで黒い影に触られることで電脳体を分離させ、「通路」に入ってしまったハラケンを連れ戻すことであった。

走るヤサコの前に、電脳霧の中から黒い影の群れが出現。
ヤサコに近づいてくる。
だが、まだ「通路」を見つけていないヤサコは、ここで電脳体を分離させるわけにはいかない。

そこに、ヤサコを追ってきたキュウちゃんが出現。
ヤサコを守り、果敢に光線で黒い影と戦う。

が、黒い影の群れは、損害を全く省みず、キュウちゃんに群がった。
一体の黒い影が、背後からキュウちゃんを掴み、引きずりおろす。
黒い影に取り囲まれたキュウちゃんは、何度も何度も光線を放ったが、やがて静かになった。

この辺りは怖く、そしてキュウちゃんが可哀想に思えた。

【イサコ、玉子に協力を申し出る】
ヤサコを追う玉子の前に、イサコがあらわれた。

玉子は激昂し、サッチーでイサコを砲撃しまくる。
「おまえさえキラバグを集めなければ!お前さえいなければ!」と叫ぶ玉子。

言い過ぎに思えるが、玉子はまだ17歳という若さであり、感情が昂ぶって思わず酷いことを言ってしまっても、仕方ない気がする。

一方イサコは、玉子の攻撃に決して反撃せず、協力を申し出た。
イサコは、ハラケンのことについて、かなり罪悪感を抱いているようである。
また、玉子の暴言にも一切反論しないところは、これまでの偽悪的な態度を思うと、痛々しかった。

この辺、これまでの女王様然とした凄みで大人すら威圧してきたイサコとは随分異なる大人しさで、イサコが可愛らしかった。

玉子はようやく興奮からさめ、イサコと共闘する。

【玉子、通路を発見】
玉子とイサコは、「通路」にたどり着いた。

その時、立方体の集合体のようなフォーマットソフトが上空に飛来した。
この立方体、とてもシンプルなデザインなのだが、迫力と重量感があり、なかなか格好良い。

そしてこの立方体は、倉庫街の古い空間をフォーマットしはじめた。
そのフォーマット光線はとんでもなく強力であり、凄まじい勢いで古い空間を消滅させていく。
「通路」に入ったヤサコとハラケンもろとも「通路」を消滅させるまで、たいした時間はかからないようである。

ここで玉子とイサコは、ハラケン救出のため、本格的に共闘を開始した。
まず玉子は、サッチーで立方体によるフォーマットを食い止めて少しでも時間を稼ぎ、ヤサコのハラケン救出を待った。

そしてイサコは、最後のキラバグで、ハラケン救出のための暗号式を組んだ。
それは、電脳体を転送するための暗号式であった

最後のキラバグを使ってしまったら、イサコは兄を回復させるチャンスを永遠に失うかもしれない。
にも関わらず、イサコが躊躇しないのは、例え兄を永遠に失うことになっても、自分の目的ために他の人間を犠牲にはできない心が、イサコ本来の人間性であるために思えた。

【イサコ、暗号式をヤサコに託す】
イサコは、暗号式を「通路」に入ったヤサコへ託すため、ヤサコを探して走った。
そしてイサコはようやく、ヤサコの声を聞きつけた。
イサコは「通路」の向こうのヤサコへむけて声をかけ、ヤサコを呼びとめた。

イサコは、暗号式を込めたてのひらを、空間に押し当てた。
一方ヤサコは、空間越しにイサコのてのひらに触れ、暗号式を受け取った。
するとヤサコの中指には、光る指輪が出現した。

この瞬間、イサコのヤサコに対するわだかまりは消えていただろう。

【ハラケン、カンナと】
ヤサコはついに、ハラケンへ追いついた。
だがハラケンは、一体の黒い影への歩みを止めようとしない。

この黒い影は、カンナであった。
カンタとの再会を喜ぶハラケンだが、笑顔がちょっとあぶなくて好きだ。

ハラケンにカンナの声は聞こえない。
だが、ヤサコには聞こえた。
ヤサコはハラケンへ、カンナの言葉を伝えた。

カンナとハラケンは、互いの想いを伝え合った。
そしてカンナは、ハラケンをヤサコに託し、消滅していった。

立方体のフォーマット光線による「通路」の消滅が、間近に迫っていた。

ヤサコは、ハラケンの胸に触れ、暗号式を発動させた。
するとハラケンの電脳体は、青く光りながら、光の粒子となって消えていく。
電脳体が生身の身体に転送されていくのである。

ヤサコは、消えていくハラケンに告白した。
その声は、はたしてハラケンに聞こえたのだろうか。

ヤサコは崩壊する通路を走り、出口へ向かった。

それにしてもハラケン、カンナにもヤサコにももてもてである。
「もてる生物部の男子」というのは、アニメではかなり珍しい気がする。
だが、同じ生物部でもナメッチやデンパは、色恋とは無縁のようであり、生物部だからもてるという訳ではなさそうである。

【ヤサコ、帰還】
「通路」は、立方体の強力なフォーマット光線により、崩壊寸前である。
このままでは、ヤサコも「通路」もろともフォーマットされてしまう。
ヤサコは出口へ走った。

玉子は、サッチーで立方体を攻撃し、時間を稼ぐ。
そしてついに、ヤサコが「通路」から駆け出してきた。
玉子は、ヤサコの電脳体にコイルタグを貼った。

その時、立方体はフォーマット光線の集中砲火を浴びせてきた。
すると玉子は、改造していないサッチーを風船のように膨らませてハラケンとヤサコを守り、光線を防いだ。
無改造のサッチーはフォーマットの対象外であるため、光線を防ぐ盾になるようである。

こうして玉子とヤサコ、そしてイサコは、ハラケン救出に成功した。

だが、立方体の攻撃を受けたらしいイサコには、何か異変が起きたようであり、気になるところである。

一方、猫目は何者かに連絡していた。
猫目は、イサコにも玉子にも協力しているが、実は二人を利用しているように見える。

【予告】
「通路」騒動は、今回で一段落。
イサコのヤサコに対する感情にも、かなりの変化があったと思える。
今後の新展開が期待される。

次回は新学期、学校が合併され、旧第一小の子供たちがイサコに辛くあたるらしい。
綿が飛び出したストラップの人形が見えたが、いじめによるものなら、かなり悪質である。
大黒黒客はリーダーをこけにされ、黙っているのか。
ヤサコはどうするのか。

猫目の背後にいるのは何者か。猫目の真の目的は何か。
楽しみである。

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