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機動戦士ガンダムOO 6話「セブンソード」

  • 2007/11/10(土) 23:58:59

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【あらすじ】
AEU、軍需大国モラリアを支援!
ソレスタルビーイング、モラリア及びAEUのMS大部隊を襲撃!

【感想概略】
今回は、軍需産業及び民間軍事会社の戦争を食い物にする側面とこれらによって糧を得る人々のいる側面、スメラギとカタギリの過去の一端、ガンダム対AEU及びモラリアの大部隊の戦い、そして刹那の過去の一端が描かれ、おもしろかった。

【軍需大国モラリア】
今回は、兵器輸出及び民間軍事会社を主な産業とする南欧のモラリア国のお話であった。

このモラリア国、ソレスタルビーイングの出現により、経済が破綻しかけていた。
これは、世界各地で紛争を行なう諸勢力の多くが、ソレスタルビーイングを恐れて武力闘争から手を引き、このため武器の売上及び民間軍事会社への戦争委託が激減した、ということなのだろうか。

だがAEUは、太陽光発電システムとコロニー開発には、モラリアの民間軍事会社の人材と技術が是非とも必要と判断。AEUの総意としてモラリアの支援を決定した。
これは、太陽光発電及びコロニー開発事業の軍事的防衛のため、モラリアが軍事に限らず高い技術力を持つため、そしてモラリアの人材及び技術が他勢力へ流出するのを防ぐためだろうか。

そして、支援に賛成したAEU加盟国は、援軍をモラリアに派遣するのである。

【AEUの援軍、モラリアに集結】
モラリアにはAEUの援軍が続々と到着。
その中には、自称AEUのエース、パトリック・コーラサワーの姿もあった。

モラリアは、民間軍事会社の戦争屋アリー・アル・サーシェスを急遽南アフリカから呼び戻し、対ガンダム用にチューンナップしたMSを与え、アリーにガンダムの鹵獲を命ずる。
このアリー、戦争が無くなれば立ち行かなくなる企業が続出し、下々の者が困るとソレスタルビーイングに憤っており、ガンダムとの戦いを命じられると、獰猛な笑みを見せる。

さて現代の世界で、貧しい国でも自動小銃・手榴弾・地雷といった殺傷力の高い兵器で戦争が出来るのは、技術の発達により、殺傷力が高く安価で、子供にも扱えるほど取り扱いが簡単な武器が開発され、これを先進国の軍需企業が輸出しているからという側面がある。
さらに近年は、軍事作戦そのものを紛争当事者から委託される民間軍事会社が登場。まさに戦争を飯の種としている。

軍需産業に携わる人々にしてみれば、世界から戦争が無くなることは失業を意味するのかもしれない。
だが、彼らの給料のために紛争当事国の人々は、家を破壊され、職を失い、人生を破壊され、命すら奪われ、生き残った人々に残されるのは破壊された社会と荒廃した国土のみであり、その痛手は軍需産業崩壊による失業より遥かに重いようにおもえる。それまで栄えていた産業が滅ぶことは、日本の石炭産業のように、無い訳ではなく、失業者が出るから戦争をなくしてはいけないというものでもない気がする。
軍需産業滅亡に伴う痛みは、まさに改革のために耐えるべき痛みとソレスタルビーイングは考えているのかもしれない。

【ソレスタルビーイング、武力介入の準備開始】
ソレスタルビーイングは、モラリア及びAEUの動きを察知。
戦争根絶のため、軍需大国モラリアへの武力介入を決定する。

アレルヤは、前回独断でキュリオスを動かした罪で監禁されていたが、営倉入りを解除され、作戦に参加する。

刹那は、マンションの自室を出かける時、隣室の沙慈に声をかけられる。
姉が作りすぎた筑前炊をおすそ分けに持ってきた沙慈。
だが、刹那はこれから出かけると言って断ってしまう。
少しがっかりした様子の沙慈。
そんな沙慈に刹那は、災難だったなと声をかける。
刹那が、沙慈からお裾分けを受け取る日は来るのだろうか。

そして刹那は南海の孤島でロックオン、アレルヤと合流。
新しいガンダム用刀剣を受け取る。
刀剣を持参した技術者は、刹那がちっとも嬉しそうな顔をしないことに不満げだが、刹那は感謝していると言うロックオン。長年の付き合いで、刹那の喜怒哀楽が分かるようである。

【マリナ皇女の援助要請外交】
モラリアを巡る緊張が高まる中、アザディスタン王国の第一皇女マリナ・イスマイールは太陽光発電システムの技術者派遣を求め、フランス外務省を訪れる。

このアザディスタン王国、かつては産油国として景気が良かったのだが、化石燃料の枯渇、太陽光発電システムの運用実現、そして石油の厳しい輸出制限により、経済難に陥り、治安も悪化していた。
21世紀の現代では、産油国は羽振りが良いが、化石燃料はいずれ枯渇するものであり、化石燃料が枯渇した時代の産油国を描いているところがおもしろい。

アザディスタンの議会は、他国の援助を求めるため王政を復活させたそうなのだが、これは交渉担当者に「皇女」という箔をつけ、若き「皇女」が援助を求めることで少しでも他国の同情を引くためだろうか。

さてフランスとの交渉では、食糧援助の継続については前向きな回答が得られたが、アザディスタンの治安の悪さ等を理由に、技術者派遣には難色を示されてしまう。
フランス側担当者は、マリナ皇女に同情、困っていると分かっていても自国にも余裕が無く助けることは出来ないことを気の毒とは思っているようであった。

【マリナとシーリン】
マリナの交渉難航に対し、副官シーリン・バフティヤールは思ったとおりだという笑みを見せる。
このシーリン、実はアザディスタンを救う策を何か秘めており、マリナにそれを気付かせるため、敢えて無駄と思える援助要請外交を黙って見ているのだろうか。

マリナ皇女とシーリンの関係は、今のところ謎である。
シーリンは、二人きりの時は、皇女であるマリナと対等の口をきき、加虐的な笑みを浮かべ、皮肉っぽい物言いをする。
ところがマリナは、シーリンの意地悪な発言に反論はしても、嫌がっているようには見えない。
この二人、優等生だがひねくれた姉貴分と、そんな姉を慕う温和な妹分のように見える。
多分姉妹ではないのだろうが、マリナとシーリンは一体どういう関係なのか。
こちらも気になるところである。

【ソレスタルビーイングの作戦指揮チーム、地上へ】
ソレスタルビーイングの作戦指揮チームも、今回の作戦のため、地上へ集結する。

移動の合間、クリスティナはフェルトを強引に誘って買い物を楽しむ。
なお、クリスティナは22歳、フェルトは14歳とのことなのだが、一人は子供っぽく、もう一人は寡黙で仕事熱心なため、二人の年齢差が大学4年生と中学2年生であるようには一見みえないところがおもしろい。
クリスティナとしては、少しでもフェルトに息抜きをさせたかったのであろうか。
いずれクリスティナとフェルトの人間性がより深く描かれることを期待したい。

そしてスメラギはバーで飲酒中、ユニオンのカタギリに声をかけられる。
この二人は旧知の仲だったのだが、どうもスメラギには「あの事件」と呼ばれる重い過去があるようである

【ガンダム、モラリアを襲撃】
戦争根絶をかかげるソレスタルビーイングは、ついにモラリア国に武力介入を敢行。
130機を越えるMSの大軍団をガンダム4機が襲撃した。

ロックオン・ストラトスの搭乗するデュナメスは、盾で敵弾を防ぎつつ、次々と敵機を狙撃、撃破。
アレルヤの搭乗するキュリオスは、空中戦で敵MSを次々と撃墜。

ティエリアのヴァーチェは、豪快な砲撃で敵地上部隊を根こそぎ撃滅。
さらに、上空から襲い来るコーラサワー率いる航空MS部隊に発砲、数機を消滅させた。
コーラサワーはヴァーチェの砲撃を回避したが、操縦不能に陥り、戦線を離脱した。
もしかするとコーラサワーは、自軍を勝利に導く能力ではなく、如何なる激戦であっても生き残る能力に優れているのかもしれない。

刹那のエクシアは、刀を振り回して敵MSを次々と斬り捨てる。
飛び道具を使わず、あくまで刃物で戦う刹那である。
そこへ敵の新手が登場。
エクシアへ猛射を叩き込み、次々と命中弾を浴びせる。
自機の動きが読まれていることに驚きの色を見せる刹那。
拡声器(?)で毒舌を吐く敵パイロット、アリー・アル・サーシェスの声に、刹那は珍しく動揺の色を見せる。
このアリー、少年兵時代の刹那と、何やら因縁があるようである。
今回はここで終了であった。

次回は、アリーVS刹那の戦いの続きが楽しみである。

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