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機動戦士ガンダムOO 12話「教義の果てに」

  • 2007/12/22(土) 23:58:17

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【あらすじ】
中東アザディスタン王国、保守派の指導者拉致される!
国内対立激化、クーデター勃発!
暗躍するアリー・アル・サーシェス!
ユニオン、アザディスタン政府を軍事支援!
ソレスタルビーイング、アザディスタンに武力介入!

【感想概略】
今回は、アザディスタン王国が舞台のお話である。
宗教上の解釈のちがいによる対立の発生、未だ解決せぬ少年兵の問題、民俗差別の問題、自らの利益のため戦争を望む人々、戦場に駆り出された少年兵たちに対して見せる刹那の本心の一端、苦悩するマリナ皇女と厳しく接しながらも決して側を離れようとしないシーリン、ガンダムとの戦いに昂揚しながらも人の道を見失わないグラハム中尉、暗躍するサーシェス、などなど、おもしろかった。

【保守派の指導者マスード】
今回の舞台は、中東地域である。
中東アザディスタン王国では、太陽光発電エネルギーの受け入れを巡り、保守派と改革派が対立していた。

アザディスタン国内の寺院。
保守派の人々は、指導者マスードへ、改革派への不満を口にし、決起を訴えていた。
一方、マスードは、人々の訴えに頷きながらも、忍耐強く軽挙をいましめ、神の報いを待つよう諭す。

ところが、武装した謎の男たちがこの寺院を襲撃。
マスードを誘拐してしまう。

マスード拉致に保守派は激怒、アザディスタン国内の対立は激化する。

【マリナ、マスード拉致を知る】
マリナ皇女は、マスード拉致の報告に不安を募らせる。
実はこのマスード、改革派であるマリナ皇女とは知り合いであった。
マスードは、改革によって不満が生じることを見越し、変化を嫌い改革に不満を抱く人々の声を受け止め、暴発を防ぐため、保守派の指導者となっていたのである。

シーリンはマリナに、議会がユニオンから軍事支援を受けようとしていると知らせる。
何故ユニオンがアザディスタンを支援するのか、不安な表情を浮かべるマリナと、ユニオンの損得勘定を推測して顔を曇らせるシーリンである。
いつもは嗜虐的な笑みを浮かべてマリナにいじわるを言うシーリンだが、今回は嘲笑すら浮かべない。
今回のシーリンは、まるで妹を厳しく叱咤しながらも支え、妹の成すべき事をやり遂げさせようとする姉のようである。

一方、アザディスタンへ派兵されたグラハム中尉たちは、ガンダムに会えそうだと嬉しそうである。

【ソレスタルビーイング、アザディスタンへ】
ソレスタルビーイング側も、アザディスタンの国内情勢悪化を受け、行動を開始する。
采配を振るうのは、王留美である。

前回、人革連の超兵機関に武力介入したプトレマイオスは、いまだ宇宙を航行中であり、直ぐにアザディスタンへ駆け付けることは困難であった。

留美は、プトレマイオスに搭載されたガンダム2機を待たず、現在手元にあるエクシアとデュナメスのみでアザディスタンの問題に対応することを即座に決断する。
王留美の、17歳とは思えぬ度胸のよさ、決断力は、たいしたものである。

【刹那、アザディスタンへ】
刹那は、自らアザディスタンへ潜伏する。
アザディスタン風の民族衣装をまとい、庶民街を歩く刹那。
だが、町の人々は刹那に敵意の視線を向ける。

唯一人、水売りの少年だけが刹那に話し掛ける。
少年は、軌道エレベータについて刹那に尋ね、宇宙へ行ったことがあると聞くと目を輝かせる。

少年はいう。
マリナさまが言ってたよ!いつかぼくたちも宇宙へいけるって!

マリナの名を聞き、刹那が不思議そうな顔をすると、ちょっと自慢そうに教えてやる少年。
少年の指差す先には、マリナのポスターが貼ってあった。
少し驚いた表情を見せる刹那。

マリナは、少なくとも子どもには慕われているようである。
そしてこの少年の無邪気さは、今回の救いの一つとなっていた。

だが、少年の祖父が現れ、刹那に出て行けという。
刹那がクルジス人であることが、理由だった。
クルジス人は、アザディスタンでは差別されているらしい。

【ルイス、ルイス母の篭絡に成功?!】
経済特区日本では、ルイスのプロデュースによるルイス母の篭絡作戦が続行中であった。
沙慈の配達したピザに、敵意を和らげるルイス母。
ママはモノに弱いのよ!と自慢げなルイスである。

ルイスはルイス母に訴える。
沙慈は早くに両親を亡くし、姉と二人暮しなのだと。
涙ぐむルイス母。
ママは涙もろいのよ!とまたまた自慢げなルイス、困った笑顔の沙慈である。

ところがルイス母は、沙慈をじっと見ていった。
「あなた、よく見ると凛々しいわね…。似てるわ…。主人の面影がある…」
パパ生きてるしー!というルイスの突っ込みを完全に聞き流し、頬を赤らめるルイス母。

そして、沙慈にぴったりくっついてテレビを見るルイス母。
「ベタベタしないでー!」と怒るルイス。
困惑した笑顔の沙慈である。

ここら辺、おもしろかった。
全員無事生き延びることを期待したい。

【アザディスタンでクーデター勃発】
夜。
アザディスタンでは、ついに超保守派によるクーデターが勃発した。
太陽光発電エネルギー受信施設では、警護のMSアンフが、いきなり僚機に攻撃を開始する。
何と兵の中に超保守派が浸透していたのである。

ここにグラハム中尉の駆るカスタム・フラッグが飛来。
太陽光発電エネルギー受信施設を守るためである。
だが、戦うMSのどちらがクーデター派なのか、見た目では全く分からない。

すると遠距離から光線がMS群を狙撃。
次々と撃破していく。
敵の狙いを予測し、付近に潜伏していたデュナメスの武力介入であった。

だが今度は、何者かが多弾頭ミサイルを発射。
無数のミサイルの群れが、太陽光発電エネルギー受信施設を襲う。
ミサイル群を狙撃するデュナメス。
だが、全て撃ち落すには余りに数が多すぎた。
太陽光発電エネルギー受信施設はミサイルの雨を浴びまくってしまう。

ミサイルを放ったのは、アリー・アル・サーシェスであった。
実は、保守派の指導者マスードを誘拐したのも、サーシェスだったのである。
サーシェスは、かつての刹那の上官であり、そして最近まで民間軍事会社で傭兵稼業で稼いでいた、まさに「戦争が飯の種」という戦争屋である。
アザディスタンの内部対立を煽るサーシェスは、極悪人にしか見えないが、目的は戦争を巻き起こすことと、同時にガンダムを捕らえることだろうか。

グラハム中尉は、ガンダム発見を喜び、デュナメスに襲い掛かる。
カスタム・フラッグはデュナメスに高速で接近。
狙撃をかわすと、デュナメスに蹴りを入れる。

奇襲と離脱を繰り返し、デュナメスと互角の勝負をみせるカスタム・フラッグ。
だがグラハム中尉に、クーデター勃発との通信が入る。
ガンダムとの戦闘に昂揚しながらも、グラハム中尉は、民主国家軍隊の本分を見失わず、勝負を放棄し、首都へ向かうのであった。

【シーリン、マリナを叱咤】
アザディスタン各地でクーデター派のMSが次々と決起。
首都へ向かう。
クーデター派の通った後には、破り捨てられたマリナ皇女のポスターが散乱している。
どうやらマリナは、改革派の象徴として保守派に憎まれているようである。

マリナ皇女は、シーリンをはじめとする側近たちとシェルターに逃れた。
クーデター派は、現政権の進める改革政策に大反対である。
改革派の象徴であるマリナ皇女の近くにいることは危険極まりないのだが、シーリンは決してマリナの側から離れようとしない。

マリナは、精神的にも打ちのめされ、すっかり疲弊した表情である。
エネルギー問題解決のための太陽光発電システムの受け入れが、かえって国内の対立を激化させてしまった。
たとえクーデターを鎮圧できても、国内には激しい対立感情が残ってしまう。
祖国のため、国民のため、良かれと思って頑張ったことが、全て裏目に出てしまった。
マリナは自責の念から涙を流す。

だが、シーリンは「毅然としなさい!」とマリナを一喝する。
まだ終わっていないというシーリン。
マリナはシーリンを見上げ、決然とした表情で、黙って頷いた。

ここら辺、どんな危機に陥ろうとも決してマリナから離れず、前向きに事態へ立ち向かうシーリンは格好良かった。

【刹那、戦死者に少年兵を見て…】
刹那は、クーデター派のMS群との戦闘の死者の中に、少年兵たちの姿を見つける。
刹那は、MSの群れに刀剣をかざして斬り込み、次々と斬り捨てる。

この戦闘を、アレハンドロ・コーナーが見ていた。
刹那の戦闘を、コーナーは、ガンダムの性能に頼りすぎていると評する。

デュナメスを飛行させるロックオンは、昇る朝日の中、瓦礫の街に佇むエクシアを見つける。
エクシアに搭乗する刹那はつぶやく。
「俺は、ガンダムになれない」

【予告】次回:聖者の帰還
次回、アザディスタンのクーデターはどのような結末を迎えるのか。
この事件はマリナに何を残すのか。
シーリンの真意は何か。
描かれるのが楽しみである。

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