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機動戦士ガンダム ギレン暗殺計画 1巻(漫画:Ark Performance/角川コミックス・エース)

  • 2008/02/22(金) 23:59:53

「機動戦士ガンダム」の外伝。
一年戦争の末期、ジオン公国はどのように終戦を迎えたのか、ジオン内部の人々は何を思い、何を目指し、どのように行動したのかを、警察組織の捜査官の視点から描くマンガ作品。

【あらすじ】
一年戦争末期の宇宙世紀0079年12月。
ジオン公国首都、ズム・シティが舞台。

公国の警察機関の捜査官レオポルド・フィーゼラーは、要人暗殺爆破テロ事件の捜査を担当していた。
捜査の中でレオポルドは、犯人の目的が総帥ギレン・ザビの暗殺であることに辿り着く。
だがレオポルドは、国家の暗部に近づきすぎていた…。

【感想概略】
本作「ギレン暗殺計画」では、本編では描かれることのなかった一年戦争末期のジオン側の内情が興味深く描かれ、様々な立場の登場人物たちは魅力的であり、軍人ではなくより庶民に近い警察関係者の視点から描かれるおもしろさがあり、何らかの信念を実現するための手段らしきギレン暗殺計画をめぐる謎解きからは目が離せず、そしてそれぞれ信念を抱く人物たちが信念故に葛藤する姿は魅力的であり、おもしろかった。

巻末の「No1ガンダム芸人」土田晃之による、ギレン及び本作についての論評もおもしろかった。

【魅力的な人物たち】
本作「ギレン暗殺計画」では、登場人物たちが魅力的である。
まず、主人公のレオポルドをはじめとする本作オリジナルの登場人物たちは、それぞれの人生を背負っていることがにじみ出ており、いい味を出している。

さらに、本編に僅かに登場した人物たち、ギレン総帥の秘書セシリア・アイリーンや公国首相ダルシア・バハロなどが、存在感のある血の通った人間として描かれており、これも大きなおもしろさである。

【信念故の葛藤】
本作「ギレン暗殺計画」の作中には、多くの人びとが登場する。
軍人、政治家、ザビ家の人間、公安関係者、総帥府の関係者、などなど様々である。

彼らはそれぞれ何らかの信念を抱いている。
ある者は敗戦による滅亡の危機に瀕した祖国を憂え、またある者は権力を巡ってギレン総帥と対立している。

各人の信念はそれぞれ異なるが、ギレン総帥暗殺の動機は十分ある。
そして各人にとって、ギレン暗殺は、あくまで目的を達するための手段に過ぎないようである。
ある者にとっては、戦争終結のため。
またある者にとっては権力を奪い、より強固な戦時指導体制を築くためである。

まだ正体を見せないギレン暗殺計画の犯人は何者なのか、その背後にある国家の暗部の正体とは何か。
公国はどのように終戦を迎えるのか。
そして、国家の暗部という危険な領域に近づきすぎてしまったレオポルドはどうなるのか。

2巻も楽しみである。

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この記事に対するコメント

おもしろそうですねw
でも財布の中身はゼロに等しいので、後日、おこずかいをもらってから購入したいと思いますw

  • 投稿者: ハル
  • 2008/02/23(土) 14:13:24
  • [編集]

ハルさん、コメントありがとうございます。

おこづかいのやりくりは、大変ですよね。

  • 投稿者: 矢文
  • 2008/02/24(日) 02:43:53
  • [編集]

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