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幕臣たちと技術立国(佐々木譲/集英社新書)

  • 2008/05/14(水) 22:24:50

日本の近代のはじまりは、明治維新とされることが多い。
また江戸幕府による産業技術面での近代化導入の試みは、歴史の徒花とされ、真に日本の近代化が開始されたのは、明治以降とされることが多い。

本書は、従来あたりまえとされているこの通念に異を唱える。

本書は、幕末日本の近代的側面は決して時代の徒花ではなく、幕末社会全般には近代化過程が見られるのであり、これが断絶することなく明治維新以降も続き、明治の近代化が円滑に進んだことを、そして日本の近代は幕末の技術系官僚によって準備され開始されたと語る。

そして本書では、幕末の三人の幕臣、江川秀龍、中島三郎助、榎本武明をとりあげ、それぞれの働きと生涯を検証することによって、彼らのような技術系官僚によって日本の近代は準備され開始されたことを明らかにすることを試みている。

(続く)

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