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今日の早川さん 2巻(COCO/早川書房)

  • 2008/05/23(金) 23:59:52

【作品解説】
SF者の早川さん、ホラーマニアの帆掛さん、純文学読みの岩波さん、ラノベファンの富士見さん、レア本好きの国生さん。
それぞれのジャンルを深く探求する個性的な本オタクの女の子たちの、本と読書を巡る日常と非日常を描く、ブログ掲載4コママンガ作品と描き下ろし作品を掲載した単行本の第2巻。

本書「今日の早川さん」2巻には、ブログ掲載4コマ作品を中心に、早川さんと帆掛さんの出会いのお話、女の子たちのコスプレ(?)によるホラー&SF用語集(た~わ行、ん)、深みのあるタッチで描かれた女の子たちのカラーイラスト、そして巻末には、帆掛さんが初めて見せる一面を描いたお話が掲載されている。

【感想概略】
2巻もおもしろかった。

◆本オタクの女の子たち
本書の大きなおもしろさは、すっかりお馴染みとなった早川さんをはじめとする個性的な本オタクの女の子たちであり、そんな女の子同士のやりとりである。

早川さんたちは、自分の愛するジャンルへの愛情とプライドから互いをバカにしあってみたり、本オタクでない友人に説教してみたりと、どちらかと言うと困った振る舞いや言動が多いのだが、その心情は分からなくも無く、むしろ強い共感をかんじた。
個人的に最も共感をかんじるのは、早川さんである。

早川さんたちは互いに辛辣な言葉をぶつけあうのだが、その一方で相手を認め好感を抱いているところが伺え、口には出さないが互いを大事に思っているという関係も好きである。

◆作者コメントについて
さらに本書のおもしろさは、要所要所の4コマ作品に掲載された、独特の味のある作者コメントである。
特に本オタクの行動への自虐と自戒と愛のかんじられるコメントには、共感がかんじられる。
そして作者ブログで一度読んだことのある4コマも、これらのコメントを読むと新たな視点から楽しめるのである。

◆女の子たちの新たな一面
今巻では、帆掛さんが魔導書で召喚した童女「ティンダロス」が登場。
この見た目は可愛らしいティンダロスは、お話を賑やかにしてくれた上、前巻では描かれなかった女の子たちの意外な側面と魅力を引き出してくれている。

そして本書の要所要所には、女の子たちの新たな一面や初めて見せる内面が描かれており、通して読んだ後にまた読むと、女の子たちのやりとりや内面に新たな発見があり、これも本書のおもしろいところである。


またまた続刊を期待したい。

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