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コードギアス 反逆のルルーシュ R2 第9話「朱禁城の花嫁」

  • 2008/06/08(日) 23:59:22

【感想概略】
今回は、中華連邦の天子とブリタニア第一皇子オデュッセウスとの政略結婚の陰謀を星刻一派がクーデターで粉砕、さらにゼロが介入、事態は混沌と化すお話である。
中華連邦の内情と星刻と同志たちの信念と行動が描かれ、政略結婚を巡る頭脳戦が描かれ、星刻と天子の絆が描かれ、おもしろかった。

【黒の騎士団、中華連邦へ到着】
今回の舞台は、中華連邦である。
この中華連邦は、東アジア・南アジア・中央アジアを版図とする巨大国家である。だが国政の実権は特権的官僚集団「大宦官」が握って悪政を敷き、人民は貧困と停滞に苦しんでいた。

前回、黒の騎士団はゼロの奇策により、エリア11から堂々と100万人の日本人を脱出させた。
そして今回、中華連邦の巨大な海氷船群に分乗する100万人の日本人は、中華連邦領内の人工島・蓬莱島へ辿り着いた。
この島を借り受けることは、既にゼロが中華連邦と話をつけていたのである。

【中華連邦、天子とブリタニア第一皇子との婚約を発表】
蓬莱島に上陸した黒の騎士団は、まずは拠点及び組織の整備に取り掛かった。特に組織作りでは、ディーハルトが優秀さを見せていた。戦力増強も抜かりは無く、中華連邦インド軍区から大量のナイトメアが到着していた。インドも何やら企んでいる様子である。
そしてゼロは、侵略者にならない方法で中華連邦を手に入れる策謀を予定していた。

そこへいきなり、驚くべき知らせが飛び込んできた。
何と、中華連邦の天子とブリタニア第一皇子オデュッセウスとの婚約が発表されたのである。もしこの政略結婚が実現すれば、ゼロの中華連邦掌握計画はそもそも成り立たなくなってしまう。また中華連邦はブリタニアとの関係を優先し、黒の騎士団を攻撃する危険性が高い。

いきなり大ピンチに陥るゼロと黒の騎士団である。

ゼロは、この政略結婚の黒幕が第二皇子シュナイゼルであることを確信する。
シュナイゼルの予想以上の行動の早さに焦るゼロである。

【星刻と同志たち】
一方、星刻とその同志たちも、この婚約に驚くと同時に、その協力者である大宦官たちのあまりに利己的な行動に憤激していた。

大宦官は何と、ブリタニアへの領土の割譲とブリタニア爵位を与えられることを条件に、この政略結婚を受け入れたのである。
自分たちの保身と権益のためには祖国すら売り渡す大宦官に、心ある中華連邦人が怒るのは当然と言える。
星刻の同志たちは、クーデター計画を前倒ししてでもこの政略結婚を阻止すべしと叫ぶ。

だが星刻は苦悩する。
天子個人のためを思えば、この政略結婚は言語道断、絶対粉砕すべきものである。
だが政略結婚をぶち壊すことはブリタニアとの紛争を招くかもしれないのである。

苦しむ民を救うこと、かつて天子と交わした約束を守ること、この二つの願いの間で、星刻は悩みに悩むである。

【天子と星刻の出会い】
星刻は、天子との出会いを思い出す。

その時星刻は、役人に地面に押さえつけられていた。
何と星刻は、囚人に薬を与えられたことを規則違反であると厳しく咎められ、その罪は死刑に相当するというのである。
天子はこの場にたまたま通りかかったらしいのだが、星刻の扱いに納得のいかない様子である。

天子は役人に問う。自分も風邪をひいたら薬をもらうに、なぜ囚人に与えてはいけないのかと。

役人は、天子と囚人は違う、これは規則なのだと訴える。
だが天子は引き下がらない。
「おかしいわ!その人、いいことをしたのに!」

普段は気の弱そうな天子が見せる激しい剣幕に、役人は引き下がった。

星刻は天子に礼を言い、少しでも天子の役に立つため士官学校へ行くという。
すると天子は自分も外へ行ってみたいといい、目を輝かせながら言う。
「朱禁城の外には、海とか、学校とか、暖かい食べ物とか、友だちっていうのもあるって!」

星刻は、天子の孤独の深さを知った。
そして天子と指切りをし、必ずや外の世界に案内することを誓うのである。

この出会いから、既に何年も経っている。
星刻も、天子がこのことを憶えているとは思っていない。
だが星刻にとって天子との誓いは、たとえ天子本人が忘れていたとしても、必ずや果たさねばならないもののようである。

【天子とオデュッセウスの婚約パーティー】
中華連邦の首都・洛陽の朱禁城では、天子とブリタニア第一皇子オデュッセウスの婚約パーティーが開催されていた。

オデュッセウスはにこやかだが、その隣に座る天子は目尻に涙を浮かべ怯えている。
天子にしてみれば、親子ほど年の違う男性との結婚を一方的に言い渡され、そして誰一人知る者のいない遠い異国へ人質として連れて行かれ、二度と帰ってはこれないというのであり、恐怖以外の何者でもない様子である。

パーティーには、両国の紳士淑女が招かれていた。
その中にはミレイとロイド、セシルが見える。
スザク、ジノ、アーニャのラウンズ三人も見える。
スザクは天子の怯えた様子を見て、この婚姻は天子本人が納得してのことなのか、疑問を抱いている様子である。

そして、ブリタニア第二皇子シュナイゼルが、ニーナをエスコートして姿を見せた。

【ミレイとニーナ】
ミレイは、ニーナとの再会を喜んだ。
だがニーナの内心は複雑である。
どうやらニーナは、コンプレックスの塊のようである。

アッシュフォード学園に通っていた頃、ニーナはどちらかというと大人しくて目立たない少女だった。
一方ミレイは、物怖じせず好奇心旺盛で行動力に溢れた少女である。

ミレイは学園で、ニーナに対し、友人として接していた。
だがニーナにしてみれば、ミレイは内心ではニーナを見下し、優越感を抱き、下位者への憐れみの情でニーナに接していると感じられたようである。

ニーナはミレイに叫ぶ。
「わたしをいつも下に見て、保護者の顔をして偽善に浸って!
もう違うの!わたしは!わたしを認めなさいよ!」

ミレイはニーナの言葉に反論しない。
ニーナの言うような目で見ていなかったと言い切れるだろうか、自分の心の中にニーナを見下す気持ちは一片でも無かっただろうかと、自問しているようにも思えた。

【婚約パーティにゼロ一行登場】
婚約パーティに、何とゼロと神楽那、カレンも姿を現した。
神楽那は天子にとって、初めての友人である。
天子は神楽那を見て、救われたような笑みを浮かべた。

だが衛兵たちが、ゼロ一行を取り囲んだ。
天子は大宦官へ涙目で抗議するが、大宦官は適当に言いくるめようとする。

これを制止したのは、何とシュナイゼルである。
シュナイゼルはこの場を収める代わりに、婚礼へのゼロの同伴を遠慮してもらえるよう神楽那に求め、了解を得た。シュナイゼルとしては、とにかく政略結婚を円滑に実現させるつもりのようである。

ここでゼロは、シュナイゼルに、チェスの勝負を申し入れた。
そして、勝てたらスザクを譲り受けたいと申し出、シュナイゼルの了解を得た。
一方シュナイゼルは、自分が勝てたら仮面を外すことをゼロに求めた。
余裕で承知するゼロである。

ゼロの策、それはスザクがいなくなったら、全員にギアスをかけて操るという豪快なものである。

かつてブリタニア皇族として暮らしていた頃、ルルーシュは、シュナイゼルにチェスで勝った事は無い。だがルルーシュは不敵な笑みを浮かべ、それは7年前のことと内心で呟く。
そしてもはや追い詰められたかに見えたシュナイゼルだが、何とキングを前進させた。ルルーシュは勝利を与えられることに我慢ならず、自陣の駒を後退させた。
するとシュナイゼル、ゼロがどういう人間か少しは分かった気がすると笑うのである。

【ニーナ、ゼロへ刃を向ける】
ニーナはゼロがいることを知ると、刃を握り、「ユーフェミア様の仇!」と叫び、襲い掛かった。
だが、スザクがニーナを止めた。

そしてニーナとゼロの間に、カレンが立ち塞がった。
カレンはニーナに詫びた。
ミレイは久々にみるカレンが変わっていないことに、好ましい笑みを浮かべる。

一方、ルルーシュは仮面の中で苦い表情を浮かべるが、「俺は…、引き返さない!」と内心でつぶやいた。

【天子の婚礼】
天子と第一皇子オデュッセウスの婚礼がいよいよ開始された。
ウェディングドレス姿の天子は、全てを諦め、運命を受け入れようとした。

その時、式場に星刻たちが乱入した。
星刻たちは、苦悩の末、クーデター計画を予定より早めて実行に移したのである。

星刻は叫ぶ。
「我は問う!天の声、地の叫び、人の心!
何を以ってこの婚姻を中華連邦の意思とするか!
全ての人民を代表し、我はこの婚姻に異議を唱える!」

大勢の衛兵たちが星刻に襲い掛かる。
が、星刻は圧倒的な強さで剣を振るい、衛兵たちをなぎ倒していく。
同時に星刻の同志たちは中華連邦中枢を襲撃し、掌握しつつあった。

その時。
天子は星刻の姿を見ると、指切りの形にして指をふり、星刻の名を叫んだ。
星刻との約束を忘れていないと訴えた。

星刻は「我が心に、迷い無し」と笑みを浮かべ、天子の元へ突き進む。

だが次の瞬間、ゼロが乱入。
天子の頭に銃を突きつけ、人質にした。
天子は涙を滲ませ、星刻の名を叫ぶが、ゼロはお構いなしである。

星刻は「この外道が!」と激怒。
だがゼロは「おやそうかい?ふはははは!」と邪悪な高笑いである。

ゼロは次にどのような一手を打つつもりなのだろうか。

【V.V.とジェレミア】
一方、V.V.は、ジェレミアと対面。
調整さえすめば、C.C.もルルーシュも敵ではないと余裕のジェレミアである。

【予告】
次回 第10話「神虎 輝く 刻」

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