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「ペールゼンズ・ファイル」【5巻】 第9話「ダウン・バースト」

  • 2008/08/01(金) 23:59:05

アニメ「装甲騎兵ボトムズ」の「野望のルーツ」とTV第一話との間の時期を描くシリーズの第五巻。

【感想概略】
あまり良くない評判をネット上で目にすることもある巻だが、個人的には大変たのしめた。
突っ込みどころも色々ある気はするが、それらは如何に肯定的に解釈出来るかを考えることを楽しみたいところである。

以下、各話感想。

■第9話「ダウン・バースト」
舞台は前巻に引き続き、惑星ガレアデの極寒の極北最前線基地である。
この極北は、マイナス数十度の猛烈な寒さと氷雪の世界である。

【前回のあらすじ】
前巻で、キリコたちバーコフ分隊の5人は、偵察任務で出撃した。
キリコたちが搭乗するATは、脚部に雪上走行用ユニット「アイスブロウワー」を装着している。

この「アイスブロウワー」であるが、その雪上での機動性は素晴らしく、キリコをはじめとする5人の駆る5機のATは、延々と広がる大雪原を縦横無尽に駆け巡るのである。
まず、このアイスブロウワーによるATの雪上高速機動が楽しめた。
http://www.votoms.net/pailsen/story/dvd4.html

続いてキリコたちは、敵AT部隊と遭遇、戦闘に突入する。
この敵ATも、バララント製のアイスブロウワーを装着し、雪上を風のように疾走。
バーコフ分隊と雪原での高機動戦闘を繰り広げるのである。

この雪上でのAT戦は、まさに雪原ならではの戦いであり、独特の迫力ある戦闘描写が楽しめた。

そして雪原での激戦の末、バーコフ分隊は、敵AT部隊を壊滅させる。
だがキリコたちの視線の先には、異様な光景が広がっていた。
何と、バララント軍の大部隊が雪原の彼方に姿を現したのである。
その数は、軽く1万機を越えている勢いである。

さらに、惑星ガレアデのここ極北を、マイナス200度を超えるダウン・バーストが襲おうとしていた。

たった5人のバーコフ分隊は、ざっと2000倍の敵を前にし、そして迫り来るマイナス200度の極寒地獄に直面して、どうやってこの危機を乗り切るのだろうか。
これが、第9話の大きなおもしろさである。

【バーコフ、コチャックに全てを委ねる】
そしていよいよ第9話である。
まず、ダウン・バースト対策として、マイナス200度の極低温下でもATの活動を可能とするポリマーリンゲル液の混合比率の探求が描かれ、コチャックが大活躍を見せた。
ポリマーリンゲル液が重要な意味を持つあたりは、まさに「ボトムズ」ならではのお話であり、ここら辺も楽しめた。
コチャックに全てを委ねるバーコフも格好良かったとおもう。

【1万数千機のバララントAT部隊、基地制圧作戦開始】
ついにバララントの大部隊が、極北最前線基地への総攻撃を開始した。
敵軍は圧倒的な大兵力を繰り出し、基地を制圧しようと猛攻を加える。

バーコフ分隊は、襲い掛かる1万数千機の敵AT部隊を相手に、アイスブロウワーを最大限活用しての雪上での高機動戦闘を展開。
敵AT部隊に一歩も退かぬ戦いぶりを見せるのである。

【ダウン・バースト発生】
そして激戦の最中、ついにダウン・バーストが発生する。
このダウン・バーストであるが、まさに無慈悲な自然の脅威である。
そのマイナス200度を超える極低温にさらされた敵ATの群れは、ポリマーリンゲル液に変調を来たし、次々と爆発四散していく。
百戦錬磨の敵精鋭部隊も、自然の猛威の前には無力なのである。

だがバーコフ分隊は、コチャックによるオリジナル混合比率のポリマーリンゲル液によって、マイナス200度の極低温を乗り切り、生き残るのである。

ここら辺は、地の利を最大限に活かし、自然の脅威を逆に利用してしまう知略のおもしろさが楽しめた。

そして、ついにワップ少尉が退場である。
この9話は、ワップの活躍が大きな魅力の一つであり、楽しめた。



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