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テレパシー少女蘭 第12話「蘭と三つ目の涙~髑髏は知っていた~」

  • 2008/09/13(土) 23:59:28

【感想概略】
今回は、蘭と翠の超能力探偵物語の解決編である。今回も、蘭と翠の活躍が楽しめた。

この「テレパシー少女蘭」の世界では、日本各地に古来から超能力者の足跡が残されている。
ある地域では「エマヒグサ」のように権力者に利用されそうになった。
またある地域では「三つ目族」のように、特殊な力のため地域社会の人々から差別されていたようである。

今回の霜月を復讐鬼に変えたのは、一部の悪人ではなく、地域社会の一人一人の少数派への差別感情である。
普通の人たちが少数派を差別すること、ひとと異なることを認めず排除しようとする傾向は現代日本の問題点の一つであるが、ここら辺、考えさせられるところがあった。


【前回のあらすじ】
前回、蘭の兄・凛は、蘭たちを引き連れて白帆町を訪れた。
凛の目的は、同級生・麗華の兄・章平を探し出すことである。
章平は新聞記者であり、麗華はこの兄を強く慕っている様子である。

この章平の失踪事件の重要参考人が、町の名士・霜月である。
この霜月、不正献金の疑惑があり、章平はこれを取材していたのである。

翠は霜月と対面すると、ストレートに疑惑をぶつけるが、霜月は全く動じない。
だが霜月、麗華を見ると顔色を変えた。
何と麗華は、霜月の亡き娘とうり二つなのである。

その夜。
蘭たちは旅館に宿泊していたが、何者かが蘭と麗華を拉致してしまう。
霜月の仕業であった。
霜月は、亡き娘と生き写しの麗華を手元に置きたいということだろうか。

【翠たち、蘭たちの元へ向かう】
翠は、テレパシーで蘭の異変を知ると、凛と瑠衣とともに行動開始。
蘭と麗華を捜し始めた。

翠たちは、タクシーを捕まえると「三ツ埋」に行くよう依頼、
運転手は恐れて断るが、凛と翠は運転手を脅し、車を出発させてしまうのである。
さらに瑠衣は、目的地は古い寺と古地図から判断、タクシーを蘭たちの元へ走らせる。

【蘭、章平を発見】
一方、蘭は意識を取り戻し、自分が木の床に転がされていることに気付いた。
さらに、蘭のとなりには、若い男性が転がされていた。
何と、麗華の兄・章平である。

蘭は、テレパシーで翠に連絡。
そしてどこかに出口は無いかと捜し始めた。
すると、戸の隙間から光が洩れていることに気付いた。

【霜月、「三つ目族」の力を発動】
覗いてみると、麗華と霜月が向かい合って座っている。
霜月は麗華に、拉致したことは部下の不手際と詫びた。
そして暴風雨が接近中なので、今夜は泊まることを薦める。
だが麗華は皆の元へ帰るといい、一歩も引かない。

その時、霜月の額に赤い目が浮かび上がり、麗華へ光線を放った。
すると麗華、瞳から意思の光が消え、霜月の操り人形になってしまう。
これこそが、「三つ目族」の超能力のようである。

驚く蘭だが、その時、霜月の記憶が蘭に流れ込んできた。
そして蘭は、かつて霜月の娘が、医師から診察を拒まれて命を落としたことを知るのである。

だが霜月が、何者かが自分の心を読んだことに気付いた。
そして霜月は引き戸を開け、蘭を睨みつけるのである。
さらに霜月のボディガードたちが多数登場、蘭を取り囲んだ。

【翠たち、参上】
その時、何者かが雨戸をブチ破り、屋内に乱入してきた。
凛の仕業であり、翠と瑠衣も登場である。

凛は不敵な笑みを浮かべ、ボディガードたちの前に立ち塞がり、叩きのめし始めた。
プロであるボディガードたちを圧倒してしまう凛は、実は格闘技の天才か、あるいは何らかの超能力者なのかもしれない。

そして蘭と翠は、麗華を連れて走り去る霜月を追う。

【霜月、真相を明かす】
霜月は麗華を連れ、寺院内の一室に走りこんだ。
蘭と翠も、駆け込んだ。

異様な部屋である。
壁には不気味な目が多数描かれ、部屋の中央には球形の大きな石。
そして額に赤い目の描かれた髑髏。

霜月は明かす。
ここは、三つ目族の墓所なのだ。
三つ目族は、特殊な力を忌まれ、差別され、死んだ後すらここに隔離されたのだ。
髑髏に赤い目が描いてあるのは、死後ですら差別してのことなのだ。
歴代の三つ目族の人びとも、霜月の親兄弟も、そして霜月の娘もここに眠っているのだと。

そして霜月は叫ぶ。
自分は権力を握り、自分の家族をバケモノ呼ばわりした者たちに復讐したのだと。
霜月の娘を死に追いやったのは、そして霜月を復讐鬼へ変えたのは、地域社会の一人一人の差別感情だったのである。
これには蘭も翠も、複雑な表情である。

【亡き娘、霜月に訴える】
その時、麗華の身体を借りて、亡き霜月の娘・ミチコが、霜月に訴えた。
能力があるからバケモノなのではない、歪んだ心があるからバケモノなのだと。

霜月は、亡き娘の言葉に動揺、墓所から走り出し、寺から飛び出した。
何と寺は断崖絶壁の際にあり、霜月は奈落の底へ落下していく。

すると麗華の額に赤い瞳が浮かび上がり、凄まじい念動力を発揮。
落下する霜月を空中で制止させ、再び墓所まで移動させてしまうのである。
麗華の兄・章平のメモにあった「三ツ埋に俺たちのルーツがある」とは、麗華も三つ目族の血を引いているということだろうか。

だがその時、土砂崩れが発生。
大量の土砂が寺めがけて押し寄せてきた。
すると蘭と翠は手を繋ぐと超能力を発動。
寺の周囲に障壁を張り、土砂をやりすごすのである。

【蘭と翠】
蘭たちの活躍により、章平は救助された。
霜月は、逮捕され、殺人についても自白するつもりのようである。

だが翠は、バケモノ呼ばわりされ娘を奪われ復讐に狂った霜月の気持ちがわかる気がするという。
そして蘭は、テレパシーで翠に呼びかけるが、本題は切り出さなかった。

【予告】
次回「蘭と謎の案内人~人面瘡は夜笑う~」

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