1. 無料アクセス解析

スポンサーサイト

  • --/--/--(--) --:--:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

グレートメカニックDX6(双葉社)

  • 2008/09/18(木) 23:29:49

本書は、「ガンダム」「ボトムズ」「マクロス」をはじめとする戦闘アニメで活躍する戦闘メカを愛する者のための雑誌である。
今号では、「ガンダムOO」セカンドシーズン・「コードギアス 反逆のルルーシュ R2」から「ボトムズ」「Zガンダム」「オーガス」といった作品について、「戦闘メカ」と「戦い」という切り口からメカと作品を分析する記事を掲載、誌面はまさに戦闘メカへの深い愛とこだわりに満ち満ちており、おもしろかった。
同時に戦闘機や航空機など現実のメカの最新事情についても紹介、こちらも興味ぶかく面白い。
今号で特に印象的だった記事は、以下の通りである。


【Believing a SIGN of Z ~今だからこそZガンダムという作品を振り返る~】
◆シリーズ戦略分析 U.C.0087年代の政治関係
Zガンダムの時代、物語の舞台となった「グリプス戦役」の頃の政治情勢についての考察である。
「ガンダム」の舞台である「一年戦争」は、地球連邦とジオン公国という国家間の戦争であった。一方、「Zガンダム」の舞台である「グリプス戦役」は、連邦軍内部の派閥抗争であり、国家間の「戦争」とは質的に異なるものである。この記事では、グリプス戦役の背景となった「一年戦争後の世界」の政治情勢や戦役の実体について考察している。

◆グリプス戦役を駆け抜けたモビルスーツたち
Zガンダムの時代の様々なMSと、その開発の状況の考察である。
一年戦争では、連邦とジオンと言う国家がそれぞれMSを開発した。
一方、グリプス戦役では、アナハイム・エレクトロニクス社をはじめとする開発拠点が各地に群雄割拠し、ティターンズやエゥーゴなどの各勢力とそれぞれつながりを持ち、MSを供給していた。
各開発拠点は各勢力とそれぞれどのような関係を築き、どのようにMSを開発したのか、特色ある様々なMSは何を意図して開発されたのかを、一年戦争後という国家間戦争の想定しづらい時代の軍事情勢や政治情勢も踏まえて考察している。

◆発掘!新ガンダム創生 ガンダムMk-Ⅱができるまで
ガンダムMk-Ⅱのデザインが決定するまでの事情とデザインの変遷を当時の準備稿多数を掲載して紹介。まだ「ガンダム」がロングシリーズとなる以前の、様々な紆余曲折と試行錯誤が伺え、興味深い。

◆Zガンダムプロデューサー 内田健二インタビュー
当時のプロデューサー・内田健二が作品舞台裏について明かすロングインタビューであり、当時のアニメ業界や制作の現場について触れており、興味ぶかい。


【特集 マクロスF】
◆マクロスF CGメカアクションの真髄とは?
マクロスFのCGメカアクションの製作舞台裏についてのインタビュー記事である。
マクロスFのCGメカアクションは、大変評価が高いが、実は「マクロスゼロ」から「創世のアクエリオン」といった作品によって試行錯誤を重ねノウハウを蓄積し、さらに「マクロスF」では本作ならではの新たなCGメカアクションを探求し、回を重ねるごとにCGスタッフの技量が向上していき、CGの表現もより進化していったことを、特にメカアクションの充実した回を具体例として紹介している。
CGメカアクションは、今まさに草創期であり、これからさらに進化していくとかんじられ、興味深かった。

◆デストロイドスペシャル~デストロイドから戦闘ポッドまで~
マクロスのデストロイド及び戦闘ポッドの特集記事である。
メカデザイナー・宮武一貴が「デストロイド」各機についてコメントし、独特の切り口から「デストロイド」を紹介。さらに、デストロイドの敵役という側面から「戦闘ポッド」についてもコメントを紹介し、分析。
無骨な陸戦兵器が好きなので、デストロイドが好きであり、興味深く、おもしろかった。

◆メカニック・デザイナー 宮武一貴インタビュー
宮武一貴へのデストロイドとマクロスという作品についての、インタビュー記事である。デストロイドの誕生秘話や「マクロス」という作品そのものについて語っており、興味深い。


【特集 装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ】
◆ロングインタビュー 郷田ほづみ
「グレートメカニック」ならではのインタビュー内容であり、おもしろく、興味深かった。ボトムズシリーズ全作品への郷田ほづみのコメントも、ボトムズへの思い入れが伺えて好きである。


【連載】
◆AT Stories アイアンファティーグ(漫画:曽根由大)
ATとボトムズ乗りたちの戦いと生き様を描くマンガ作品である。
今回は、短編で描かれた整備兵ササコ・アジャ上等兵が惑星ランプレアートに配属され、おなじみのボトムズ乗りたちのATを整備するお話である。
各ATは搭乗者の好みや過去の苦い経験からそれぞれカスタマイズされており、搭乗者の個性と人柄、さらには人生まで反映された各ATは、搭乗者ともども興味深く、そしてあまりに個性的な各ATに当初戸惑うササコだが、物資不足を独自の工夫で補う姿も描かれ、おもしろかった。
次回以降、ATの戦闘描写と同時に、ササコ上等兵のさらなる活躍が楽しみである。



この記事に対するトラックバック

この記事のトラックバックURL

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事に対するコメント

この記事にコメントする

管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。