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装甲騎兵ボトムズ CRIMSON EYES 【第7話】「震艦」

  • 2008/10/22(水) 23:59:03

「チャンピオンRED」に連載中の「装甲騎兵ボトムズ」の外伝マンガの第7話。

【感想概略】
今回は、レッカがレキセル少佐と組み、AT2機と生身で戦うお話である。
レキセル少佐が魅力的に描かれており、これが今回の見所であった。
だからこそ、レキセルが大変なことになってしまい、ショックでもあった。

レキセル少佐は今回で退場なのだろうか。
だが全身をサイボーグ化したレキセル少佐は、とてつもなくタフであり、今回で退場と考えるのは早計ではないだろうか。
レキセル少佐の活躍はまだまだこれからと思いたいところであり、レキセル少佐の再登場を期待したい。


【レッカ、メダルを狙われる】
前回、レッカは首都アズザケルに到着した。
兄である大統領サグート・プログロスと戦える唯一の機会、国家主催の大バトリング大会「グランデュエロ」に出場するためである。

ところが首都に着いて早々、レッカは、ジェシガンとヘルマゴクの兄弟ボトムズ乗りに、「グランデュエロ」選手の証であるメダルを狙われ、メダルを賭けたバトリングを挑まれてしまう。

この兄弟、兄ヘルマゴクは過去三回グランデュエロに出場しているというボトムズ乗りであり、今大会出場のメダルも与えられていた。
そして、弟ジェシガンとともにグランデュエロに出場することを目論み、レッカのメダルを狙うのである。

レッカはATを持っていないのだが、生身とATの戦いもルール上認められており、アーマーマグナム一丁を与えられ、AT二機と戦うことになってしまうのである。

【地上戦艦の艦内での戦い】
ヘルマゴクとジェシガンが戦いの場に選んだのは、首都防衛用の要塞として埋設繋留された、旧式の地上戦艦である。

通常、戦艦内部の通路はATには狭く、行動は大きく制限される。
これならば、生身のレッカにも勝機はあるはずである。

ところがこの地上戦艦、どういう訳か、艦内は全てATサイズで改装されている。これでは、レッカに圧倒的に不利であり、狡猾なジェシガンとヘルマゴクである。

【レキセル少佐、参戦】
レッカは恐怖に震えながらも善戦する。
だがやはり、AT二機を相手に生身では分が悪く、追い詰められてしまう。

すると何者かが対ATライフルを発砲、敵ATの腕を破壊、レッカを救った。

何と、以前レッカと戦った政府軍将校レキセル少佐の仕業である。
ここら辺、レキセル少佐の再登場が格好良かった。

【レキセル、レッカへの加勢を宣言】
そして今回、レキセルはレッカに助勢するという。

もっともレキセルは、レキセルの身体の半分を吹き飛ばし部下を壊滅させたレッカを、グランデュエロで殺すと発言。
そして、獲物を横取りされないため、さらにヘルマゴクのメダルを奪ってグランデュエロに出場するため、今回はレッカに加勢するのだという。

【戦闘再開】
レッカは、加勢するというレキセルに戸惑うが、ヘルマゴク機が発砲。
こうなっては、レキセルと組んで戦うしかない。

だが、身長4メートルの鋼鉄の巨人を相手に、生身のレッカとレキセルは分が悪い。ATの銃は対人用としては余りに大破壊力であり、当たればただでは済まない。
レッカとレキセルは敵ATの追撃をかわし、物陰に身を隠しつつ、反撃の機会を窺うのである。

ここでレッカは機転を発揮、地上戦艦の機構を利用し、まずはジェシガン機を倒した。
これにはレキセルは驚き、賞賛の笑みを浮かべる。

だがレッカはレキセルに言う。
自分に復讐するなら、この場で殺せばいいだろうと。

するとレキセルはこたえる。
国軍の将官が、大統領の妹を私闘で殺す訳にはいかない。
軍籍を離れることも考えたが、それでは復讐は果たせても、名誉は守られない。だから、グランデュエロで戦うのだと。

もっともレキセルも、大統領の妹と戦うことには、躊躇するものがあった。
レキセルはレッカに話す。
実はレキセル、大統領に、レッカとの戦いを望んでいることを明かしたのである。
だが大統領は、存分に戦いたまえと言い、レッカを殺しても構わない、そのためのグランデュエロだとこたえた。妹に対する大統領の非情さに、流石のレキセルも複雑な表情を見せていた。

そしてレキセルは、レッカに言う。
君は憎らしい奴だが、こうなるといっそ哀れだ。
もっとも、妹であるレッカも、兄を殺したくてたまらないようだがと指摘する。

ここでレッカは、レキセルに明かす。
4年前。
バトリングでその日暮らしだった兄サグートとレッカを、反政府のゲリラ隊は温かく迎えてくれた。
だがサグートは軍事政権の内通者であり、そうとは知らぬレッカは、兄を追うゲリラ隊の人びとを皆殺しにしてしまったのだと。

みんな自分が殺したと涙を流すレッカを、レキセルは見つめる。

【レキセル、レッカをかばう】
その時、ヘルマゴクがATで砲撃。
レキセルはレッカをかばい、片足をひざ下から吹き飛ばされてしまう。
血相を変えるレッカに、レキセルは半分は機械でありどうということはないという。
もっともレキセル、あぶら汗を流し、決して平気ではない様子である。
ここら辺、レッカに気を遣わせまいとするレキセルが格好良い。

物陰に潜みながら、レキセルは話題を変えるように、レッカに尋ねた。
何のために戦う者が、一番強いと思うかと。

レキセルはレッカに言う。
金のために戦う者は、臆病で士気も低く、二番目に弱い。
復讐のために戦う者は、視野が狭い。
名誉のために戦う者には、粘りが足りない。
そういいつつ、名誉と復讐のためにレッカと戦おうとする自分自身を自嘲するレキセルが格好良い。

そしてレキセルは言う。
最も弱いのは、贖罪のために戦う者なのだと。

【レッカと傷ついたレキセル、敵ATに立ち向かう】
ここでレキセルとレッカは共闘。
息の合った戦い振りを見せ、ヘルマゴク機の下半身を吹き飛ばした。

思わずレッカはレキセルの首に抱きつき、レキセルと笑顔を交し合う。
いつの間にか、心を通わせてしまっているレキセルとレッカである。

だが、ヘルマゴク機は下半身を失いながらも銃撃。
レキセルのサイボーグの身体は銃弾を浴び、胸から下を吹き飛ばされてしまう。

続いて敵ATは、レッカを叩き殺そうと、鋼鉄の拳を振り下ろす。
ここでレッカは敵ATの豪腕をかわし、対ATライフルのパイルバンカーをコクピットに突きつけて射出、敵ATをようやく撃破した。

胸から下を失ったレキセルは、タバコをくわえながらレッカに言う。
贖罪のために戦う者にとって、死は許しの代償。
かつて死なせてしまった者のように、自分も死ぬことを心のどこかで望んでいるのだと。

レキセルは、子どものレッカにそれはまだ早いことだというと、動かなくなった。
レキセルの戦いと生き様は、レッカに何かを強く残した。

そして、夜明けとともに、グランデュエロの幕が上がる。


次回「鏡影」

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