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オレら連邦愚連隊【2巻】(曽根由大/角川書店)

  • 2008/10/30(木) 23:19:54

一年戦争末期の宇宙世紀0079年12月。
ジオン残存兵力が各地で抵抗を続ける北米大陸を舞台に、教導団ネメシスに転属したユージ・アルカナ中尉を中心とするガンダム外伝の第2巻。

【感想概略】
1巻は、1話完結でユージ中尉の戦いと成長を中心に描かれ、各MSはそれぞれの性能をいかした戦い振りを見せており、楽しめた。

そして2巻の影の主役は、ネメシス指揮官のサキ・デッサウ少佐である。
まず2巻では、サキは物静かであっても、心は熱い人間であることが描かれている。

そしてサキの指揮官として活躍と同時に、サキの過去が描かれ、その中で、地球に住む人びとと宇宙に住む人びととの対立を超える道を模索するかつてのサキの恩師タマーム・シャマランの姿が描かれ、戦いだけにとどまらないお話となっており、考えさせられる内容であり、おもしろかった。



【ジオン特殊部隊、連邦式典を奇襲】
サキ少佐たち教導団ネメシスは、北米エルスワーズ基地での連邦軍の式典に参加した。

だがこの式典をジオン特殊部隊が奇襲。
ジオン側は基地通信網を遮断、基地の連邦各部隊を孤立に追い込み、各個撃破していく。

混乱の中、ネメシスのサキ少佐は基地防衛の指揮権を与えられた。
そしてサキ少佐は、有線通信網を基地内に構築、分断された基地部隊をまとめ直し、組織的な反撃を開始。
ネメシスも善戦し、確実にジオン側を押していく。
同時にサキ少佐は、ジオンの奇襲の背後にある陰謀に迫っていくのである。

ここら辺は、知略による戦いと、力のぶつかり合いだけでは済まされない陰謀との頭脳による戦いが描かれ、楽しめた。
どうやら敵はジオンだけではなく、それどころか、戦後の利権を巡る連邦内部の対立が背後にあるようであり、ここら辺興味深く、今後どのように描かれるのか注目したい。

そして戦いの中で、サキ少佐はかつての恩師タマーム・シャマランの言葉を、考え方を、生き様を思い出し、ユージの真っ直ぐな生き様から、忘れてかけていたものを思い出し、次なる行動に打って出るのである。

【ガルマ・ザビ来襲?!】
エルスワーズ基地のジオン奇襲部隊を退けた後。
教導団ネメシスは、シアトルのMS試験場で、任務についていた。
ユージ中尉は、自分のデータが数値化されれば、より多くの仲間がモビルスーツ戦を有利に展開できることに、仲間を救う役に立てることに、本来自分のやりたかったことに従事できているのだと思い、喜びをかんじていた。

一方、同じくシアトルのレニア山にはジオン残存部隊が立て篭もり、連邦部隊とにらみ合っていた。
もっともジオン部隊で士気が高いのは一部指揮官のみ、兵たちの士気は低く、降伏も時間の問題と思われた。

MS試験場のユージ中尉たちも、レニア山のジオン残存部隊を、脅威とは思っていない様子である。
だがMS試験場に、戦死したはずのガルマ・ザビを名乗る凄腕のザクが襲来。
2機のザクを従えて連邦側に斬り込み、鬼神の如き強さを見せる。
そして、ガルマ・ザクの配下、剣を振るう改造ザクは、ユージ中尉の僚友ダグの駆るガンキャノン量産型を両断してしまう。
ここら辺では、ザクの凄みのある戦闘描写が楽しめた。

2巻はここまでである。
ガルマ・ザクの率いる精強はザク3機との戦いはどうなるのか。
ガルマ・ザクの正体は何か。

そして、連邦内部の暗闘に、サキ少佐はどのように動くのか。
サキ少佐の真意は何か。

次巻も楽しみである。

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