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テレパシー少女蘭 第23話「蘭、埴輪の声を聞く」

  • 2008/11/29(土) 23:59:47

【感想概略】
今回は、蘭が埴輪に助けを求められ、翠と瑠衣とともに、埴輪のために奔走するお話である。
本作でたびたび登場する歴史の陰に見え隠れする超能力者のお話でもあり、翠の妄想魔法少女も描かれ、蘭たちの人助けが描かれたお話で、おもしろかった。

この埴輪に宿るワカタケルであるが、超能力でいうところの残留思念であろうか。

そしてワカタケルの言う、女王の死後、男王が即位したが国が乱れたという状況は、邪馬台国の卑弥呼の死後を思わせる。
邪馬台国では、卑弥呼の一族である13歳の少女・壱与が女王となると、混乱は収まったという。

本作「テレパシー少女蘭」では、日本には古来から超能力者が存在し、ある時はその力を権力者に狙われ、またある時はその力を恐れられ、近年まで差別的な扱いを受けてきたものと描かれている。
今回のお話では、弥生時代に巫女王として活躍する超能力者の姿が描かれ、興味深かった。


【蘭、埴輪の声を聞く】
蘭と翠、そして瑠衣は、図書館を訪れていた。
蘭の母・玲奈に頼まれ、資料用の本を借りるためである。

その時、蘭は何者かが呼ぶ声を聞いた。
そして声は蘭にしか聞こえず、翠は「またこのパターンかいな」と苦笑する。

蘭は、翠と瑠衣を連れて、声の聞こえる方へ進み、そのまま郷土資料館へ入り、そしてとある埴輪の前に辿り着いた。
声の主は、この埴輪である。

埴輪は、自分の声が届いたことを喜んだ。
そして蘭に、頼みごとを願い出るのである。

【埴輪の願い】
埴輪は、ワカタケルと名乗った。
だが蘭たちは、ワカタケルを「ハーニー」と呼ぶのである。
ワカタケルことハーニーが話す、蘭たちに助けを求める事情は、以下の通りである。

ある時、ハーニーの国々を治める巫女王が死んだ。
代わって男王が即位するが、国々をまとめきれず、大乱が発生してしまう。
ハーニーは、亡き巫女王にかわる強い力を持つ者を、国に連れてくることを誓う。だが誓いを果たすことはできず、1800年の歳月が流れたのである。

【瑠衣、埴輪の貸出し許可を得る】
ハーニーは、自分を国境の大木の元に連れて行ってほしいという。
そのためには、この埴輪を館外に持ち出さねばならないのだが、歴史的資料を一介の中学生に貸してくれるとは、蘭も翠も思わない。

ところが瑠衣、資料館の職員に、学校の課題のため埴輪を借りたいと相談したところ、あっさり許可されてしまうのである。
この資料館、考古学の発展のため、資料の貸し出しを行なっているという。

余談であるが、私の郷里の博物館は、縄文時代をはじめとする様々な時代の歴史的資料を展示し、来館者がそれらに直接触ることを許可している。だが、蘭の街の郷土資料館は、さらに進んでいるようである。

【瑠衣、大活躍】
蘭たちは、ハーニーの言う国境の大木を探す。
ここで活躍するのは瑠衣である。
瑠衣は、豊富な郷土史の知識と土地勘により、明治初期に樹齢1800年の大木が生えていた場所を調べだした。
そして蘭と翠とともに、その丘に辿り着くのである。

ここで蘭と翠は、丘の頂上に大木の姿を見た。
だが瑠衣にこの木は見えない。

その時。
丘の麓に、弥生時代の軍勢が出現した。
そして軍勢は何と、蘭たちに矢の雨を放つのである。

蘭と翠は障壁を展開、矢を全て弾き返す。
そしてハーニーは、蘭に頼む。
自分をあの木のところに連れて行ってほしいと。

蘭はハーニーをかかえ、翠とともに大木の下に駆け込んだ。
するとハーニーは、凛々しい弥生時代の若武者に姿を変えた。

【蘭、女王となる】
若武者ハーニーは、大音声で軍勢を一喝。
そして蘭を、新しい巫女王として紹介した。
ハーニーは、これほどの力を持つ蘭ならば、女王に相応しいと笑みを浮かべ、うやうやしく跪き、蘭に女王への礼を執った。

蘭は戸惑うが、ハーニーの言葉を受けて、軍勢の前に進み出た。
すると軍勢の兵たちは、蘭の放つ女王の威に打たれ、忠誠を誓うのである。

気がつくと、軍勢は姿を消していた。
そして使命を果たしたハーニーは、埴輪から去った。

【蘭たち、凛に話す】
蘭たちは、事の顛末を凛にはなした。
オカルトマニアであり超能力マニアである凛も、蘭が女王なのか、蘭が女王を手助けしたのかは分からない。
それでも不思議な出来事に興味津々の様子である。
なお、蘭が時間の流れを超えて女王を手助けしたのであれば、超能力の発動に制約を与えるのは、時間の流れよりも距離であり、超能力者は助勢を求める場合は、時代は違っても距離的に近くにいる超能力者の方が、より助力を得易いということなのかもしれない。

そして蘭は、ハーニーの去った埴輪を見て、ハーニーの思いの強さをおもい、笑みを浮かべるのであった。


【予告】
次回「蘭と目覚めた獣~私の中に何かがいる~」

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テレパシー 少女 蘭 23話「蘭、埴輪の声を聞く」

母親の頼みで図書館に来ていた蘭たち。いつもの小説を書くための資料探しです。 筆が進まないなら、気分転換に出ればいいのに・・・ 資料...

  • From: 新しい世界へ・・・ |
  • 2008/11/30(日) 01:04:37

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#23「蘭、埴輪の声を聞く」

  • From: 許都賦 Volebam scire quid adepturus esses ex bello. |
  • 2008/11/30(日) 06:47:38

テレパシー少女 蘭 第23話「蘭、埴輪の声を聞く」

博士「♪皆さん~元気ですか~」 助手「懐かしの巫女みこナースwww」

  • From: 電撃JAP |
  • 2008/11/30(日) 11:58:36

テレパシー少女蘭 第23話 「蘭、埴輪の声を聞く」

綱引きで牛に勝つ、名波翠って一体、何者ですか?Demo,埴輪の声が聞こえる磯崎蘭も変ですか。

  • From: ゼロから |
  • 2008/11/30(日) 14:30:27

この記事に対するコメント

テスト

テストです。

  • 投稿者: 矢文
  • 2008/11/30(日) 00:53:44
  • [編集]

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