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風林火山 第28回「両雄死す」

  • 2007/07/15(日) 23:53:33

武田軍VS村上義清の軍勢、信州上田原で激突!
甘利虎泰、討死!
板垣信方、激闘!討死!

【感想概略】
今回は、ほぼ全編合戦であり、野外ロケのエキストラとCGを活用して描く大軍勢同士のぶつかり合い、信念に死を賭す板垣信方、そして甘利虎泰の生き様・死に様が描かれ、大変盛り上がった回であった。
「風林火山」で印象に残った回をアンケート調査すれば、今回は間違いなく上位に入るであろう。

【出陣前夜】
これまでの晴信の戦は、謀略で既に勝敗が決していた。
しかし今回の村上義清との戦は、軍事力のみのぶつかり合いとなることは避けらず、それを理解している重臣・板垣信方と、同じく重臣・甘利虎泰は、心中何事かを決していた。

板垣信方は、勘助に「まことの武田家の軍師となれ」との言葉を残す。

甘利虎泰は、大井夫人を訪ねた。
大井夫人の何としても再び甲斐へ戻ってくるようにとの言葉に、甘利は生還を誓えなかった。

【武田家、信濃へ出陣】
晴信は家中へ言い渡した通り、信州最強の猛将・村上義清を討つべく1万の軍勢で出陣した。信濃の覇権を握るためである。
一方、村上方も8000の軍勢で即座に出陣。
両軍は上田原で対陣した。

晴信は早速軍議を開き、先陣を重臣・板垣信方と、同じく重臣・甘利虎泰に命じる。

【村上方、士気高し!】
布陣した村上義清は、将兵に対し、大音声で訴えかけた。
虐殺と捕虜の奴隷化を常とする無道な侵略者、武田を討つべし!

これまでの武田方の残虐な戦い方と無慈悲な振舞いは、憎悪とともに信濃全土へ知れ渡っており、村上方の士気は盛り上がった。

そして上田原は村上方のよく見知った土地である。
地の利を握る村上方は、必勝の地へ武田の軍勢をおびき出しての包囲殲滅を企てていた。

【先陣激突】
まずは武田方、村上方双方の先陣がぶつかり合った。

ここでは平蔵が徒歩弓兵として活躍、もはや弓の名手である。
武田・村上、双方互角の戦闘が繰り広げられるが、勝敗はつかない。

戦線は一時膠着。にらみ合う先陣であるが、板垣は兵を退かず、戦場にとどまった。

【甘利虎泰、狙うは敵将の首ひとつ!】
その夜、重臣・甘利虎泰は、かねてからの秘策を実行。内応を装い、村上義清の本陣へ駆け込んだ。目指すは村上義清の首一つである。

なかなか隙を見せぬ村上義清だが、一瞬を突き、甘利は斬撃を打ち込む。しかし平蔵に腕を射抜かれ、将兵たちに取り押さえられてしまう。甘利の策は破れた。

命が危なかったにもかかわらず、村上は死を決した甘利の忠勇を惜しみ、武田を討った後はまことの家臣になってもらうと言い放つ。

謀略を嫌う村上の潔さ、命を狙った敵であっても惜しむ豪胆さは格好よかった。

【晴信ブチ切れ】
武田方の相木市兵衛は、密かに放っていた密偵から甘利虎泰裏切りの報告を受け、軍議の席で晴信に伝える。

動揺する諸将だが、晴信は「あ~ま~りぃ~」と目玉をひん剥き超ブチ切れ。甲斐の甘利一族を捕らえよ、甘利の軍勢を皆殺しにせよと叫ぶ。

ここで勘助は、村上を討つのが甘利様の策ではと、晴信に告げた。
晴信も諸将も、納得の様子である。

【板垣信方、将兵に策を明かす】
同夜、板垣は、先陣に敵軍を引き付け本軍で撃滅する策を、先陣の将兵たちに明かした。
敵軍をひきつければ、後は本陣の勘助が何とかしてくれるだろうと。
そして確実に敵軍を引き付けるべく、伝兵衛を晴信の影武者に仕立た。
先陣の将兵たち、そして伝兵衛は、板垣の策を受け入れた。

村上方は、武田家先陣に夜襲を敢行するが、板垣率いる将兵たちはこれを撃退した。

【甘利虎泰、討死】
翌早朝。
村上を討つことに失敗した甘利虎泰は、敵陣を脱出。
間もなく始まる村上方の大攻勢を板垣率いる先陣に知らせるべく、馬を駆けさせるが、何本もの追っ手の矢を深々と背に浴びた。

瀕死の甘利は、武田軍先陣へ辿り着き、板垣へ撤退すべしと伝え、息絶えた。

【板垣信方、最後の戦い】
甘利の言葉に承知とこたえた板垣であったが、そのまま踏みとどまり敵軍を迎え撃った。
影武者を晴信本人と思い込んだ村上義清は全軍を率いて武田軍先陣へ猛攻を加える。戦況は、板垣の狙い通りとなりつつあった。

本陣の晴信は、自ら出陣すると叫ぶ。孤軍奮闘する先陣の板垣を救うためである。
勘助の制止を振り切り、晴信は全軍に突撃を命じた。

【板垣信方、討死】
村上方全軍を投入しての猛攻に、兵数で劣る武田家先陣は徐々に削り取られていった。
板垣は、自ら刀槍を振るって戦うが、ついに敵の将兵に取り囲まれた。

襲い掛かる敵兵を次々と斬り倒す板垣だが、村上方も精兵、攻撃の手を緩めない。
村上方は多くの兵を討たれながらも、一太刀浴びせ、二太刀浴びせ、板垣へ確実に傷を負わせていった。
鬼神の如く戦い続ける板垣だが、動きは徐々に鈍っていく。
そして遂に、何本もの槍を突き入れられ、全身に矢を浴びた。
「若…」とつぶやき、板垣は絶命した。


【次回予告】
恐らく次回で、「晴信暴君篇」は一段落であろう。
次回は、大井夫人の活躍、晴信の更生、そして久々の勘助の活躍、前回謀略を巡らしていた小笠原長時の活躍(?)が見れそうであり、楽しみである。

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風林火山~第28話・板垣信方

風林火山ですが、板垣信方(千葉真一)と甘利虎泰(竜雷太)の武田二十四将双璧ともいえる二人が討ち死にしてしまいます。宿敵・村上義清との上田原の戦いということで合戦シーンも多いですが、武田晴信(市川亀治郎)も鬼気迫る熱演だったと思います。(風林火山、第28話

  • From: 一言居士!スペードのAの放埓手記 |
  • 2007/07/16(月) 00:43:37

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