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獣の奏者エリン 第5話「エリンと卵泥棒」

  • 2009/02/07(土) 23:58:32

【感想概略】
今回は、「闘蛇の卵狩り」のお話である。
この物語の見所は、エリンの暮らす世界を過酷なものとして描き、現実を突きつけられて従うが、それでも内心では無批判に受け入れることのできないエリンの姿だと思う。
今回は人間が動物を利用して生きる姿をシビアに描いており、異世界を楽しめた。

【闘蛇の卵狩り】
この世界には多くの国々が割拠し、対立抗争を繰り返していた。
その中の一国、リョザ神王国は、戦で絶大な力を発揮する巨獣「闘蛇」を保有、戦場に投入し、他国との紛争で優位に立っていた。
そしてエリンの暮らすアケ村は、この「闘蛇」を飼育し、供給することを役目としていた。

この闘蛇であるが、人工繁殖は行なっていない。
年に一度、村の男たちが総出で、野生の闘蛇の卵を採集する。
そしてこの卵を孵して、闘蛇を育てるのである。

さて今回、エリンもこの「闘蛇の卵狩り」に参加した。
本来、この卵狩りへの参加は「男子成人の証」なのだという。
だがエリンは「獣の医術師」ソヨンの娘であり、ソヨンの意向ということで、卵狩りへの参加を許されたということのようである。

村の男たちは、数人が一組となって闘蛇の卵を探すが、飼育に適する卵はなかなか見つからない。
そんな中、エリンは一匹のおなかの大きな闘蛇と出くわす。
実はこの闘蛇は、おなかの中に卵をかかえていた。
そしてエリンは、闘蛇が卵を産む姿を目の当たりにするのである。

ところが、村の男たちは容赦が無い。
男たちは、卵を産んだばかりの闘蛇を束になって押さえつけ、卵を奪い取ろうとするのである。
するとエリンは卵の前に立ち塞がり、男たちへ必死に訴えた。
この卵を奪わないでほしい、そうすれば戦に利用されることもないのだと。
エリンは闘蛇の出産を目の当たりにして、すっかり情が移った様子である。

だがソヨンはエリンに言う。
獣の医師は獣のためのものではなく、獣とともに生きる人間のためのものだと
そしてソヨンは男たちに土下座し、エリンの振る舞いを詫びるのである。

エリンにとって、これはかなりショックなことであり、そして母に対して大きく罪悪感を抱いた様子である。
それでもエリンは、獣と人間が仲良く暮らせれば良いのにと思わずにはいられない。
過酷な現実を突きつけられ、従わざるを得なかったエリンであるが、内心ではどうしても納得できない様子である。

今後、この世界とエリンはどうなるのか。
どのように描かれるのか楽しみである。

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