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SAKON 戦国風雲録 2巻 生涯の盟友(原哲夫/ジャンプコミックス)

  • 2007/08/07(火) 23:53:48

戦国武将・島左近の冒険を描いた、原哲夫の痛快戦国時代マンガの2巻。

【感想概略】
今巻から、家康の影武者・世良田二郎三郎が本格的に登場。さらに宿敵・柳生宗矩と黒幕・徳川秀忠も本格的に登場。そして回想場面では、何と織田信長がかなりでかでかと登場。
豪華登場人物の男ぶりや戦いは、まさに豪快であり、おもしろかった。


【各話あらすじと感想】
◆第五話「影との出会い」
石田三成の刑死から一ヶ月後
左近は三成の遺言で、関ヶ原を訪れ、徳川家康の影武者・世良田二郎三郎と出会った。

これをひそかに伺うのは、徳川秀忠の家臣・柳生宗矩である。
宗矩は、あやつらなどいつでも殺せるわという不敵な笑みをうかべ、二人のやり取りの行方を見物している。

二郎三郎は、城から盗み出した利休伝来の茶器を手土産として左近に差し出した。
この茶器は、秀吉から日本の半分の価値があるとまで言われた名器である。

左近は、「そなたは盗みもやるのか?」と聞くと、二郎三郎はなぜか照れながら、自分は元々道々の者であり、忍び込んだりは得意だという。

道々の者と聞き、左近は、二郎三郎に興味津々である。
この好奇心旺盛なところが、左近の大きな魅力の一つである。

二郎三郎はいう。
石田三成は、かつて自分の知行の半分を、左近に与えて召抱えた。
そこで二郎三郎は、家康を演ずる自分が左近と組むなら、日本の半分を差し出そうと思ったのだと。

だが、二郎三郎は左近の本質を一目で見抜いた。
そして茶器を振り上げると、地面に叩きつけ、真っ二つに割ってしまうのである。
左近は豪快に笑い、影で見つめる宗矩は驚愕である。

二郎三郎は語る。
戦で犠牲になるのは、弱い立場の者ばかり。
元々道々の者でありながらなぜか今は家康様の自分は、自由な世の中がつくれるなら、左近と手を組みたいと。

すっかり意気投合した二人だが、周囲で将兵の死体から武具甲冑を剥ぎ取っていた百姓たちが、突然襲い掛かってくる。

何と彼らは皆、柳生裏忍びであった。

忍びたちと超絶バトルを繰り広げる左近だが、意外なことに、影武者・二郎三郎もかなり強く、たちまち何人もの忍びたちを斬り捨てるのである。

「ふっははは!おもしろい男だ!!」と、ますます二郎三郎に好奇心の左近であった。


◆第六話「激突!柳生裏忍び」
この回は全て左近と柳生裏忍びの超絶バトルである。

一人一人が鍛え抜かれた忍びたちは、命を捨てて次々と左近に襲い掛かる。
左近は豪快に斬り伏せていくが、関ヶ原の傷もまだ癒えておらず、片膝をついてしまう。

そこへ柳生宗矩が姿を現した。
宗矩は、誰に殺されるかも分からず死ぬのは口惜しかろうから、武士の情けだ、と余裕の笑みである。

ところが、左近の忍び・甲斐の六郎が忍びたちに打撃を与えた隙に、左近は宗矩に斬りかかるのである。

宗矩は、左近の一撃を無刀取りで受け止め、「この程度のものか」と不敵に笑う。
だが左近は、そのまま刀をぎりぎりと馬鹿力で押し下げ、何と宗矩の肩に刀を食い込ませるのである。

敵の攻撃を喰らいながらも豪剣を振り下ろす豪快な戦いぶり。
これもまた、左近の大きな魅力である。


◆第七話「生涯の盟友」
この回は、左近と宗矩の戦国超人バトルである。
強力武双の左近と、技巧派の宗矩の戦いであるが、こんなに強い宗矩は、めずらしい気がする。

宗矩は、自分を謀略家と思っており、戦士ではないつもりである。
だが宗矩は、左近との本気バトルで、兵法家の魂に火がついてしまう。
もはや宗矩、当初の目的などどうでもよくなり、損得抜きで左近と闘おうとするのである。
ここら辺、豪快で好きだ。

ここで世良田二郎三郎は、宗矩を一喝する。
まだまだ数多い戦国生残りの強豪大名たちを、秀忠の名では抑えられんと。
その姿はもはや家康であり、二郎三郎の単なる影武者でない威に、宗矩は兵を引くのである。

一方、陰険な権力者・徳川秀忠が今回も登場。
かわいい秀頼少年を、いつか殺しますよと脅していた。

◆第八話「影武者の過去(前編)」
左近は、家康の影武者・世良田二郎三郎と盟友となった
そして左近は、かつて二郎三郎とであったことを思い出していた。
二郎三郎は何と、魔王と呼ばれた織田信長を狙撃した男だというのである。

それは1570年代。
織田信長が伊勢長島一向一揆と戦っている時である。

この時、世良田二郎三郎は、一向門徒ではないが、一揆側で戦っていた。
恋人・おせきが門徒であり、参戦していたためだった。

ここで信長が登場するのだが、冷酷非情な独裁者全開である。
信長はワインを片手に、敵に降伏を許すが、のこのこ出てきたところを皆殺しだ、などとぶっそうなことを、凶悪な笑みを浮かべながら発言。
柴田勝家や羽柴秀吉をドン引きさせる凄み全開である。

この時、筒井順慶の家臣として戦に参加していた左近は、一揆勢を追い詰めすぎると手をかまれると発言。
これを聞いた信長はすらりと太刀を抜き、「おのれが死の危機に直面しておるわ~!」と刃を振り下ろす。
だが左近はその刃を叩き折り、信長の顔をむんずとつかむのである。

織田家中の誰もが恐れ逆らわぬ信長にずけずけと意見を言う左近を、信長は気に入ったようで、どちらの意見が正しいか分かるまで、お主の命あずかろうと、何やら楽しそうである。

織田軍に取り囲まれ、餓死を待つばかりの一揆勢だが、二郎三郎は一策を立て、水の民を組織し、水中から奇襲。
織田方の九鬼水軍の船団を壊滅させ、さらに織田軍の武将を次々と討ち取るのである。

ところが、巨体の織田兵たちに、おせきが捕らえられてしまう。
戦いをためらう二郎三郎だが、おせきは一向一揆の勝利を託し、自ら命を絶つ。
「おれじゃねえ~、勝手にやりやがった~」と、意外と小心な織田兵たちはびびりまくりである。

悲しみと怒りに燃える二郎三郎は、おせきを捕らえていた織田兵たちを次々と真っ二つにし、信長を討つことをおせきの魂に誓い、後編へ続くのである。

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