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クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 第8話 「ビキニ・エスケイプ」

  • 2014/11/23(日) 20:27:17

今回は、アンジュの妹シルヴィアに対する強い想いが描かれ、そしてヒルダの本当の人間性の一面が描かれ、クリスがヒルダを大事に思う気持ちは本物である姿が描かれ、ロザリーの情に篤く涙もろい姿が描かれ、モモカのノーマであっても差別せず相手を思いやる姿が描かれ、おもしろかった。

【アンジュ、妹シルヴィアを案ずる】
前回のラスト、アンジュの妹シルヴィアから助けを求める通信がモモカの元に入った。
そして今回、アンジュはシルヴィアのことが気になって仕方がなく、第一中隊の演習にも身が入らない。一方ヒルダもまた、何か考えているようで、ロザリーに話しかけられても全く反応しない。そして離陸した第一中隊のパラメイル群は、ローゼンブルム王国の慰問団の航空機群とすれ違う。

ローゼンブルム王国は代々アルゼナルの管理を任されており、慰問団の団長はアンジュの旧友、ミスティ王女である。
まもなく、年に一度のマーメイド・フェスタが開催される、そのために来訪した慰問団なのだという。

【マーメイド・フェスタ開催】
アンジュはサリアから、マーメイド・フェスタについて説明を聞いていた。
それは、人間がノーマに休むことを許した唯一の日である。
この日は海辺の砂浜に様々な露店が数多く立ち並び、イベントが開催され、ノーマたちは水着姿で祭りを楽しむのである。

アンジュはフェスタについてサリアの説明を聞くと、「奴隷のガス抜きって訳ね」と率直な感想を口にする。
アンジュはノーマは奴隷であり、自分もまた奴隷と認識しているのだが、以前はノーマを虫呼ばわりしていたことを思うと大きな変化だとおもう。そしてアンジュは、いつまでも奴隷の運命を大人しく受け入れはしないように思える。

【アンジュ、キグルミで変装】
アンジュはビーチパラソルの日陰の椅子に腰掛け、モモカとフェスタを眺めるのだが、やはりシルヴィアのことが気になり、浮かない表情である。アンジュとしてはシルヴィアを助けに行きたいが、その方法がない。

その時、モモカにエマ監察官からマナの通信が入った。
慰問団の団長ミスティ・ローゼンブルムがアンジュに会うことを強く希望しており、連れてきてほしいという。ミスティは、皇女だった頃のアンジュの旧友である。

だがアンジュは、いまさら会ってどうするのか、わたしを笑おうというのかと言い、近くに置いてあってペロリーナのキグルミを着ると、モモカに付いて来るなと言い、人混みの中に紛れてしまう。
そんな二人の様子を、ヒルダが鋭い目つきでうかがっていた。

【クリス、ヒルダを案ずる】
クリスは、最近ヒルダの様子がおかしく、フェスタにも顔を見せないことを心配し、ロザリーに相談していた。ロザリーは、目の前で繰り広げられる子豚のレースに熱中しつつも、ヒルダが理解し難い振る舞いをするのはいつものこと、話しかけてこないのは一人になりたいからであり、そういう時は一人にさせた方がいい、放ってけば元にもどるだろうという。
ロザリーがヒルダに干渉しないのは、ヒルダを信頼しているからに思えた。だがクリスは、ロザリーの言葉に必ずしも納得できないようである。

【アンジュ、女の子を助ける】
祭りに賑わう砂浜を、アンジュはペロリーナのキグルミ姿でうろつく。
一方、エマ監察官はミスティ王女に強く言われ、アンジュを探しまわるのだが、まさかペロリーナがアンジュとは見抜きようがなく、アンジュの作戦は大成功である。だがキグルミ内の環境は過酷であり、アンジュは汗まみれになりながら「暑い、蒸れる、酸っぱい…」と思わずつぶやく。

目の前には、メリーゴーラウンドが回っており、小さな女の子たちが木馬や馬車に乗って目を輝かせている。その時、目の前の回転木馬でトラブルが発生、小さな女の子が木馬から落下、アンジュはとっさに女の子を受け止めた。
行儀よく礼を言う女の子に、アンジュはシルヴィアのことを思い出さずにはいられない。

【アンジュ、駐機場に隠れる】
アンジュは涼を求めて航空機の発着場に辿り着いた。
ひと気の無い発着場では、二人の女性がデッキチェアで横になり、愛しあおうとしていたのだが、アンジュは二人を気迫で圧倒し、追い出してしまう。

そしてアンジュは、キグルミの頭部を脱いで顔に風を浴び、デッキチェアに横になってようやく人心地つく。だがやはりシルヴィアのことが頭を離れない。
かつてアンジュはシルヴィアを乗せて乗馬した時、シルヴィアは落馬してしまった。シルヴィアの足が不自由なのは、この事故が原因らしいのだが、シルヴィアは決してアンジュを責めず、それどころか責任を感じて押し潰されそうなアンジュを気遣ってくれた。

何気なく周囲を見回したアンジュは、駐機する航空機にローゼンブルム王家の紋章が描いてあることに気づいた。

【アンジュ、ミスティ王女を脱走準備に協力させる】
ミスティ王女のいる応接室の前に、キグルミの頭部をかぶった水着姿の女が現れた。
この怪しい女は、護衛達に襲いかかるとたちまち叩きのめし、ミスティの部屋に踏みいると、キグルミの頭部を外し素顔をさらした。この女は、もちろんアンジュである。怪しい扮装は、護衛を油断させるためだろうか。

ミスティはアンジュとの再会を喜ぶと、アンジュへの想い、そしてアンジュがノーマなどということは簡単には信じられず、どうしても確かめずにはいられないということを熱く語りはじめた。実はミスティ、かなり情熱的なお嬢さんである。

するとアンジュは自分はノーマであり、それが全てだと言い、話を切り上げてしまう。そしてナイフを片手に笑顔で、脱走を手伝ってほしいと言うのであった。

【大運動会がはじまる】
砂浜では、フェスタ最大のイベント、大運動会がはじまった。
この大運動会の優勝賞金は何と100万、参加者たちの意欲は尋常ではなく、ジャスミンの景気の良い司会進行の元、フェスタ最大の盛り上がりを見せるのである。

大運動会では、様々な競技が競われる。
まずは、水に溶ける水着でパン食い競争!
続いて、胸で卵を運ぶ競技である。サリアは胸のサイズのため苦戦、エルシャは有利に勝負を進め、ロザリーはせっかく載せた卵がポロポロと落ちてしまい、なかなか簡単にはいかない。

一方クリスは、それまで思い悩む表情だったが、何かを決意した表情を見せると、意外なバランス感覚の良さと俊敏さを発揮、素晴らしいプレイを見せる。これにはロザリーもサリアも、そしてジャスミンも、驚きを隠せない様子だ。

【アンジュ、武器を調達】
アンジュはミスティを連れて無人のジャスミンモールに現れると、ショッピングカートに次々と武器を積み込み、レジに大量の札束を放り込んだ。盗んだりせずちゃんとお金を払うという、結構律儀なアンジュである。武器を調達しながらアンジュはミスティに、シルヴィアについて聞いた。するとミスティは言う。
旧ミスルギ皇国の皇族は、国民を欺いていた罪で、いずれ処刑されると。

アンジュは武器を満載したショッピングカートにミスティを乗せ、駐機場に走りだした。

【ヒルダ、モモカを脅迫】
モモカは、ペロリーナのキグルミを着て姿を消したアンジュを探すのだが、なかなか見つからない。さすがのモモカも、アルゼナルに来て日が浅く、まだアンジュの行きそうな場所の見当を付けづらいというところだろうか。

フェスタで人が出払ってしまい、ひと気の無い廊下で、アンジュを探して歩くモモカの前に、ヒルダが現れた。そしてヒルダは、モモカに銃をつきつけて航空機の発着場に連れて行き、機体の操縦を要求するのである。マナの力があれば、航空機も操縦できるという。これはマナの力により、機械の操作方法も頭にダウンロードでき、操縦できるということだろうか。

【アンジュ脱走】
モモカは、自分が従うのはアンジュリーゼさまだけと言い、ヒルダの要求を受け入れようとしない。

するとそこに、ショッピングカートに大量の武器、そしてミスティを載せたアンジュが姿を見せた。アンジュとヒルダは銃を向け合うが、ヒルダはアンジュも脱走が目的と知るとに共闘を提案した。
アンジュはヒルダに、あなたは信用できないと断る。
するとヒルダは言う。航空機の車輪はロックされており、ロックを解除しなければ機体が損傷する、自分はロック解除の方法を知っている、ここは協力しようと。

アンジュはシルヴィアのため、渋々ヒルダの提案を了承した。

早速ヒルダは管制室に忍び込み、留守番のオリビエを殴って昏倒させた。そしてフェスタのラストを飾る花火の打ち上げがはじまると、機体のロックを解除した。機体の発進音を花火の音でかき消す作戦である。
するとアンジュはモモカに、離陸するよう指示する。
モモカは、まだあの方が乗っていないといい、躊躇するが、アンジュに強く言われ、離陸開始した。

ヒルダは、機体が走りだしたことに驚き、必死に走って後を追う。
アンジュは後部ハッチからヒルダに厳しい目つきで言う。

あなたはやはり信用できない。
ヴィルキスの吸気口にブラジャーを詰めて墜落させた、後ろから撃つ、手下を使って嫌がらせをする、ペロリーナのキグルミがくさかった、などなど、これまでの恨みを列挙するのである。
これにヒルダは、「そんな昔のこと…」と言い、キグルミについては「最後の何!?」とツッコミをいれる。

ヒルダは決して諦めず、地面を蹴って驚異的な跳躍をみせ、後部ハッチに何とかへばり付いた。
後部ハッチを這い上がりながらヒルダは叫ぶ。
「このために、何年も、何年も待ったんだ!生き残るためならゾーラのオモチャにもなった、面倒な奴らと友達にもなってやった。なんだってやってきた。ずっと、待ってたんだ…この日を、絶対に帰るんだ、ママのところに!」

ヒルダの叫びを聞いたアンジュは、もはやヒルダを追い出そうとはしない。

ところが、さすがのヒルダも全力疾走と大ジャンプで無理をし過ぎたらしく、離陸時に機体が揺れるとバランスを崩し、足を滑らせた。
だがヒルダが機体から落下するその瞬間、アンジュはヒルダの腕を掴み、機内に引っ張りあげた。アンジュもヒルダも、互いの本当の人間性の一面を初めて知り、互いに対する心情がいろいろと変化しつつあるようである。
そしてモモカは、もう一人乗せるというアンジュの言葉を笑顔で承知した。

一方、アンジュ脱走という事態に、ジル司令をはじめとするアルゼナル首脳陣は苦い表情であり、ジル司令は「坊やに連絡を」とジャスミンに指示を出す。どうやら、タスクに連絡をとるようである。ジル司令たちとしては、自分たちの計画のためにはアンジュという手駒をまだまだ失うわけにいかず、人間たちの国で何事かを画策するということだろうか。

【クリス、大運動会で優勝】
マーメイド・フェスタの大運動会では、何とクリスが優勝、見事賞金100万を手にしていた。普段は自信の無さそうなクリスも、今日は誇らしげである。

ヴィヴィアンもエルシャもサリアも、隊のメンバーは皆、クリスの大胆にして繊細な戦略戦術を、その力戦奮闘を称え、優勝を心から祝福する。

そしてクリスはロザリーに言う。これでみんなで、ヒルダも一緒に、美味しいものを食べようと。ロザリーは思わず涙ぐむのであった。

ヒルダは、ロザリーとクリスを友達とは思っていないようだが、クリスとロザリーはヒルダを大事に思っている。この三人が、本当に心を許しあえる日がきてほしいと思った。

【故郷への道】
航空機はモモカの操縦により、無事人里離れたに森林地帯に着地した。
間もなく追手の兵たちが航空機に乗り込み、拘束されたミスティ王女を発見するが、脱走者の姿は既に無かった。

アンジュとモモカ、そしてヒルダは森の中の道の前に立っていた。
道は二つに分かれており、アンジュとモモカは旧ミスルギ皇国に向かう。そしてヒルダはバイクに跨がり、故郷を目指す。
別れ際、ヒルダとアンジュはわかれの言葉を交わす。
「アンジュ、命だけは大事にしなよ」
「そっちもね、ヒルダ」

ヒルダの言葉は皮肉ではなく、本心だとおもう。
そしてアンジュがヒルダの名を呼び、ヒルダの無事を願うことも本心だろう。

【予告】
次回「裏切りの故郷」

大変気になるタイトルである。アンジュとモモカ、そしてヒルダ、それぞれの故郷では何が待つのだろうか。特にヒルダは、母から受け入れられるのだろうか。次回も楽しみである

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  • From: MAGI☆の日記 |
  • 2014/11/23(日) 20:37:47

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評価 ★★★★ ゲスかわ☆ガールズ結成!                 

  • From: パンがなければイナゴを食べればいいじゃない |
  • 2014/11/26(水) 06:16:22

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